- 【経済】日本の給与レベルは16年ぶりの低水準、アベノミクスが新たな壁に直面=海外メディア
322 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 03:05:31.80 ID:vv/1e4WY0 -
【間違い7】P147 インフレターゲットはうまくいく確率が非常に少ない。 物価が上がり、賃金は上がらない。 反論: 日本においてインフレターゲットはデフレ脱却目標を意味する。 消費増税をすれば物価は上がり、賃金は上がらないという状況は作り出せる。 しかし、インフレターゲットで言うインフレ率は消費増税の影響を除いたもので考えるので、これは当てはまらない。 円安に伴う輸入物価の値上がりであっても、マクロモデル(例えば日経NEEDS)で試算をしてみても、賃金は上がる。 一般的に言って賃金が上がらないときに物価だけがどんどん上がり続けることはない。 一時的にそのような状態になっても、誰も物を買えなくなるからやがてデフレに戻るだけ。 物価が継続的に上がるには賃金が上がり需要が伸びることが絶対条件である。 過去の平均給与の推移をみるとよい。 インフレ時には給与はインフレ率以上に上がった。 デフレ時には給与は物価の下落率以上に下がった。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/14/1467.png 内閣府による「国民生活に関する世論調査」でも、インフレ時には、生活がよくなると思う家庭が多かったが デフレ時には、生活が悪くなると思う家庭が多くなった。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/14/1468.png 浜矩子の間違いを徹底解説 http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/n-7a70.html
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- 【経済】13年の経常黒字、最小の3兆3061億円 貿易赤字は最大
495 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 03:09:33.79 ID:vv/1e4WY0 -
@seiponbanzai 確かに「貿易赤字=日本ヤバい」みたいな考えの人は多いなぁ。 @seiponbanzai 「経常収支赤字がダメならアメリカとっくの昔に崩壊してるはず」というと、 「米国は基軸通貨国で自由に通貨発行できるから」と訳のわからん答えが返ってくる。 だが、今の時代、別に日本がいくら通貨発行してもいいのだが。 要するに変動相場制の意味がわかっていないということだが。 @seiponbanzai この話、意外と「国際派エコミスト」で皆に尊敬されている人がわかってない場合があるので厄介である。 反論すると、「お前は人格崩壊者か、無礼者めが!」みたいな話になる。 @seiponbanzai しかも、この話は、1回聞いて理解できないと、多分、一生理解できない話かもしれない。 これは量的緩和の話と一緒。
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- 【経済】日本の給与レベルは16年ぶりの低水準、アベノミクスが新たな壁に直面=海外メディア
372 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 03:55:00.09 ID:vv/1e4WY0 - 景気が悪くなって困るのは労働者、(大)企業は困らない
ピカール・サワールマン http://blog.livedoor.jp/sowerberry/archives/36098256.html 「景気が良くなったって、大企業の利益が増えるだけ」 というようなことを左巻きの人たちがよく言うが、痛くて目も当てられないね。 自分たちでは気の利いたことを言っているつもりでも、支持を得たい人たちから嫌われるようなことを言っているのだから、 受けないギャグを言ってしまったお笑い芸人よりも立場は悪い。 なぜなら、景気の影響を直接受けるのが労働者で、企業は景気の影響をそれほど受けないからだ。 景気が悪くなれば労働者の賃金は下がり、失業も増える。一方的にマイナスの影響を受ける。 いっぽう企業にとっては、売上は減るが、賃金が下がり、必要な労働者数や労働時間も減るのでコストが下がる。 マイナスの影響とプラスの影響が相殺するので、不況のマイナスの影響は軽減されるのである。 逆に景気が良くなると、売上は増えるが賃金も上がる(また労働者数、労働時間も増える)ので、利益はそれほど大きくならない。 労働者は好不況の影響を「直接」受けるが、企業は好不況の影響をそれほど被らないのである。 これは簡単な労働需要と労働供給の関係から見ることができる。
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380 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 03:58:54.11 ID:vv/1e4WY0 - >>372
