- 【児童ポルノ改正案】赤松健氏、自民党本部で講演終了、森川ジョージ氏も参加「議員さん達は予想以上に熱心かつ協力的だった」★5
572 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 08:03:35.57 ID:6qKxPW4p0 - >>558
まったくおっしゃるとおりで、 本来、オタ層と保守層は重複も多いのに、運動が先鋭化したために、 規制派が反自民で保守層と分断されたのが大きな敗因だろう。 もっとも、自主規制はあまり効果がないと思うけどね。 規制派側は、ポルノ自体に対する嫌悪感で行動しているから、ゼロになるまで運動を続けるだろう。 そうではなく、表現の自由や、我が国のサブカルを保守する立場でものを考える、 保守思想との合流こそが重要であろう。 風紀委員長みたいな保守主義ばっかり声がでかいのが問題。
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574 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 08:08:12.66 ID:6qKxPW4p0 - >>573
ツンの風紀委員長がデレるきっかけというと、 事件が起こる→不真面目な主人公がいいところを見せる→抱いて! これを昨今の政治情勢に当てはめると……
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390 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 18:50:29.52 ID:6qKxPW4p0 - 前スレ>572
>んなもん、政党が自分で考えてるわけないでしょ。 行政だろうがユニセフだろうが同じ。 規制派はゼロになるまで運動をやめない。 外圧=キリスト教勢力が主犯だというのなら、保守派よりもっと性質が悪い。 性そのものを悪と捉える勢力に、いかなる自主規制もなんの説得力も持たないだろう。 表現の自由は自由主義の基礎なれば、本来は保守派の思想の一部をなすものでもあるはず。 若年層の保守主義者と共闘するのが運動論としては一番近道だと思うがね。
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398 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 18:59:20.33 ID:6qKxPW4p0 - >>392
無意味に裸を表現できない社会のどこに表現の自由があろうか。
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487 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 20:10:34.31 ID:6qKxPW4p0 - >>439
>これは権利の問題だから >数が少ないから不利ということはない 運動論と正義/不正義の問題がごちゃごちゃになってるよ。 確かに、少数派の意見こそ、「表現の自由」が守るべきものなのだけど、 運動論としては少数派になるのは「不利」だ。 多数派が反対しても保護されなければならないというのは、正論・正義ではあるけど、「有利」な流れではない。 >>440 この意見も同じ。 >間違ってるって判断されれば批判されるものでしょうよ 自民党の今のスタンスは批判されるべきものだけど、 かといって、自民党の支持層、特に若年保守層をなんらかの形で取り込めなければ、 運動としては失敗するだろう。 規制派のよく使う詭弁で、「おまえ達が何を言おうと規制される。故に、規制は正義だ」は、 政治力学と正義/不正義を混同した暴論だが、実は反対派も逆向きに同じ誤謬を犯していることが多い。 規制は誤りだが、だからといって、規制を行おうとしている全ての勢力と対立しても、規制を防ぐことはできない。
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493 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 20:13:36.24 ID:6qKxPW4p0 - >>454
>子供の裸体や猥褻行為を想像させるような漫画を描いたらアウト >なんでこんな簡単なことわかんないの? なんでアウトなの?
