- ■■百物語準備室■■
299 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 00:08:47 ID:6hObzdE1O - いぬばかさん、私の事忘れないで…ｗ
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- ■ 百 物 語 ■2006年冬
103 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 00:11:39 ID:6hObzdE1O - 【０１６／１００】
「好奇心はハムスターを殺す」
五年前の夏、私は一人で百物語をしていた。
厳密に言うと、夏休みの自由レポートにして出す予定だった。
都市伝説含め、怖い話の移り変わりや流行を追ったら面白いと思ったのだ。
だから、本、ネット、友人達から…と、あちこちから怪奇談を集めていた。
三十話集まった日、ペットのハムスターが一匹死んだ。
泣きながら庭に埋めた。
四十話集まった日、またハムスターが死んだ。
また泣きながら庭に埋めた。
六十五話集まった頃から、誰もいない風呂場から女のすすり泣きが聞こえるようになった。
まだ、偶然だと思っていた。
ある日、弟が言った。
「あのさ…笑わないで聞いてくれよ。風呂場から女の声がしないか？」
私は一人百物語を止めた。
途端にぴたりと女のすすり泣きは止み、ハムスターは死ななくなった。
夏休みが明け、私は友人達に言われた。
「…あんた、顔が死人みたいな色だよ」
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- ■■百物語準備室■■
305 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 00:13:50 ID:6hObzdE1O - 不詳影虎、まだまだいかせていただきます。
話は尽きませんな…
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- ■■百物語準備室■■
328 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 00:39:00 ID:6hObzdE1O - タバコ吸いたい。すごく吸いたい。
やめてから随分たつのに、セッター吸いたい。
セッターなんか吸った事ないのに…
SevenStarsのパッケージが脳内チラチラしてるよ(´・ω・｀)
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- ■ 百 物 語 ■2006年冬
118 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 00:42:23 ID:6hObzdE1O - 【０２１／１００】
「感じる」
友人と二人で、カラオケに行った時の事。
友人がトイレへ立った。次は私が行く予定だった。
帰ってきたと思えば顔が青い。
「どうしたの、顔青いよ」
「ん…トイレ寒かったよ」
とりあえずトイレへ向かう。
安いカラオケ屋はどことなく嫌な臭いがする。
トイレは、とても綺麗だった。でも、何か空気が重い。さっさと用を足して出よう…
そう決めて一番奥の個室へ。
…怖い。
怖い怖い。
気付いたら涙がぼたぼた落ちて、腰が抜けかけていた。
なのになかなか用が足し終わらない。
やっと止まったので、ジーンズを上げるのももどかしく、トイレを飛び出した。
ベルトも締めずに涙を流しながら部屋に入った私を見て、俯いていた友人は顔を上げた。
「…おかえり」
「…ただいま」
「あっちゃん(私)…トイレ、怖かった、よね」
「うん…」
そのトイレで、レイプ事件があったと知ったのは四日後だった。
【完】
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- ■■百物語準備室■■
336 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 00:45:47 ID:6hObzdE1O - 母のマイセンを一箱拝借してきた。
まだまだいきますぜ(´・ω・｀)v-~~~
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- ■■百物語準備室■■
347 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 00:52:43 ID:6hObzdE1O - >>338
私は祖母から貰った御守り一つきり。
さっきから心臓痛い(´∀')
〜影虎流怖い気持ち吹き飛ばし方〜
一、腹に力入れる
二、いきむ感じから一瞬息止める
三、大きく吐く
四、繰り返し
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- ■■百物語準備室■■
378 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 01:22:47 ID:6hObzdE1O - 本当は、客寄せの意。
牛は塩を嘗めるから、上に乗った人は降りざるをえない。
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- ■ 百 物 語 ■2006年冬
139 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 01:24:39 ID:6hObzdE1O - 【０２７／１００】
「真夜中の訪問者」
七年前の八月十五日。
私と祖母は二人で留守番していた。
当時、父のパソコンでオカ板に入り浸っていた私は、その日も深夜までオカ板を見ていた。
その時、裏口から物音がした。ノックの音だ。
まさか…気のせいだ…
そう思い、またパソコンの画面を見た。
…電源が落ちてる。
その時、父の部屋のドアが激しく叩かれた。
半泣きで違うドアから飛び出し、祖母の部屋へ。
泣きじゃくる私に、もう寝ていた祖母は優しく
