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サンヨン作者(東京都) (ワッチョイ 029d-f6YN)
結局3期4期で人気ベスト10って誰で確定したの?

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結局3期4期で人気ベスト10って誰で確定したの?
180 :サンヨン作者(東京都) (ワッチョイ 029d-f6YN)[]:2021/11/24(水) 18:34:24.02 ID:ahhjqErU0
【第4章 ざぶんざざぶん】

広い草原に立ち尽くす一人の少女。
それは先ほど山下美月の闇に吸い込まれたはずの掛橋沙耶香であった。
(生きてる…私生きてる)
しかもここは最初に目覚めた場所。
なぜかまた最初の場所に戻ってきている。

「ど、どういうこと!?なんで!?」

誰も答えてはくれない。
そのとき視界に入る、魔法「保険」の文字。

「保険…?」

間違いなく死を覚悟したあの状況からの生還。
使えないと思っていたこの魔法の力だ。それしか考えられない。
使えなかったのではない、死ぬことで初めて発動する魔法なのだ。

「えい!」

使ってみた。「保険」の文字が淡く光った。
今ならばわかる。いまここでまた自分の命に保険をかけた。
次に殺されたときも、またここからやり直すことができると。
この魔法は凄い!
結局3期4期で人気ベスト10って誰で確定したの?
181 :サンヨン作者(東京都) (ワッチョイ 029d-f6YN)[]:2021/11/24(水) 18:38:42.88 ID:ahhjqErU0
「シュッシュ!シュッシュ!」

伊藤理々杏の目にも止まらぬ乱打が、佐藤璃果を襲う。
単純明快。
喧嘩が強くなる魔法「喧嘩」。

「きゃっ!」
「言ったよね。ボク強いよって」

喧嘩なんてできる訳もない、佐藤璃果は一方的に殴られる。
顔、胸、腹、足。的確に迫る打撃。
たまらず倒れる璃果。
その上へ馬乗りになる理々杏。
マウントポジション。上にいる者が絶対有利な体勢。

「うぅ…いや…」
「勝負ありだね」

顔面に向けて、上から強烈な打撃を振り降ろす。
ザンッ!!!!!!
パっと血しぶきが舞った。
口から血を垂らして、倒れる。

そして、あっけなく喧嘩の決着はついた。
結局3期4期で人気ベスト10って誰で確定したの?
182 :サンヨン作者(東京都) (ワッチョイ 029d-f6YN)[]:2021/11/24(水) 18:42:49.89 ID:ahhjqErU0
『伊藤理々杏、死亡!勝者、佐藤璃果!!』

上に乗っていたはずの伊藤理々杏の胸元に、
下から美しい刀身の刃が突き刺さっていた。
佐藤璃果の魔法「日本刀」。

「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」

殴られた頬の痛みを押さえながら、ゆっくり佐藤璃果は立ち上がる。
敗者の身体に刺さった日本刀を抜くと、また紅き血しぶきが舞った。
舌で静かに刀身に付いた血を舐める。
すると刀はまた美しく光り出した。

「フフ…フフフフフフ…」

血に染まった顔で微笑む佐藤璃果。
一つの勝利が、子兎を獅子に変えた。

ついさきほどまで怯え隠れていた少女が、
次の獲物を求めて歩み出す。

もうこの島に、斬れぬものは無い気がしていた。
結局3期4期で人気ベスト10って誰で確定したの?
183 :サンヨン作者(東京都) (ワッチョイ 029d-f6YN)[]:2021/11/24(水) 18:45:51.73 ID:ahhjqErU0
「お前がはじめたんだろ!殺し合いを!」

岩本蓮加から受けた痛烈な非難が、重くのしかかる。
(違う…違うのに…)
(ううん…違くない…だって桃子さんは私が…)
風の魔法で逃げて、戦いを避けた遠藤さくらだったが、
あれからずっと心を痛め続けていた。
泣いて動揺していた為、北川悠理ともまともに会話できず、
その結果、帰らぬ人となってしまった。
自分のせいで、大切な人をどんどん失ってしまう。
(私は…一体…どうしたらいいの?)
無性に誰かに会いたくなった。
会ってこんどこどちゃんと話して打ち明けたい。
自分の魔法について。
そして大園桃子さんとの事の真相を。

「っ!!」

そのときだ。
風の流れでこちらへ近づいてくる気配に気付いた。
(1人…じゃない2人)
さくらは慌てて辺りを見渡す。小高い崖の上。身を隠す場所はない。
(どうしよう…)
敵か味方か。
飛んで逃げるか、それとも。
迷っている間に気配の1つが物凄い速さで走り出してきた。
(もう間に合わない…見つか…)
結局3期4期で人気ベスト10って誰で確定したの?
184 :サンヨン作者(東京都) (ワッチョイ 029d-f6YN)[]:2021/11/24(水) 18:53:08.00 ID:ahhjqErU0
「さくちゃん!!!」

大声で自分の名を呼ぶ声。
嗚呼、こんな状況でもあまりにも元気すぎる、その声は。
一人で苦しんでいた遠藤さくらは、瞳に涙をためて返事した。

「…レイちゃん」

いつもと変わらぬ満面の笑みで、清宮レイが飛び出してきた。
両手を広げて抱きついてくる。

「会いたかったよ〜!!さくちゃ〜ん!!」

嬉しすぎて同じく抱きつこうとしたさくらだったが、
ハッと我に返って呼び止める。

「まってまって!ストップ!さわっちゃダメなの!」
「いぃ!?」

急ブレーキする清宮。
その後ろから落ち着いた様子で筒井あやめも姿をみせた。

「さくらちゃん…良かった無事で」
「あぁ〜あやめちゃんも〜」

ついに、遠藤さくらと最強(さいつよ)JKコンビが合流した。


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