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512 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 20:24:10.12 ID:6qKxPW4p0 - >>502
いや、僕も表現規制問題では自民党を批判してきたし、 保坂ageの意味をこめて、一度社民党に投票した人間なので、批判=アンチ自民工作などとは思わない。 しかし、実際にポルノ規制を押し返す上で、 433の「俺ら反対派は少数派で、多くの人がこれに賛成している現状、これを理解することから始まる。」という言葉もまた正しい。 現在の自民党の表現規制に関するスタンスは誤りだが、 一方で、今現在、そしておそらく将来にわたっても、日本の保守化の流れは止められない。 そういう政治情勢を踏まえた上で、どんな理論武装をしていくべきか、という視点は必要なものだと思う。
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518 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 20:28:50.67 ID:6qKxPW4p0 - >>510
その言い方ならば正しいと思う。 特に政治的な問題を論じる上で重要なのは、「正しさ」を論じる語彙と、 「強さ」を論じる語彙は違うということだ。 (本来は、両者が一致しなければおかしいのだが、現実の社会はそこまで都合良くできてはいない) 僕らは正しさを維持しながら、強さを兼ね備える言葉を研ぎ澄ます必要がある。 固さとしなやかさを併せ持つ日本刀のように。
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528 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 20:37:03.88 ID:6qKxPW4p0 - >>525
「オタのせいだ」という議論については、むしろ逆に>>390で反論したところ。 (前スレ>572はオタと業界の自主規制が足りないから規制された、という論旨だった。) 二次元規制はいかなる意味でも誤りだけれども、だからこそ、その流れを押し返すための、 実効性のある理論武装が必要ではないだろうか。
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530 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 20:41:02.29 ID:6qKxPW4p0 - >>527
ちょっと書き方が悪かったかもしれない。 僕が言いたかったのは、今君がまさに言っていることと同じ。 「隙間」のある理論を構築する必要があると言うこと。 論争相手を取り込み、説得するような「しなり」のある武装に変えていかなければいけない。 (曲解する人が多いのであえて言うが、それは規制派と「妥協」しろということではない。)
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539 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 20:49:39.99 ID:6qKxPW4p0 - >>534
>そうなると、まずその理論の矛先は、反対派に向けないと行かんな。 先程来から言っているように、反対派の今の理論は「正しい」から、それは維持されなければならない。 正しい言葉を否定するのは意味がない。 けれども、それを「強さ」と混同するのであれば、 当然、390や487のような意見を反対派として言わなければならないとは思う。
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545 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 20:54:11.45 ID:6qKxPW4p0 - 390は違うか。
>>543 この議論の流れを読んで、どうしてそういう意見が出てくるんだ……。
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560 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 21:11:02.20 ID:6qKxPW4p0 - >>551
規制派の中でも、運動論的には特に若年層の保守派や、反フェミニズム系の保守主義とは対話可能だと思う。 内部的なロジックを先鋭化させるだけじゃ意味がない。 >>552 具体論か。 たとえば、保守派も人権擁護法やヘイトスピーチ規制のような「表現の自由」を持ち出さなきゃいけない政治的テーマは多くある。 麻生が得意げに日本のアニメのパワーを強調するように、ソフトパワーとしてのサブカルは、 保守派の大好きなテーマの一つだ。 このあたりと絡めて、保守派にポジティブな規制反対論を展開することは可能じゃないだろうか。 現に、ネットの保守派はなぜか民主党・社民党を規制派だと思い込んでる人がけっこういたりする。 こういう層は「切り崩し可能」な層であって、こういう人たちが滑り込みやすい隙間を作ってやるのは重要。
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569 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 21:17:05.24 ID:6qKxPW4p0 - >>554
もちろんそれも一つの戦略だとは思う。 社民・保坂さん辺りが勝ってくれれば、政治的には相当な前進であるといえる。 (現に僕も、社民党に投票したこともある。) けど、選挙はワン・イシューじゃない。 外交・安保や経済政策では自民支持だけど、表現規制は反対という人もいる。 そして、現に政治的な流れとしては、ポルノ規制の問題とはまったく関係なく、 ここ20年来、保守派の流れ、特に若年層の保守化傾向は強まるばかりだ。 おそらく今後、将来にわたってこの趨勢は変わらないだろう。 そうであるなら、単純に規制派の保守政党を攻撃するというだけじゃなくて、 保守主義者の中に反対派を根付かせるような理論構築は不可欠だと考える。 今回、自民党の若手政治家や知財系の議員に対して、 こうやって講演したのはその意味では非常に意義深いことだ。
