- 【エロ】山形先生Part6【オカルト】
143 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 00:17:45 ID:d4cfnefk0 - 合いの手ありがとうでした。ネタなくて…退屈だったでしょうか…?
>>139 しばらく前ですけど、私が生まれた頃に青酸コーラ事件 というのがあり、信じられないですが、電話ボックスや そこらに置かれたビン入りコーラを飲んで、死者も出た 事件なのですが、その事件をまとめた記事を読んだ時に、 不謹慎ながら何か恐怖を感じたんですね。 本当に不謹慎で恐縮なんですが、小説調にして書けば ごく普通の毒殺事件なんですが、淡々と事実だけ書かれると 妙に怖いという。 それを実験的にやってみたいと思いました。 >>140 謎ですね…。正月で浮かれているのに腹が立ったのかもしれん です。 >>141 書き入れるつもりはなかったんだけどオチつけるのと忘れてる人 多いんじゃないかと思って入れてみました。サヨリだって気付かない 人がいたらどうしようと思ったんだけど(笑) >>142 あ…そうか…気付かなかった。やるなサヨリ(笑) 事件概要も実際の事件を参考にしてあるので不快な思いをした 人がいたらごめんなさい。先ほども書いたとおり、ただ事実だけが 並ぶという恐怖を再現してみたかったんです。すいません…。
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145 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 00:35:49 ID:d4cfnefk0 - >>144
同じ世代かも…。拾って飲むか?みたいのは ありましたよね。子供ながら(笑) もう毒といえば青酸カリ!みたいな。そんな価値観を 植えつけられましたね。ちなみに今回の毒は遅効性の テトロドトキシンをモデルにしてるです。即効性では 配りきれないので。 若い人なんかに毒っていうとやはりサリンとかヒ素 なのかなぁ。連想するのは。 青酸ソーダに青酸カリ。関係ないけどコーラは骨溶ける。 そんなん言われまくったなぁ…。 そうですね。ドキュメンタリですね。それっぽく作って みました。そう思って頂けたなら成功です。 感想ありがとでした^^
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147 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 13:30:15 ID:d4cfnefk0 - >>146
あれ問題だよね。学校による営業妨害(笑) でも骨溶けるほどなら それ以前に消化器系が大ダメージを受けるのでは…と疑問に思ってた。 でも確かに飲みすぎは身体に悪いでしょうけどね。あんな甘いの。 いずれにせよ今はそういうジャンク系の飲食物も摂取量増えてる よなぁ…よく考えたら。缶コーラなんて子供の頃は細い200ml缶 だった。それが350mlになって、今じゃ500ml1人で飲んじゃうん だもんなぁ。飲みすぎだー。 1リットルビンを家族で分けて飲んでたもん。子供の頃。ホームサイズ とかいって。それでも二日ぐらいもった。今の感覚で言えば2人分に 過ぎないのか…。 保健室…今でもあるのかな。保健だよりみたいな、かなりグロテスクな ポスター。寄生虫の写真とか、歯槽膿漏でぼろぼろになった歯茎の どアップの写真とか、タバコのヤニで真っ黒になっちゃった肺の…。 でもつい見に行っちゃう。んで一人でおえってなってた(笑) 30歳です。弟(4つ下)の世代はもうコーラで骨溶けるとか言っても はあ?みたいな感じだったからウチらの世代が最後だったのかなぁ。
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149 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 20:40:52 ID:d4cfnefk0 - さてここらで怖い話でもするか。
平成十九年一月一日。 伝説の怪獣バリゴンは生きていた! つづく
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150 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 20:51:05 ID:d4cfnefk0 - 「畜生!逃げられた!」
「み…見たんですか!」 「いるよ。間違いなくいるよ。でもすばしっこくて駄目だ!」 野性味溢れるひげの男はそういうと、カーキ色の帽子を脱いで、 冬だと言うのに汗粒の浮いた額を袖でぬぐった。 そして地面にどっかと腰を降ろし、煙草を加え、ジッポで火を点けた。 息は荒れ、表情は苦い。 男の話を聞いた大学生のグループが山を登って行く。 龍神湖湖畔の名もない山である。 大変な人数が詰め掛けていた。 昨今は正月元旦とはいえ、昔のような格式や伝統というものは失われ つつある。若い者達は親戚回りなど、余りしない。 かつては一月一日ともなれば商店も軒並みシャッターを閉じて、買い物すら ままならない状態であったが、今では年中無休の店も多くなった。 正月、家に閉じこもっていなければいけない理由もない。 つづく
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152 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 20:58:36 ID:d4cfnefk0 - そして、昨夜放映された年末のスペシャル番組である。