じゃあ、どうして現在の景気回復は賃金上昇につながっていないのだろうか (マスコミが良く使う嫌な言葉で言えば「景気回復は実感されていないのだろうか」)。 簡単なことだ。まだ景気回復していないからだ。 需要が回復しても、賃金上昇までには時間がかかる(先に需要の増加にともなって、雇用量が増加する=失業が減少する)。 企業は安い賃金で雇用できているあいだは賃金を上げない(上げる必要がないからだ)。 しかし、人手不足が生じてくると賃金を上げなければ労働者を確保できなくなる。 景気回復が実感されないのは、そのような時点までまだ到達していないから、というだけだ。 企業にとって現在の日本(やアメリカ)の状態――需要は回復しつつあるが、賃金は上がっていない状態― ―がちょうどいい、いちばんおいしい時になっている (クルーグマンが言っているように、むしろ緩い不景気のほうがいいくらいなのだ)。 だから、やがて賃金が上がってくると、まだ完全に景気回復していないのに景気引き締めを主張しだすだろう (そう、企業、とくに大企業は完全な景気回復なんて望んでいない)。 そうなるとマスコミは「インフレになって物価が上がる」だの、「輸入材の価格が上がって労働者や中小企業を苦しめる」だの、 「金融システムが不安定化する」だの、「金利が上がって財政赤字が増える」だの、 というようなもっともらしい理由をつけて援護射撃をする(その本質は企業部門の広報部だからね)。 左翼の経済知識はNHKニュースや他のニュースメディアだけだから、こういう言葉にころっとだまされる。 そういう状況になったとき、労働者には、労働者はまだ景気回復の果実を受け取っていない、 ということを主張する味方が必要だ。 だけど左翼は景気回復がまだ始まったばかりの時点で、 「景気回復しても企業の利益が増えるだけだ」なんて主張しちゃっているわけだ。
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- 【経済】日本の給与レベルは16年ぶりの低水準、アベノミクスが新たな壁に直面=海外メディア
397 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 04:07:59.72 ID:vv/1e4WY0 -
なぜインフレの本質を誤解してしまうのか? 「円安→物価上昇→生活苦」は、一面的な見方 http://toyokeizai.net/articles/-/30222 http://tk.ismcdn.jp/mwimgs/c/d/-/img_cd726ab8abfdc26463ccf0b5238d2ed4176667.jpg
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501 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 04:14:15.16 ID:vv/1e4WY0 -
【間違い7】P147 インフレターゲットはうまくいく確率が非常に少ない。 円安は輸出業者だけが儲かる。 物価が上がり、賃金は上がらない。 反論: 日本においてインフレターゲットはデフレ脱却目標を意味する。 消費増税をすれば物価は上がり、賃金は上がらないという状況は作り出せる。 しかし、インフレターゲットで言うインフレ率は消費増税の影響を除いたもので考えるので、これは当てはまらない。 円安に伴う輸入物価の値上がりであっても、マクロモデル(例えば日経NEEDS)で試算をしてみても、賃金は上がる。 一般的に言って賃金が上がらないときに物価だけがどんどん上がり続けることはない。 一時的にそのような状態になっても、誰も物を買えなくなるからやがてデフレに戻るだけ。 物価が継続的に上がるには賃金が上がり需要が伸びることが絶対条件である。 過去の平均給与の推移をみるとよい。 インフレ時には給与はインフレ率以上に上がった。 デフレ時には給与は物価の下落率以上に下がった。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/14/1467.png 内閣府による「国民生活に関する世論調査」でも、インフレ時には、生活がよくなると思う家庭が多かったが デフレ時には、生活が悪くなると思う家庭が多くなった。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/14/1468.png 浜矩子の間違いを徹底解説 http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/n-7a70.html
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- 【経済】13年の経常黒字、最小の3兆3061億円 貿易赤字は最大
502 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 04:19:41.29 ID:vv/1e4WY0 - >>497
それニクソン・ショック以前の話だから 変動相場制になってからは為替が投機対象になっている 東京だけでも1日で40兆円も動くのが為替市場 実物経済の取り引きと為替の相関関係は完全に崩れている
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401 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 13:35:50.44 ID:vv/1e4WY0 -