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596 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 21:31:07.26 ID:6qKxPW4p0 - >>573
今の若年層やライトな保守派の大部分がそのスタンスではないだろうか。 僕もそうなんだけどね。こういう層をどうするかが運動論としては重要。 >>577 上でも書いたけど、政治はワン・イシューじゃない。 一時は民主党・社民党が政権与党になった時期もあったけど、 規制から反対の流れに切り替わったかというと、そんなことはなかったよね。 農家へのバラマキやらに注力するばかりで、児ポ問題は顧みられなかった。 今の左派勢力に、全ての政治的イシューをオセロのようにいっぺんにひっくり返す力はない。 政治の趨勢は保守化であって、その流れを所与の前提として、理論を組み立てる必要があると思う。
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618 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 21:40:20.35 ID:6qKxPW4p0 - 仮に、選挙で自民が敗北したら、
「世論は児ポ規制反対に向かっている!」というシグナルを政治家に送ることが出来るだろうか? たぶん無理じゃないかなと思う。 せいぜい、「アベノミクスに国民はノーを突きつけた」とか「中韓外交の失敗が敗北を招いた」とか、 そういう論評がメディアに出て終わりだろう。表現規制の話は触れられもしない。 もっとも、政治的混乱が生じるから、児ポ法改正どころではなくなるだろうけど。 今、革新政党が政治的主導権を握ることは不可能に近い。今後も、おそらく半世紀は無理だろう。 非自民が発言権を増すとしても、維新や、せいぜい新自由主義のみんなの党ぐらいか。 となれば、保守や新自由主義の思想に適合する形で、規制反対論を展開しなければ、 根本的な解決にはならない。 保守政党が規制派だから革新政党を、というのではなく、保守派を反対派に塗り替える方が現実的だ。
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641 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 21:54:52.82 ID:6qKxPW4p0 - >>626
>>569で書いたように、非自民に投票するのも戦略の一つだとは思う。 けど、保守化という大きな政治の流れの中で、児ポ問題はごく一部を占めるに過ぎない。 (もちろん、非常に重要なファクターなのだが、何に重きを見いだすかは人により異なる。) 特に、僕や>>573のように、他の問題で自民支持だったり、保守的な傾向を持っている層は、 (おそらく、今の政治意識の高い若年層では非常に大きなウェイトを占めていると思われる) 児ポ問題のみで投票行動を決めるわけにはいかない。 そういう情勢を直視した上で、投票行動は個々人の自由にせよ、 規制反対論を政治的主流に押し上げるための戦略を考えれば、 現実的に考えて、自民や保守派へのアピールは必要なものであると考えられる。
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656 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 22:02:53.99 ID:6qKxPW4p0 - >>629
繰り返すけど、僕は投票行動を武器にすること自体は誤りだとは思わない。 けれど、最終的に保守主義VS規制反対派という図式ができあがることは非常にまずいと思っている。 >>631 現に、今回の赤松氏のように、自民党の議員に対してアピールしていくのは、 運動論として僕は非常に正しいと考える。 自民党内の旧来の公安系や矯風会系の議員に対して、反対派の声が強まっていけば、 自民党の党としてのスタンスも変わっていくだろう。 >>636 618を良く読んでほしいのだが、別に「自民党に」適合しろとは言っていない。 ただ、自民党の議員や支持者を取り込めるような理論を構築するべきだとは思うけどね。
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664 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 22:08:13.29 ID:6qKxPW4p0 - >>648
参院だからシングルイシューでよいというのは、ちょっと違うと思うけどね。 >>654 僕は一度も自民党に投票しろとは書いていない。 >当然、継続的なアピールは必要だろ。 この部分について論じているだけ。 規制反対論が単純な反保守・反自民の論調に陥ったり、 いわゆる原理主義となって、他の思想を取り込む余地のない「隙間」なき理論になるべきではないということを言っている。
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708 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 22:33:11.86 ID:6qKxPW4p0 - >>666
僕が消極的な賛成しか示せないのは、その戦略では最終的解決に至らないだろうと思うからだ。 ちょっと話が横道にそれるが、A・O・ハーシュマンという経済学者がいる。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBO%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9E%E3%83%B3 彼は経済学に「離脱・発言・忠誠」という独特のメソッドを持ち込んだことで知られている。すなわち、 離脱 exit 商品を買う/買わない、票を入れる/入れないという意思表示 発言 voice 商品・政策に対して意見(クレーム)を言う、陳情をするという意思表示 言うまでもなく、通常の経済学では「離脱」のみが消費者行動として想定されるのだが、現実世界は違う。 もし離脱のみが有効なのなら、政治家に対してはもっとも「離脱」しやすい無党派層こそが一番発言力を持ちそうだが、 実際に政治家に対してもっとも影響力を持つのは、「離脱」しそうにない支持基盤からの「発言」だ。 これがハーシュマンの言う忠誠(loyalty)のメカニズムで、実際に「離脱」しやすい層の「発言」を聞き入れるよりも、 企業にしても政治家にしても、自らの良き顧客からの「発言」を取り入れようとするのが普通の感覚だ。 現実の政治史に鑑みれば明らかだろう。 自らの支持基盤のために動いた政治家の例はあまたあれど、 「票を入れないぞ!」と脅す団体に屈した例がどれほどあるだろうか? 「離脱」は市場を支配する重要なメカニズムだが、わずかな「離脱」はほとんど経済主体に影響を与えない。 (続く)
