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135 :も〜こハン[sage]:2006/11/08(水) 12:04:05 ID:ukDJlQ3r0 - 前のもこスレに貼った物だけど、もっかいコピペしときます。。
249 名前: もこ 03/11/02 21:36 「題名のない帰りの会」 作:もこ 動力:水平対向6気筒 もこがみかんの皮をむいていると、つめが黄色くなってきたので 洗面所へと直行しました。もこが手を洗いながらふと鏡を見ました。 そのとき石鹸がないことに気づいたので、急いで石鹸を出しました。牛乳 石鹸です。もこは石鹸をかじりながらふと外を見ました。そのとき、 下校途中のデブが自転車からコケました。ダッセ・ダッセーブフフ、 ブーーー!!もこが噴きだすと同時にシャボン玉いっぱいのメルヘン ワールドが広がりました。何をやりにきたのか解らなくなってきたので、 とりあえず部屋に戻ると、みかんが未完成交響曲となって美しい調を 奏でていました。 完 223 名前: もこ 03/09/27 10:27 「乗客」 作:もこ 税抜き価格:50円 これはもこが個人タクシーの運転手のアルバイト(無免許で)をしていた時の話。 もこが八王子を時速3キロでぶっ飛ばしていると、前方で手を上げる白い服を着た 若い女性がいた。もちろん無視して走り続けるとまたもや前方に白い服を着た女性 が手を上げあげていた。今度はきまぐれで乗車させてやることにした。ガチャ 「いらっしゃいませ」もこが言う、女性は黙って座席に座った。 「どちらまで?」、若い乗車客はおもむろに口を開いた「北海道までお願いします」 「あぁ、それなら歩いていったほうが早いですよ、はやく降りてください」 乗車客を下ろしてもこは再び時速3キロの快速で高速道路に消えていった。 その後、バイクに乗ったお巡りさんみたいな人に捕まって出席簿に「遅刻」のハンコを 押されてしまいました。
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136 :も〜こハン[sage]:2006/11/08(水) 12:05:04 ID:ukDJlQ3r0 -
270 名前: もこ 03/09/29 17:10 「暗殺者」 作:もこ 好きな動物:おこじょ ある日、もこがテレビを見ながらキュウリをしゃぶっていると、なにやら背後に人の 気配が、よく見るとそれは忍者のような服装をしていました。 「あなたは一体だれなんですか?」もこが言う。「私は変質者だ」 「そうですか、帰ってもらえます?」「いやです」 「いいや、帰ってください」「・・・」 「ちょっと?なにしてるんですか?そ、そんな!やめてください!」 「ダメです」「あぁ〜、やめて!」「いいじゃありませんか」 「あ〜!ダメ!やめて!」「やめません」 「あ・・・もうダメ・・・」 などという一人芝居をした後、その男は猫のように窓から飛び出していきました。 もこは思いました。「冷蔵庫にヨーグルトあったかな?」 完 121 名前: もこ 03/09/24 04:59 「電車の話」 作:もこ 声:どっかのババア これはもこが高校生の頃の話、ある日もこが学校に登校するため駅に向かう。 駅に入るとホームの端っこで本を読んでいる同級生のNを発見、もこは脅かしてやろう と背後からこっそりと近づき、Nの体を叩いて「よう!」と言いました。 するとNは体制を崩し、線路の中へ落っこちてしまいました。それと同時に快速電車が 飛びこむ。Nの鈍い悲鳴とともに血液の霧が辺りにたちこめた。その霧がさめると ホームにはNの肉片やら脳みそのかけらなどが散らばっていた。そこで初めて自分が 大変なことをしてしまったのだと気づいた。そうです、もこは風呂の水を出しっぱなし で出てきてしまったのです。お母さんにばれるとやばいのでいそいで家に帰りました。 完
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137 :も〜こハン[sage]:2006/11/08(水) 12:06:02 ID:ukDJlQ3r0 -
