- 日向坂46をはじめとする「アイドルが求められるキャラクター性・役割に関する一般とその例外理論」について
2 :君の名は(SB-Android) (オッペケ Srcb-pNKC)[]:2021/11/27(土) 17:23:00.55 ID:LrbcVdHUr - >>1より続き 端的に結論から述べたい
仮に「タルタルチキン」を他の全てのアイドルが同じ状況下で言ったとしても なんら話題になることなく流されて終わっただろう なぜならワードそれ自体はクイズの問題文からして当然普通の回答でボケでもネタでも仕込みでもないからだ つまりこれほどに印象深く面白かったのは「丹生明里本人」であり「ワード」ではないのである つまり「丹生明里の極めて個性的で特徴的な表情・言い方・声質・愛嬌・かわいらしさ・回答後のリアクションが印象に残った」 から大きな話題になったのである その証左が全く元ネタを知らないしゃべくり007・ZIP!などの外部番組の共演者や視聴者がなんの脈絡も説明もなく タルタルチキンというワードを唐突に丹生明里が言っても「意味不明だがなにか面白い」で 現実に成立させてしまっているのである これまでも言わゆる「キャラクターに入った」アイドルやタレントはいた しかしながらそれはいかにも不自然な言動・奇抜なファッション・作られたキャラクター設定に終始するものであった 当然このようなクイズの平凡な一回答が大きなネタや話題になることもなかったと言える つまり端的に言って「丹生明里のような現象・アイドルは前代未聞」である これはつまりそれほど丹生明里に「強烈な個性・アイドル性がナチュラルに備わっている証拠」と言えるだろう 逆に言えば「そのような強烈な個性・アイドル性がないアイドルは作家と作ったようなネタやキャラクターに頼るしかない」 「そして丹生明里にはそれが必要ない もしくは それを超える物をナチュラルに生み出せる」という理論的帰結に至るのである この「強烈な個性はナチュラルなアイドル性・スター性・華がある」と言い換えることもできるだろう この論証としてもう1つ極めて重要な「証明」がある それが日向坂46としてのグループドラマにおける主演級キャストの役柄の性質である 〇DASADAにおける小坂=小坂の性格とは全く違う逆のキャラクター・明るくていつもテンション100%・丹生明里を参考にした(小坂 談) ●DASADAにおける渡邉=渡邉の冠バラエティでの明るさとは反対の小坂の明るいストレートな陽気キャラに対応する性格のひねくれた陰気キャラ役 〇声春における丹生=丹生の性格や剣道をやっていたという設定もまるでそのまま・同じ日向坂メンバー潮いわく役名というより「丹生ちゃん」役 ●声春における佐々木美玲=佐々木美玲の冠バラエティでの明るさとは反対の丹生の明るいストレートな陽気キャラに対応する性格のひねくれた陰気キャラ役 つまり日向坂グループドラマの主演級キャストにおいて「本人そのままの役をやっているのは丹生明里ただ1人」 であり「それ以外のメンバーは全て本人の性格とは逆の性格のドラマ用に作られた役をやっている」のである 「このような状況になった原因」は何か? つまり上述した「強烈な個性・アイドル性がないアイドルは作家と作ったようなネタやキャラクターに頼るしかない」 そして「丹生明里にはそれが必要ない もしくは それを超える物をナチュラルに生み出せる」 つまり上述した理論がそのまま当てはまりバラエティ番組においてもドラマ番組においても「実は全く同じ原理」なのである よって結論的に言えば丹生明里だけが例外的にその強烈な個性とキャラクター性でバラエティ番組においてもドラマにおいても 求められる役柄よりも本人も個性の強さが先行しているため「本人そのまま」で出演し主演や大きな話題をさらっているのである このような極めて稀有な例外的アイドルを表する言葉は恐らく1つしかないだろう すなわち「天才」である これほどの個性・アイドル性・スター性をナチュラルに持った天才の出現は異例中の異例と言えるだろう だとすれば彼女の仕事を従来アイドルが求められてきたある種の「定型」にはめて扱うことは間違いであり 彼女の個性を潰すことに他ならない このような例外的な存在を恐らく予期せず預かることになってしまった日向坂46運営チームは この素材の生かし方・素材の味を最大限に引き立たせるマネジメントが恐らく悩ましいだろう これまでに調理を経験したことがない希少な天然素材の調理を任されたようなものである この素材を生かすも潰すも運営次第と言えよう 日向坂46運営が今後丹生明里をどのようにマネジメントしていくのか?引き続き注目して行きたい
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