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726 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 22:45:30.65 ID:6qKxPW4p0 - (>>708の続き)
そして、「離脱」した顧客・支持者の「発言」は企業・政治家に影響を与えられないわけだから、 (対立企業の顧客の要望を、自社企業の顧客よりも優先して聞く企業があるだろうか?) 結果として、離脱せずに残った人びとの「発言」がさらに力を持つようになる。 「離脱」戦略によって影響を与える試みに対して消極的にしか賛成できないのは、まさにその点だ。 まったく無効だとは思わないが、「離脱」により規制派政治家を政治市場から退出させるのはきわめて難しい。 そして、「離脱」戦略を推し進めれば進めるほど、「発言」戦略は効力を失っていく。 規制派と反対派がそれぞれ拮抗した2大政党を形成しているのであればいざ知らず、 保守主義がきわめて強力な潮流を形作っている中で、「離脱」戦略をとるのは有効であるとは思われない。 むしろ、「発言」戦略により、保守主義と規制反対論を和解させる方が、 ずっと有効であると考えられるわけだ。
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732 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 22:52:08.86 ID:6qKxPW4p0 - >>676
宗教的な基盤を持つ規制派は塗り替えようがない。 しかし、たとえば大川周明が述べているように、 我が国の文化というのは、本来、様々な文化を並立させ、清濁併せのむところにその特質がある。 日本のソフトパワーが他国に優越しているのはまさにその点だ。 保守派が保守すべきなのはその日本の良き伝統であって、規制により根付いた文化を破壊するのは、 むしろ保守の逆方向を行くものだ。そこを上手く説明していくことはできないだろうか。 >>711 上で書いたように、児ポ問題による「離脱」戦略は、 動く票が少なすぎて、適切なシグナルを送ることはできないだろう。 それよりは、今回の赤松氏のような「発言」戦略のほうが有効だろう。 僕が先程来から言っているのは、「離脱」による徹底した対立を促す言説ではなくて、 「発言」戦略により保守派を取り込めるような理論構築が必要であろうと言うことだ。
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740 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:00:43.69 ID:6qKxPW4p0 - >>730
近いかもしれないね。 ずっと会社にいる正規職員と、次々会社を変わる派遣労働者では、当然前者の発言力が大きくなる。 「離脱」プロセスを議員に恐れさせるほど、残念ながら児ポ問題は重要なイシューと認識されてはいない。 そこで「離脱」戦略をとることは、かえって「発言」の効力を低下させる可能性が高い。
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743 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:03:50.53 ID:6qKxPW4p0 - >>737
そうだね。 むろん、別に与党を支持しろというんじゃなくて、 そういう「発言」戦略を採用可能な理論で勝負するべきだろうということ。 >>739 >児ポ法反対で議席を取った人間が一人でも二人でも増える、あるいは反対してる政党の票が伸びることは >それだけで自民に対する圧力になる 果たしてなるだろうか、という話。 すでに書いたが、児ポ問題は残念ながらそこまで重要なイシューとして認識されていない。 自民党が参院選で伸び悩んだからと言って、児ポ規制反対のシグナルを送ることは難しいだろう。
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748 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:07:34.36 ID:6qKxPW4p0 - >>742
僕は「離脱」戦略には反対しないが、すでに>>708・>>726で書いたように、 「離脱」は「発言」プロセスを弱める働きがある。 僕の政治認識として、保守化の趨勢は今や止められないものであり、 革新系の思想はその屋台骨を喪失している、というのが根底にある。 それゆえ、保守勢力に対する「発言」プロセスこそが重要であると考えているから、 「離脱」戦略には積極的な賛成はできないというだけの話。 最初からずっと同じ視点から、同じことについて論じているよ。
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752 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:11:13.57 ID:6qKxPW4p0 - >>744
逆に、脅しにならないようでは「離脱」する意味がないと思うが。 >>746 何度も書いているが、僕はそのこと自体には反対していない。 僕もかつて、社民党に比例投票したことがあるしね。 ただ、今の政治情勢を鑑みるに、積極的な賛成はしないという話。
