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EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ 新・真贋論争

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新・真贋論争
186 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:13:02 ID:kqVNB7Dd0

【第15夜】



詐欺師。

こういう人種は、必ずしも見た目や振る舞いが悪人とは限らない。
むしろ逆だ。
人から好かれるタイプにこそ、詐欺師の素養があるのだ。
こういう基本的な事を、実は知らない人が多い。
JJと明菜が同一人物だった、というオチがあったのにも関わらず、いまだに
本スレに人が集まっているのが、その証拠だろう。
ネットは仮想空間だが、人の集まりであるため現実と重なる部分もある。
つまり詐欺商法やカルト教団の被害者と同様の動きが見受けられるのだ。

騙された、と怒り心頭の者。
それでも信じる、と頑なな者。
それを遠巻きで、ニヤけながら眺める者。

ワイドショーで流されるお騒がせ事件の縮図、だ。
JJ自身、確信犯ではあっても罪の意識が低いのであろう。
しかしやっている目的は違えども、住人達に及ぼした作用は詐欺事件と同じだ。
彼の騙しのテクニックは、心理的な誘導に重点を置いている。
光BOYや蓋スレといった経験を積み重ねて完成されたのが、JJプロジェクト。
それは彼、いや、彼らの集大成とも言える。
ゆえに、いまだJJに縋り付いてしまう住人がいる。

ウソ、と唾棄するには、あまりにも見事で素晴らしいウソ、だったからだ。
新・真贋論争
187 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:14:12 ID:kqVNB7Dd0

第14夜で、JJの予知夢は「2ちゃんねらーの願望の具象化」と語った。

「日本の明るい未来」
「国力の拡大と豊かな生活」
「米中朝といった外敵の衰退」

とくに朝鮮民族が日本と縁を切り、敵対的関係になっている、という展開は、多く
のねらー達に歓迎される物語だ。
もちろん今でも彼らは反日を国是としており、決して友好国ではない。(現政権は)
だが、そういった問題を内包しながらも、日本からあらゆる物をせびり、全て自分達
の手柄にしようと企む厭らしい民族なので、お互いの関係性は非常に複雑である。
恨感情・儒教・事大主義・分断国家・侵略され続けた歴史・日本による植民化。
このような生臭い背景があり、さらに戦後日本に根付いた「自由・平等・平和」
思想によって、ほぼ無抵抗主義に近い外交を繰り返した結果、日本の国益の損失と
いう重大なミスを犯してしまった。

嫌韓、というのは何も2ちゃんねるが元祖ではない。
(分かりやすいように、「嫌韓」を嫌朝鮮民族という意味合いで使用する)
植民地政策で、朝鮮半島が自国の領土になってからも、大日本帝國は本国への
朝鮮民族流入を懸命に食い止めていたし、この時代の日本人達も密入国した彼ら
を嫌っていた。
戦後、在日朝鮮人達が三国人と化し、暴れ回っていたのは周知の事実だ。
差別と強制連行を錦の御旗に掲げ、何食わぬ顔をして弱者を装い手厚く遇されもした。
「日帝36年」
そう吐き捨てるだけで、日本人への不当な暴行や愚行や蛮行も許された。
時には国絡みで、公平であるはずの法律すら捻じ曲げる。
オレが思うに、2ちゃんねる初期に、レジスタンス的嫌韓活動をやっていたのは、
80年代後半に起こった「韓国ブーム」で、彼らの国へ赴任し、いろいろと嫌がらせ
を受けて来た商社マン達(40代?)だったような気がする。
新・真贋論争
188 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:15:11 ID:kqVNB7Dd0

詳しくは関連サイトや書籍で調べて頂くとして、こういう凄まじい差別体験から引き
起こされる嫌韓的な動きは、かなり昔からあった。
それらは実際に、朝鮮人と行動を共にして、彼らの異常性に気が付き、なし崩し的に
嫌韓になったケースが多かったようだ。
始めから朝鮮が嫌いだったわけではなく、その始まりは皮肉な事に親朝鮮民族だった。
だからこそ日陰者の在日を気にかけたり、わざわざ朝鮮半島にまで行ったのだ。
仕事上のトラブルから嫌韓になったのならば、その反動は相当なものだっただろう。
実態を知って、嫌いになる。
2ちゃんねるが誕生するまでは、これが基本だった。
彼らが日本を敵視している事など、普通の日本人達は知らなかった。
なぜなら我が国では、そういった情報は一切がタブーだったからだ。

