- 【山口5人殺害】「悪いうわさ、頭にきた」「犬のふんの処理について注意された」保見容疑者、不満繰り返す
898 :名無しさん@13周年[sage]:2013/07/31(水) 17:59:13.13 ID:zolbXlo60 - カツヲと郷住民との確執については様々な情報が流れているが多くは確執の結果を語る証言であって、
確執の原因を語る証言ではない。どうにかして確執の根源にまで肉薄できないか。 初心に戻って個々の事例の詳解を試みることにした。 ■ カツヲ邸周辺鳥瞰図をみる http://livedoor.blogimg.jp/osmay/imgs/d/2/d2b2ab2c.jpg 手前左の建物がシルバーハウスHOMIとして使われていた建物、右より中央の平屋根建物がガレージ、 中瓦葺きの大きな建物がカツヲ邸、奥の赤茶けた屋根の焼け落ちた建物が山本ミヤ子邸。 中央が焼け落ちて周辺の屋根が残っているのは、恐らく重いセメント瓦葺きの中央部分は火事により落下、 周囲の軽いメッキ鋼板屋根部分だけが落下を免れたからであろう。 次にタニウタさんが公開している登記簿の範囲で読み取れる情報を拾ってみることにしよう。 ■ 第2郷橋はいつできたのか? 周辺の図面と住宅地図を照らし合わせてみると、興味深い事実が浮き上がる。 周辺図 http://taniutacom.blog.fc2.com/img/20130725101402a17.png/ 住宅地図 http://anemone2ch.net/wp/wp-content/uploads/2013/07/wpid-c519af345d38a6e54ebfed03251ac595.png 地図には存在する第2郷橋が図面に入っていない。 これは平成7年頃の古い図面だからと思われるが、この事実は重要な情報かもしれないのである。 架橋工事は平成7年以降、つまりカツヲが帰郷して土地を取得したあとに実施されている。 そして公共事業により付近の土地の買収が行われ、地主が利益を得たであろうことがうかがえるのだ。 石村文人が利益を得た可能性はもちろんだが、カツヲが買った土地も一部がその事業の買い上げ対象に 入っていた可能性がある。とすると、運よくあぶく銭をつかんだカツヲを妬ましく思う住民がいても不思議でない。 元の地主であった石村などは、カツヲに土地を売ったことを悔やんだかもしれないのである。 カネの怨みは怖い。カツヲと集落住民との間に距離が生じた最初の原因は、あるいはこのことではなかったか。
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905 :名無しさん@13周年[sage]:2013/07/31(水) 18:02:10.17 ID:zolbXlo60 - ■ カツヲが購入した土地
カツヲが金峰で石村文人から購入した土地は次の通りである。 いずれもカツヲ帰郷の年の平成6年(1994年)6月23日に分筆され、平成6年10月7日に売買されている。 続きの土地であり、父親の家が建つ土地の周辺を一塊に買収したことが看てとれる。 (1) 3949 (S560326に3949から8、9へ分筆) (2) 3949-12 (H060623に3949-2から12へ分筆) (3) 3949-10 (H060623に3949-1から1、10、11へ分筆) ■ 父親の家 3949 カツヲの父親、保見友一の所有する建物が存在したのは3949、この地番は昭和56年、8と9に分筆されている。 近隣に2階建の家もなく既に改築されて現存しないと思われるが、カツヲが3949-8に続く一帯の土地を 買収していることから、現在では恐らく3949-8にあたる。 所在 3949 (家屋番号3949) 建物 H150421変更/登記 居宅 木造枌葺二階建 1階32.31u/2階26.11u 所有者 保見友一 ■ 山本正夫邸 3949-1、3949-2 山本ミヤ子の夫、山本正夫が昭和55年に新築した家は、3949-1、3949-2にかけて建っていた。 所在 3949-1、3949-2 (家屋番号3949-1-2) 建物 S551118新築 居宅 木造セメント瓦亜鉛メッキ鋼板葺平屋建 80.96u 所有者 山本正夫 金峰3946番地 ■ 橋本雅一邸 3949-1 3949-1には、別人の所有する建物も存在した。 ただしこれは戦前の建物で、現存する建物なのか怪しく思う。 所在 3949-1 (家屋番号3949-1-1) 建物 S120317売買 居宅 木造亜鉛メッキ鋼板葺平屋建 41.32u 所有者 橋本雅一 金峰3614番地
