- ソファ1人用か2人用か迷ってる [無断転載禁止]©2ch.net
15 ：ごみ ◆wIGwbeMIJg ＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 18:13:33.76 ID:GKRCXSum - お、そうだな
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1 ：ぼっく ◆LHJRaL87mo ＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 18:57:31.08 ID:GKRCXSum - 建ったら書きます。
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4 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 18:59:14.29 ID:GKRCXSum - >>2
えぇ…(困惑
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6 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 19:13:49.63 ID:GKRCXSum - また遅くに建てるね！
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18 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:02:56.54 ID:GKRCXSum - なる
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1 ：ぼっく ◆LHJRaL87mo ＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:22:54.01 ID:GKRCXSum - ゆっくり書きます。
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3 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:24:32.33 ID:GKRCXSum - それは高校生の頃
彼がうちの学校に転校してきて
僕のクラスになった
以下B
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5 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:25:18.73 ID:GKRCXSum - 自己紹介の時は今でも鮮明に覚えている
まずとてもかっこいい
色白で身長も高く王子様みたいだった
でも表情は暗くて目は死んでる
当然女子からは黄色い声があがっていた
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6 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:26:11.28 ID:GKRCXSum - 普通だったら名前を言った後
よろしくとか言うものだろうけど
彼は自分の名前を黒板に書いて
無言のままそそくさと席に座った。
僕は人見知りなのかなって思ってたけど
男子は感じ悪いってぼやいてた
嫉妬もあったんだろうね
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7 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:27:26.30 ID:GKRCXSum - 休み時間は彼に注目が集まっていた
主に女子の
囲まれて色々話しかけられてるけど
Bは何も答えずだるそうに外を見ていた
日に日に彼への注目も収まって
Bはいつも1人で過ごす様になってた
女子からの人気は無くならなかったけどね。
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9 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:28:39.34 ID:GKRCXSum - >>8
僕はしつこいよ
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10 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:29:49.70 ID:GKRCXSum - 僕も学校では基本1人だった
1人が好きだったし周りにも
好かれてなかったから
でも僕がBに話しかけたりはしなかった
興味はあったけど迷惑だと思った
僕は昔から動物に好かれる
小さいころはスズメと遊んだりもした
ある日の放課後
体育で疲れてて猫を乗せながら
中庭のベンチで寝てた
そこでBに話しかけられたんだ。
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11 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:31:12.72 ID:GKRCXSum - B「なんでそんなに猫まみれなんだ?」
僕「何故だか好かれるんだよ
君は女子まみれで羨ましいね」
B「俺はお前の方が羨ましいよ」
これが最初のきっかけだった
僕たちは自然と仲良くなっていった
Bは猫が大好きらしく
たまらず話しかけたらしい
肝心の猫には嫌われてるけどね。
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12 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:33:36.79 ID:GKRCXSum - 休み時間はいつも2人で過ごしてた
特別なにかするわけでもなく
一緒に寝たりただ2人でいた
突発的に彼の口から出てくる事は
あらゆる難しい疑問か哲学的な事
そして猫についてだった
変わったBとの会話は愉快で
共に過ごす時間がとても心地よかった。
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13 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:35:29.03 ID:GKRCXSum - Bは最高にめんどくさがりだった
授業はノートもとらず
外の景色をボーッと見ていた
ノートに書いていたとしても
それはとても綺麗な落書きだ
授業もよくエスケープして
中庭で眠ってたりしてたけど
先生にはあまり怒られてなかった
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15 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:39:04.79 ID:GKRCXSum - 女子のCさんによく怒られてた
彼女はいわゆる委員長キャラで
正義感が強く成績も良かった
いつも1位は彼女で2位は僕
っていうのが定番だった
でも今回は違ったんだ。