信じられないかもしれないが、5年前までは半島民族の反日状況を解説した書籍すら、
本屋ではほとんど売られず、入庫されてはいても店頭に出す事は厳禁、すぐさま返本
するのがお約束だったらしい。
(総連や人権団体の抗議や嫌がらせが、何よりも怖かった)
オレも昔から嫌韓だったが、古本屋か専門店で嫌韓本を手に入れるしかなかった。
日本が長年、彼らに食い物にされ続けている事実に気が付いてしまうと、周囲を
取り巻く異常な空気に、人々は愕然とするに違いあるまい。
なおかつその秘密を、日本の政治権力と情報利権を握る大手マスコミが、懸命に
なって隠蔽している。
知ってしまった日本人が「嫌韓」というスタンスを取るのは、まともな思考力が
あるのならば、至極当然なのだ。
(納得できない方は、「ゼイリブ」「トゥルーマンショー」「マトリックス」など
を観る事をお勧めする)

だが、時代は変わった。
ネット文化の誕生である。
本来ならばひっそりと語られる裏情報が、2ちゃんねるによって明らかにされたのだ。
新・真贋論争
189 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:16:14 ID:kqVNB7Dd0

もちろん最初はただの妄想・妄言の類だとか、差別主義者の捏造といった感じで、
それこそ便所の落書き扱いされていた。
昔、日本海へ行くと誘拐されて、北朝鮮に連れて行かれる、という都市伝説を書いた
時、延々と罵倒する発言が続き、かなり凹んだ事があった。
小泉訪朝で拉致事件が発覚するまでは、ここもそんな程度のものだった。
知らない人もいるだろうが、ハン板や東亜の始まりも、実は隔離板なのだ。
そもそも初期のネット世界とは、左翼系の言論が圧倒的に多かった。
それは、2ちゃんねるでも変わらない。
正確に言い表すのならば、反権力&反体制&アングラといった感じか。
その出発点は、間違っても嫌韓ではなく、当然愛国主義者の溜まり場でもない。
むしろそれらとは正反対の位置付けであったのだ。

2ちゃんねるにおける嫌韓という点から鑑みるに、本来ならば、差別されていると
信じられてきた在日や朝鮮民族を無条件で擁護するスタンスだったはずだ。
しかし2ちゃんねるとは、特定の思想集団ではないし、また言論組織でもない。
遊び半分でフラリと訪れ、気ままな雑談を楽しむ連中が主だろう。
もちろん運営する組織はある。
とは言え、2ちゃんねるを構成する、2ちゃんねらーは(法を犯さない限り)何もの
にも束縛されないし、その2ちゃんねらーの発言の集合体こそが「2ちゃんねる」だ。
つまり西村氏を始めとする運営側は、あくまでも代表窓口であって「2ちゃんねる」
それ自体ではない。
その本質とは、まさに「何もかも飲み込む壺」というわけだ。
利用者の討論・議論(雑談)の積み重ねにより、言論が作り上げられていく。
誕生から7年近く経過し、2ちゃんねるが世間から嫌韓・愛国系(どちらかと言えば、
右翼ではなく中道)といった受け止められ方をしているのならば、それらは多くの
2ちゃんねらー達が毎日毎晩会話してきた結果、そういった意見が多勢を占めるように
なっただけの事なのだ。

分かりやすく言うならば、左翼系(と街宣右翼)の主張は、多くの利用者を説得する
だけの言葉を持っていなかった。
新・真贋論争
190 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:17:13 ID:kqVNB7Dd0

長々と書いてしまったが、これは2ちゃんねるを語る上で、非常に重要な事柄だ。
比較的最近2ちゃんねるに出入りするようになったユーザー達は、ここを始めとする
ネット界隈が、サヨク的言論から始まり、やがて駆逐されてしまった経緯を知らない。
その原動力となったのが、面白い事に2ちゃんねるだったのだ。

