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1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)
精神科に1年入院した時の話

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精神科に1年入院した時の話
402 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 00:09:52.97 ID:xYEM2B3s0
悩んだ末、会う前に遥に話せることは話しておこうと思った

めっちゃ怖かったけど…
遥に電話を掛けた


遥「もしもし、どうしたの?」

私「あ…あの…」

遥「ん?何?」

私「会う前に話したい事があって…あの…」

遥「…うん」

私「遥は私がなんで学校に行ってないかとか、なんでなんだろうとか…色々気にしてないの…?」

遥「…うーん、気にしてないかなあ(笑) なんで?」

私「えっ、なんか…気になって…」

遥「(笑)
うーん、なんていうか、人それぞれ事情があるじゃん?
例えばさ、不良みたいな悪いこととかしててとかだったらさ、ちょっと怖いけどね」

私「…うん…」

遥「1は、なんていうか、そういう人じゃないんだなーって
むしろ、そういうのとは真逆というか…きっと…真面目で優しい人なのかなって」

私「…うん…」

遥「学校に行けない、やむを得ない事情があるのかなって思って
誰だって多分人に話しづらい事はあるだろうし…
私は気にしてないから、1が話したいなって思った時に話してくれたらいいよ」

私「…うん…」

遥「仕事、頑張ってね、無理しないでね
何かあったらいつでも言ってね、私も言うしさ(笑)
1に会えるの楽しみにしてるよ!」


電話を切ったあと私は泣いた
精神科に1年入院した時の話
404 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 00:25:56.32 ID:xYEM2B3s0
>>403
泣くなw
って私も思い出して目がうるうるしているwww
精神科に1年入院した時の話
406 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 00:46:37.84 ID:xYEM2B3s0
>>405
よしよしw
>>405も綺麗だぞ、目薬どーぞw
精神科に1年入院した時の話
407 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 00:49:03.08 ID:xYEM2B3s0
続き

平日、朝から夕方まで仕事を頑張った
たくさん怒られたけど、自分なりに頑張った

仕事終わりに遥にメール
家に帰ってメール、たまに通話

ナツと会える時は会って、遥に会う時どんな服がいいかなー?とか
緊張するー!とか、話を聞いてもらった

やっぱり実際会って嫌われたらとかめっちゃ怖かったけど
ナツが1なら大丈夫っていつも言ってくれたおかげで、遥に会う決心がついた

私の仕事が休みの日
遥に会う事になった

遥が住んでいる街の駅前で待ち合わせをした
私が先に着いていた

駅前の噴水横の椅子に座って待っていた

不安 不安 不安 期待 不安 …

その姿はまるで考える人状態(だったはずw)
よく晴れた日で、空が綺麗だったのは覚えてる


「1…?」


…遥だ…
精神科に1年入院した時の話
408 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 01:13:53.99 ID:xYEM2B3s0
「は…る…か…?」

びっくりした

私の目の前に現れたのは、とてつもない美少女だった
プリクラで見た以上に…

白い肌に、肩までの長さの綺麗な黒髪
長い睫毛に、大きな瞳…


遥「1! 1だ! 本物だ! 1だ!(笑)」


遥はニコニコ笑って私の隣に座った

遥「1! 会いたかった! あ、一応はじめましてって言わないとね(笑)
はじめまして、遥です」

私「は…はじめまして…1…です…」

私はガチガチに固まっていた
てか、遥が美少女過ぎて本当にびっくりして私みたいな不細工じゃ相手にされないとか思ってダッシュで逃げたかった

本気で逃げたかった…orz
…でも逃げれないどうしよう…

遥「1、大丈夫?緊張してる?」

私「…う…ん…緊張してる…ごめん…」

遥「…もしかして、私の事…タイプじゃないとか…?」


ちがーう!違う違う違う違う!!!!
どストライクです!!!!
精神科に1年入院した時の話
409 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 01:41:37.78 ID:xYEM2B3s0
私「…違う…あの…遥が…可愛すぎて……私なんかで……いいのかな………?」

