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本当にあった怖い名無し
ネタバレ
貴様らがこの世でなにより1番怖い物、事は?
後味の悪い話 その60

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貴様らがこの世でなにより1番怖い物、事は?
610 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 11:09:11 ID:x2oZCFeE0
俺が怖い
後味の悪い話 その60
711 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 11:22:14 ID:x2oZCFeE0
ここは俺の出番だな

ふふふ任せとけ真打登場ってやつだ

で、御題は? なに?  後味の悪い話だと?


とびっきりのを話してやる
後味の悪い話 その60
714 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 11:30:11 ID:x2oZCFeE0
こんな時間に二人もライブ?しかもオカ板で?

よっしゃ、ますます腕が鳴るぜ



実はな
後味の悪い話 その60
716 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 11:37:38 ID:x2oZCFeE0
っちょ…




よりによってオチ先読みして言わなくたっていいじゃんorz
後味の悪い話 その60
721 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 12:59:34 ID:x2oZCFeE0
俺が後味悪くなってどうすんだよって話だよな
PJeQ+rH2Oは反省汁


まあいいや話はちゃんと他にあるし
後味の悪い話 その60
722 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 13:01:39 ID:x2oZCFeE0
これはな、俺の話なんだ

俺には親友が一人いた
そいつと俺は東京にあるミッション系スクールで幼少期を過ごした
ぶんなぐりの喧嘩もあったけど凄い仲良かったやつなんだよ
俺が困ってる時はあいつもどんな時でも助けてくれたし、俺もあいつが困ってたらたとえ喧嘩の最中で口きかなくなってるときでも問答無用で助けた
あ、もちろん口はきかなかったぜ、仲直りするまでは
俺意地っ張りだからさ
でも、そんな仲だったんだ

でもな、中学三年に進級するはずだった春頃俺が成績悪くって俺留年確定しちまってさ
俺の成績でも留年せずにすむ学校に俺は転校することになった

それでも俺達は一緒だった
はなれちまったけど手紙で沢山やりとりした
俺のもってるあいつからのへんじだけでダンボール二箱分
内容はもっぱら、俺からは学校のみんながどうしてるかとか東京は今どうかとか尋ねて
あいつは新しい学校どう?楽しい?とかたずねてくるかんじの、
今までは同じ境遇だったから言葉にせずとも分かってた部分がわからなくなって
埋め合わせるようなかんじだったかな
変に思うか? かもな
後味の悪い話 その60
723 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 13:03:03 ID:x2oZCFeE0
まあそんな文通での親交が続き高校二年の秋だった
俺がいる北海道の高校に、あいつわざわざ遊びにきてくれたこともあるんだ
その高校もさミッション系で
遠くにいった友達を訪ねてわざわざ旅してきたっていうのをほめて礼拝の時にそいつを全校生徒の前で紹介したり凄い歓迎になった

会いたかったから来たってあいつは言った
あいつだって学校が休みでもないのに
金はどうしたって言ったらバイトしてためたって言った
俺はそこまでして俺って友達に会いに来てくれるのがすっげえうれしかった
正直さ、トモダチっていてもこういう友達って誰でも持てるものじゃないじゃん?
俺がいいっていってくれるやつなんてさ、探しても見つからないわけよ
俺 も いいならいくらでもいるけどさ

けど友達面しといてじつはなんもしらなかった
あいつが一人残されて孤立していった事とか
手紙上からの俺からの問いでのあいつの返答は楽しい学園生活だったけど全部でたらめだったんだ
あいつは俺をただの友達としてみてなかった
ホモってわけじゃないもっと大変なことだったんだ
俺は親友であり、ライバルだったんだ
あいつが成績がよかったのも、俺っていう友達兼ライバルに差をつけたいから
でもその基準点となる俺が遠くにいっちまって
あいつは基準を失ったんだってあいつの担当の精神科医はいってた
後味の悪い話 その60
724 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 13:05:59 ID:x2oZCFeE0
どうやら俺がいなくなってからのあいつは成績も赤点続き
俺が一番と態度で示せるようなやつだったから他の友達とも疎遠になったらしくってさ
登校拒否までやらかしたらしい
おれんとこの学校に来た時も無断で学校を休んできてたらしい
でもうちんとこの校長も俺も誰一人きづかなかった
あいつはさわやかな笑顔と礼儀正しいそぶりで親友を訪ねる旅をするべく学校に断りをいれてきた優秀な生徒を演じてみせきってた



