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189 :自夜[]:2006/12/15(金) 01:24:51 ID:nA9ekdf50 - 昨日まで自由な独裁国にいましたが、今日から2〜3日、検閲の厳しい国です。
2chに繋がるかどうか心配してましたが、大丈夫なようです。その後、まだクーデター やってるはずの国により、独裁国家に戻ります。日本に戻るのは一番寒い頃かな。 >>175さん 人間のいろんな感情のうちの一つとして念と私が勝手に呼んでいるだけですが、まぁ 形而下(意識下)の後ろ髪引かれる思いって言い換えた方が判りやすいかも知れない、 これが死ぬ瞬間にあると幽霊になり安いようです。だから、選択肢はいろいろあると 思います。実際に幽霊に取り付いた幽霊は、死ぬ瞬間にだいたい未練のない人生送っ てきたから不満はないけど、まだ幽霊というものを見たことがないなぁってなことを ぼんやり考えていたようですから。 念というのはこのように形而下のものですから意識的に思考するものはだめみたいです。 例えば死ぬ瞬間にもっと生きたいってのは普通に発生する感情と思いますが、それは生 き物の本能としての希望若しくは願望ですから、これを念として幽霊になるのは無理み たいです。 また、子を思う親の心は誰しもそう変わるものではないでしょうが、死ぬ瞬間に他のも のに気をとられたり、子供の行く末を具体的に考えたりすると、それは念より形而上の ものとなるので駄目みたいです。 まぁ、意識的に幽霊になるのが不可能とは言いませんが、それが出来る人は幽霊なんか になるより悟りを開いて人々のためになるようなことをやった方がいいと思います。
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192 :自夜[]:2006/12/15(金) 01:41:02 ID:nA9ekdf50 - >>182さん
妄想。否定しませんよ。現世の記憶だって妄想の産物であることを否定できないわけ ですから。ただ、現世の記憶、前世の記憶、幽霊時代の記憶、これは私の中では序列 としては同列なんです。生々しさにおいて。だから、現世の記憶が本物であれば、前 世や幽霊時代の記憶も本物だと私は思っています。 歴史については(習ったのは前世の記憶を取り戻す前ですが)後付で得た知識で補完 しているところも多分にあります。馬鹿者共の軍勢の東とか南とかいうのは後付知識 によるものです。当時はもっと別の認識の仕方をしていたように覚えています。 年代もこれだったら辻褄があうなぁ、ってなもので、実際は60年ほどずれているのか もしれません(実際に覚えているのは干支だけですから)。 > 「未練輪廻」=現世に残った未練に残りの寿命が移りその未練が見た > 景色が輪廻中の魂に送るとゆう。 という説明はしっくりくるものがあります。ただその寿命が移った未練を幽霊と呼ん でも差し支えないのではないかと思います。 最後に一つ。文才。これはないですね。あったら今普通のおばさんやってませんから。 (多感な現世の少女時代、文章で喰っていくのは無理と学校の先生に言われました。シクシク)
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194 :自夜[]:2006/12/15(金) 02:04:41 ID:nA9ekdf50 - >>190さん
あははは。痛いところをつかれました。 実はそのとき颯爽と若武者が現れて助けてくれました。嘘です。 窮鼠猫を噛むというか、単に運がよかっただけというか。 本編では字数(行数?)制限で泣く泣くカットしたんですが、うまいこと馬が暴れて 落馬してくれたんですね。で、甲冑着てるもんですから、普通に刺したって駄目なん ですよ。で、何処狙ったと思います? 顔ですよ。顔。 落ちた人の兜をおもいっきし蹴っ飛ばして(その時足の指の骨にヒビでも入ったんで しょうねぇ、しばらくしてまともに歩けなくなりましたから)、で、目と目の間狙って。 ゴキンって当たった後、豆腐を刺すようにすーって手刀が入っていくんですよね。 あの目も恐かったですね。カッと見開いた後、左右別々に小刻みにそのあとぐりんぐりん 回り出して。その後無茶苦茶に暴れ出すわけですよ。「ばおいひゅ;おえあhjふじこ」 みたいな声あげて。 私はやっぱり鬼の顔になってたと思いますね。子供が私から逃げようとしましたからねぇ。 あ〜ぁ、書いちゃった。今晩夢に出てきませんように(ー人ー)。 >>191さん 腰の浮き方が、ちょっと・・・