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914 :名無しさん@13周年[sage]:2013/07/31(水) 18:06:40.41 ID:zolbXlo60 - ■ 山本ミヤ子宅の地番の謎
カツヲ宅と山本ミヤ子宅は隣接していた。 写真(1) http://gazou.gundari.info/images-2ch/20130723134301.jpg 写真(2) http://jyoukyou-40.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_455/jyoukyou-40/ie.jpg 住宅地図 http://anemone2ch.net/wp/wp-content/uploads/2013/07/wpid-c519af345d38a6e54ebfed03251ac595.png ゼンリン住宅地図に基づくとカツヲ宅は3949-1となっている。 今回遭難した山本ミヤ子宅は、同じくゼンリン住宅地図に基づくと3946-1とされている。 だが土地台帳図面では、3949と3946は隣接していない。道路と3947番地一帯をはさみ、その向こうに 3946番地が存在する。 つまり放火されたミヤ子宅とされる建物の番地が、3946-1であるはずがないのである。 写真 http://2ch.ki9.biz/wp-content/images/20130725171326_13_1.jpg 図面 http://taniutacom.blog.fc2.com/img/20130725101402a17.png/ カツヲの駐車場わきの瓦屋根の建物は3946-10に建っている。 http://www.asahi.com/national/update/0724/images/SEB201307230063.jpg ではミヤ子宅とされる建物の正体は何か。3949-11に建つ山本正夫名義の居宅である。 住宅地図で3946-1とされているのは、昭和55年以前の山本家の旧住所を誤って転記したものだろう。 実際、山本正夫の建物登記の所有者住所を見ると3946とされている。 山本家はもともと3946に居を構えていて、昭和55年に3949-1-2へ家を新築したことが看てとれる。 そしてこの建物は、分筆前の地番では3949-1と3949-2にかけて建っていた。 いずれも石村文人の土地であり、借地して建てたものである。
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921 :名無しさん@13周年[sage]:2013/07/31(水) 18:10:16.65 ID:zolbXlo60 - いや、俺は他人様の調査結果に頼って読み解こうとしているだけだから。
この田舎の闇をほじくり出したいではないか。 ■ カツヲの帰郷が山本家に与えた影響 3949-1はカツヲが平成6年、3949-10を買収するにあたり3949-1、3949-10、3949-11へと分筆されている。 ※3949-1: 1.46u 3949-10: 16.18u 3949-11: 21.58u http://taniutacom.blog.fc2.com/img/20130726173950359.png/ 3949-2も同様に3949-12へ分筆されており、一連の分筆により山本ミヤ子邸は3949-11に押し込められ、 自由に使える土地を大きく減じたことは疑いない。 その発端となったカツヲの土地買収を当然山本は快く思わなかったであろうし、境界線争いをはらんだ可能性も 十分に考え得るのである。 山本は以前の住所である3946-1も地主の石村文人から借地し、新築家屋もまた同人から借地して 建てるという非常に石村と近しい立場にある。のみならず石村は郷の有力者のうえ、とミヤ子は同級であり ごく親しい仲、土地の問題でただでさえ隣人カツヲと折り合いが悪いミヤ子が、カツヲと石村が対立したとき どちらに味方するかはわかりきっていた。
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- 【山口5人殺害】「5人全員に恨みがあった」
806 :名無しさん@13周年[sage]:2013/07/31(水) 23:54:50.15 ID:zolbXlo60 - ■ シルバーハウスHOMI
