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名無しさん@12周年
■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』
■TPPの本質とは、一体何なのか?|三橋貴明オフィシャルブログ
【TPP】 小泉進次郎氏 「政権交代したら、自民は整合性を説明できるのか。ブーメランのように批判返る」「日本が発展する道」★2
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
【教育】 "衝撃的" 「太陽が沈む方角は?」→なんと大学・短大生の4人に1人が不正解…「地球の周囲を回る天体は?」は半分が誤答★2

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【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
515 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 09:47:30.97 ID:KVRjgdm50

とくに弱者のため、子孫のために負担を強いるような政策は、人々が「ネイションの全体的・長期的利益」を配慮しているのでないかぎり、なかなか支持され得ないだろう。
また国際経済においても、たとえば戦前に比べて戦後の貿易システムは、自由な市場というよりは「国家間の妥協」によって運営され、発展してきたのである。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
524 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 09:49:53.71 ID:KVRjgdm50

 第5章では経済ナショナリストの経済政策が論じられる。
自由主義は「資本家」の利益増進、社会主義は「労働者」の利益増進を志向することが多いが、経済ナショナリズムは資本家と労働者の対立を招くような政策を好まない。
むしろ両者が力を合わせてネイションを発展させることを目指すのである。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
535 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 09:52:15.99 ID:KVRjgdm50

こうした観点から、財政金融政策、産業政策、技術政策、国土政策、エネルギー政策、環境政策、農業政策、保護(貿易)政策、社会(福祉)政策、企業防衛(外資規制)、自由化政策といった一連の政策が
「国力」を増進するメカニズムが、具体的に各国が採ってきた事例をまじえて説明されている。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
544 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 09:54:40.04 ID:KVRjgdm50

 第6章では、経済危機に陥った際に発動される財政金融政策が、ナショナリズムに支えられて初めて機能するものであることが解説される。
この章で面白いのは、国際通貨制度がいかに「国民国家」の仕組みによって支えられているかが明らかにされているところだ。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
551 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 09:57:03.21 ID:KVRjgdm50

とくに金本位制の兌換紙幣から政府が管理する不換紙幣へと移行すると、ナショナルアイデンティティに支えられた政府の権威がなければ通貨システムは維持され得ない。
また、かつての金本位制にしても、イギリスの覇権、アメリカの覇権によって支えられていたのである。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
559 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 09:59:25.84 ID:KVRjgdm50

そして現在では、各国間の協調により通貨システムが管理されているわけだ。
いずれにしても、通貨は国民国家が主体となって発行・管理するほかないし*1、国際経済のルールをみても、著者の整理によれば、国民国家による制約が強まる一方だったというのが戦後経済の歴史であった。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
568 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:02:01.35 ID:KVRjgdm50

*1:著者はEUについては、国民国家を超越するものというよりは新しく大規模な国民国家を形成する試みであるとみなしている。また、ギリシャ問題などを受けて、ユーロという試みの失敗が明らかになりつつあるとみている。

■ユーロナショナリズムは存在しない|三橋貴明オフィシャルブログ
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
581 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:04:56.60 ID:KVRjgdm50

 第7章では国際組織と国民国家の関係が論じられる。
戦後様々な国際機関が発達してきたが、たとえば国連は「民族自決」の原則を謳うことによって成り立っているのであり、国民国家を不要にするような世界機構ではない。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
587 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:07:20.26 ID:KVRjgdm50

それはあくまで、国民国家間の利害調整の場である。
「普遍的人権」の理念とともに、「ナショナリズム(民族自決)」の理念こそが、戦後の国際秩序を支えてきたのだ。
また、国民国家が成立する歴史を振り返ると、それは文化的な多様性を持った伝統的共同体を画一化してゆく過程であった。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
598 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:09:42.82 ID:KVRjgdm50

だからもし国民国家を解消するような国際統治機構が誕生することがあるとすれば、一層の文化的画一化が不可避であり、それはおぞましい規模のものとなるであろう。
我々はむしろこれからも、国民国家がもつ政治的・経済的な動員力を活用することでこそ、グローバルな課題を解決していくべきなのである。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
605 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:12:05.87 ID:KVRjgdm50

 第8章は今後の世界経済・日本経済がもつべきビジョンである。
各国の協調によりグローバルインバランスを解消し、経常収支を均衡に近づけること。
国際資本移動を制御してバブルを防ぐこと。各国国民の生活様式を守ること。
そして各国の「ネイションの力」を引き出して、国内外の課題を解決していくこと。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
625 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:16:52.41 ID:KVRjgdm50

