- 【黄金】ほんとにあった!呪いのビデオ25【闘士】
323 :本当にあった怖い名無し[]:2006/12/10(日) 21:09:42 ID:NAIWcpLN0 - すまん
おやかりとかの22の感想ないの?
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324 :親狩戴けただろうか ◆kCyKTWRaGQ []:2006/12/10(日) 21:14:08 ID:NAIWcpLN0 - 【ほんとにあった!呪いのビデオ21】
『おことわり』 「本作品は…劣化、ノイズ等が生じることがありますが、…‘あらじめ’ご了承ください」 おことわり事象は1箇所に減ったようだが、依然‘あらじめ’は‘あらじめ’である。 我々鑑賞者は、ほん呪視聴の際、たとえ「体調に影響又は不可解な現象がおこった」としても、この‘荒絞め’を「了承」したうえで「自己の責任で鑑賞」しなくてはならないのである。心しておくように。 『駅のホーム』 飲み会の帰り道、駅のホームで撮影したビデオ映像に事象。ホームと電車の隙間に‘手’。 あらゆる映像事象は多くの場合、半透明か不透明化かのどちらかに属するが、今回は思いっきり後者である。ここまで鮮明かつ生物感のある部分事象はなかなか珍しい。‘作り物感’が低い分、怖味は高いと思う。 『ヘリコプター』 空撮開始後、間もなく画面左下に足が写るため、今度は足か?と一瞬思うが、どうやらこれは生身であるらしい。 事象は、観光でヘリコプターに乗った時の映像に収められた、画面左上に浮遊する、「何かを語りかけているような」顔。検証時に白黒ネガに反転されてようやく認証できるくらい鮮明度は低く、比例して怖味も低い。
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325 :親狩戴けただろうか ◆kCyKTWRaGQ []:2006/12/10(日) 21:14:40 ID:NAIWcpLN0 - 『余命』
入院中の友人を見舞う映像に事象。やつれて弱り切った彼の後ろベッドの右向こうから一瞬、覗くように現れた不可解な顔。 他の訪問の様子を記録した映像の、カーテンの隙間から病室を覗く白い顔については特に言及されていない。 この作品は怖い。おそらくこれ以上の恐怖は他に無いだろう。 私はこの作品と相まみえることで死に対する恐怖を再認識したといっても過言ではない。何より恐ろしいのは、この毛布の端っこのような事象では決してなく、生きとしいける物の全てが背負った余命という現実の重さなのである。 『誘拐』 娘の誕生会の様子を収めたビデオに事象。画面左側に位置した少女の顔に異変。 ろうそくの炎を見つめる少女の顔が、元の顔がわからないくらい‘ものすごい歪みっぷり’を見せる。 やや俯き加減に身を固めた少女の顔に表情は無く、ただ静かにすべてを押し殺したかのように歪んでいるのである。 具体的には、顔面が回転しながらその中心部に向かって吸い込まれてゆく過程、とでも言おうか。 『タイムカプセル』、『暴力の理由』等で表現された、動画における‘動的重複型歪み’とは違った大胆な手法、即ち‘静的な表現’を採用したことで‘溜め’の効果が生じ、過去作品とは一線を画す効果を得ることに成功したといえる。
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326 :親狩戴けただろうか ◆kCyKTWRaGQ []:2006/12/10(日) 21:16:06 ID:NAIWcpLN0 - 『消費者金融』
投稿者、ある事情によりヤミ金から借金。脅迫行為への対抗策として電話の声を録音するが、その模様を‘なぜか録画’。不自然なほどに用意周到であるが、所取材班来訪の際にわざわざスーツに着替えるなど、どこかズレている。 あるいは借金の原因は貯金なのではないだろうか。恐らく座右の銘は「備えあればうれしいな」であろう。素晴らしき哉、人生。 さておき事象は音声モノ。曰く“お前を許さない”とのことだが、事象よりも、現実的には‘ヤミ金業者’の取り立てのほうが遥かにおっかないので、これはもう、勝負にならないのである。 『オーディション』 えいか主演者オーディションの模様を記録した映像。事象は、カラス窓の外に落下する黒いカケ。 投稿者語るに、“このビルは結構古い”とのことだか、反してカラス・ブロック・デザイン再評価この、こく最近に建設されたものだと思われる。 さておきカラス窓の向こうに落下する事象は、質量的にどう見てもヒト一人とは思えない。カラスに写る人影と言われても、いかんせんピンと来ない。 (キーボードの調子か悪いようです。‘ga’と打とうとすると‘ka’になってしまいます。困ったものです。)