いかなる荒らし・厨であろうとも、全てを飲み込む覚悟が、2ちゃんねるにはある。
第14夜で書いたように、「あやしいわーるど」や「あめぞう」とは、その存在
意義からして違うのだ。
嫌韓に関するサイトが、謎の一団から集中抗議を受け、プロパイダーから強制的に
次々と閉鎖されてしまう中、2ちゃんねるでは隔離されつつも、発言をする自由は
きちんと保障されていた。
ネットにおける法律が整備されていく昨今の状況下でも、こうした姿勢は基本的に
変わらなかった。(これを執筆中、真贋スレは突然に削除されてしまったが)
しかしだからと言って、管理人である西村氏が、それを快く思っていたかどうかは
別である。
前々スレであった質問に、西村氏が親韓でリベラル系っぽいのに、なぜプロ固定が
嫌韓を煽る(光BOY・明菜等)芸風を認めるのか、というのがあった。
ご指摘の通り、昔の彼は、雑誌などのインタビューではリベラルな発言を好み、
時には日教組の擁護すらも行っていた。(正論2003年6月号P.328)
また玄界灘事件(ttp://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/1917/index.html)
の折、ニュース系の板でこれに関する記事を立てないよう、運営側がボランティア
記者へ、こっそり命令を出していた事実が発覚した騒動もあった。

このように西村氏は、本音の部分ではけっして寛容ではないし、寛大でもないのだ。
後で語る事になろうが、周囲の人達は、彼を異常に怖がっているフシがある。
2ちゃんねるでは、彼を中心としたピラミッド型サークルを形成しているのは
ほぼ間違いなく(以前は西村氏=ひろゆき・中尾氏=夜勤・山本氏=切り込み
隊長のトライアングル体制だった)、と同時に彼に逆らう人間は、容赦なく切り
捨てられてしまう、冷酷で強大な独裁政治が敷かれているようだ。
何でもありの楽しい2ちゃんねるの裏側は、かなりドロドロしていると覚えて
おいて欲しい。
新・真贋論争
191 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:18:26 ID:kqVNB7Dd0

オレがスレで主張している通り、ネット戦術で一番効果があるのは「無視」「放置」
をする事だ。(余計な反論をせず、回線を切る)
さすがネット中毒者の巣窟である2ちゃんねるのトップだけあって、西村氏は
こうした手並みが非常に上手い。
理解した上で、何事にも韜晦する態度を取る。
彼が荒らし・厨を、たとえ裁判沙汰になろうとも、ずっと放っておくのは、それが
2ちゃんねるに人を集める効果がある、と理解しているからだ。

オレ達は西村氏を、ゲームとうまい棒が大好きな、お金に縁がないニート系の
気さくな兄ちゃん、という虚像を大なり小なり植え付けられている。
勝手気ままに引きこもる西村氏を横目に、中尾氏(夜勤)が毎日毎晩、鯖の確保に
汗水を垂らし・・・・という物語が初期には定番だったし、今でもそれを信じている
人は多いのだろう。
お金がないから、ある時には閉鎖される危機すらあった。
unix板住人達の機転により、データを圧縮するプログラムが作り出され、辛うじて
最悪の事態は免れた。
これは、2ちゃんねるを象徴する伝説的な美談ともなった。
(ttp://f30.aaa.livedoor.jp/~kokodake/unix.html)
やる時はやるが、普段は頼りない西村氏を皆で支えようじゃないか。
彼を手助けしようと日本全国からボランティアが集まり、こういった善意の有志達
によって運営されている自由奔放な楽園「2ちゃんねる」。

だが、ちょっと待って頂きたい。
果たしてそれが、本当に2ちゃんねるの真実であろうか。
プロ固定を鼻で笑う人達は、もう一度よく考えてもらいたい。
西村氏は表裏のギャップが激しいため、噂として出回っている「プロ固定システム」
といった概念が上手く飲み込めない人もいるようだが、話はもっと単純なのだ。
お金。

そう、要はお金が絡んでいるのだ。
新・真贋論争
192 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:20:08 ID:kqVNB7Dd0

2ちゃんねるは金儲けにならないから、いつ止めてもいい、といった事が、
よく西村氏から語られていた。
だが、それはウソなのである。
西村氏の年収は、本人の弁を借りるのならば、「日本の人口(約1億2700万人)
より少し多いくらい」なのだそうだ。(前からそうだろうと、オレは睨んでいた)
止めると吹聴して来た彼が、ここでは2ちゃんねるを今後も続ける、と言う。
けっきょくはそれが、西村氏の本音なのだろう。

ttp://makimo.to/2ch/news19_newsplus/1162/1162670807.html
ttp://makimo.to/2ch/news18_mnewsplus/1162/1162671156.html
ttp://www.sanspo.com/shakai/top/sha200611/sha2006110500.html