「だから、早く寝なさいって言ったべや…」
と頭を撫でて、一緒に寝てくれた。
それ以来、盆は早く寝るようになった。
【完】
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- ■■百物語準備室■■
382 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 01:26:56 ID:6hObzdE1O - まだまだいけます。
っていうか百話終わるまでいます…ｗ
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- ■ 百 物 語 ■2006年冬
163 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 02:01:25 ID:6hObzdE1O - 【０３６／１００】
「追いかける」
高校生の時、私は友人と二人、並んで自転車で帰宅していた。
真冬の事で、外は真暗。学校を出た時から、何かが追い掛けて来る気がした。
「…気のせいだ」
そう思いながらも、友人と別れた後は自転車を飛ばした。
振り向いてはいけない気がして、必死に。
途中、誰かに呼ばれた気もしたが、怖くて振り返れない。
無事帰宅した時は、冷や汗でびっしょりだった。
次の日、教室で声をかけられた。
当時の彼氏だ。
「昨日いきなしチャリ飛ばしてたべ(笑)俺声かけたんだぞ。何かあった？」
「…いや、なんか追っかけられてる気、して…」
「そう？誰もいねがったぞ。
んだ、後ろに乗ってたの、あんちゃん？つか普通兄貴がチャリこがねぇか(笑)」
私には弟しかいない
【完】
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- ■■百物語準備室■■
411 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 02:06:22 ID:6hObzdE1O - 代行さんお疲れさまです。
さっきの話の補足ですが、当時の彼氏曰わく
「やたらと背の高い男が後ろに乗っていた」
「よく思いだそうとすると、ニヤニヤした大きな口元しか思い出せない」
だそうです。
私には弟しかいない、では分かりづらいかと思い、補足させていただきました。
再エントリーします(｀・ω・´)
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- ■ 百 物 語 ■2006年冬
175 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 02:18:14 ID:6hObzdE1O - 【０４０／１００】
「ラブホテルの怪」
自称・オカルトマニアである私は、常々彼氏にドン引きされている。
少し前。ウォータースライダーとプールのついたラブホテルへ行った。
高速道路から見えるそのラブホは、心霊スポットとしても有名だった。
「あっちゃん(私)、今日はあそこに行こうか」
「…出るらしいよ」
「…萎えるからそういう事言わない」
まぁ、入ってしまえばこんなもんか…という部屋。プールは深いが狭い。
肝心のウォータースライダーは、完全な筒状で、入り口から少し奥は完璧な闇だった。
先に、彼氏がすべった。
続いて、私がすべる…
思っていたより速く、怖い。
プールに着水する瞬間、私は確かに見た。
水面から手が。私の足を掴む。
水面と水平に飛び、有り得ない位出口から遠くに着水した。
彼氏が慌てて私を抱き上げる。
プールサイドにぶつけたのか、額がぱっくり逝っていた。
【完】
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428 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 02:22:01 ID:6hObzdE1O - ちょっとヤバかった。
ヤバいの来てた。
一番最初に語った、折り合いの悪い母親。
ビンタされたｗｗｗｗ
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444 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 02:38:31 ID:6hObzdE1O - まだだ!!まだ終わらんよ!!
再エントリーします。
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- ■■百物語準備室■■
491 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 03:29:34 ID:6hObzdE1O - スミマセン、うたた寝をしてしまいました…
もし明日まで残っていたら、また参加させてください(´・ω・｀)
おやすみなさい…
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- ■■百物語準備室■■
881 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 10:55:45 ID:6hObzdE1O - 皆様おはようございます。
くそー百話目狙ってたのに、四十話位で寝落ちとはorz
今本スレ＆このスレ読み終えましたが、昼間のせいか特に怪異はございませんでした。
またやる時呼んでね…壁｜ω・｀)
まだまだ話は沢山あるから…
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- ■■百物語準備室■■
915 ：影虎 ◆ufyC28b62o []：2006/12/17(日) 23:23:42 ID:6hObzdE1O - 私もこれと言った怪異は無かったですねー。
やたらとタバコを欲してた以外は…
不思議ですね、ずっと吸ってなかったのに。
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