オカルトの否定派、肯定派の代表が一堂に会し、喧々諤々の オカルト議論が行われた。 その際、肯定派が唯一優位に立ったものがUMA、即ち、謎の 未確認生物による議論であった。 昨年冬、龍神湖付近発見が相次いだ謎の生物バリゴン。その 死体が発見されたのである。 各大学、各研究機関で死体を調べたところ、未知の生物と判明。 極めて原始の人間に近いと報告されている。 完璧な証拠が死体ではあるが提示されており、こりばかりは否定派も 認めざるを得なかった。 そして番組では、追加情報として、バリゴンの死体発見後もバリゴン 目撃情報は続いているとした。 そして今日のこの騒ぎである。 某オカルト雑誌が、バリゴン捕獲に一千万円の懸賞をつけたが、死体 発見後もこのキャンペーンを中止する旨は書かれていない。 つづく
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153 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 21:05:06 ID:d4cfnefk0 - 今だ一千万円の価値がバリゴンにはある。
正月で暇を持て余している連中が龍神湖に集まった。 いつもならば空振りが多いところだろうが今日は違う。 あちらこちらで、見た、出た、との報告が相次いでいた。 バリゴンは一匹ではなかったのだ。 ところで今日は新聞委員会はいない。前回バリゴンを殺害し、 更に肉の大部分を持ち帰り食べてしまった反省を踏まえて バリゴンは無視だ。 もっとも、軽子沢中学のある北武蔵野市では朝から救急車の 音がやむことなく、気になった志賀マサトは取材に出ている。 また的場リュウジも須藤アリサを連れ立ってエクアドルへ 出かけていた。 「ガオー!」 人外の叫びを上げ、バリゴンが女子大生を襲う。 「キャーッ!」 つづく
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154 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 21:08:43 ID:d4cfnefk0 - 「なんだ!」
「あっちだ!あっちにいるぞ!」 屈強な男たちがナイフで武装し、更に頑丈なロープを持って バリゴンに向かう。 「この野郎!」 しかしバリゴンは危険を察知して逃げてしまった。 「待て!待てー!」 バリゴンは森の奥へと消えていく。 「くそー…」 「こっちだ!」 「もう逃げられたよ…」 「どっちに行った!?」 男の指差す方へ若い男たちが走っていく。しかし完全に見失った。 つづく
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155 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 21:18:28 ID:d4cfnefk0 - 前回死んでいたバリゴンは無残にも解体されていた。
鋭利な刃物によるもので人間がやったのではないかという 意見が多かったが、一千万円の賞金がかかっている獲物を わざわざ殺し、解体してしまうという必要性のなさから宇宙人の 仕業で一種のキャトルミューティレーションなのではないかと いう声も根強かった。 キャトルミューティレーションとは家畜虐殺と単に訳されるが、 基本的には宇宙人による家畜殺害である。 その死体は実に奇妙なもので、まず獣の仕業とは思えない鋭利な 傷跡があり、殺された家畜には血の一滴も残っていない。周囲にも 血痕などはなく、目玉や性器を抉り取られた無残なものもあるという。 現場近くでUFOや宇宙人らしき怪生物の目撃情報もあったことなど から宇宙人が行っている行為で、その目的は生殖器官などを持ち帰り 地球の生物について研究しているのではないかとも言われている。 バリゴンはただてさえ珍しい種の動物である。よって宇宙人の標的に されたのではないか、というわけだ。 しかしオカルト肯定派や、良識派たちは、バリゴンの存在は認めるが だからといって、他のオカルト的存在を安易に認めるわけにはいかず、 その説を否定している。 つづく
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158 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 21:30:33 ID:d4cfnefk0 - そもそも、キャトルミューティレーションではない点として
現場には大量の血痕があり、また刃渡り二十センチ程の ナイフで解体されたことまで検死結果は出ている。 研究者達は、肉など食用に適した部分が持ち去られている為 クマと間違えるなどして解体し持ち帰ったのだろうと結論づけたが、 現場付近にクマが出たという記録はもう半世紀以上なく、オカルト 肯定派からはその考えの方がよほどオカルトであると冷笑されて いる。 事実からいえば御存知の通り、あの連中が喰ったのだが。 (第九十一話 『真剣勝負』 参照) しかし、目撃情報は多かったものの、実際に探してみようと思えば 巧みに姿を隠し、捜索した者達からの目撃情報はほとんどなく、 実際にはいないのではないか。目撃情報は全て何かの見間違いか 捏造なのではないかと思われた初代バリゴンとは違い、二代目 バリゴンは非常にアクティブだった。 多数の人間に目撃され、捜索隊を襲撃するなどもしている。 いるわけがないと冗談半分で来た野次馬も多かったが、さすがに 身の危険を感じて引き上げる者もいた。 つづく