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758 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:14:56.90 ID:6qKxPW4p0 - >>749
「難しい」という表現で伝わらないなら、「現実的ではない」と言い換えようか。 何度も何度も書いているが、僕は非自民・非維新に投票する戦略自体は否定していない。 ただ、離脱一辺倒の戦略ではなくて、「発言」による戦略が可能な理論構築が必要だと言っているだけ。
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765 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:21:11.61 ID:6qKxPW4p0 - >>753
>>708・>>726で書いたとおり。 企業にせよ政治家にせよ、「離脱」しやすい客層の「発言」よりも、より熱心な顧客・支持基盤の「発言」を重視しやすい。 自分の会社の製品から離脱した客の言うことよりも、自社製品をご愛顧くださっているお客様の意見を尊重するでしょ? 「離脱が発言を弱める」というハーシュマンの「忠誠」理論は政治にも当てはまる。 今の政治情勢では、単なる離脱戦略一辺倒は有効じゃない。
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770 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:28:28.74 ID:6qKxPW4p0 - >>760
離脱しながらも発言を続けるというのも、一つの戦略だとは思う。 自民党を支持しながら、自民党の支持者や、あわよくば有力者と近づき、「発言」を行うやり方。 「離脱」して自民党から距離を置きながらも、「発言」はし続けるやり方。 「発言」プロセスの有効性は前者のほうが強いが、後者の「発言」が全く無能力となるわけではない。 ただ、そうして「発言」プロセスを規制反対運動の重要な部分に位置づけるのであれば、 保守主義を取り込めるような「隙間」を理論の中に用意してやる必要がある。 保守主義者の愛国心、自尊心をくすぐりながら、規制反対派に誘導するような理論構築が必要になる。 僕が先程来から言っているのはまさにそのことだ。
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772 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:31:34.27 ID:6qKxPW4p0 - >>769
投票をする/しないでシグナルを送るのは、「離脱」プロセス。 一票の重さは同じだけど、「発言」戦略の有効性は「忠誠(loyalty)」によって左右される。
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789 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:47:28.49 ID:6qKxPW4p0 - >>777
自分たちの政党の支持者よりも、 「離脱」を行使した自分たちの政党の批判者、対立政党の支持者の「発言」が強いということがあるだろうか? むろん、投票権が消えるわけではないから、「離脱」した者の発言も無効ではない。 けれど、「忠誠」を選択した者の発言のほうが、通常、企業や政党に対して大きな力を持つだろう。 何度も繰り返すが、僕は離脱戦略を否定するわけではないし、現に過去に僕自身も社民党に比例投票したことがある。 けれど、同様に「離脱」を選択しない発言戦略の強さも理解している。 それゆえ、反対派の理論が単純な反保守・反自民の理論に堕するべきではなく、 むしろ彼らを取り込めるような「発言」戦略の武器となるようなものでなければならないと言っている。
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793 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:49:46.57 ID:6qKxPW4p0 - >>779
>日本には源氏物語や浮世絵文化、吉原や舞妓さん文化があり >そういうのを守ろうとする人まで保守にひっくるめるわけで >キリスト教国やイスラム教国の保守とは >質が違う そのとおり。 であればこそ、保守と反対派を結びつけることが可能であると思っている。 >>783 >投票で意思表示するのは有用でないとかw >民主主義の否定かよ。 僕のレスのどこにそんなことが書いてあるんだ……。
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- 【児童ポルノ改正案】赤松健氏、自民党本部で講演終了、森川ジョージ氏も参加「議員さん達は予想以上に熱心かつ協力的だった」★6
797 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:55:20.23 ID:6qKxPW4p0 - >>785
ネット世論の影響力の大きさについては、僕も同感だ。 そして、その影響力はこれからますます増大していくだろう。 しかしながら、そのネット世論もまた、ワン・イシューではない。 中韓に過剰なほど嫌悪感を示すのもネット世論なら、民主・社民を毛嫌いして、 俺たちの麻生と大騒ぎしたのもネット世論だ。 表現規制の問題は、ネット外の政治と比べると、ネット世論ではずっと大きなウェイトを占めているものの、 外交・安保(特に中韓)や歴史問題を押しのけて潮流を作れるほどではない。 むしろ、ネット世論において規制反対論の勢力を拡大しようとするのであれば、 いわゆるネトウヨ、保守的な言論といかに連携するかが重要となるだろう。
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798 :青識亜論 ◆GJwX8m7K0g []:2013/06/05(水) 23:57:30.65 ID:6qKxPW4p0 - >>795
僕がいつどこで離脱戦略を否定したんだ? 僕自身も離脱戦略をとったことがあるし、選択肢の一つだとは言っていると思うが。
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