一般的な社会人の生涯年収は、約2億4000万〜3億円と言われている。
つまり西村氏はわずか数年で、普通の人間が一生かけて手にするお金を稼いだ
事になる。
それらは2ちゃんねるの広告収入であったり、また2ちゃんねる主催者という
肩書きが呼び水となり、いくつかの会社の顧問に就任している事からもたらされ
たのであろう。
彼は会社を経営してはいるが、実際には何をやっているのか不明だ。
ゆえに西村氏の得ている報酬は、主に2ちゃんねるというブランドに頼った
結果、懐に入った類のものだと言えよう。
十分に元が取れている。(この先、強制執行が待っているのだけど)
こうした背景がある事を頭の隅に入れておけば、なぜJJや光BOYのような
専属芸人が必要なのか、お分かり頂けるであろう。
リベラルな思考をする彼が、嫌韓厨を装う芸風を黙認する謎も、ここまで読んだ
あなたにならば、何となく理解できるはずだ。

つまり「仕事」だからだ。
新・真贋論争
193 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:21:10 ID:kqVNB7Dd0

2ちゃんねる閉鎖騒動の時に漏れ伝えられた、趣味でやっているから閉鎖しても
いい、というコメントは、全くのウソ、いや、ここで言うところの「思考操作」
である。
通常、ネット掲示板とは個人的な趣味でやるものだ。
だから厄介事が起こると、実生活への影響を心配して掲示板を閉鎖したりする。
無理に続けるには、リスクが高いからだ。
ところが2ちゃんねるでは、何故かそうした事がない。
こうした事態を最初から想定して動いている。

そう考えると、西村氏があめぞうに姿を現した直後、不可解な経緯により不調を
きたし、避難所としての名目でマルチフローティングシステムを2ちゃんねるへ
移植する大義名分を得て、さらにその後、あめぞう本体が潰れ、利用者の大移動を
引き起こした流れも、ただの偶然ではなく、全てが最初から綿密に仕組まれていた
陰謀劇であった可能性がある。
あめぞうがいとも簡単に2ちゃんねるに食い潰されてしまったのは、「趣味」と
「仕事」といった意気込みの差であり、大勢の手駒を使って、乗っ取りを企てて
いた集団に、善意の個人が太刀打ちできるはずもなかったからである。

ともかく、だ。
西村氏が2ちゃんねるを立ち上げたのは、個人企業家としての活動の一環だった
と考えるべきなのだ。
おそらく彼は、ネットの本質や流れの原理を誰よりも理解していると思われる。
もし趣味でやっていたのが本当ならば、嫌韓厨が跋扈する現状に、何らかの
対処をしていたはずである。
裏ではやっていたくせに、表立ってそれをしないフリを続けていた。
難しい事は適当に放置する、のん気な面倒臭がり屋。
2ちゃんねるの代表者を、そういう今風の若者キャラにしたかったのだ。
新・真贋論争
194 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:22:06 ID:kqVNB7Dd0

西村氏が左翼主義者で、同時にクールでドライで頑固な権力者という側面も
持っている事が、最初から利用者に知られてしまったら、彼とは違う政治思想の
持ち主や傲慢な人種を嫌う人も多いだろうから、繁盛するどころか、閑古鳥が
鳴くような過疎掲示板になっていたかもしれない。
もちろん2ちゃんねる設立当初ならば、頭のいい人は左翼思想をかじっている、
という風潮もまだあったので、それほど問題にはならなかっただろう。
また個人がどのような主義・思想・信条を持とうが、それは自由である。
だが、本来の目的からすると、本音を曝け出す危険性はいろいろと高かった。
現在、政治的な期待度は逆転している。
もちろんこれが再び、ひっくり返る事も十分にあり得る。
いずれにせよ有象無象の人間を、がむしゃらに集める計画が最初から予定されて
いたのならば、無味無臭のスタンスをする方が安全なのだ。
だから西村氏も、党首が菅直人だった時代の民主党を好きだった過去を、必死に
なって隠そうとしていた。
(堀江の一件では、身内意識があったためか分析が甘く、また生来、癇の強い
性根が見え隠れしている事から、リベラル丸出しの言動を隠したのは正解だった)

お金のためだから、彼は我慢できた。
ゆえに自らの信念を曲げても平気だった。
「嫌韓厨=猫チン」であり、スレを盛り上げる効果がある事をよく知っているのだ。
これを効率よく使って、祭りへと昇華させるために子飼いのネット中毒者を投入し、
人為的な祭りを量産する体制を作り上げた。
他所で祭りを宣伝し、2ちゃんねらーの人口を増やす場合もあるが、ある程度の
規模になると、それもさすがに限界が見えて来る。
どちらかと言うと現在は、広大な2ちゃんねるに散らばるユーザーをいくつかの
板やスレに集中させ、祭りという起爆剤を使って一気に盛り上げさせる。
それが得も言えぬ一体感を生み出し、中毒性の高い快楽を引き起こす。
蓋スレやJJスレが今でも続いているのは、その時の快感を忘れられないためだ。

