- 【第二十三回】 太平記 part.23 『凱旋』 [転載禁止]©2ch.net
816 :日曜8時の名無しさん[]:2015/07/14(火) 01:49:32.70 ID:701jjz6k - >>810
公家・寺社の領地を保護するかどうかは大名次第だが、 保護するにしても大名不入地なんて認めないのが戦国大名だし、 半済や一国平均役のようなものは当然課されると思う。 >>813 室町・戦国期の国人領主の大半は、鎌倉期の地頭にルーツを持つよ。 あと鎌倉期の地頭は、基本的には荘園・公領の在地領主が将軍(鎌倉殿)と主従関係を結んで、 幕府の御家人となったもの。 但し御家人となってもその土地の本来の上級領主(公家・寺社)との関係は切れないし、 年貢のうち公家・寺社の取り分については、そちらへの納入義務も地頭にはある。 しかし地頭から公家・寺社への年貢納入が滞っている状況が、地頭による荘園・公領の押領。
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818 :日曜8時の名無しさん[]:2015/07/14(火) 09:21:28.03 ID:701jjz6k - >>817
>武士が律令の建前で領主になれず、 意味がよくわからん。 中世の武士は明らかに荘園や公領の在地領主(開発領主)だし、 それは当時の社会においても自明のことだと思うけど・・・。 あと律令体制の実質的崩壊は9世紀後半〜10世紀前半だけど、 いわゆる寄進地系荘園(中世荘園)の成立は11世紀後半〜12世紀前半だから、 律令体制と寄進地系荘園の成立に直接的な因果関係はないのでは? むしろ律令体制崩壊後の社会状況が寄進地系荘園を生み出したというイメージだが。
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823 :日曜8時の名無しさん[]:2015/07/14(火) 22:09:12.18 ID:701jjz6k - >>820
なるほどね。 それは畿内近国ほど荘園比率が高く、遠国ほど公領比率が高いことの一背景でもありそうだね。 特に知行国主が設定されることが一般化する院政期には、 国司も代々同じ系統の人々に受け継がれるようになるから、 国司の交代に伴うリスクも少なくなるし、地方の小領主にとって、 自分の土地を公領のままにしておくのに比べて、荘園化することに、 さほどメリットは見出だせなくなるのかな?
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- 【西郷隆盛】翔ぶが如く 13噴火目【大久保利通】 [転載禁止]©2ch.net
380 :日曜8時の名無しさん[]:2015/07/14(火) 22:14:24.54 ID:701jjz6k - その代わり旧藩主には華族として皇室の藩屏という新たな役割が与えられたわけで。
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