- 「世界最強のパスポート」2021年も日本。それでもビザなしで入れない国が35、どこ?【クイズ】 [朝一から閉店までφ★]
105 :七つの海の名無しさん[sage]:2021/01/14(木) 01:48:46.80 ID:Nw/iFW9N - 少し前の俗流日本文化論で
「日本人には本音とタテマエの二重性があるが、欧米人は本音だけで生きている」 というのがあったが、あれは完全に勘違いだ。 欧米人には表向きタテマエしかない。 というより、いくら親しい間柄であっても「本音」をネタバレするのは かなり悪いルール違反だと捉えられている節がある。 逆に日本人は親しくなるとすぐ「本音」を言ってしまう。 例えばA社の人間3人がB社に出向き、嘘とは言えないまでもハッタリというか 過大評価と取れるようなプレゼンをしたとする。 帰りの道中で彼ら3人が「いやあ、今日のプレゼンはちょっと冷や汗モノでしたねぇ」 とビールでも飲みながら話す、というのは日本なら想像できる。 アメリカでそういうシチュエーションはまずありえない。 そのフィクションを墓場まで持っていくのが人の勤めだ、という倫理観のようなものが彼らにはある。 「方便」を使ったことの責任を「仲間」に負わせてはならない、という倫理観。 では「自分の本音」を誰が聞いてくれるのかといえば、神様が聞いてくれるのである。 コンフェッションというシステムがあるのもそのためだ。 ポーカーというのは欧米人の振る舞いを端的に現しているゲームだ。 ベットの高さに押されて降りた後で、親しい友人に「本当はあのときフルハウスを 持ってたんだけどねえ」なんて言うのは最低のルール違反。 本当はどんなカードが来ていたのか、を教えていいのは神様に対してだけだ。 ちなみに欧米人は頻繁に「本当は悔しいけど涼しい顔をしてますよ」というのが 丸わかりな涼しい顔をすることがある。 だが、タテマエこそが重要な欧米においては、「あなた本当は悔しいんでしょう?」 とは言ってはいけないのである。「涼しい顔」をしている以上、そのパフォーマンスの努力を買うべきだ。 彼が「本当は悔しい」のかどうかは、彼と神様だけの間の問題なのだから。
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