景気が悪くなって困るのは労働者、(大)企業は困らない ピカール・サワールマン http://blog.livedoor.jp/sowerberry/archives/36098256.html じゃあ、どうして現在の景気回復は賃金上昇につながっていないのだろうか (マスコミが良く使う嫌な言葉で言えば「景気回復は実感されていないのだろうか」)。 簡単なことだ。まだ景気回復していないからだ。 需要が回復しても、賃金上昇までには時間がかかる(先に需要の増加にともなって、雇用量が増加する=失業が減少する)。 企業は安い賃金で雇用できているあいだは賃金を上げない(上げる必要がないからだ)。 しかし、人手不足が生じてくると賃金を上げなければ労働者を確保できなくなる。 景気回復が実感されないのは、そのような時点までまだ到達していないから、というだけだ。 企業にとって現在の日本(やアメリカ)の状態――需要は回復しつつあるが、賃金は上がっていない状態― ―がちょうどいい、いちばんおいしい時になっている (クルーグマンが言っているように、むしろ緩い不景気のほうがいいくらいなのだ)。 だから、やがて賃金が上がってくると、まだ完全に景気回復していないのに景気引き締めを主張しだすだろう (そう、企業、とくに大企業は完全な景気回復なんて望んでいない)。 そうなるとマスコミは「インフレになって物価が上がる」だの、「輸入材の価格が上がって労働者や中小企業を苦しめる」だの、 「金融システムが不安定化する」だの、「金利が上がって財政赤字が増える」だの、 というようなもっともらしい理由をつけて援護射撃をする(その本質は企業部門の広報部だからね)。 左翼や構造改革論者の経済知識はNHKニュースや他のニュースメディアだけだから、こういう言葉にころっとだまされる。 そういう状況になったとき、労働者には、労働者はまだ景気回復の果実を受け取っていない、 ということを主張する味方が必要だ。 だけど左翼や構造改革論者は景気回復がまだ始まったばかりの時点で、 「景気回復しても企業の利益が増えるだけだ」なんて主張しちゃっているわけだ。
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542 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 14:38:45.88 ID:vv/1e4WY0 -
【間違い7】P147 インフレターゲットはうまくいく確率が非常に少ない。 円安は輸出業者だけが儲かる。 物価が上がり、賃金は上がらない。 スタグフレーションになる。 反論: 日本においてインフレターゲットはデフレ脱却目標を意味する。 消費増税をすれば物価は上がり、賃金は上がらないという状況は作り出せる。 しかし、インフレターゲットで言うインフレ率は消費増税の影響を除いたもので考えるので、これは当てはまらない。 円安に伴う輸入物価の値上がりであっても、マクロモデル(例えば日経NEEDS)で試算をしてみても、賃金は上がる。 一般的に言って賃金が上がらないときに物価だけがどんどん上がり続けることはない。 一時的にそのような状態になっても、誰も物を買えなくなるからやがてデフレに戻るだけ。 物価が継続的に上がるには賃金が上がり需要が伸びることが絶対条件である。 過去の平均給与の推移をみるとよい。 インフレ時には給与はインフレ率以上に上がった。 デフレ時には給与は物価の下落率以上に下がった。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/14/1467.png 内閣府による「国民生活に関する世論調査」でも、インフレ時には、生活がよくなると思う家庭が多かったが デフレ時には、生活が悪くなると思う家庭が多くなった。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/14/1468.png http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/n-7a70.html
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- 【経済】13年の経常黒字、最小の3兆3061億円 貿易赤字は最大
596 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 14:42:44.16 ID:vv/1e4WY0 - >>594
固定相場の国だから(ユーロは加盟国にユーロペッグ(固定為替)を強いている)
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602 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 14:47:37.02 ID:vv/1e4WY0 - アメリカも経済原理からは逸脱などしていない。
操作可能性命題(世の中は、力の強さに応じて、意識的に操作可能である。)は リーマン・ショックを見ても間違いなのが分かる。 変動相場制で説明がつくことに基軸通貨云々はナンセンス。
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604 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 14:49:52.92 ID:vv/1e4WY0 - >>600