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159 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 21:39:00 ID:d4cfnefk0 - 例えば、読書諸君の地元、気軽に行ける場所に、
カッパが出たと多くの目撃情報が出て、マスコミなどでも 報道されれば興味半分、見に行くだけ行ってみようかと 思うむきもあるだろう。 しかしこれが逃げ出したトラやライオンだったらどうか。 まず近づかないのではないか。 例えばオランウータンなども元はUMAであった。その存在が 確かとなり、実証されたのは二十世紀に入ってからである。 UMAがもし確かにいるものだったとするならば、それは それ相応の危険をはらんでいるという考え方もできるだろう。 何せ相手は全くこちらの知らない動物なのだ。 余りの目撃情報の多さ、また襲撃される危険性から、夕方 近くになって残ったのは、真剣に一千万円と未知なる動物への ロマンへ駆られた男たちである。 いずれもそれ相応の装備をし、動物捕獲、狩猟などの経験が ありそうな連中だった。 つづく
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160 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 21:43:23 ID:d4cfnefk0 - 鵜の目鷹の目光らせて、バリゴン包囲網は完璧に思えた。
一方バリゴンは困惑していた。 身動きが取れなくなってしまったのだ。 下手に動けば捕獲される。何とかハンターたちの視線を かいくぐって山の中腹辺りで息を殺していた。 と、背後で音がした。 『…見つかったか!』 現れたのはバリゴンである。 バリゴンは複数いた! そのバリゴンも警戒網をかいくぐってここへたどり着いたのだろう。 ちょうどここは死角である。 つづく
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161 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 21:49:09 ID:d4cfnefk0 - さて、三匹目のバリゴンは、二匹目のバリゴンを見て、
一目惚れした。 勃起している。 巨大なペニスである。二十センチ以上あるだろうか。 二匹目のバリゴンは三匹目を見て相当驚いたらしいが 動くに動けない。このままでは襲われてしまう。 三匹目。飛び掛って二匹目にのしかかり、特大ペニスを 二匹目の下半身に突き立てた。 平成十八年末。都内某所。 「…注文の品はできているか…?」 サングラスの怪しい男は訊ねた。 「あ、あぁできてるよ。注文通りのはずだ。しかしこんなもの…」 「…聞かない約束だ…」 「…そうだったな…申し訳ない」 「…約束の、金だ…」 つづく
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162 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 21:55:03 ID:d4cfnefk0 - サングラスの男は自宅で早速購入したブツを装着した。
「…うむ。いい具合だ…」 鏡に映し出された自分の姿は満足のいくものだった。 全身茶色がかって毛で覆われ、原始人のようなマスクの 出来もいい。更に動きやすく、ペニスの部分だけはぽっかりと 穴が開いて、自分のペニスを出せるようになっている。 「…誰が見てもバリゴンと思うだろう」 未だに目撃情報の絶えないバリゴン。そして年末恒例の オカルト特番。それでバリゴンが取り上げられることはほぼ 間違いない。 またバリゴンブームがやってくる。 女子大生など若い女も興味半分でやってくるに違いない。 そこでこのバリゴンスーツである。 バリゴンだと思わせて接近してきたところを犯す。皆がバリゴンに 犯されたと証言するはずだ。 私に容疑はカカラナイ!! 山形ユウジロウはほくそ笑んだ。 つづく
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163 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 22:02:22 ID:d4cfnefk0 - 三匹目のペニスはどれだけの固さを持っているのか
ぶ厚いバリゴンスーツを貫き、ユウジロウの尻穴を 責める! 「アッー!裂ける!裂けるうぅ!!」 三匹目バリゴン、犯す犯す。躍起になるハンターに恐れを 抱いたのか、種の保存の本能に忠実にしたがっている。 「誰かこっちで叫んでるぞ!」 しかしここは山の中でももっとも木々の茂った奥深い場所。 声は木々に反射して正確な場所を伝えない。 「アッ…アッー!誰かぁっ!誰かああああ!!」 「あ、いたぞ!」 しばらくして叫び声が突然聞こえなくなった頃、ハンター達は一匹の バリゴンを見つけた。ぐったりと元気がない。一斉に飛び掛り縛り上げ、 捕獲に成功した。 捕まったのは…。 終
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164 :作者 ◆gby2MQSCmY [sage]:2006/12/02(土) 22:04:58 ID:d4cfnefk0 - 合いの手ありがとう…。バリゴンなんてみんな
覚えてるんだね…ちょっとびっくりした。 うれしいですT_T
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