そろそろ一番言いたくない話に移っていこうか

二年前、俺は結婚するはずだった
俺の惚れたのは俺みたいな馬鹿でもいいやっていってくれる北海道で知り合った高校時代からの彼女
大学に入るために東京に戻ってきた時にあいつにも彼女できたぜって教えてたやつだ

あいつが俺っていう基準を久々に見出したんだってこと俺はまだこの時まるで気づいてなかったから二年半前には結婚するってこともいっちまってた
後味の悪い話 その60
725 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 13:08:16 ID:x2oZCFeE0
結論からいうとあいつは牢屋の中にいれられることをした
俺より先に結婚したいって目標ができちまったためにやっちゃなんない事をした
俺の彼女は無事だし誰も死んだりしてないけど
でもあいつを好きになってくれた子を思いっきり傷つけたんだ
あんまり病的に性急すぎたから子供つくれば結婚できるっておもいこんじまって
俺を超えたいという一念にとりつかれてたから

俺は俺の結婚をとりやめたよ
年齢マイナス六年くらいのつきあいのあるダチがこんな壊れちまってる時に
ぬくぬくと結婚してらんないって思ったんだったっけなその時は 多分


それから俺達はまた別々の学校にいたときみたいに文通をした
前みたいにあいつが俺の周辺をたずねてきても俺は何も答えない
医者からそうしてやってくれっていわれてたんだ
俺はずっとソレを守ってあいつの周りそれをみてあいつがどう 思った か
それをたずねた

その時になってきづいたんだよ
俺、別々の学校にいたときにサイン受け取ってたんだって
前の手紙ひっぱりだしてよみかえすとさ
あいつは頻繁にまわりがどうで俺がどう思ったかを執拗に知りたがってた
でも俺はそこまでねほりはほりきかなかった
きいてれば、多分気づいていたろう
(ここでもっと深く手紙をよまなかったのは俺の人生の最大の失敗だ)
後味の悪い話 その60
726 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 13:10:24 ID:x2oZCFeE0
あいつは俺のことを尋ねる時は凄く感情の起伏があるんだが
そのほかとなるとまったく無感情だったよ
牢屋とおれんちで往復される手紙の中身はそんなかんじ
医者は俺っていう親友に自己の基準点を依存して育ってしまったからだといってた

今度は選手交代俺が根堀り葉堀りきくばんだった
ほんと最初は10ページくらい手紙書いてよこされても
俺以外のことで感情が動いた形跡ってのを医者はまるで見出せないつってた
でも去年の暮れ位から変化がでてきてさ
刑務所内は怖いやつが結構いるとかそういう話がでてくるようになった
一月もしないうちにそれがどう怖くてでもどう自分に言い聞かせてこわくないふりをするとか
詳細に鮮明に心の風景を赤裸々にかたってくれるようになった

そしてな、元々あいつすごい真面目なやつだったし元々刑も短かったのもあってやっと出てきたんだ 今年の夏
後味の悪い話 その60
729 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 13:16:31 ID:x2oZCFeE0
俺 もちろん迎えにいったんだよ
そしたらあいつの元カノが二歳位の男の子つれてきてんのね
元カノってのはあいつが子供つくろうと同意も得ずにやっちゃった娘

どんな心境の変化かしらないけど
とりあえず産んだ子のパパとしてあいつを認めて許したてことらしい


それみてさ
それまで実感したことのない感情がはじめてはっきりと自覚できたんだ

嫉妬

あいつがああなった責任は俺にあったんだって瞬間的に悟った
俺は友達面してずっとあいつと張り合ってきたんだ 俺が始めた競走だったんだって
喧嘩した時くちきかなかったのはあいつが折れてあやまってくれば勝ちと思ってたからだったんだ
そんな最中でもあいつを助けたのは助ける俺はなんてかっこいいんだとかあいつより優れてると酔い痴れたかったからなんだ
俺はあいつを親友とかよんでてそんなけちくさい真似をしてた糞野郎だったのさ
だからあいつも張り合うしかなくなって 
俺達の友達かんけいってのはそんな背伸びしあってどっちかが壊れるまでやせがまんをするようなとても友達とは呼べる代物じゃなかったんだって
俺が結婚しないであいつを優先したのは
そうすることでやはり俺があいつの面倒をみる優越感浸るためだったんだって