大あり。 固定為替を維持するには外貨準備が必要だから。 外貨準備が足りず固定為替が維持できないと途端にデフォルト寸前になる。
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610 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 14:55:33.60 ID:vv/1e4WY0 - >>600
アルゼンチンは通貨危機に瀕しているというより 通貨危機デマで為替が2割減価しただけ。 同じく危機だと言われたトルコリラなどはすでに一月中旬の水準に戻ってる。 変動相場制は市場が割安と思えば買いが入るし割高と思えば売りが入る 外貨準備が必要ない代わりに為替変動リスクがある ただし、デフォルトにはならない
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613 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 14:58:31.35 ID:vv/1e4WY0 - >>607
変動相場なら対外債務超過だろうがデフォルトにはなりえない。 通貨がいくらでも刷れるから。 もちろん高インフレのリスクはある。 というか変動相場と固定相場の違いが分からないと話にならない。
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616 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 15:04:52.15 ID:vv/1e4WY0 - >>614
ホントに理解できてないようだね 通貨発行の自由があるかないかの違いが分からないといつまでも平行線だろう >@seiponbanzai >「経常収支赤字がダメならアメリカとっくの昔に崩壊してるはず」というと、 >「米国は基軸通貨国で自由に通貨発行できるから」と訳のわからん答えが返ってくる。 >だが、今の時代、別に日本がいくら通貨発行してもいいのだが。 >要するに変動相場制の意味がわかっていないということだが。 >@seiponbanzai >しかも、この話は、1回聞いて理解できないと、多分、一生理解できない話かもしれない。 >これは量的緩和の話と一緒。
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619 :名無しさん@13周年[]:2014/02/11(火) 15:08:11.70 ID:vv/1e4WY0 - 固定相場脳って話にならないね
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622 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 15:13:06.61 ID:vv/1e4WY0 - 変動相場だと固定相場のようにデフォルト(ハイパーインフレ)になるには
戦争で負けるか、それ以外にはジンバブエみたいに殆どの企業を政府が潰すような状況でなければありえない 市場で割安の通貨には買いが入るからね 固定相場にはこれがなく通貨発行の自由もない
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- 【経済】13年の経常黒字、最小の3兆3061億円 貿易赤字は最大
632 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 15:26:34.84 ID:vv/1e4WY0 - >>628
つトルコ 南アフリカ。 債務超過と為替安で危機を煽られたが、政策金利を上げることであっさり沈静化した。 まさに「通貨安が進み割安とみなされれば買いが入る」状況になった。
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- 【経済】13年の経常黒字、最小の3兆3061億円 貿易赤字は最大
634 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 15:40:00.91 ID:vv/1e4WY0 - >>633
そんなものには為替市場は動かない 変動相場は為替自体が投機対象 実物経済より中央銀行の姿勢の変化などに敏感
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- 【経済】13年の経常黒字、最小の3兆3061億円 貿易赤字は最大
645 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 17:38:37.15 ID:vv/1e4WY0 - >>635
ファンダメンタルズなど日本でも一年で数十兆規模 為替市場は東京だけで1日で40兆動く ファンダメンタルズと為替の相関係数は恐ろしいほど低い
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807 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 17:42:36.07 ID:vv/1e4WY0 -
