- 平清盛の痛い信者を晒すスレ3
212 :日曜8時の名無しさん[sage]:2013/01/12(土) 00:33:07.15 ID:uOrjzEN3 - twitterで長文感想シリーズ、いってみようw
ナツモリ https://twitter.com/natsu0mori もう最終回まであと少しだから、真昼間だけどちょっと連投する。今日はどこへもいかないで、引きこもって清盛のことを考えている。 もう遊びをせんとやだよ。パブリックビューイングは、締切日を間違えて覚えていてそもそも応募出来なかったんだよ(゜∀。) 私は何を期待して見始めたのだったか…を思い出している。去年の江の最終回の後に流れた長い予告を見て、平清盛は見ようと決めた。 それぐらいすごく魅力的だったし衝撃的な予告だった。幼い崇徳院の即位式から始まった。強烈な摂関家と王家の面々。まるで魑魅魍魎の世界だった。 それに負けず劣らず、武士かもののけか、と問われる主人公の姿。ただの不良少年としての側面だけでなくて、 2話で白河院の前で舞った白塗りの姿はそれだけではない妖しさがあった。瀬をはやみとタルカスと遊びをせんとやとテーマ曲が交互に流れていた。 和歌や今様で表される妖艶な世界、王家・白河院から始まった院政の世界・白河院につらなる人々≒もののけの世界と、 タルカスとテーマ曲で表される躍動感溢れる武士の世界とが交錯する、映画のような素晴らしい予告だった。(BD/DVDに収録されないかな…) 私は何を期待していたかな…。多分、見たことのないものを見たかった。平安時代をそもそもあまり見たことがなかった。 その中でも見たことのない平安時代を見られるかもしれないと思った。 平安末期。乱世。末法の時代。混沌と猥雑。武士か、もののけか。絵巻物から飛び出てきたような、逞しく、妖艶な平安。 人の心の醜さと美しさ。人の逞しさ強かさと、儚さ切なさ。美しい魑魅魍魎の世界だった。魑魅魍魎は人だった。 人は魅力的で、物語は面白く、衣装や美術は美しく、演出は凝っていて斬新で、音楽も素晴らしかった…。解釈が難しく考えたこともあった。 それが「分かりづらい」ということなのかもしれない。なら、はっきり言うよ。素晴らしいよ「分かりづらい」って。考えさせられるから面白いんだよ。 他の人の解釈を読んで目から鱗となり、考えさせられたり、目には美しく、耳には心地良かった。期待通りのものが見られたし、期待以上のものが見られた。 最初はクオリティの高い映像が見られればいいやと思っていた。これ程魅力的な人物達の織りなす物語に取り憑かれるとは思わなかった。 まさしくこの一年、遊びをせんとや、だったよ。 ひとまず連投終わり。ま、どーせ最終回の後、色々連投すると思うけど。
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213 :日曜8時の名無しさん[sage]:2013/01/12(土) 00:36:20.57 ID:uOrjzEN3 - ナツモリ
https://twitter.com/natsu0mori あわわわ…多少冷静なうちに公式さんにメッセージ送りたいんだけど言葉がまとまらねえええええええ。 もはやただのファンレター!だって伝えたいことがありすぎる…。 @nhk_kiyomori ツイッターの盛り上がりから平清盛に興味を持って中盤から見始めた人もいました。途中参戦のためその時はよくわからない、 とは言っていましたが過去回も見て、話に追いついてからは、やはり面白いと言っていました。今はツイッターが切欠で見始めることもあります。 @nhk_kiyomori 龍馬伝を見た時に今までと違うその映像や演出に「日本のドラマ業界もやれば出来るじゃないか!」 (大変不遜な物言いで申し訳ありません…)と思いました。当時平清盛の制作発表があり、 幕末にも合うが平安末期の混沌さにもあの表現方法は合うだろうと思っていました。 @nhk_kiyomori と、同時に大変失礼ながら「保守的なNHKではあの表現方法は二度はないかもしれない」とも思っていましたので、 平清盛には適用されないだろう、龍馬伝はなんと幸運なドラマだったのだろうか、と切ない気持ちもありました。 @nhk_kiyomori でしたので、去年の大河ドラマの最終回後のあの予告を見た時は願いが叶ったようで大変嬉しく感動しました。 あの予告を見て、このドラマを見よう、と決意して見始めました。埃もくたびれた着物も汚れた人々も含めて、 斬新な演出も含めて、間違いなく美しい映像作品でした。 @nhk_kiyomori そして脚本家の藤本さんの生み出す魅力的な登場人物と、彼らの生きた物語がとても面白く大好きでした。 逐一言葉で解説や説明をすることがないので見ている側が推し量ることも必要でしたが、しかし考えさせられる作品は面白いです。 一年間毎週ワクワクしながら見ました! @nhk_kiyomori 連投になりましたが、脚本演出役者音楽衣装美術全てにおいてハイクオリティで素晴らしい作品でした。 内外で厳しい声もあったかもしれませんが、このドラマの制作に関わった全ての方々は誇りと思っていただきたいです。 平清盛を制作していただいてありがとうございました。
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214 :日曜8時の名無しさん[sage]:2013/01/12(土) 00:38:45.50 ID:uOrjzEN3 - ナツモリ
