- 【2012年大河ドラマ】平清盛 Part177©2ch.net
975 :日曜8時の名無しさん[]:2017/04/14(金) 00:33:26.26 ID:TKSFV5dq - 加藤さんどう見ても一世一代クラスの名演。
なのに悪口だけしか言われなかった。 これも諸行無常の一つだね。
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- 【2016年】真田丸アンチスレpart26©2ch.net
546 :日曜8時の名無しさん[]:2017/04/14(金) 00:37:24.43 ID:TKSFV5dq - なんだ汚盛がーはアンチ真田なのか?
真田礼賛たちは真っ二つに清盛支持と罵倒に分かれる。 俺のように、清盛擁護、真田というか三谷批判は少数派。 お前のように、どちらも罵倒というのはさらに少数派なんでないの?
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- 【2012年大河ドラマ】平清盛 Part177©2ch.net
977 :日曜8時の名無しさん[]:2017/04/14(金) 00:44:19.75 ID:TKSFV5dq - この回想シーンを見てなお、海賊王がー漫画がーとせせら笑うアナタ。
何か意見はありませんか、今さらながら。
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- 【2012年大河ドラマ】平清盛 Part177©2ch.net
978 :日曜8時の名無しさん[]:2017/04/14(金) 01:14:12.80 ID:TKSFV5dq - 違和感もったというのは個人的には理解できないが、人それぞれ嗜好だからあってよい。
だけれども、細かいディテールの積み重ねといったら、まずもってストーリー上のそれから 始めるべきだろう。何故、福原から瞬間移動したーが第一の論点になるのかさっぱりわかりません。 怒れる兎丸の表情ときたら、初回パパ盛に対して毒ずいた父朧月そのものではないか。 おまけに「お前がやってるのは盗賊と同じじゃー」と父の言葉をそのままリフレイン。 この回もまた、初回からの清盛−兎丸との関係性の推移をしっかり把握することなく語ることは ほとんど不可能なほど、長大なパースペクティブをもった作劇であった。 兎丸は、清盛の交易国家構想になくてはならない貢献をした元海賊であり、自身も上昇しながら あくまでも京の下層民の正義を体現することを忘れない義民であり続けた。 所詮ハイソな世界の話であるこの新新平家物語において、兎丸という庶民キャラの威力は抜群であった。 しかも彼は脚本家の妄想から生まれ出たのではなく、海賊討伐と家人化という平家にとっての 重要史実と京の貧民・孤児というこれまた重要な問題系を巧みにミックスして造型された 大河ではちょっとありえない有意味なオリキャラなのであった(一人の海賊ではなく匿名の 海賊が平家に貢献したのであるから、それを集合的に代表する兎丸はまことにオリキャラに 相応しい人物であった)。今夜はこの素晴らしき仕事人そして義人に合掌するしかない。
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- 【2012年大河ドラマ】平清盛 Part177©2ch.net
979 :日曜8時の名無しさん[]:2017/04/14(金) 01:34:14.56 ID:TKSFV5dq - 五条大橋での牛若弁慶の「出会い」ならぬ「再会」がもたらした感動は飛びぬけている。
何度も言うように、冴えない為義、必死に足掻く為義に興味をもち、ちょっかいを出し、 共感し助け、源氏サポーターになった弁慶の前史を描いたことで、義経=弁慶物語は 格段に厚みを増した。 これからの義経物語は、この画期的な主従設定を無視して成り立ちうるのか正直疑問だ。
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- 【2012年大河ドラマ】平清盛 Part177©2ch.net
980 :日曜8時の名無しさん[]:2017/04/14(金) 01:40:09.88 ID:TKSFV5dq - あと日宋貿易が、宋国皇帝の兄を相手とする正式な国家間貿易であったとする
高橋先生の重要な知見をしっかり取り入れていたことも特筆もの。 新説を塗すというのはこういう地味部分で発揮されるべきであって、保元・平治の乱や 鹿ケ谷事件について、諸説ある中で一説をとることによって誇示されるべきものではない。 では。
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- 【2012年大河ドラマ】平清盛 Part178©2ch.net
11 :日曜8時の名無しさん[]:2017/04/14(金) 22:54:56.19 ID:TKSFV5dq - 1乙、久々この回を録盛中。
まず、信西原理主義者西光が宋銭導入に積極的になったのは当然ともいえ、両者意気投合。 野良犬清盛が大嫌いだからといって、清盛の政策を全否定するような狭矮な態度を西光はとらない。 彼もまた、たとえアナクロ頑迷であっても公平無視の人間性を貫いた。 ところが相撲節会では清盛と決別。「西光殿は優れたお人だが、信西殿の世から時計が止まっておる」 と清盛が呆れた通り、今為政者は何をなすべきか、政策の優先順位をどうつけるか? について、プラグマティックな思考を巡らすことのできない人物にとどまってしまい、この方面にこそ 途方もない力量を示した入道とは器が違うことを証明してしまった (信西が死んだときより時計が止まっておるとのノベの台詞は省略されていたが、旧思考にとどまる西光 との対比は十全に示されていた)。 それにしても西光は、生涯一度もブレたことがない良くも悪く頑固で筋を通す男だった (嘉応の強訴での後白河の二枚舌に、法皇様それはあまりにご無体と苦言を弄している)。 その究極の姿が、あの鹿ケ谷事件での壮絶なリンチシーンなのであった(お前の国造りは復讐じゃー〜 小生今頃になって、清盛自身がそう明確に述べていたことに、兎丸無念回で気づかされた)。 戦後歴史学の巨人石母田正が西光を「不屈の闘士」と高く評価したのは、政治家としては遥かに 高邁で先見性あるビジョンをもち、かつ現実的方策を追求した清盛に及ばない彼が示した反権力性に よるものと思われるが、そのまま100%賛同することはできない。卓越性はやはり清盛のほうにある。 はともかく、このまっすぐな信西原理主義者西光と究極の機会主義者にしてナルシスト成親とまでをも 鬼対比した脚本・・・。加藤、吉沢両氏の名演が少しも話題にならなかったのは何故か?わたくしはこの点でも 重大な疑念と失望を持たざるをえなかった。
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13 :日曜8時の名無しさん[]:2017/04/14(金) 23:49:06.47 ID:TKSFV5dq - それでマスコミからはひたすらヨイショされまくり、絶賛に終始した三谷真田丸。
メジャーマスコミレベルでは批判的な言説などタブー、傑作評価以外は許されない。 そこで頑張った三谷真田丸の出演者たちはどうか。もちろん彼らは皆力演で応え貢献、素晴らしい。 幸せな大河に相応しく、彼らは今あちこち引っ張りだこだ。それぞれ大いにステップアップしたことは喜ばしい。 その喜びのためか、あちこち今も「出陣」しまくり、それをツイやフェースブックなどで嬉々として報告し、 取り巻きから賞賛される光景が多々見られる。 そうなると、捻くれもののわたくしは、それはちょっと違うんじゃないだろかと深刻な懸念と違和感をもつわけです。 清盛出演者たちが、これから負の役者人生を背負うされるかのような決めつけをされた後だけに (幸いそうならなかったのは僥倖)。熱烈なヲタがついている清盛はまだ幸せ。花もゆに出演した俳優たちときたら、 もうほとんど黙りこくってしまっている。こういうのがほんと俺は嫌いで腹がたつ。
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