- 死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?151
863 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/06(水) 18:53:44 ID:PPH/meaw0 - とりあえず全部あぼんしておけ
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- 【東京】日本の巨大地下街・地下通路 -B8-【各地】
59 :本当にあった怖い名無し[sage]:2006/12/06(水) 22:02:41 ID:PPH/meaw0 - スレ立て乙、テンプレ乙でした
今一番オカ版で盛り上がってるんジャマイカ、このスレ
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- 【UMA】未確認動物について語ろう 十七匹目【UMA】
976 :pDOG ◆MjRkBb/jUw [sage]:2006/12/06(水) 22:15:42 ID:PPH/meaw0 - 僕の名前はマコト、時々ジョージさんの手伝いをしている見習い探偵だ。
ジョージさんに言われて尾行の練習をしていた…ハズなんだけど…… 「はい、名前は?」 岡島巡査にこれを聞かれるのは何回目だろう…… この人、ジョージさんのことは良く覚えているのに、 僕のことは何度会っても覚えてくれないんだよな。 「住所と、職業もね。」 これも何度も聞いた。変装はしているけど、ルパンみたいに別人になるわけじゃない。 目立たない普通の格好に眼鏡を掛けたくらいだ。解らないほうがおかしい。 しかも狙ったように僕を捕まえに来る。 もしかしてワザとやってるんじゃないだろうか…… 「岡島さん。」 僕は小さくため息をついて話しかけた。 「やや、何で本官の名前を?」 「岡島さん、いい加減にしてくださいよ、僕ですよ、マコトです。」 「………名前、マコト、と(メモメモ)で、苗字は?」 「ちょっと、冗談はやめてくださいよ、忙しいんですから。 僕なんかよりもっと怪しい奴が居るじゃないですか、ほら。」 僕はちょうど近くを通りかかった上半身だけの男を指差して言った。 男はびっくりした表情をしてひじを突いて逃げてゆく。 「むむ、怪しい奴!待てっ、止まりなさいーーーーー!」 ふう、岡島さんやっと行ってくれたよ。二人とも足速いなぁ。 誰だかわからないけど、通りすがりさん、ごめんなさい。
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- 【UMA】未確認動物について語ろう 十七匹目【UMA】
977 :pDOG ◆MjRkBb/jUw [sage]:2006/12/06(水) 22:16:15 ID:PPH/meaw0 - すみません、誤爆ですorz
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- 【改変スレ】ジョージと愉快な仲間たち【別館】
399 :pDOG ◆MjRkBb/jUw [sage]:2006/12/06(水) 22:16:53 ID:PPH/meaw0 - 僕の名前はマコト、時々ジョージさんの手伝いをしている見習い探偵だ。
ジョージさんに言われて尾行の練習をしていた…ハズなんだけど…… 「はい、名前は?」 岡島巡査にこれを聞かれるのは何回目だろう…… この人、ジョージさんのことは良く覚えているのに、 僕のことは何度会っても覚えてくれないんだよな。 「住所と、職業もね。」 これも何度も聞いた。変装はしているけど、ルパンみたいに別人になるわけじゃない。 目立たない普通の格好に眼鏡を掛けたくらいだ。解らないほうがおかしい。 しかも狙ったように僕を捕まえに来る。 もしかしてワザとやってるんじゃないだろうか…… 「岡島さん。」 僕は小さくため息をついて話しかけた。 「やや、何で本官の名前を?」 「岡島さん、いい加減にしてくださいよ、僕ですよ、マコトです。」 「………名前、マコト、と(メモメモ)で、苗字は?」 「ちょっと、冗談はやめてくださいよ、忙しいんですから。 僕なんかよりもっと怪しい奴が居るじゃないですか、ほら。」 僕はちょうど近くを通りかかった上半身だけの男を指差して言った。 男はびっくりした表情をしてひじを突いて逃げてゆく。 「むむ、怪しい奴!待てっ、止まりなさいーーーーー!」 ふう、岡島さんやっと行ってくれたよ。二人とも足速いなぁ。 誰だかわからないけど、通りすがりさん、ごめんなさい。
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- 【改変スレ】ジョージと愉快な仲間たち【別館】
400 :pDOG ◆MjRkBb/jUw [sage]:2006/12/06(水) 22:17:26 ID:PPH/meaw0 - 僕の名前はマコト、時々ジョージさんの手伝いをしている見習い探偵だ。
ジョージさんは僕の目標とする腕利きの探偵。クールで、そして男らしい人。 ……なんだけど、そのぶん家事とか掃除とかこの人はまったくできない。 たまに洗濯はしている(ようだ)けど、食事は店屋物か宅配、外食ばかり。 放っておくと事務所がゴミだらけになるので、僕たちがいつも片付けている。 僕たち、僕と大家さんと、そして、猫も入れてあげようかな。 そんなジョージさんだけど、コーヒーを煎れるのだけは妙に上手かったりする。 僕も大家さんもかなわない。ジョージさんの煎れるコーヒーは美味しい。 大きなヤカンに無駄にお湯を沸かして無造作に煎れているだけなんだけどなぁ。 「じゃあ、マコト。頼むわ。」 ジョージさんがコーヒーのカップを手にして言った。ご満悦の様子。 じゃあ、ミケ、お風呂に入ろうか。 僕が抱き上げると、猫は嬉しそうに喉を鳴らした。 しかし、お風呂好きの猫とは珍しいよな。 最初はジョージさんが入れてあげていたんだけど、もうすっかり僕の仕事だ。 浴槽の蓋を開くと先客が居た。しかも女の人だ。 頭部の上半分が浴槽の真ん中に浮き、鼻の付け根から下は沈んでいた。 すみませんすみませんすみません、と何度も謝って風呂場を出た。 もう、ジョージさん、女の人居るならちゃんと言ってくださいよ。 こら、ミケも爪を立てない。そんなに怒らないでよ、順番順番。
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- 【改変スレ】ジョージと愉快な仲間たち【別館】
401 :勝手に383の続き[sage]:2006/12/06(水) 22:17:59 ID:PPH/meaw0 - 僕の名前はマコト、時々ジョージさんの手伝いをしている見習い探偵だ。
僕は子供の頃、ヒーローに憧れる普通の男の子だった。 ウルトラマンとか、仮面ライダーとか、なんとか戦隊とか。 地球はいつも狙われていると思っていたし、ピンチの時には必ず 正義の味方が助けてくれると信じていた。 でも、大人になるとそれが間違っていた事に気付く。 悪の組織なんて存在しないし、日本も地球も狙われてなんかいない。 もちろん怪獣も怪人も居ないからウルトラマンもライダーも必要ない。 その代わり、と言ったら変だけど、世の中は理不尽なことで満ちている。 差別はいつまでも無くならないし、貧困や飢え、経済摩擦。そして戦争。 人間同士のどうしようもないエゴで、地上が満たされている事を知ったんだ。 もちろん僕自身も、そんな人間のひとり。 とても自分勝手でエゴイストな、普通の人間なんだけど。 「足はいらんかね?」 ──おばあさんは僕にそう話しかけてきた。 ジョージさんから連絡は受けている。 こんなおばあさんがドラッグの売人だなんて、悲しすぎるよ。 「こんな事はもうやめてください。」 僕は近藤さんたちの視線を感じながら、説得を始めた。 僕は普通の自分勝手な人間だけど、このくらいいいじゃないか。 決して正義の味方になんか、なれやしないけど、さ。
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