……………

遥「私は1がいい!」

私「…?…」

遥「私は1がいい!
だから、私なんかとか言わないで?」

遥が私の瞳をじっと見つめて言う

遥「1、すごく綺麗な顔だよ?スタイルいいし、お洒落だし」

私「……」

遥「見た目だけじゃないよ、性格とかもだよ
私は、1がいい!」


私は無言で頷いた


私の緊張が解れるまでその場で話した
遥は優しくて、よく笑う娘だった
楽しかった

遥「1、プリクラ撮りに行こう?」

駅前のゲーセンにプリクラを撮りに行く事になった
最初より緊張はしてなかったけど、並んで歩く距離感がわからない
精神科に1年入院した時の話
410 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 18:24:15.98 ID:xYEM2B3s0
遥の隣を50cmくらい間を開けて並んで歩いた
もっと近寄っていいのかわからなかった

照れて恥ずかしくて遥の顔も見れなかった

ゲーセンに着いた
プリクラ機の前には先客がいたので、座って待つ事にした

遥「1ってさ」

私「えっ?」

遥「いつもそんな真顔なの?真顔っていうか、無表情?
もらったプリクラでも、笑ってなかったよね」

私「え…?」

自分が真顔とか無表情とかって自覚がなかった
至って普通にしてるつもりだった

遥「私といて楽しくない?」

私「…えっ、いや、楽しいよ!」

遥「ほんとに?」

私「うん!楽しい!」

遥「なら良かった(笑)
私とのプリクラでは出来れば笑ってね(笑)」

先客が居なくなり、プリクラ機の中に入った
ここでも遥との距離感がわからんw
ナツとは自然に顔や身体をくっつけれるのに…

遥「1!ほら!もっとくっついて(笑)」

遥が私の手を掴んで引っ張る
くっつく
心臓が爆発しそうだったw


遥「1、笑って」


出来上がったプリクラの遥は綺麗な笑顔だった
私も精一杯笑顔を作ったけれど、もっと上手く笑えてたら良かったな
精神科に1年入院した時の話
411 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 18:27:02.93 ID:xYEM2B3s0
その後、カラオケに行った

ほとんど歌わず話してた
並んでくっついて座って、さっきより遥の顔を見れるようになっていた

やっぱり遥は可愛いw可愛すぎるww

私はちょっとふざけて笑う余裕も出来ていた

遥はたくさん笑ってた


外は日が暮れかかってた
帰る事にした

カラオケ店の外に出た
私が向かう駅と、遥の家は逆方向だった
帰りたくなかった

私「じゃあ、また…」

遥「…1…」

私「ん?」

遥「…また会えるよね?」

私「うん」

遥「…1……………
大好きだよ………」

私「………え…あ…うん……」

………………

私「…私も…遥が大好きだよ………」

遥「(笑) 良かった!ほんとにほんとに大好きだよ!気を付けて帰ってね!
1!またね!」



帰りの電車の中で、私の顔はニヤけてたと思う
幸せだった
精神科に1年入院した時の話
412 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 18:55:00.12 ID:xYEM2B3s0
それからまた、平日は朝から夕方まで働いた

なんかもっと頑張りたいな
夕方から夜までのバイトとかないかな?
探しても中々見つからなかったんだが

ナツや遥に無理しないでって言われたけど、何か頑張らないと周りに追い付けない
頑張っても頑張ってもどんどん追い越されて、自分だけ置いてけぼりにされる気がしてた

そんな中、また遥に会える事になった
遥の両親が遅くまで帰って来ない日
遥の家に行く事になった

そりゃあもう大緊張w
途中で遥の両親が帰って来ないかとか、もしそうなったら普通に友達として挨拶しなきゃなとか…
ああもうどうしようw

当日、遥の家の近くで待ち合わせた
遥が迎えに来てくれて、遥の家に向かった

…到着

めっちゃ綺麗な家!ww
ボロ家育ちの私には眩しすぎてwww
家の中も綺麗w広いww

私「…すごい…綺麗だね…」

遥「そう?お母さんが綺麗好きだからかな(笑)」

すげー!綺麗な家すげー!ww
二階に上がった

遥「私の部屋!どうぞ(笑)」

綺麗な部屋だった
派手な色や柄物がなくて、シンプルで綺麗に片付いた部屋だった
遥も綺麗好きなんだなあ

遥がベッドに腰掛けた
私はどこに座ったらいいかわからなかった
精神科に1年入院した時の話
413 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 19:31:56.63 ID:xYEM2B3s0
遥「1!ここ!座って」