ともかく2ちゃんねるでは、こういった凝縮と拡散を定期的に繰り返し、グルグル
と利用者を回転させているようなのだ。
新・真贋論争
195 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:23:09 ID:kqVNB7Dd0
祭りの規模は大から小まで様々あり、また飽きさせないためにそのバリエーション
も豊富である。(第6夜参照)
プロ固定とは、2ちゃんねるへ娯楽を提供するために作られたシステムだ。
(もちろんそれだけではないのだが。またプロ固定の原型は、元あめぞう破壊工作
部隊だったと思われる)
その目論見が当たり、ユーザーに大ウケ、2ちゃんねるは大成功した。
結果、西村氏は「日本の人口(約1億2700万人)より少し多いくらい」の
年収という大きな果実を手にする。

金儲けが悪いわけではないのだが、実際にこうやって文字にしてみると、西村氏
が2ちゃんねるをどのように捉えているのかが、よく分かるような気がする。
おそらく多くの利用者達は、2ちゃんねるで金儲けができる、とは思わない。
常識的な一般人ならば、そういう発想などまず湧かない。
ゆえにお金持ちになれる素質がないのだ。
勝ち組は、ほんの一握り。
彼らは欲が深く、コンプレックスもあるから、いつも何かに飢えている。
だから西村氏も飢えた人間のひとりだ。
常軌を逸した金儲けへの原動力は、端的に言えば、心の飢えから来ているのだ。
もっとも彼が、札束を持ってウハウハしている姿など、ちょっと想像できない。
どちらかというと、ジャンクフード「美味い棒」を食べながら、好きなゲームを
一日中やり放題、といった感じか。
ニートの王様。
もちろん実態はそうではない。
単なるイメージ戦略だからだ。(左翼系青年実業家よりニートの方がウケる)
ではここで、2ちゃんねる訴訟における西村氏の姿を見てみよう。
ttp://www.asks.jp/users/hiro/10817.html

裁判所からの訴状や判決を受け取らず、呼び出しにも応じず、賠償金の支払い
も嫌がり、払う余力があっても払わないのだそうだ。
こうした反社会的で、強気一辺倒な攻撃的態度を取る西村氏が、現代社会の
負け組たる「ニート」であると定義するのはおかしい。
これこそまさに、金に飢えた強欲な人間の姿、そのものではないのか。
新・真贋論争
196 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:24:12 ID:kqVNB7Dd0

だが頭の中を弄られている多くの人達は、面倒臭がりでクールな今風の若者、と
いまだに彼の事を捉えているのかもしれない。
プロ固定といった概念をどうしても受け入れられない人は、まず2ちゃんねるの
存在から考えた方がいい。
西村氏が趣味でやっている掲示板、という背景を前提に考えるならば、たしかに
自腹を切って盛り上げ隊を投入する動機が薄い。


ttp://www.realtokyo.co.jp/japanese/redesign/004_2.htm

>――いま、『2ちゃんねる』という法人組織は無いわけですか。

>ひろゆき:それは無いですね。『2ちゃんねる』は、法律上は僕個人の
>趣味というくらいですから。

しかし訴えられても逃げ回り、札束を握って離さない金の亡者のような態度を
続ける姿を見て、オレ達に根付いている「金には縁がない西村氏」のイメージが、
ただの虚構だった事が分かる。
がむしゃらに2ちゃんねるを盛り上げ、世界最大級の掲示板を維持し続け、
それによって成される名声と権力と富を手に入れたいのだ。
(金を使った遊び方は、若いためか、まだ覚えていないようだが)

「大きい事は、いい事だ♪」
こういった2ちゃんねるの体質については、また別の章で詳しく語る。
ただ西村氏が「心理学」について、非常に興味を持っている事にも、ここで
触れておこう。

彼の言う通り、一年浪人した末、高校を卒業できるかどうかも疑わしい学力にも
かかわらず、予備校で勉強したのが一ヶ月、その後はほぼ独学で「中央大学」に
入学できたのか、非常に怪しいものだが、ともかく心理学が大変お好きなようだ。
新・真贋論争
197 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:25:09 ID:kqVNB7Dd0

ttp://career.gree.jp/interview/07/nishimura/01

>だけど、心理学だけは人の心を扱うので、参考書を読んだだけではマスター
>できないと考えました。
>心理学を専攻してそれなりに勉強すれば、本を読んだ知識以外の何かが手に
>はいると思って……。