あまりマスコミは報じていないが、一時期カツヲはシルバーハウスHOMIという施設を経営していた。 写真手前の建物がそれである。 http://livedoor.blogimg.jp/osmay/imgs/d/2/d2b2ab2c.jpg これはおそらく老人の憩いの場のような施設だろう。 マスコミはこの建物の中を覗き見てスリッパやカウンターを発見し、カツヲは村人との交流を求めていた、という 方向で報じることが多い。もちろんそれは事実だろうが、しかしあの建物は自宅ではなくシルバーハウスHOMI であるから、多くの人を接待する設備が整っていて当たり前なのである。 なにも住民を自宅へ招こうとしていたわけではない。 しかしこの施設の開業もまた地域の顰蹙を買ったことが予想される。 まずシルバーハウスHOMIは第2郷橋整備、県道9号徳山徳地線改良工事の際に拡張された道に面して建っている。 この建物の建つ土地は拡張される前はやや奥まった土地であったが、道路拡張後に二方が道に面した角地になった。 シルバーハウス開業と整備事業が容易に結びつけられる立地条件はもちろん、もし開業資金に一連の事業の 土地買収で得た資金が使われていると住民が思えば、あぶく銭をつかんだ上にそれを元手に村人相手に カネ儲けかと白い目で見られただろうことは想像に難くない。 また、仮に無料で開放された施設だったとしても山里の年寄り向けの施設とも思えない。 地域の年よりが気兼ねなく集まることができる場所なら、公民館があり杣の郷交流館があり寺もある。 あえてカツヲの作った施設を頭を下げて使わせてもらう理由はどこにもない。 そして地域有力者から見れば、自分の跡目を襲う目的で地域住民の歓心を買う宣撫工作に見えたかもしれない。 一言で言うと目立ちすぎ、出しゃばりだと思われたのだ。 あるいは自分の老親が友人と過ごせる場所を用意しただけなのかもしれないが、カツヲの行動が村人たちから 好意的に受け止められる可能性は皆無であった。
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- 【山口5人殺害】「5人全員に恨みがあった」
819 :名無しさん@13周年[sage]:2013/07/31(水) 23:58:29.01 ID:zolbXlo60 - ■ カツヲと村の対立の基礎となる事情の推測
カツヲの地所は県道9号徳山徳地線と県道41号下松鹿野線の交点にある。カツヲが一帯の土地を買ったあと、 県道9号の改良工事のため、カツヲの地所周辺の土地が買収されたと思われる。このため平成7年の土地図面と 現在の地図とが一致しないのである。道路拡張のため9号と41号の交点付近の土地が消えている。 その結果、今から10年前にはシルバーハウスHOMIの建つカツヲの土地は角地へと変貌した。 シルバーハウスHOMI(2004年版ゼンリン電子地図) http://up3.viploader.net/news/src/vlnews071267.gif この時の買収にはカツヲの土地の一部も含まれていた可能性が高い。 そして、この改良工事は郷の中心線を移動させる内容であった可能性がある。 県道9号線改良工事の痕跡(2004年版ゼンリン電子地図) http://up3.viploader.net/news/src/vlnews071268.gif 元は寺、公民館、交流館石村や河村の家の前を通るグレーの線が本道であったものが、緑色の新道ができた ことで郷の本道が切り替わっているのである。つまりカツヲの家は今や郷の中心、目抜き通りに立地することになった。 さらに注目すべき事実がある。 鹿野地区地域審議会は「県道下松鹿野線道路拡幅改良/金峰郷から旧徳山市との境まで」の工事を 求めている。これに対して周南市道路課は「新市建設計画に盛り込まれているL=350m区間について、 他の箇所との優先順位を考慮しながら進めていく」としている。 http://www.city.shunan.lg.jp/data/open/cnt/3/4654/1/H20shinchokuhoukoku.pdf 県道下松鹿野線というのは、カツヲの家の前を通る県道41号線のことだ。 しかも「金峰郷から旧徳山市との境まで」、まさにカツヲの家の前から旧徳山市(現周南市)までの区間の 改良工事の計画なのである。 もしもこれが実行された場合、カツヲは再び土地買収に伴って利益を得る可能性が高い。 15歳で村を出た男がふらりと戻って古くからの地主から土地を買い取ったと思ったら、棚からぼたもちのように利益を得る。 彼は土地取引に関しては確かに幸運の持ち主であった。 しかしそのことが逆に村人の嫉妬を呼び、不当な扱いを生んだのではなかったか。
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