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195 :自夜[]:2006/12/15(金) 02:20:23 ID:nA9ekdf50 - >>193さん
言葉はかなり創作です。坊さんはあんな話し方してたですが、なんというかその時の 話し言葉ってのは記憶でははっきりしてるんですが、うまく文章にできませんでした。 現世の私自体があちこち転々とした御陰で話し言葉が無茶苦茶なんですよね。 旦那に言わせると平素は割と上手な外人が話すような共通語、酒を飲むとだんだん関 西弁、目が据わってくると100%ネイティブな九州(とある地方)弁、だそうです。 素面の時は九州弁なんて喋りたくても喋れません。 物書きは多感な少女時代に目指したことはありますが、しぇんしぇーにも止められま したし、今楽して生きていますので、あえてしんどい世界に入ろうとも思いません。 でもまぁ、殺人事件現場とかいろいろ書き足りないところもありますんで、第1部前世 編くらいはリメイクしたいかなぁ、とは思っていますが。
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196 :自夜[]:2006/12/15(金) 02:54:21 ID:nA9ekdf50 - 子供の逝く末を案じられてくれている方がいるようなので、ちょっと書いておきます。
その前にいつまで経っても名無しさんじゃかわいそうなんで名前をつけておきますね。 本当の名前とは全然違うんですが、娘は「加由」。ついでにかかちゃは「湖亜」、私 の孫娘(第2部幽霊編の最終回あたりで登場)は「須磨」にしました。だんだん薄く なっていってますね。某プロダクションからクレームが来たら上から「よね」「きび」 「あわ」「ひえ」にでもしましょうか。ととちゃはこののりで「鬼切」、洟垂れ弟は 「珠袋」ってのはどうでしょう。最後のは下品ですかね? さて、某プロダクションこと、某大物漫画家(故人)のとある作品ですが、知らない方でも ttp://book.tezuka.jp/recommend_20040527.html ttp://ja-f.tezuka.co.jp/anime/sakuhin/subtitle/ts010.html あたりを見ればだいたいの雰囲気がわかってもらえるかと思います。 私、子供の頃、この作品大好きだったんですよね。 というわけで、似ているのはだいたいの時代と元は百姓だったってこと、それに私の 野垂れ死に方くらいです。パクったのは約2名の名前だけです。某プロダクションさん、 そこんとこよろしく。
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198 :自夜[]:2006/12/15(金) 03:19:02 ID:nA9ekdf50 - 加由の話でしたね。なんだかスレを乗っ取っちゃってるみたいで悪いので加由の話が
終わったら、どっかに引っ越しますね。 私と死に別れた後加由はすぐ浪人に拾われます。浪人と言っても割と凛々しい若武者 です。私も最初はどっかのご家来衆かと思っていましたが、どこにも仕官していない 様子です。山に粗末な掘っ立て小屋を建てて、そこでひたすら武者修行をしているよ うな人です。この時代、けっこうこういう一人で武者修行にのめり込む人は多かった ですね。 加由はこの浪人に育てられます。そうそう、この浪人、私をちゃんと弔ってくれまし たね。厳しくも優しい人だったと思います。加由はこの人の元でまるで男の子のよう に厳しく育てられます。 加由が10歳くらいのことでしょうか、この浪人、決闘することになりまして、負けて 死んでしまいます。加由は浪人を弔った後、小屋を出て一人で旅にでかけます。 私はこの時加由とは別れます。その後加由が何をしていたのか知りません。 次に加由を見かけたのは数年後です。加由はとあるむらの百姓の女房になっていまし た。かわいらしい赤子を抱いていました。
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199 :自夜[]:2006/12/15(金) 03:36:51 ID:nA9ekdf50 - >>197の190さん