何かに飢えた人間であり、学力も最低、ウソつき(あめぞうで、西村氏の正体
が発覚したログを参照 ttp://resistance333.web.fc2.com/newpage1.htm)、
そして心理学に興味があると語る。
反社会的な人間が、世渡りをする武器として選んだ心理学。
人の内面を解析し、人の心を操るツール。
そして彼はある日、無料の匿名掲示板を作った。
その後、当時人気絶頂だった「あめぞう」が、機能不全によって消滅。
2ちゃんねるを騒がせた「東芝クレーマー事件」を逆手にとって、集客率アップ。
日を追う事に、2ちゃんねるの利用者が増加して行く。
同時に、祭りの起こる確率も増えて来る。
敵対していたマスコミも、次第に好意的になり、西村氏の立場も強くなった。

こうした一連の流れには、どこか胡散臭さが漂っている。
ところで何か、気が付いた人はいないだろうか。
JJの中の人と、どこか被っているように思えないだろうか。
何かに飢え、学校で孤立し、ウソつきで、反社会的、人の心を操り、2ちゃん
ねるで擬似祭りを行い、喜んで人を釣り、自分の力に酔ってスリルを味わう。
オレが思うにJJの行動は、西村氏のそれとよく重なっている。
何故か。
それはつまり、プロ固定には西村氏達運営側の作った「心理マニュアル」が
存在し、この基本的事項に従って行動しているからなのだ。

分かりやすく言うと、彼らは師弟関係にある。
新・真贋論争
198 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:26:10 ID:kqVNB7Dd0

JJや光BOYなど、西村氏にとってはしょせん金儲けの道具にしかすぎない。
だが、JJや光BOYの中の人はどうだろうか。
2ちゃんねる設立時代から参加していたかもしれない古株である。
お金を稼ぐ事の何が悪いのか、と理論武装ぐらいはしているのだろう。
たとえ道具だったとしても、自分の存在意義に価値を付けてくれた恩人であり、
また釣りの師匠でもある。(面識はないかもしれないが)
逆らえる状況下にはないはずだ。
もっとも内心では、どこか空虚な気持ちに囚われているのかもしれない。
その反動だろうか。
行き場のない破壊衝動は、そのまま彼の芸風となって、2ちゃんねらー達の
精神を蝕み、逃れ難い中毒性ウイルスに骨の髄まで犯されていく。
(終わったスレで、いつまでも雑談を続け、離れようとはしない)

カルト教団の教祖と信者の関係性は、そのままJJと住人達のそれへと重なり、
その大元にあるのが、まさに西村氏と彼との間にある師弟関係なのだ。
こうした縮図は、無意識によって作り上げられたものかもしれない。
しかし一種の影絵とも言えるこの構図は、JJの中の人の願望、そのものだ。
自分が住人達から一挙手一投足の注目を受ける事によって、西村氏の境地に
達し、つまりは神の存在を、自分の中に内包させようとしていた。
神様になる事で、自分自身の心の飢えを補完したいのだ。

スレで、彼がやっていた事を思い出して頂きたい。
右を向けと誘導すると右を向き、左を向けと誘導すると左を向く。
笑えと命じると笑い、泣けと命じれば泣く。
(仕事仲間との)自作自演によって、住人達を操る誘惑に魅せられていた。
それが気持ちいいのだろう。
もっとも自分が神である、と正体を明かしたり、リアルな世界でも彼は叫べない。
あくまでも与えられた役柄を演じているだけだ。
このストレスは、どうやら限界にまで近づきつつあったようだ。
新・真贋論争
199 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:27:14 ID:kqVNB7Dd0

彼は2ちゃんねるに娯楽を与える仕事をしており、その才能(ウソが上手い)が
高いのだが、どうも「JJ→64みらい」の流れや「テスト◆FE0fRkNXgI」の
一件から考えるに、何らかの束縛から逃れるために、自ら進んで破綻したがって
いたフシが見受けられる。
またJJの後番組「64みらい」が、JJのような教祖系だった点も興味深い。
道筋を付けてくれた西村氏に感謝しつつも、釣り芸の成功が続くと自信が深まり、
徐々に精神的な負担を感じるようになって来たようで、マインドコントロールから
逃れようとしていた表われなのだろう。
64みらいにおける素直なネタバレと別れの言葉は、オレにはプロ固定と2ちゃん
ねるからの引退、という線も濃厚なような気がするのだ。
(つまり現在の彼には、自立精神が芽生え始めて来ている)

