- 駄コテ雑談832
521 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 20:12:52 ID:jCDs+oIZ0 - そうか・・・とうとう幼女の話を始める時が来たのか・・・
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- 携帯しね
2 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 20:35:23 ID:jCDs+oIZ0 - PSPから書き込む俺は複雑な気持ち
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523 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 22:07:53 ID:jCDs+oIZ0 - 昨日本当にあったことなんですけどね、
まず2歳と半の男の子の世話を任されたんですよ。 まだ物心がついてない子供ですね。 夕方5時くらいまで面倒をみてくれと頼まれたんです。
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525 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 22:11:42 ID:jCDs+oIZ0 - 物心がある子だったらポケモンとかドラえもんとかのアニメを見せていればいいんです。
でも物心がついてない子だったからそういうアニメ見せてもあんまり興味わかないみたいなんですよ。 もうしょうがないんで外に連れて行ってあげようかなと思いまして、 子供向けの美術館に連れて行ってあげようと決心したんです。 で、実際に行ったんです。
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526 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 22:14:17 ID:jCDs+oIZ0 - 実は自分もその美術館に興味があったんで行くのもまんざらじゃなかったんです。
美術館に子供をつれて入ったんですけど、子供は喜んでくれました。 それ以上に自分がはしゃいでたんですけどね。 で、展示品を色々と見てたら問題が発生しました。 どうやら何かをすると動く展示品だったようですが、動かし方がわかんなかったんです。
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527 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 22:18:09 ID:jCDs+oIZ0 - 私めは面倒なことからは逃げ続けてきた人生ですから、
こういう面倒臭いことはスルーしようかなと思ったら、展示品のそばにいた女の子が動かし方を教えてくれたんです。 ありがとうとお礼を言って展示品を見てたら女の子が館内を案内してあげるって言ってきたんです。 僕はどちらかというと、人見知りするほうなんでちょっと抵抗があったんですけど、まあこんなちっちゃい子なら気を使わなくていいかな、 と思って案内を頼んだんですよ。
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528 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 22:22:52 ID:jCDs+oIZ0 - んで色々と案内をしてもらったんですけど、その子はやたら色んなことに詳しいんです。
「ずいぶん詳しいね」と聞くと、「3年前からここによく来るんだ」みたいなことを言ってました。 で、色々と案内をしてもらってる間にふと気づいたんですけど、 『この案内してくれてる女の子の親はどこ?』 と思ったんです。 というか逆に親は心配しとらんのかい、と思って 「ねえねえ、お父さんとかお母さんはどこにいるの?」 と聞きました。
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529 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 22:28:19 ID:jCDs+oIZ0 - 「お父さんは今日はお仕事で、お母さんと来てるの。」
「そう。お母さんはどこにいるのかな?」 「お母さんはロビーにいるの。ロビーにいるから閉館時間まで遊んでていいって言ってた。」 ここで僕はちょっとぶち切れちゃったわけなんですよ。 なんつう放任すぎる親なんじゃい、もし俺が真性変態ロリコン野郎だったらこの子はひどい目にあってたこと間違いなしです。 どんだけろくでなしな親なのか顔が見たくなったんで、 「そっかー、館内を色々回る前にお母さんに挨拶してこようよ。だってホラ、知らない人と一緒にいるとお母さん心配しちゃうでしょ?」 と言ってお母さんの所まで案内させました。
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530 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 22:34:55 ID:jCDs+oIZ0 - そういうわけで僕と男児と女児の3人組は、その子のお母さんにシャイニングイウィザードをぶちかます為にロビーまで行きました。
「あれがお母さん。」 女児の指差した先には・・・・、 痩せこけた女の人が妙なマスクをしてて週刊誌を読んでいました。 見るからになんかの大病を患ってそうな人です。 女児がお母さんに近寄って何やら話して戻ってきました。 「一緒に行って来ていいって。行こ。」
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531 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 22:39:39 ID:jCDs+oIZ0 - 展示品を見ながら女の子は「おかあさん、病気なんだ。」とポツリと言いました。
女の子の話をまとめると、 ・お母さんが何かの病気 ・お父さんはお仕事で毎日のように忙しい ・月に一度はお母さんが美術館に連れてきてくれる。 ・お母さんは歩くのが辛いから、閉館時間まで女の子は自由に遊んでていい。 とのことでした。 嘘のような本当の話だったのでとても複雑な気持ちになってしまいました。
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532 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 22:45:26 ID:jCDs+oIZ0 - 事情が把握できたのでそのまま女の子と館内を回ることにしました。
その女の子は2才半の男児の面倒もみてくれ非常に助かりました。 2才半の子は一人っ子でしたから友達もいなく、女の子と遊べてうれしいのか始終ケラケラ笑ってました。 館内一周したのですが時刻は午後2時半。 閉館まであと2時間半ありました。 女の子は「美術館の外に公園があるからそこで遊ぼうよ。」と言ってきました。
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533 :武装スリ[]:2008/11/30(日) 22:51:04 ID:jCDs+oIZ0 - ここで
「うん、じゃあそこに行って遊ぼうか」 と女の子を連れて美術館を出てしまうと、未成年者略取という、立派な犯罪になります。 女の子がただ遊びたいからとついていきたい、という意思は関係なく、親が僕を訴えれば完全に僕は犯罪者になってしまうのです。 そんなことになったら流石に洒落にならないのでもう一度ロビーに戻りお母さんに許可をもらってお外にでることにしました。 女児がお母さんに訳を話すと、僕の方を見て軽く会釈しました。 僕も会釈しました。
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