- 【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】
497 :春日 20 男 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 00:13:10 ID:rM5E+Mv4O - 【1日目 20:00 HERO 4】
店内を見渡し、おもむろに棚を開ける。 当たりだ。ビニール袋発見っと。 それを何個かとり、カウンター上に置きっぱなしになっているレトルト食品とコーラを入れていく。 うし、こんなもんかなぁ。次は調理場っと。 調理場に行き新品の小麦粉をとる。 ・・・5袋か。まぁ、たりるだろ? それをまたビニール袋に詰め込む。 フロアに戻り荷物をカウンターに置く。 ライト、小麦粉、食料、飲み物。準備完了だ。 「こっち準備OKです。テーブルクロスとマジック準備したら行きましょう。」 そう言いながら、煙草に火をつける。 ―バンッ、バンッ― 不意に、ガラスを叩く音が聞こえた。 はは、明かりもれてたかな・・・。ついに気付かれたよ。 音的に、一匹だけみたいだしバリケードもある、なんとか持ってくれるだろう。 そうは思いながらも、顔が引きつってくるのがわかる。 「あの、準備が出来たら早いとこ裏から逃げましょう・・・。」 引きつった笑みを浮かべながら二人に話かける。
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- 【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】
513 :春日 20 男 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 15:25:16 ID:rM5E+Mv4O - 【1日目 20:00 HERO 9】
突然の雷雨により、辺り一帯は暗やみにつつまれた。 ん?ゾンビの奴ら、動きが定まってない・・・。 目でわかるほどに、ゾンビの動きが疎くなった。 もしかして、この豪雨のおかげか・・・。 そう考えながら、白石さんに促され非常口から裏手に出る。 裏の路地の奥に、非常階段が見える。 そこまで一気に走り、非常階段の扉を開け、階段を上る。 3階まで登り、屋上の扉が見えたとき、一人の男がそこに立っていた。 いや、もう人ではないのだろう。虚ろな目がこちらを見たのがわかった。 「はは、ラスボスみたいっすね・・・。」 狭い階段だ・・・。通り抜けるのはまず無理だな。 ゆっくりと両手を突き上げこちらに向かってくるゾンビ。 「俺実は、空手やってたんですよ・・・。一応、3段です。」 こんな時に何を言ってるのか、自分でもわからなかったが、思わず構えをとった。 ゾンビに格闘技が通用すんのか・・・?
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- 【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】
520 :春日 20 男 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 17:19:57 ID:rM5E+Mv4O - 【1日目 21:00 HERO 1】
白石さんに鍵を渡し、アイスピックを受け取る。 っつーか、捕まれたらまず助からないよな・・・。 いざゾンビに向きなおすと、足が竦む。 思わず階段を降り、ゾンビと距離をとった。 ・・・格闘技なんて、意味ないよこれ。 必死で考えている間にも、ゾンビとの距離は縮まっていく。 ふと、通路の端に消火器がおいてあるのが見えた。 素早くそれを手に取り、消火器でゾンビに殴りかかる。 ―ドカッ!!― 生々しい音とともに消火器の打撃音がし、その場にゾンビが倒れこんだ。 さらに追い打ちをかけるように、何度も何度も、消火器を振り下ろした。 「はぁ、はぁ。早く上に上がらなきゃ・・・」 動かなくなったのを確認し、階段を駆け上がり屋上に入った。 先に入った二人に息を切らしながら言う。 「多分あの人はもう動かないです。他に奴らがこないように鍵をしめましょう。」 そう言いながら、鍵を受け取り屋上のドアの鍵を閉めた。
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- 【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】
522 :春日 20 男 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 18:12:00 ID:rM5E+Mv4O - 【1日目 21:00 屋上 3】
「怪我は大丈夫です。いきなりゾンビになったりしないから安心してください。」 そう言いながら、冗談めいて笑った。 それにしても、思った以上に雨がひどいね。 >>521「この雨じゃ、小麦粉流されちゃう。どうしよう?」 その言葉に頷く。 本当にどうしようか。 持ってきたライトをとり、それを見せる。 「後は、これで知らせるしかないですよね。多分この調子なら、いづれ雨も止みますよきっと・・・。」 確信など、何処にもないが、そう言うしかなかった。
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- 【コンビニ】ゾンビゴッコ状況確認スレ【喫茶店】
30 :春日 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 18:46:52 ID:rM5E+Mv4O - えーと、階段での戦闘の話ですが、自分もちと白石さんの行動が不思議だったのですが、自己解釈ですすめました。
白石さん達が3階の通路に下がる。 春日はそのまま階段の踊り場に残る。 そのまま、階段を下がり、2階と3階の間の踊り場までさがる。 その間に二人はのぼる。 そんな感じで考えてました。本スレのほう言葉足らずですみませんでしたm(__)m
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- 【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】
529 :春日 20 男 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 19:12:57 ID:rM5E+Mv4O - 【1日目 21:00 屋上 6】
それにしても、これは本当に現実なのか・・・。 改めて考えると、疑問ばかりが頭に浮かんだ。 不意に屋上の端から、ビルの下を覗いた。 わらわらと群がっていたゾンビは虚空を見上げている。 ゾンビになったら、いったいどんなことを考えるんだろう?彼らの魂は一生救われないのかな? そんなことを考えながら眺めていた。 雨は今も弱まることをしらずに降り続けた。