景気が悪くなって困るのは労働者、(大)企業は困らない ピカール・サワールマン http://blog.livedoor.jp/sowerberry/archives/36098256.html じゃあ、どうして現在の景気回復は賃金上昇につながっていないのだろうか (マスコミが良く使う嫌な言葉で言えば「景気回復は実感されていないのだろうか」)。 簡単なことだ。まだ景気回復していないからだ。 需要が回復しても、賃金上昇までには時間がかかる(先に需要の増加にともなって、雇用量が増加する=失業が減少する)。 企業は安い賃金で雇用できているあいだは賃金を上げない(上げる必要がないからだ)。 しかし、人手不足が生じてくると賃金を上げなければ労働者を確保できなくなる。 景気回復が実感されないのは、そのような時点までまだ到達していないから、というだけだ。 企業にとって現在の日本(やアメリカ)の状態――需要は回復しつつあるが、賃金は上がっていない状態― ―がちょうどいい、いちばんおいしい時になっている (クルーグマンが言っているように、むしろ緩い不景気のほうがいいくらいなのだ)。 だから、やがて賃金が上がってくると、まだ完全に景気回復していないのに景気引き締めを主張しだすだろう (そう、企業、とくに大企業は完全な景気回復なんて望んでいない)。 そうなるとマスコミは「インフレになって物価が上がる」だの、「輸入材の価格が上がって労働者や中小企業を苦しめる」だの、 「金融システムが不安定化する」だの、「金利が上がって財政赤字が増える」だの、 というようなもっともらしい理由をつけて援護射撃をする(その本質は企業部門の広報部だからね)。 構造改革論者や左翼の経済知識はNHKニュースや他のニュースメディアだけだから、こういう言葉にころっとだまされる。 そういう状況になったとき、労働者には、労働者はまだ景気回復の果実を受け取っていない、 ということを主張する味方が必要だ。 だけど構造改革論者や左翼は景気回復がまだ始まったばかりの時点で、 「景気回復しても企業の利益が増えるだけだ」なんて主張しちゃっているわけだ。
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812 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 17:45:23.85 ID:vv/1e4WY0 -
【間違い7】P147 インフレターゲットはうまくいく確率が非常に少ない。 円安は輸出業者だけが儲かる。 物価が上がり、賃金は上がらない。 スタグフレーションになる。 反論: 日本においてインフレターゲットはデフレ脱却目標を意味する。 消費増税をすれば物価は上がり、賃金は上がらないという状況は作り出せる。 しかし、インフレターゲットで言うインフレ率は消費増税の影響を除いたもので考えるので、これは当てはまらない。 円安に伴う輸入物価の値上がりであっても、マクロモデル(例えば日経NEEDS)で試算をしてみても、賃金は上がる。 一般的に言って賃金が上がらないときに物価だけがどんどん上がり続けることはない。 一時的にそのような状態になっても、誰も物を買えなくなるからやがてデフレに戻るだけ。 物価が継続的に上がるには賃金が上がり需要が伸びることが絶対条件である。 過去の平均給与の推移をみるとよい。 インフレ時には給与はインフレ率以上に上がった。 デフレ時には給与は物価の下落率以上に下がった。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/14/1467.png 内閣府による「国民生活に関する世論調査」でも、インフレ時には、生活がよくなると思う家庭が多かったが デフレ時には、生活が悪くなると思う家庭が多くなった。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/14/1468.png http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/n-7a70.html
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- 【論説】急落する株価、過去最大の貿易赤字…「アベノミクスの誤算」で円安不況がやって来る!?…町田徹
29 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 17:49:02.60 ID:vv/1e4WY0 -
@seiponbanzai 確かに「貿易赤字=日本ヤバい」みたいな考えの人は多いなぁ。 @seiponbanzai 「経常収支赤字がダメならアメリカとっくの昔に崩壊してるはず」というと、 「米国は基軸通貨国で自由に通貨発行できるから」と訳のわからん答えが返ってくる。 だが、今の時代、別に日本がいくら通貨発行してもいいのだが。 要するに変動相場制の意味がわかっていないということだが。 @seiponbanzai この話、意外と「国際派エコミスト」で皆に尊敬されている人がわかってない場合があるので厄介である。 反論すると、「お前は人格崩壊者か、無礼者めが!」みたいな話になる。 @seiponbanzai しかも、この話は、1回聞いて理解できないと、多分、一生理解できない話かもしれない。 これは量的緩和の話と一緒。
