- 【特集】オバマ大統領スピーチ全文[5/27] [無断転載禁止]©2ch.net
78 :七つの海の名無しさん[sage]:2016/06/04(土) 04:00:59.38 ID:fmU/ZA1G - 2016/06/02
【広島訪問】「大統領は何度も書き直した」=オバマ氏広島演説めぐり ローズ米大統領副補佐官がエッセーで http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1464844651/ 2016/06/03 【核軍拡】オバマ氏訪問後に残った「核の泥沼」[6/2] http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1464945079/ 北朝鮮の核爆弾の数は10〜20発と推定されているが、米ジョンズ・ホプキンス大学米韓研究所は 「最悪の場合、2020年までに100発に達する可能性がある」との予測を示す。 核の運搬手段としては時折実験するミサイルに目が向きがちだが、あの体制であれば、潜水艦に積んで自爆させる奇襲核攻撃を 仕掛けたり、核地雷として北朝鮮領内に配置しておき、有事の際に米韓合同軍の侵攻を阻止したりする使い方もするかもしれない。 核保有量が増えるほど、北朝鮮はますます手をつけにくい存在となる。 中国の核保有量は明らかになっていない。200〜300発と推定する専門家が多いが、 米ジョージタウン大学の研究グループは最大3000発と見積もる。 北朝鮮は米本土に届く核ミサイルを持ち、朝鮮半島有事の際にそれをちらつかせることで米軍の介入を阻止し、 北朝鮮主導で朝鮮半島を統一することが最終目標のようだ。中国も同様に、米本土に届く地上発射型の大陸間弾道ミサイル(ICBM) や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を持つことで、米軍が介入しにくい自らの勢力圏をアジアにつくろうとしている。 こうした中朝の「核による接近阻止戦略」は今後時間がたてばたつほど実効性を増す。その時、困るのは日本や韓国といった アジアの同盟国だ。 ただ、今の日本でそうした核抑止力の補強策を現実化しようという機運が広がるとは考えにくい。オバマ氏の広島訪問で 日本の反核運動は久々の盛り上がりを見せている。 オバマ氏がどこまで意図していたかはわからないが、同氏は広島訪問を通じ、「核なき世界」という彼のスローガンを 再び世界に印象付けただけでなく、アジアという核軍拡地帯で生き残りを模索する日本が核抑止力を補強しようとする機運を冷まし、 引き続き米国の不確かな「核の傘」に依存させるように仕向けたとも見えるのだ。 繰り返しになるが、今後も中国や北朝鮮が核軍拡を続けていくと、どこかの時点で日米はディカップリング(離間)され、 日本はアジアという「核の泥沼」に丸腰で放り出されることになる。その局面に追い込まれてから対応策をとろうとしても遅すぎる。
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