別に失礼とか全然そういう風には受け取っていませんので気になさらないでください。 それより私の拙文を読んでくださってうれしいです。多謝(←もう影響されてる)です。 >>195にも書いているように、本になることはまずありませんのでご安心(?)下さい。 あぁ、でもどうせならここに書いているようなものでなく、昔書いた「大坂決起」って いう話は本にしてみたいかな。憲法9条の「国際紛争を解決する手段としては、永久に これを放棄」ってのと「国の交戦権は、これを認めない」っていう条項を楯にして大阪 市が独自に武装、自主自決をスローガンに大阪府警と戦う話。 最終編の「明日に架ける大正橋」なんて、我ながら感動的な話にまとまってると思って いるんですがね。当時鶴町に住んでいて、それなりに思い入れもありましたし。 まぁ、オカルト話じゃないんで、この板ではなんなんですが。
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201 :自夜[]:2006/12/15(金) 03:55:42 ID:nA9ekdf50 - >>198のつづきです。
更に数年後、私は懐かしい人に出会います。あの坊さんです。 すっかり老け込んだ坊さんがとある村からちょっと離れた山の麓の掘っ立て小屋で 寝たきりの生活をしています。私はちょうど天井のあたりから見下ろしています。 その掘っ立て小屋に天井なんていう立派なものはありませんが。 坊さんが言います。 「だれかぁーおるのかぁー」私は黙っています。 「だれかぁーしらんがーわしにーうらみをばもつもんじゃなー」そのとおりです。 「○○村のーもんじゃなー。そのけはいはぁーおなごじゃなー」そうですそうです そのとおりです。 坊さんは黙ってしまいました。私も黙っています。 つづく ・・・・・・つづいて、いいのか?
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202 :自夜[]:2006/12/15(金) 04:25:44 ID:nA9ekdf50 - >>201のつづきです。
「自夜かぁ」坊さんがぽつりと言います。ぽつり、ぽつりと独り言を言うように。 (実際独り言なんですが) 「さぞかしぃーわしをぉ、にくんじょるじゃろーなー」憎んでます。恨んでます。 もし、方法を知っていたならば、この場で取り憑いて殺しています。 でも方法も知らないし、そのころの私はそんなことどーでもいーと思っていました。 「わしをぉー、つれにきたかー」 「あんしんしーやー、わしゃー、じきそっちへーいくけー」こられても困ります。 また、ひとしきり沈黙があったあと、 「そこのーみてみぃー、にぎりめしー」確かに坊さんの枕元に握り飯がおいてあり ます。掘っ立て小屋には似つかわしくない御馳走です。 「しっとったかー、おめーのまごがのー、まいにちぃ、はこんでくれよー」もちろん 知っています。死別したころの加由にうり二つの可愛い孫娘、須磨。あのころの加由 より少し年嵩でしょうか。 「おめーのがきんときにのー、そっくりじゃぁー」さすがにそこまでは知りません。 「めしのにぎりかたもよー、しょっぱさもよー」どうやら焼け出された後の洞窟での 話のようです。確かに他の女衆と握り飯を作ったことはありましたが、この坊さん。 酒ばっかり飲んでたじゃないか。 また、しばらくの沈黙の後、 「あんときぃ、わしぁのー、たしかにぃかんじゃじゃったー」 つづく
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204 :自夜[]:2006/12/15(金) 04:58:25 ID:nA9ekdf50 - >>202のつづきです。
坊さんの独り言をそのまま書くと、あっという間に1000まで逝ってしまいますので、 要約します。その前に前回の分の補足。ふらふら幽霊していたときに、加由そっく りの娘をみかけて、なつかしさのあまりふらふらと娘の後をついて逝きます。その 先に坊さんが寝たきりでいる掘っ立て小屋があったというわけです。孫娘であるこ とを確信したのは須磨と坊さんとの会話から。「須磨、すまんのー(実際には本名 で話してますから洒落にはなってません)かーちゃんの加由は達者かぁ?」ってい う坊さんの発言からです。 坊さんはやはりあの行商人の希人と組んで南の馬鹿者共に私らのとこの天主の情報 を流していました。私らの村のあたりに坊さんが住み着いたのは、役所まで1日で 往復できる便利なところであり且つ街道筋から離れていることから役人の出入りが 少ないことだったそうです。