兎にも角にも、ヒト一人の内面的宇宙を把握するのはとても難しく、彼のような
破滅型ならば、なおさらであろう。
そして基本的に、彼は病んでいる。
光BOYや飛脚、区らしき、JJ&明菜の存在を、常識的な観点から分析したり、
普通の釣りと判断して推論を立てると、絶対に真実には辿り着けない。
あまりにも異常であるからだ。
深い闇がある。
ゆえに確信犯的な、感情を刺激する罠が多く含まれている。
幾多の釣りスレを経て来た彼の集大成。
それは「オジャスレ・トラップ」を見ても明らかであった。

蓋スレやJJスレといった釣りスレで共通するものは、いかにしてスレを継続
させるのか、といった事に腐心している点だ。(理由は別の章で後述する)
蓋が見つかりそうで見つからない。
そろそろ見つかるような気がする・・・・
もう少し・・・・
あと少し・・・・
本編が終了しても、そう思わせる事で2年以上も蓋スレを引っ張って来た。
新・真贋論争
200 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:28:12 ID:kqVNB7Dd0

JJスレでも、JJと明菜が同一人物であるという(中途半端な)オチがあった
にもかかわらず、「トリがクラックされました」で済まし、何食わぬ顔で極東
情勢を語り、JJの予知夢とのすり合わせを続けている。
どちらのスレも実質終了しているのだが、不思議な事に住人達は離れない。
光BOYの喪失感に囚われていたハン板住人もそうだった。
中毒性の高いウイルス、分かりやすく言うと「強烈な一体感」なのだが、この
時の快楽が忘れない人が固定客と化し、スレの継続に力を貸している。
もっともそれだけではない。
火が絶えないように、定期的に燃料を注いでいるのだ。

蓋スレでは、住人達による蓋メンバーへの信頼を利用していた。
彼らへ細切れの情報を渡し、しかしけっして核心に迫るネタを渡す事はなく、
プチ祭りへと誘導していく。
やがて蓋メンバーは、情報を持って来る怪しげな人間に対する疑念と、真実を
知りたい己の好奇心との間で板挟みとなり、回忌祭りをやりながらも蓋話は
封印、というかなり歪な行動を取るようになる。

彼らとて無能ではない。
薄々は気が付いていたのだろう。
だがスレを盛り上げようという義務感を煽られ、蓋探索を止めるに止められない
状況下へ陥れられてしまった、と傍観者ゆえの気楽な発言なのかもしれないが、
オレはそう愚考するのだ。
そしてJJスレでも、実は同じ事が密かに行われていた。
ここで「ホロン部」というキーワードが、重要な働きをする。
現在のJJスレの住人達は、ホロン部と呼称される「朝鮮工作員」に負けたくない、
という闘争本能を常に刺激されているのだ。
まるで炎の中に浮かび上がって来る幻影によって、無理矢理踊らされ続けるかの
ような、奇怪なキャンプファイヤーではないか。
新・真贋論争
201 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:29:10 ID:kqVNB7Dd0

アレは敵だぞ。
負けてはいけない。
ここで止めたら、奴らの思う壺だ。
止めるな。
スレを続けるんだ。


絶えず耳元で囁かれる魔法の言葉。
それに操られた住民達は、歓声や嬌声、怒声に彩られ、踊り続けていく。
いつまでも、いつまでも、いつまでも。


このような植え付けられた義務感によって、JJスレの存続が計られている、と
オレは推理しているのだ。
その結果、止めるに止められない状況に陥る羽目となった。
蓋スレとJJスレ。
そのどちらも感情を煽って、思考を誘導する手口を使っている。
光BOYの火病芸を駆使して、ハン板の様々な論客・歴戦の猛者・過激な武闘派
達を、思いのままに戦火の渦へ叩き込んだ「彼」らしい高等詐欺テクニックだ。
おまけにJJスレには、無敵の「オジャスレ・トラップ」がある。
生理的な嫌悪感を刺激され続け、JJスレは今もなお、終わる気配はない。
神に縋り続ける人間が、自分に縋り付く者達を生み出していく。




呪縛の連鎖だ。



(続く)
新・真贋論争
202 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 01:45:21 ID:kqVNB7Dd0