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327 :親狩戴けただろうか ◆kCyKTWRaGQ []:2006/12/10(日) 21:17:06 ID:NAIWcpLN0 - 9 名前: おやかりいただけただろうか ◆X9lAMMsI0I 2006/08/16(水) 23:06:06 ID:cjOENfcb0
−総評− 多くの鑑賞者がお気付きのとおり、昨今の『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズの作品群には、‘患われし時代’の病理を要因とする各種の社会現象を背景とした作品が少なくない。 今回、【ほんとにあった!呪いのビデオ21】で発表された作品郡も、(一部の例外を除き)社会的背景を根幹とした恐怖によって構成されている。 『駅のホーム:事故・自殺』、『ヘリコプター:高所・墜落』、『余命:不治の病・病死』、『誘拐:行方不明・事件』、『消費者金融:借金・脅迫』、『オーディション:自殺・事故』、『鏡の中:−』、『文化祭の噂:自殺・落下』。 上記各作品が現実世界において繰り広げられる諸々の現実的な恐怖を搦め捕りながらも、本シリーズのテーゼを余すところなく踏襲し、それぞれに世界構築の一端を担う完成度が与えられていることは、全製作者の飽くなき野心と研鑽の賜物であろう。 諸々の現実的不安定要素を孕んだ、この‘憂うべき夏’に、これらの作品に出会えたことに、私は心から喜びを感じている。 (なお、『続・誘拐』では、人の‘こころ’の最深層に潜みながらも普遍的かつ根源的に内在する恐怖、即ち‘子殺し’をテーマとし、ダイナミックな展開が試みられた。 しかしながら、図らずもこの挑戦が逆説的にすべての事象が現実世界での恐怖を凌駕するものではないことを証明してしまったのではないだろうか。今後の展開への影響を含め、この件に関する論述は別の機会に譲りたい。)
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328 :親狩戴けただろうか ◆kCyKTWRaGQ []:2006/12/10(日) 21:18:08 ID:NAIWcpLN0 - 『鏡の中』
母の声に振り向く幼気な少女、しかし、古鏡の中の彼女は振り向いていない。いみじくも、あり得べからざる事象である。 あるいは、この手の事象は我々の日常に出現しているのかもしれない。それに我々が気付いていないだけで。 風呂場で頭を洗っている自分をじっと見つめる鏡の中の他人、天井の木目は実は本当の目、家族の留守中に二本足で歩行する猫、棺桶の中でそーっと息をしている遺体。 その他諸々、我々の人智を超えたところに出現する、この種の事象を、今後‘達磨さんが転んだ事象’と名付けることとしたい。 『文化祭の噂』 投稿者は高校生、女子高生。お肌つやつや。彼女が興味本意で見てしまった「絶対に見てはいけない」ビデオ。そこには、あんなこともこんなことも、更にはあろうことか ――――ああ、だ・か・ら・見ちゃ駄目だって言ったのに。その後、彼女の行方を知る者は誰もいない。 妄想はさておき、演劇部の舞台模様を収録した映像に事象。上手(かみて)上方から突如釣り下がる不可解な臍から下。 首を吊っているかどうかは別として、その、 んのッ!? アブっ!! ヵだおおおッ!! という、その大いなる慌てぶりは、どこか他人事とは思えない。ともかく、大事故に至らなかったならば何よりである。
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329 :親狩戴けただろうか ◆kCyKTWRaGQ []:2006/12/10(日) 21:20:46 ID:NAIWcpLN0 - 22の分かりやすいレビューも頼むわ( ´艸`)
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337 :親狩戴けただろうか ◆kCyKTWRaGQ []:2006/12/10(日) 23:48:01 ID:NAIWcpLN0 - 何でレスが飛んでるのこのスレwwwwwwwwwwww
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