840 名前: もこ 03/11/29 23:22 「旅烏」 作:もこ とある日の正午、澄んだだ青い空に太陽が一つ。もこは屋上で流しそうめんを楽しんでいました。 すると遠くの空から真っ黒な鳥がやってきて屋上の柵にとまり一言「こんにちは。」 「あ、カラスさんこんにちは。」もこは箸を置き会釈をすると真っ黒い鳥はこう言いました。 「私はとある理由で国を追い出されて旅をしている烏です。」それを聞いたもこは 「そうなんですか、一緒に流しそうめんを食べませんか?」と薦めました。それを聞いた真っ黒い鳥は 「ありがとうございます、実はここのところ食料にありつけずお腹を空かしていたところ だったのです、感謝します。」そしてもこと黒い鳥は楽しい会話をしながらそうめんをすすり始めました。 日が暮れた頃にはそうめんは一本も残らず食いつくされていました。そして黒い鳥が言いました。 「とてもおいしかったです、今日は本当にありがとうございました。」 それを聞いたもこは前を向いたまま後ろに倒れ気絶してしまいました。なぜなら 黒い鳥は人の言葉を喋っていたからです。 完 161 名前: もこ 03/10/31 06:02 「思い出と哀愁」 作:もこ 排気量:750ccレモン まだ寒さが居座る春の午後、もこはやっと3年前から閉めたままの押入れの整理を 決心した。「合格」の鉢巻きを額に巻いた気合十分のもこが押し入れを開けるとそこは あの日のままだった。古びたダンボールの上に座る熊のぬいぐるみ、もこはそのぬいぐるみ を抱え上げると目をつぶり記憶の水槽に沈んでいった。3年前のこと・・・ その日は雨だった、たしか有名な外人のミュージシャンが死んだ日と同じ日で、もこに とっても憂鬱な日だった。なぜならカレーうどんの賞味期限が切れてたから。 あの日以来、なんとなく閉めっぱなしの押入れ。ゴミ置き場で拾ってきたぬいぐるみもあの日の まま。もこは押し入れを整理するのが面倒くさくなって押し入れを閉めた。そしてふと思うのであった。 「記憶の水槽ってなに?」と。 完
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138 :も〜こハン[sage]:2006/11/08(水) 12:06:45 ID:ukDJlQ3r0 -
282 名前: もこ 03/09/30 00:45 「こじきと魔法使い」 作:もこ 注意:たまに知らないおじさんが窓を叩きます。 とある国の路上でこじきが物乞いをしていました。「恵んででおくれ〜」 そこにたまたま通りかかった魔法使いが不憫に思ったのか、こじきにこう言いました。 「おぉ、哀れなこじきよ。一つだけお前の望みを叶えてやろう」それを聞いたこじきは 嬉しそうに「俺を金持ちにしてくれ!」と叫びました。「よろしい、それっ!」 するとこじきの身体を不可解な煙が包みました。しばらくして煙が晴れるとこじきは 金持ちなこじきになっていました。「魔法使いさん、俺が望んでたのは万札を二枚持ってる 程度の金持ちじゃなくて、その、そうだ!俺を王様にしてくれ!頼む!」 魔法使いは「望みは一つだけだけど今回は特別だ、それっ!」と言って不可解な煙でこじきを 包みました。しばらくして煙が晴れるとこじきはこじきの王様になっていました。 「あの、魔法使いさん、こじき界の王様になってもしょうがないでしょ?あ、そうだ こうしよう!俺を世界一の幸せ者にしてくれ!頼むよ!」すると魔法使いは言いました。 「やだ」 完 35 名前:もこ :04/01/27 04:55 もこが電車のつり革にぶら下がって大きく円を描くように回転していると 突然座席に座ってた女子高生がゴソゴソと通学鞄をあさってお化粧する道具を 取り出しました。その女子高生はまつ毛を曲げる機械みたいなのを手に持ったんだけど 手元に鏡がないことに気づいて恥ずかしそうに周りをキョロキョロ見まわしました。 そしてその女子高生は隣で寝ているハゲおやじの頭の反射を利用してお化粧を 始めました。それを見たサラリーマン風の若い男の人がいきり立ってその女子高生の 隣のハゲおやじの光るハゲ頭をひっぱたいて「カツラぐらい被れ!」と怒鳴りつけ 電車の窓からハゲおやじを捨てました。
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139 :も〜こハン[sage]:2006/11/08(水) 12:07:24 ID:ukDJlQ3r0 -