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16 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:41:51.26 ID:GKRCXSum - >>14
昼に書こうとしたけど
途中で断念したんだ。
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17 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:43:15.92 ID:GKRCXSum - 1位はB
2位はC
3位が僕 と繰り下がり
Bは全教科ほぼ満点だった
Cさんは悔しがってたけど
なんだか彼女は嬉しそうだった。
その後Bに聞いてみた
なんで勉強せずに良い点取れるの？って
B「見る聞くで十分じゃないか」
天才って言いすぎかもしれないけど
僕にはそう感じたんだ。
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18 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:44:46.29 ID:GKRCXSum - 彼はスポーツもできた
Bは部活に入ってなかったけど
運動部に負けない程
足も早くて球技も上手かった
手を抜く事もよくあったけどね
自然と男子からも尊敬？されてた
女子の人気も相変わらず高かった。
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19 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:46:53.74 ID:GKRCXSum - ある日僕とBは学校をサボる事にした
すぐに警察官に声を掛けられた
学生が制服でうろついてるんだから
怪しまれるのは当たり前だよね
すると彼は全然狼狽えずに
言い訳を悲しい表情で説明した
確か葬式がどうとか言ってたと思う
警察官はそれで去って行った
Bは言葉通り息をする様に
嘘をつくのが上手かった
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20 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:48:41.37 ID:GKRCXSum - そしてある博物館の展覧会へ行った
これがサボった理由だと分かった
どうしても見たかったらしい
美術品を静かに楽しんで回った
B「芸術は分からないが
美しいものは美しい」
と恥ずかしい事を彼は言ってが
なんとなくわかる気がした
その後、近くの公園で昼寝をした
僕は生まれて初めてのサボりだった。
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21 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:50:16.71 ID:GKRCXSum - 成績の件があってから
Cさんは僕たちとよく話す様になった
そこでBが突然言った
B「お前ら(僕とC)両思いなのに
なんで付き合わないんだ？」
僕とCさんはジュースを噴いた
僕は昔からCさんが好きだった
Bにはお見通しのようだ
その後Cさんに告白され
僕たちは付き合い始めた
Bが言わなかったら僕たちが
一緒になる事は無かっただろう。
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22 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:52:11.81 ID:GKRCXSum - Bもたまに腹をたてる事がある
自分のペースを乱したり
邪魔されたりするのが不愉快らしい
あるクラスメイトの奴が教室で
洋楽を流していた事がある
騒がしくて周りも迷惑していた
Bがイライラしてるのも感じた
奴は耳障りな声で喋り始めた
奴「洋楽やっばかっけー！
それに比べて日本はまじ糞w」
Bが奴の近くに歩き始めた
B「お前その英語分かって言ってんの？
品性下劣だな、あとうるさい」
奴「はっ、はぁ！？おぉ、あぁ…
…ごめん」
気になって僕は聞いてみた
僕「英語どんな意味だったの？」
B「でまかせだよ」
ちなみにBはサンボマスターが好きだ
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23 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:53:40.63 ID:GKRCXSum - Bが僕の家に遊びに来た
と言ってもいつも通り過ごすだけ
そして彼は今日恋したらしい
僕のお母さん？
違う、妹だ
B「彼女はクールビューティだ
運命かな、お兄さん」
誰がお兄さんだ
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24 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:56:04.61 ID:GKRCXSum - 確かに妹は美人だ
陽気な両親、マイペースな僕と違い
物静かで時々毒を吐く
頭も良いし時折の笑顔は可愛らしい
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25 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:58:22.45 ID:GKRCXSum - Bは用もないのに家によく来た
妹に会うために
でも全然妹は相手にしなかった
ツンしか貰えてないのに
何故だかBは幸せそうだった
アプローチは5年続いた
ストーカーやんけ。
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26 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:59:13.97 ID:GKRCXSum - 卒業まで僕たちは
いつも通り過ごした
色々あったりなかったり
日々の毎日が幸せだった
Bのおかげだよ
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27 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 21:59:46.55 ID:GKRCXSum - そしてB 、Cさん、 僕は
それぞれの道を歩み始めた
進学先はそれぞれ違う
今の関係を保持する自信もないし
束縛するのも嫌だった
かといって感動的な別れを
する様なロマンチストじゃない
自然消滅がベストだ間違いない
そう思った
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28 ：名も無き被検体774号+＠無断転載は禁止[]：2017/04/04(火) 22:00:31.15 ID:GKRCXSum - 僕は今も幸せだ
Cさんをお嫁に貰い
愛する家族が増えた
命をかけて守り続けたい
天才の義弟も含めてね。
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