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- 【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】
534 :春日 20 男 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 20:44:05 ID:rM5E+Mv4O - 【1日目 22:00 屋上 】
しだいに雨は弱まりながら降り続けた。 しばらく、雨に打たれながら、ただひたすらに思考を巡らせる。 本当にヘリはくるのか? 助かったとしても、日常には戻れないんだろうか? そんなことを考えていると、不意に扉からノック音が聞こえてくる。 扉の近くにいなければ気付いたような、そんな小さな音だ。 これ三三七拍子か・・・? もしかして、誰かがここまで上がってきたのか? だとしたら誰が? 「人間ですか・・・?怪我はしていませんか?」 扉にそっと近付きドアの外へ声をかける。
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- 【コンビニ】ゾンビゴッコ状況確認スレ【喫茶店】
33 :春日 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 20:55:40 ID:rM5E+Mv4O - もうラストってこともあり、時間調整なしにHERO側の時間を進ませました。
屋上に出て、しばらく時間が進行したと言う設定でいいでしょうか?
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- 【コンビニ】ゾンビゴッコ状況確認スレ【喫茶店】
35 :春日 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 21:16:04 ID:rM5E+Mv4O - 了解です。先程のレスは向こうでお願いします。
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- 【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】
538 :春日 20 男 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 21:23:31 ID:rM5E+Mv4O - 【1日目 22:00 屋上 1】
少しづつ、雨音が弱まってきた。 何処かを見上げながら壁に寄り掛かり、思考をめぐらせていた。 本当に助かるのか? 助かっても元の生活には戻れないんじゃないか? さっきからずっとこれの繰り返しだよ全く。 白石さんは、テーブルクロスをだしそれを広げている。 この雨じゃ意味はないんじゃないのかな?
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- 【コンビニ】ゾンビゴッコ状況確認スレ【喫茶店】
36 :春日 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 21:30:29 ID:rM5E+Mv4O - 連投すみません。
本スレ534の発言は、本スレ538の後と言うことでいいでしょうか? >>534「1日目 22:00 屋上 2」 そして、坂口さんのレス>>539が「1日目 22:00 屋上 3」それでお願いしますm(__)m
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- 【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】
540 :春日 20 男 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 21:38:52 ID:rM5E+Mv4O - 【1日目 22:00 屋上 4】
ドアの外側に声をかけると、返事が返ってきた。 >>537「・・頼む、ここを開けてくれ。」 怪我もしていない?ならば開けてあげよう。と思ったとき、坂口さんに声をかけられた。 >>539「怪我してないわけがないよ。」 確かに言われてみればそうだ。 自分達でもかなりの危険をおかしてここまできたんだ・・・。 嘘をついている。ということも考えられる。 けど、だからって見捨てられるか?そんなん無理だろ・・・。
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- 【コンビニ】ゾンビゴッコ状況確認スレ【喫茶店】
37 :春日[sage]:2006/09/23(土) 21:41:20 ID:rM5E+Mv4O - ミスりました。
本スレ540は 【1日目 22:00 屋上 3】 でお願いします。
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- 【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】
542 :春日 20 男 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 22:30:36 ID:rM5E+Mv4O - 【1日目 22:00 屋上 6】
>>541「噛まれてるかは見てから判断しませんか?」 白石さんの言葉に頷く。 そうだよな。見捨てるなんてやっぱできないしな。 ―ガチャッ― 鍵を開け、扉を開ける。 扉を開けるとそこには二人の男女がいた。 二人とも、今朝見た顔だな・・・。 「さ、早く入ってください。」 そう二人に促す。 ・・・見たところ、何処にも怪我はなさそうだ。
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- 【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】
546 :春日 20 男 ◆K192KKaoPI [sage]:2006/09/23(土) 23:47:25 ID:rM5E+Mv4O - 【1日目 22:00 屋上 9】
さて、人が集まってきたけど、この雨じゃね・・・。 二人に軽いあいさつをすませ、また屋上の端に座り込む。 雨に濡れながらもタバコに火をつけた。 少年はいないけど、残ったのかな?それもまた正しい判断かもね。 疲れたなぁー。 ヘリは本当に救助にくるのかな・・・?
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