グローバル化した市場経済は、各国民国家の社会の中に再び埋め込まれることで安定を取り戻すべきなのであり、その過程を通じて資本主義は多様化していくであろう。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
630 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:19:14.69 ID:KVRjgdm50

 ところが近年、世界各国ともグローバル化と構造改革によって「ネイションの能力」を低下させてきた。
危険なのは、各国が「ステイトの支配力」の強化、つまりナショナリズムならぬ「ステイティズム」に走る恐れがあるということだ。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
635 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:21:37.43 ID:KVRjgdm50

実際、通貨の切り下げ競争や資源の囲い込みなど、国家主導で自国の利益を追求する「国家資本主義(ステイトキャピタリズム)」化の兆候はすでに指摘されている。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
640 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:23:59.83 ID:KVRjgdm50

日本は、国家資本主義の熾烈な争いが現に始まろうとしている現実をまず直視して防衛策を講じるとともに、歴史的に高い国民統合を実現してきた優位性を生かして「ネイションの能力」を引き出して、次世代の資本主義を形作っていかなくてはならないのである。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
649 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:26:22.25 ID:KVRjgdm50

 本書で強調されているのは、2008年以降の世界経済危機は「経済自由主義」に基づく「グローバル金融資本主義」や「構造改革路線」がいよいよ破綻したことを示しているということ、
そして日本は東日本大震災という国難にも見舞われており、今こそ「経済ナショナリズム」に基づく「国力」の増進が必要だということである。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
660 :■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』[]:2011/11/18(金) 10:28:44.79 ID:KVRjgdm50

しかしそうしたパラダイム移行が今のところ上手く行ってはいない。技術的な政策論の前に、まずは「グローバリズム」というパラダイムが破綻し、「ナショナリズム」こそが今後の経済秩序の中心になるのだと理解することが必要なのだろう。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
668 :名無しさん@12周年[]:2011/11/18(金) 10:31:07.53 ID:KVRjgdm50
■処方箋を書くには、正確な診断と病因の理解が必要だ|三橋貴明オフィシャルブログ

【内需大国日本】日本は貿易立国ではない

◆2010年 主要国貿易依存度、輸出依存度、輸入依存度
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/20110615-1.jpg
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/20110615-2.jpg
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
673 :名無しさん@12周年[]:2011/11/18(金) 10:33:30.39 ID:KVRjgdm50
■スイス政府『民間防衛』

【対日戦略】「経済的戦争とは、最も経済効率の高い戦法。その国を経済的沈滞−不景気に陥れることデス」

【宣伝工作】「日本経済は米中様〜との貿易に依存しているんだ。だから、米中様〜に逆らってはいけないんだ」

【事実確認】「日本は貿易立国などという、現実には存在しない概念を連呼する輩は、敵国の工作員である」
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
684 :■TPPの本質とは、一体何なのか?|三橋貴明オフィシャルブログ[]:2011/11/18(金) 10:36:19.01 ID:KVRjgdm50

 第二次世界大戦終戦後のアメリカ経済は、まさに史上最強でした。
最強というのは、国内の生産能力が極端に高まり、企業、特に製造業の競争力が他国をまさに圧倒していたという意味です。何しろ、戦後から60年代にかけ、アメリカのGDPが世界に占めるシェアは半分近かったのです。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
696 :■TPPの本質とは、一体何なのか?|三橋貴明オフィシャルブログ[]:2011/11/18(金) 10:41:04.23 ID:KVRjgdm50

 ところが、やがて日本や西ドイツといった国々の供給能力が回復し、アメリカは慢性的な貿易赤字に陥ります。
しかも、所得インフレ(労働者の賃金が上がり、経営者が価格に転嫁せざるを得なくなり、投資に回るお金が減った)に苦しめられるようになり、次第にアメリカの製造業(代表はGM)は奇妙なことを始めます。
【TPP】日米同盟堅持なら「NO」の選択肢ないはずと拓大森本敏氏
704 :■TPPの本質とは、一体何なのか?|三橋貴明オフィシャルブログ[]:2011/11/18(金) 10:43:26.85 ID:KVRjgdm50

【アメリカの経常収支四項目の推移(単位:十億ドル)】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/20111031-1.jpg

 本来、手強い競合が出現したのであれば、技術開発や投資を拡大し、競争力を向上させるのが企業の本質のはずです。
【教育】 "衝撃的" 「太陽が沈む方角は?」→なんと大学・短大生の4人に1人が不正解…「地球の周囲を回る天体は?」は半分が誤答★2
555 :名無しさん@12周年[sage]:2011/11/18(金) 22:39:06.99 ID:KVRjgdm50
俺の周りを回っている
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