遥が自分の右側をポンポンと叩いた

私「あ…うん…」

遥の隣に腰掛けた

………………………………………………………………沈黙………………

遥「1、大丈夫?ボーッとしてるけど(笑)」

私「あっ、うん、ダイジョウブ…」

遥「1、もっとリラックスしていいんだよ(笑)」

私「…うん…」

遥「(笑) 1、一緒にベッドに横になろう!(笑)」

私「…えっ…?」

遥に促され、二人でベッドに並んで寝た
私は仰向けだった
遥は私の方を向いてた

遥「1(笑)なんで仰向けなの?(笑)」

私「…あっ…天井…ネズミが運動会しそうにない綺麗な天井だなあって」

遥「(爆笑) 何それ!(笑) 1面白い(笑)」

私「(笑)」

遥「…ねえ、1…やっぱり仕事増やしたい…?」

私「………うん…」

遥「そっか…」

………………………………
精神科に1年入院した時の話
414 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 20:06:52.76 ID:xYEM2B3s0
私「………頑張りたくて…頑張らないといけなくて…」

遥「…うん…」

私「うち、なんか、小さい頃からなんかよくわからないけど貧乏で、父親もいなくて、母親がおかしくて、家族とかもおかしくて、なんか…」

遥「うん」

私「なんか、私、小さい頃からいじめられる事が多くて、頑張ったけど、駄目で、上手く出来なくて
中学で、不登校になって、引きこもって…」

遥「うん」

私「中学卒業して、頑張ったけど、駄目で、なんか、えっと、疲れて、もう駄目だって思って…」

遥「うん」

私「…精神科に入院して、1年くらい…それで高校行ってなくて、行けなくて、でも頑張りたくて、頑張らないとって、もっと、頑張ろうって…」

私は仰向けのまま、自分の顔を両腕で隠して泣きながら話してた

遥「…頑張ったんだね…
話してくれてありがとう…」

遥は私を抱き締めてくれた
柔らかくて温かかった
精神科に1年入院した時の話
415 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 20:26:58.95 ID:xYEM2B3s0
私が落ち着くまで、遥はずっと私を抱き締めてくれてた

遥「もう大丈夫だよ、私がずっと1の側にいるから
私、将来夢があって、高校卒業したら資格取って働いて一人暮らししたいんだ
うちの親厳しくて、この大学行けとかこの仕事しろとかさ
時間掛かると思うけど、親を説得して自分がやりたい仕事したい
1とずっと一緒にいたい
私と一緒にいたら大丈夫だよ、1」

私「…うん…」

嬉しかった
不安もあったけど、遥がいてくれたら大丈夫だと思った

それから遥とキスしたりラジバンダリー(ご想像にお任せするw)


私も遥とずっと一緒にいたかった
精神科に1年入院した時の話
416 :1 (ワッチョイWW c9c3-t0ew)[sage]:2019/11/21(木) 20:54:15.49 ID:xYEM2B3s0
その翌週の休みの日だったか、ナツが私の家に遊びに来てた

ナツに遥との事をノロケたりしてた

ナツ「ノロケムカつく!(笑) うそうそ(笑)
1が幸せそうで良かった(笑)
私も○○(イケメンアイドル)みたいな彼氏欲しいな(笑)」

二人で楽しく話してた
そしたら私の携帯が鳴った 遥からの着信音だった

私「遥だ…」

ナツ「出たら?」

私「大丈夫?」

ナツ「うん」

私「もしもし」

「…もしもし…」

…???
遥じゃない…遥の声じゃない
なんで???

「もしもし…1さん?
遥の母ですが」

私「……あ…はい…」

なんで?遥…何かあったの?

遥母「遥の携帯を見ました。遥から話を聞きました。
ここ数ヶ月、遥の様子がおかしくて。
あなたのせいだったのね。」

私「…え…?あの…」

遥母「二度と遥に連絡しないでもらえますか?二度と遥に会わないでもらえますか?
遥は私たちの大切な娘です。
遥をたぶらかさないで下さい。
あなたのような人と関わってほしくないの。とにかく、金輪際 遥と関わらないで。お願いしますね。じゃ。」

一方的に電話を切られた
私は状況が上手く飲み込めなくて、でもなんか大粒の涙が目からボタボタ音を立てて零れ落ちてて

ナツ「1?!どうしたの??」

私「…遥と…もう…会えない……」

ナツ「え!なんで???」

私「電話、遥のお母さんからで…遥と…」

泣きながらナツに説明した
今まで味わった事のない悲しさとかで頭の中がぐちゃぐちゃだった


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