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- 【経済】13年の経常黒字、最小の3兆3061億円 貿易赤字は最大
647 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 17:51:58.47 ID:vv/1e4WY0 -
結局、為替レートを決める要因は? http://abc60w.blog16.fc2.com/blog-entry-816.html 実物取引:経常収支→広義資本収支に記載されるだけで、日々の純粋な資本取引(株や国債や、社債など)は、この国際収支表には記載されません。 で、その額ですが、経常収支の50〜100倍、大きなときには、200倍以上動いています。 「各通貨の貿易取引に対する為替取引の倍率は、10年4月の時点で、米ドルが240倍、円が140倍(日経2012.3.16)」です。 日経H25.8.14『東京外為市場 アジア首位奪還できず』 …東京外国為替市場委員会の調べによると、為替の直物取引や先物、スワップ、オプションンをあわせた 4月の1日あたり売買高は、3481億ドルと、06年4月の調査以来で最高を記録した。 恐ろしい・・・3481億ドル、約35兆円が、1日に動いています。 つまり、為替に影響を及ぼすのは、実物取引(経常収支)ではなく、資本(カネ)⇔資本(カネ)取引なのです。 毎日の、東証一部などへの外国人株式投資や、国債の国際間売買、M&Aなどが、実物経済の100倍もあるのです。
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- 【経済】13年の経常黒字、最小の3兆3061億円 貿易赤字は最大
648 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 17:54:36.13 ID:vv/1e4WY0 - >>644
アルゼンチンがデフォルトしたのは全て固定相場制の時代 三橋は内国債とか言ってる時点でよく分かってない
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832 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 18:09:47.76 ID:vv/1e4WY0 - >>820
公共投資が引き上げてるのはGDP速報値だけ 実際は予算の4割が繰り越しで確報値では全く経済成長に寄与していない 公共事業、GDPをかく乱 予算使い残しで下振れ 2013/12/16 http://www.nikkei.com/article/DGXNZO64127960V11C13A2SHA000/ 公共事業が経済成長率を押し上げる効果に疑問が出てきた。 相次ぐ経済対策に盛り込まれた多額の公共事業費は実際には使い残しが多く、需要増に至っていない。 2012年度の国内総生産(GDP)は公共投資が見込みを下回り、経済成長率が0.5ポイントも下方修正された。 7〜9月期のGDP改定値が公表された9日。 第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは目を疑った。 同時に発表された12年度のGDP確報値で、公共事業が速報値の前年度比実質14.9%増から、1.3%増へ下方修正されたからだ。 この下方修正で12年度の実質成長率は速報値の1.2%から確報値は0.7%に、名目成長率は0.3%からマイナス0.2%に落ちた。 新家氏は「GDP統計で景気を見ることができなくなる」と憤った。 GDPの「公的固定資本形成」は速報、改定段階では公共工事の受注額から仕上がり額を推計した統計をもとに盛り込む。 決算の支払額を反映するのは確報値だ。 予算の繰越額から見ると、受注から完成までの期間は以前より長くなっている。 過去の傾向に基づく推計と現実の決算のずれが、GDPの下振れを招いたようだ。
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840 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 18:26:53.01 ID:vv/1e4WY0 -
物価が上がっても国民の賃金はすぐには上がりません。 インフレ率と失業の相関関係を示すフィリップス曲線(インフレ率が上昇すると失業率が下がることを示す)を見てもわかる通り、 名目賃金には硬直性があるため、期待インフレ率が上がると、実質賃金は一時的に下がり、そのため雇用が増えるのです。 こうした経路を経て、緩やかな物価上昇の中で実質所得の増加へとつながっていくのです。 その意味では、雇用されている人々が、実質賃金の面では少しずつ我慢し、失業者を減らして、それが生産のパイを増やす。 それが安定的な景気回復につながり、国民生活が全体的に豊かになるというのが、リフレ政策と言えます。 よく「名目賃金がすぐに上がらないとダメ」と言われますが、名目賃金はむしろすぐには上がらないほうがいい。 名目賃金がすぐに上がると企業収益が増えず、雇用が増えなくなるからです。 それだとインフレ政策の意味がなくなってしまい、むしろこれ以上物価が上昇しないよう、止める必要が出て来る。 こうしたことは、あまり理解されていないように思います。 「期待インフレ率が上がる→実質賃金が下がる→雇用が増える→生産のパイが増える→安定的な景気回復→国民生活全体が豊かになる」