>>143

そう、その通り!
本スレの手打ち発言は、それを質問したんだよね。
JJと油猪は、離れた者と残った者なんだよ。
中途半端なオチは、内部での見解が分かれた結果(で手打ちした)だ、と
始めは思っていたんだけど、そうじゃなくて最初から予定されていたのでは
ないのかな。
スレを引っ張る役目をもらって油猪は残り、JJは64みらいへ移動した。

まあ、詳しくは次々回で書く予定。


>>144

>ここで関西がネタバレしたと確認と述べているけど、明確にネタバレはしていないのでは・・

黄泉で使ったトリで書いているから、ネタバレ以外の何物でもないように
思うんだけどね。
最初から黄泉は、関西氏の作品だと思っていた。
このスレに現れた書き込み(三連チャン)を覚えてる?
アレは照れがあったからなんだけど、つまりおじさんが若者達の間に入って
雑談する時、わざと酔っ払ったふりをしたりするでしょ?
そういう心理だよね。
黄泉のスタイルは、こうした心理的な照れがあって作られたもの、とオレは思う。
まあ、他にも執筆者がいたようだけどね。
でも文責を明かさないから、ちょっとふざけすぎなんだよ。
つまり読者への気遣いが欠けている。
それが、スレでの傲慢さ(情報の秘匿)と同じようで嫌だった。
新・真贋論争
205 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 02:01:16 ID:kqVNB7Dd0

>>146

>油猪が EINHERJAR にとって想定内/期待通りの反応を示さないのは
>基本的に EINHERJAR の主張に納得していないからだろう。

>EINHERJAR の“妄想”に沿った発想をしない人間は「思考力が低下」?

オレの想定内の行動ではなく、一般的な行動を取らないのが
妙だと言っている。
前にも書いたけど、JJ=明菜のオチが来た時、「騙された」「どういうこと?」
「明菜、てめぇ!」ではなく「あーあ、解析したか。」で自己解決している。
この間、わずか5分。
素直に認めるわけでもなく、混乱するわけでもなく、怒るわけでもない。
非常に落ち着いている。
でもさ、こういう態度って、いわゆる「火消し」じゃないのかな?

他にもたくさんある。
ここでは書かないけどな。
そういうのを含めて、奇妙な行動と言っている。


>これだけ怪しげな長文を何ヶ月も書き込み続ける労力を考えた時、EINHERJAR の動機自体に
>疑問を感じる人間は少なくないだろう。

頑張っている、という発想はないの?

>明菜(=光BOYとかその他大勢の馬鹿系ホロン部?コテ)の行動原理とJJの行動原理は
>矛盾していない。さらには64みらいも。

その理由を書かずに結論付けをしている人間が、「長文を何ヶ月も書き込み続ける労力の
動機が疑問」とオレ自身を語る事に、キミは何の恥ずかしさも感じていないようだね。
新・真贋論争
206 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 02:12:39 ID:kqVNB7Dd0

>>182

オレは2ちゃんねるで儲けた金で鯖強化したりなんだりで、まあスレの商品化は
いいと思いますよ。
もっとも過去ログを読めない時点で無料とは言えないけどw
でも十分許容できる範囲です。
ただ電車男では、かなり揉めたんですよね。(後述)
オレは後から知ったけど。
まあ、アフィリエイト事件の経過を見るに、ギコ・タカラ問題やのまネコ事件は
裏ではかなり泥臭いものがあって、決して美談として語られるものではないと思う。
切り込み隊長との対立とか、なかなか面白いよね。
2ちゃんねるのビジネスモデルが成功するかどうか、まだ分かんないけど。

ひょっとすると年内閉鎖とかあるかもしれない。
新・真贋論争
207 :EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage]:2006/11/13(月) 02:23:20 ID:kqVNB7Dd0

>>204

最近、執筆やら何やらが忙しくてほとんど2ちゃんねるやってないけど、
明菜の様子が変なの?
ふ〜ん、あいつまだいたのか。
ネタバレ後も、時々は見かけたんだけどね。
ひょっとすると、中の人が変わったのかな。
アロワナは知ってるよ。
ハングルファイト、リアルでROMってたし。

ところで彼女、何か子分みたいなのいるの?
アロワナ××とかいうコテが、ニュース系でいっぱい繁殖してるのを
見たんだけど。
で、何?
あの娘、今は皇帝になっとんのかw



こんなとこかな。
あとオレの専用スレじゃないから、他の奴も検証とか遠慮なくどうぞ。
オレに関するものは、何か反論するかもしれんが。
ではまた1〜2週間後に。

寝る。


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