171 名前: もこ 投稿日: 2004/08/02(月) 15:48 もこがひと気のない道を歩いていると、十字路にカエルさんがいたよ。 カエルさんはもこの行く手を遮るようにゲコゲコ鳴いて、必死にもこに何かを伝えたいみたいだったよ。 もこがしゃがんでカエルさんの鳴き声を聞き取ろうとした時に 一台のバイクがカエルさんをビシャンと撥ねたんだよ。 もこは急いでバイクを追いかけて、信号で運良くつかまえて 駅までの道を聞きました。 電車賃も借りたよ。 418 名前: もこ 03/10/05 18:13 「白鼻毛姫」 作:もこ 製造所固有記号:YMK もこが木陰のベンチで鼻毛を抜いていると、 突然6人の小人さんに囲まれました。小人さんたちは、 「いい度胸してんなコラ」「1人足らねえんだよコラ」と、 ものすごい剣幕でぺっぺと唾を吐きながらすごんでいました。 そこにリンゴを齧りながら汚らしいお婆さんがやってきて、 リンゴ汁やら皮やら種やらべとべと垂らしながら、もこに向かって 「ぶっとい白髪の鼻毛をお抜き、小人に変えてやろう」と言いました。 すると小人さんの一人がお婆さんに向かって 「コビトコビト言うなよ、差別語だろババア?」と言い、 もう一人の小人さんは「ヲイヲイ、ババアとか言う香具師が説教かよ(プ」、 さらにもう一人の小人さんが「餠付け藻まえら」とたしなめると、 パカパカっと白馬に乗った王子様が杵臼蒸し米持参でやってきて、 みんなでぺったんぺったん餠つき大会になりました。 つきたてのお餠を食べながら、もこは 「6人だったらバレーボールにすればいいのに」と思いました。
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140 :も〜こハン[sage]:2006/11/08(水) 12:08:07 ID:ukDJlQ3r0 -
720 名前: もこ 03/11/26 00:33 「コンビニとおでんと缶ビール」 作:もこ ラッキーアイテム:防虫剤 もこが夜道を徘徊していると電柱から3mの高さを何かが浮遊していました。 もしや、フライングヒューマノイド??そうなれば日本で最初の目撃例です。 もこは早速捕獲に乗り出しましたが相手は空中、仕方がないので電力会社の 力を借りることにしました。早速作業員が来ました50位のおっさんです、 なんかニタニタしながら鼻歌交じりに高所作業車に乗り込みました。 おいおいダイジョウブかよ・・・社会の窓開いているし・・・そうこうしているうちに 謎の物体に手が届きそうです。世紀の瞬間、いつしか周りは人だかり おーっさん!おーっさん!おーっさん!街はおっさんコールに色めき立つ。 見つけたのはもこなのに・・・猫アレルギーという現実を真に受け止め、 更なる飛躍と躍進で時に戸惑いさえ憶えるもこでした。 完 792 名前: もこ 03/11/28 20:46 もこが遅すぎる朝日を眺めに、琵琶湖の船に開いている穴を眺めていると、 アヒルの形をした船と亀の形をした船と人間の形をした船が桟橋に到着しました。 「どれでも好きな馬に乗ってください」 親切なお百姓さんがおいしそううな米を研ぎながら、照れ笑いを浮かべました。 「もこはこのカルタがいいな」 もこが赤い女の子を指さすと、一緒にいたイルカが千鳥足で弁当を開きました。 「どの大きさが鈴木さん?」 もこが困惑の手つきで命令していると、アナログレコードを足に挟んだ飛行船がのどかに空を漂っていました。 「あ、黄色い頭が一番危ないみたい。」 もこが仕方なくプールの排水溝に戻ると、国民が一斉に沸き立ちました。 完
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141 :も〜こハン[sage]:2006/11/08(水) 12:09:38 ID:ukDJlQ3r0 -
743 名前: もこ 03/11/28 18:15 戦後の日本がけたたましい経済発展を成し遂げ、人々の暮らしは安定し始めた。 そんな時代に関東の一部を流れるとある川の河川敷で事件は起こった。 その日、犬の散歩をしていた少年が川に浮かぶ土左衛門を発見し警察に通報した。 通報によってかけつけて来た警察が見たものは青く膨れた不気味な水死体であった。 検視をしてみるとその水死体は人間の物ではないことが明らかになり、手におえなくなった 警察は政府の科学調査団に調査を依頼した。 調査の結果、その土左衛門はドラえもんの土左衛門だということが発覚し政府は未来の 技術を日本の経済発展に活用するため再度、科学調査団に調査を依頼した。当然この調査は 極秘で進行された。ところが、ドラえもんの土左衛門の内部は完全に酸化しており そのメカニズムの解明は不可能とされた。調査を断念した政府はなんとかこれを活用しようと とあるマンガ家にこの事件にたずさわるマンガを描くことを依頼し、以後そのマンガは アニメ化され多くの子供達を楽しませた。それが「サザエさん」である。 744 名前: ホモ@サピエンスS 03/11/28 18:16 >>743 ドラえもんじゃねぇのかよ!!
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