ところが、希人が情報をより高く買ってくれる東の馬 鹿者共の方に寝返ろうとし、坊さんとは仲違いして別れたそうです。坊さんを役人 に売ったのは希人ということになります。希人が処刑されたのは東の馬鹿者共から 3重スパイを疑われたことが原因のようです。 坊さんはあくまで南の間者だったので、私らの一揆をちくったのは自分ではない。 が、東の馬鹿者共が一揆のことを察知していることは知っていて、それを私らに言 わなかったのは密告したのと同罪だとのこと。私もそう思います。 その後、南の馬鹿者共も私らの土地から駆逐され、失業した坊さんは本当に坊さん として戦乱の犠牲者達を弔う旅をしていたそうです。 つづく
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205 :自夜[]:2006/12/15(金) 05:34:47 ID:nA9ekdf50 - >>204のつづきです。
長い、長い、独り言が終わり、また坊さんは静かになりました。 「なぁー自夜よぉー」しばらく経って、また坊さんが言います。 「じんせーむなしーもんだ。はなねーもんだ」 そう言うと坊さんは深い息を吐き、動かなくなりました。そうして、消えていきました。 翌日、須磨が掘っ立て小屋を握り飯を持って訪ねてきます。 「よー、じーさん。にぎりめし、またもってきてやったぞー」 誰に似たのか、口が悪い。 入り口の菰をたくし上げ、中に入ってきます。すぐに異変に気が付いたようです。 可愛い手から握り飯が落ちて床をころがります。床といってもほとんど土間です。 須磨が膝を落とします。首を垂れて、泣いているようです。坊さんが死んでし まったのが悲しいようです。気が知れません。 そのうち、床を叩き出します。立ち上がって入り口の柱に拳を打ち付けます。 掘っ立て小屋を壊すような勢いです。 私はふらふらと小屋の外に出ました。背中から須磨の声が聞こえます。 「ちきしょう、なんで死んじゃうんだよーっ。一緒に百姓の国つくるって言った じゃないかー」 いつか聞いたような言葉だなぁと思いながら、私は小屋から離れていきました。 その後の加由と須磨のことについては知りません。 尾張生まれの猿が奥州を平定し、名実共に戦国の世が終わるまで、あと10年待た なければならない時のことでした。 完
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206 :自夜[]:2006/12/15(金) 05:50:58 ID:nA9ekdf50 - と、いうわけで、なし崩し的に第2部幽霊編の最終回だけ、ちょっと書いてみました。
出来すぎの話だなぁ〜と思わないわけではありませんが、まぁ私にとっては事実です し、これはもう仕方ありませんね。 偶然と言うより、私の娘、孫娘が住んでいると知って坊さんはその村に居を構えた ようです。 さて、私が野垂れ死んだ峠は今県道が通っていて、ローリング族の溜まり場みたい になっているようです。 火袋最期の地は今立派な高速道路になっています。どこにも土まんじゅうは残って いません。地蔵さんは移設されて高速道路脇に現存しています。すっかり目鼻が流 されて、丸い石になっていますが。 村祭りのあったお宮さんも建物は建て変わっていますが健在です。なんと、お餅も 買えます。餡は甘い味になっていますので、安心してお買い求め下さい。 火袋が開墾していたあたりの地名は新田を意味するものです。でした。最近町名の 整理があり、地名としては消滅してしまいました。
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- 前世、生まれる前のこと憶えてる人いる?3
857 :自夜[]:2006/12/15(金) 06:08:18 ID:nA9ekdf50 - >>837さん
私、前世で百姓でした。よろしく。
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- 幽霊とセックスする方法はないか?
35 :自夜[]:2006/12/15(金) 06:13:10 ID:nA9ekdf50 - >>32さん
ち○こさんが消えてしまったんですか? なんというか、世の中悪いことばかりじゃありませんので、その、気を落とさず生きてください。
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