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- 【経済】日本の給与レベルは16年ぶりの低水準、アベノミクスが新たな壁に直面=海外メディア★2
855 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 18:42:26.17 ID:vv/1e4WY0 - >>849
急激にデフレになったからね その後は結局実質賃金もダダ下がり
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- 【経済】日本の給与レベルは16年ぶりの低水準、アベノミクスが新たな壁に直面=海外メディア★2
861 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 18:57:25.24 ID:vv/1e4WY0 -
インフレが暮らしを豊かにする http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/no-ac1d.html 日本人はインフレを嫌い、デフレを好む。世界中捜しても、そんな国は日本だけだ。 デフレは国の経済を縮小させ国を貧乏にし、国民はどんどん貧乏になる。 毎日買い物をしている主婦にとっては、インフレは大敵だし買い物に行って値上がりしていたら頭にくる。 一日に何回も憤っているのかもしれない。一方で給料が上がるのは年に一度か二度程度。 つまり、一年に2〜3000回憤って、1〜2回喜ぶ。だからインフレは怒りのほうが喜びより1000倍以上大きいのだろうか。 過去130年間の賃金と物価の推移をグラフにしてみた。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2013/06/24/1351.png 物価より賃金のほうがはるかに上がっていることは明らかだ。それだけ物が多く買えるようになった。 130年前は1年間一生懸命働いても、やっと家族を養うだけの賃金しか稼げなかった。不作の年は飢餓に直面した。 今は最悪でも生活保護があり、手続きさえすれば飢え死にはしない。 安い外米を輸入しても買う人はおらず、高くてもおいしい米が売れる。 その意味でも130年前との違いはグラフに示されるもの以上だ。 さらに、現在入手できる多くのものは130年前には入手できなかった。 テレビ、スマホ、メール、抗生物質、航空券等は入手不可能、つまり130年前には無限大の価値があったものだ。 賃金のほうが物価以上に上がっていたというのは戦前からだったことがわかる。 つまり、インフレにもかかわらず、暮らしはどんどん改善されてきた。 しかし、デフレの続く平成において状況は一変した。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2013/06/24/1353.png 世界中で日本だけがデフレ経済で、平均給与(国税庁発表)の値下がりは物価の下落より大きい。
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862 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 18:59:54.84 ID:vv/1e4WY0 - >>861
次に戦後のインフレの時代を見てみよう。 ハイパーインフレとまではいかないが10%以上なのでギャロッピング インフレーションと呼ばれる。 インフレで生活はどうなったのだろうか。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2013/06/24/1355.png 焼け野原になった日本は戦後物不足に襲われ、傾斜生産方式による復興政策が始まると 復興金融金庫から鉄鋼産業と石炭産業に大量の資金が融資された結果、復興インフレが発生した。 インフレを止めるため1949年にドッジ・ラインが導入され、インフレは止まったが賃金は上がり続けた。 1950年〜1953年の間、朝鮮特需のお陰で日本経済は大きな恩恵を受けた。 戦後の高いインフレで暮らしは悪化したのではなく、生産の回復で急速に暮らしは楽になっていった。 次に戦後の高度成長期を見てみよう。 http://ajer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2013/06/24/1356_2.png 高度成長期には、物価も上がった。 1974年にはオイルショックで23%も上がったが、それ以外の年でも数%程度ののインフレ率で、今では考えられない数字だ。 しかし、このグラフでも分かるように、賃金の上昇はそれをはるかに上回り、急速に生活は改善されていった。
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873 :名無しさん@13周年[sage]:2014/02/11(火) 19:18:41.66 ID:vv/1e4WY0 - 普通にバーナンキやクルーグマン、スティグリッツあたりも支持してるでしょ
海外のマクロ経済学者で反対してる奴はほとんどいない
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