https://twitter.com/natsu0mori 断言出来るよ。この一年は本当に遊びをせんとやだった。Twitterで実況しまくって語りまくってイラスト描いて盛絵見て、 botさん達の戯れをニコニコしながら眺めて本郷先生の出演されるニコ生見て世界のジャスティス見て、30話はオリンピックでTLが阿鼻叫喚になって(続く 同じ回を二回も三回も見て、考察して考察読んで、怒涛の生清盛読んで、清盛関連の本を買って読んでサントラ買って聴きまくって、 BD再生機ないのにBDBOX買って。なんという遊びをせんとや。この一年、面白かった。楽しかった。 小兎丸の姿は1話冒頭の海賊を従えた清盛のイメージと同じ。頼朝に小兎丸に、それぞれ受け継がれていく。叶わなかった夢のほうが叶った夢よりはるかに多い。 無数の夢の屍の上に、夥しい人々の無念の上に、何かが受け継がれ、今と未来に続いていく。どこにでもある、しかし普遍的な話だよ。 海の都にいる人々は死んだ人々なので、そういう意味で見たら、ある意味絶望的な場面なのかもしれない。でもそれが希望や救いに見えた。 きっとそうなんだよ。清盛は笑顔で始まり、笑顔で終わった。 満願成就の夜だった。言葉が浮かばない。今更言葉が必要かね。物語が完結するのは寂しいけど、完結しない物語は物語とは言えない。 だからこれでいいんだ。ああ、面白かった。幸せな一年だった。 あと平清盛の役者さんたちは皆さん天才なんじゃないかと思っているんですが、ついさっきまで老人だったかと思ったら、 少年の高平太になっている松山さんは天才というか、多分平清盛なんだと思いました。 いやー…色々思いながら見ていたんだけど、小兎丸から海の清盛からラストでもうっっぱーーーーーーーーんとなってしまってさ…なんも言えねえんよ…。 ラスト数分の破壊力が半端無くて。あの笑顔には完全屈服するしかねえっす( ;∀;)涙が乾いてはまた溢れて、また乾いては…ループ状態っす。 公式サイトの人物デザイン総集編を見てまた泣く。あの…人物デザイン全集は出版されないのでしょうか…(´・ω・`)
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215 :日曜8時の名無しさん[sage]:2013/01/12(土) 00:42:00.75 ID:uOrjzEN3 - ナツモリ
https://twitter.com/natsu0mori まあ「これこれこういったものを見せろ」という「私の見たいものを見せろ」という姿勢でいると何事においても満足することは少ないかもしれんの。 「それで、何を見せてくれるの?何を見せたいの?」という姿勢でいると、世の中は楽しいことが一杯だと思うの。 一門の死に方や義経弁慶の最後の戦いを描くための49回じゃないんだよ。彼らに限らず、繰り返される夥しい滅びの中に何が残るかのほうを重要視しているんだよ。 清盛と西行、一門、頼朝とのやりとり、小兎丸に海の都がハイライトでありクライマックスであり、それらを描くための49回。 西行は清盛の人生を美しいと、西行にとって最高の言葉で肯定して、清盛は一門のもっとも大切な部分を肯定した。 なんで満願成就だと思ったかというと、例え現の肉体は滅びても、より高い次元で承認と肯定があったから。魂の承認と肯定と継承の物語でした。 このドラマに限らないけど、「理解できない」「分からない」ということは、それ自体は恥ではないけど、声高に人に知らしめる類のことだっただろうか。 分からなかった、なら、まず調べるとか考えるとか、そうやって、自分の世界を広げていくものだと思うなあ(´ω`)きっとそのほうが楽しい。 最終回を見たら藤本さん脚本でこの制作陣で平清盛の世界観で、続編としての室町時代を見てみたいと思った。きっと平安末期より人気のない時代だろうし、 登場人物も知名度低い(現に私は足利尊氏とか足利義満ぐらいしか浮かばない)上に人気ないだろうけど、むしろだからこそ見てみたい 清盛が一門や頼朝に語った言葉は、一門には戦う道以外を閉ざしたともとれるし、頼朝には同族争いの道を行かせたことになるし、海の都は死者の都だ。 その、言葉や現象をどう捉えるかによって、絶望にも希望にも見えてくる。希望とは現象そのものから生まれるのではなくて人の意志によるものだ。 素敵だと思ったこと。BSとはいえ他局が清盛を語る番組を放送したことと、それを公式アカが本郷先生が出演される、という名目で宣伝していたことw 普通なら視聴者の取り合いをして、足の引っ張り合いをしていそうな所を、お互いに宣伝しあっていた、という所が微笑ましかった。 本郷先生の清盛愛も(´ω`)ツイートを藤本さんに届けたいと声をかけたことから始まって、ニコ生に出演されたり、BSフジに出演されたり生清盛に参加したり…。 考証の先生がそれだけ関わった作品に愛情を持たれるのって、素晴らしいことだと思った。 昔は、街頭で電気屋さんの前で見知らぬ人同士が集まって、テレビを見ていた。近所でテレビを置いてある家にお邪魔させてもらって見ていた。 一家に一台になってから家族皆で集まって見ていた。今は、これからは、一人一人がPCやスマホやタブレットと一緒にテレビを見るようになる。
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