気づいちゃったんだよ
後味の悪い話 その60
730 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 13:18:15 ID:x2oZCFeE0
でも、ここで明確な差ができた
あいつは立ち直って、許してもらえて、一児の父

凄いよ立派だ
どんな詫びをいれたのかもしらないけど複雑そうではあったけど二人は連れ立って歩いてた

かたや俺はどうだ?
俺は、結婚もしないで三十年ちょっとの人生でまだ実りは何もない
その上俺は、そんな絶望的なあいつとの差にうちひしがれてからというもの仕事も手につかなくなり首になり
就職活動はしていてもあいつの顔が思い浮かぶたびにせっかくうかって研修がはじまっていても長い時は三十分とか何をする手も止まってまたすぐくびの繰り返しだ

でもさ、いまさらだろ?
あいつはつい先日もかみさんと子供(責任とったんだってさ 相手のりょうしんのめのまえで石畳に頭こすりつけて)一緒にたずねてきて
俺が親身だったからたちなおれたんだって涙浮かべていってくれちゃったんだぜ 虚勢はるしかないじゃん
あいつが俺を訪ねてきた時の、俺と俺の学校の皆をだまくらかしたさわやかな笑顔
ひょっとしたらあんな笑顔だったのかもなぁ
少なくともあいつは俺を不振に思うことはなかったしまだ不振におもわれてないはずだ
後味の悪い話 その60
731 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 13:27:34 ID:x2oZCFeE0
ま、かなりキてる奴の実話だし漢字とかそういうんは勘弁して
何せ留年するほど馬鹿だったしさ

あいつは成績おちこんでも最終的に多分補講とかがんばって俺ががっこうつらなきゃいけんくなったとこを一応ストレートで卒業したもんな


ま、この話
どこらへんが後味悪いかというとさ

俺がふっかけた喧嘩で友達おかしくしてさ
助けた振りして優越感にひたってたつもりが俺のおかしさに気づいちゃってとこだよな ははは
こっけいだろ?
しかもそれを文才もないのに変に脚色してまた書いて不興かってるんだぜ ほんと救いようのない腐れ野郎だよ俺


ほんと後味悪い男だよな俺って
実はさPJeQほにゃららも俺なんだ
くそつまんねえ自演芝居みたあとならこんな分でも一人くらいわらってくれっかなって
笑ってもらえたらまだなんか見込みあるような気したんだけど

悪かった
後味の悪い話 その60
744 :ネタバレ[sage]:2006/12/11(月) 15:22:32 ID:x2oZCFeE0
どーも、きっと完全放置だろうと思ってたので予想外な展開に決め込んだフェードアウト途中でうちきる初志貫徹できないダメ作者です。
実は実話を装ったダマしだったんです。

>732
お褒めいただけるとは思ってませんでした。
励みになります。
ちなみにどこで創作だと見抜かれました?やはり展開でしょうか?
よろしかったらお教えください。

>739
仰るとおりです。
ですのでこれは作り話なんです。
ダマし文なら看破要素の決め手がないとねって高校から中学に最後の最後で書き換えたんです。
直前の工作で辟易せずじっくり読んでいただけたんですね。
そのことが何より嬉しいです。

>740
片手間に書いた胡散臭い精神を病んだ男の(青春回顧+ミステリの)/100みたいなものに、
そんな高名なお名前出しちゃだめですよ。

>741
タイトルに頂いていいです? 素で気に入りました。



個人的な感想。
713714でみられるような連番での行間使いや言い回しの類似で自演をあえてにおわせ。
また望まれもしない独り語りを終えた主人公にあえて自演を白状させる等して秘密を暴露し。
はじまりと締めくくりのこの二つの姑息な小細工をでもって反感や敵意を敢えて買い。
稚拙でいて文中に過分に含まれる伏線や中学という穴に気づかないよう判断力を鈍らせていただいたつもりだったんですが。

見抜かれちゃいました。
後味の悪い話 その60
753 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/11(月) 16:06:47 ID:x2oZCFeE0
>748
それって1995年以降じゃないです?
それ以前は制度はありましたが実際仰るとおりの理由
「生徒の名誉」の問題から検討はしても強制転校以外実質実例は実はゼロです。
適用検討までいって申請手続きもふまれるものの最終的には転校これが実情。

以下はWikiからの抜粋ですが。
>児童の親が、積極的に留年を求めて拒否されたため、裁判に訴えた例がある。これは1993年8月30日に神戸地方裁判所で「進級は正当」との判決が下った。


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