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音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話

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音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
303 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 11:22:12.95 ID:E4foIzBE0
シルバースプーン’sスペック

中二
・体型
 身長160cm前半 
 やせ形〜中肉中背
・髪型
 本人いわくクセッ毛。 整髪料でガチガチでツンツン
・顔
 しいていうならジャニーズ系???
 割と整ってる方だと思う
・パート
 リードギター
 ソロパートいけるくらい上手い。音感に難あり。

DQN 
・体型
 身長170cm前後
 中肉中背〜ガッチリ体型
・髪型
 耳が隠れて肩にかからない程度の長髪
・顔
 宮川大輔だっけ?あのお祭り男。
 あれと前田敦子を足して二で割った感じ
・パート
 ボーカル
 うまくはない。カラオケで言えば70〜80点

木曽
・体型
 身長170cm前後
 中肉中背
・髪型
 平均的な、普通の髪の長さ。クセッ毛
・顔
 似てる人思いつかないごめん・・・
 動物で例えるならキツネとかネズミとか
・パート
 ベース
 なにかと上手い音楽の申し子
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
304 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 11:24:04.83 ID:E4foIzBE0
シルバースプーン’sスペック其の二


・体型
 身長150〜155cmくらい
 少し丸みを帯びた雰囲気。太いわけではない
・髪型
 ショートとセミロングの中間くらい
・顔
 もう降板したMステの竹内アナ?に似てる気がする
・パート
 ドラム
 安定感のある上手さ。
 力強さはない。腐っても女子(腐ってない)


・身長
 170cm前半
・髪型
 一回切ると短髪だが、周期が長いので髪型が安定しない
・顔
 遥か昔に速水もこみちに似てるって誰かに言われた
・パート
 サイドギター
 脱初心者を目指すごく普通の高校生。
 とある高校に入学した俺は、同じ中学だった中二、DQN、サルと再会する。
 なかなか部活を決められない俺はひょんなことから中二とDQNに誘われ、女子の浜、園田を加えて
 バンド・シルバースプーンを結成することになった。
 そんな中あきらかになる中二とサルとの確執。俺とアドレスを交換した海と、過去との葛藤。
 組織からの刺客。明かされる出生の秘密。
 数多の試練を乗り越え、ついにギターを手に入れた俺だったが、
 ギター先輩の一計により突如二か月後にライブに出ることになってしまう。
 さらに闇でうごめく陰謀。突如としてベース・園田が脱退してしまい、結成から最大のピンチを迎えてしまう
 とおもったがそんなことはなかったぜ。浜の知り合いのベース男・木曽が仮メンバーとして助太刀に入る。
 こうして俺達は無事ファーストライブを乗り越えるのだった。
 しかし新たに現れる強敵。セカンドライブと文化祭が俺の前に立ちはだかる。
 俺の運命やいかに。 
 好きな食べ物も嫌いな食べ物も特にない。なにかとそんな感じ。
 学校ではボッチだし、家は家族が不仲で居心地が悪く窮屈な思いをしている。
 恋愛経験が乏しく彼女いない歴=年齢。それどころか未だに想い人さえできたことがない。
 ちなみに中学時代は成績優秀な優等生だったが、高校入学後は一変している。
 そういえば食べてすぐ寝ると豚になるっていうけど、あれは根拠のない俗説で、
 食後に横になるのは消化にいいんだってよ。
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
305 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 11:47:33.75 ID:E4foIzBE0
他の人物の要望も有れば答えます
中二が自称ねらーだったので今も続けてたら少し怖いな・・・
本編はしばしお待ちを。
余談ですが最近別のスレでも癖で句読点つけちゃうのが悩みです
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
306 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 12:46:16.18 ID:E4foIzBE0
皆の者!>>295に続けー!!!

夏休みも終盤。今日はギター先輩のライブを見に行くことになっている。
俺「いつも来てもらってるからね。しょうがないね」
無限ループって怖いね
DQN「だなwww」
中二「ああ」
DQN「そういえばこのまえさーwww」
中二「ああ」
俺「課題やってる?」
DQN「全然www」
中二「ああ」
俺「中二はなにげに偉いよなあ」
中二「ああ」
・・・なんか変だぞこれ
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
307 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 12:47:15.11 ID:E4foIzBE0
DQN「なんか今日中二さん変じゃねw」
俺にだけ聞こえるようにDQNが言う。
俺「いっつも変だけどね」
DQN「wwwww」
中二はいつも変だ。だが最近、具体的には夏休みに入る少し前くらいから
中二には少し不審・・・というか、そんな節があった。
そして今日はその最高潮だ。
返事が「ああ」「だな」「マジか」のローテーションになっている
という法則に気づくのにそう時間はかからなかった。
中二の様子がおかしいのは確定的に明らかだ。
そんなことを気にしながら、いつもとは違うライブハウスへと向かう。
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
308 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 12:51:52.38 ID:E4foIzBE0
ギー先「悪いね、夏休み中だってのに」
DQN「そんなwwwオレと先輩の仲じゃないっすかwww」
ギー先「どんな仲だよ」
俺「すごいですね。ここ。いつもの場所より広い」
ギー先「だよね。シールドとどくか不安だったわw」
DQN「それはないwwww」
ギー先「お前らもまたライブ決まったら言ってよ」
DQN「ありがとうございますwww」
無限ループって怖いね。もはやマルチ・・・
いつもより広いフロアを見渡す。
ああ、浜も来てるのか。一緒にいるのは学校の友達かな。
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
309 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 12:52:50.83 ID:E4foIzBE0
むこうはむこうで楽しみたいだろうし、ほっとくとしよう。
DQN「さっきからさw中二さん携帯ばっかいじってんだよw」
それは俺も気づいていた。
俺「たしかにそうかも」
DQN「これは、なんかあったぞwww」
どこか楽しげなDQN。なんか、とはやっぱりそういうことなのか・・・
一応ここでギー先のバンドの説明を入れておこう。
ギー先は学校ではバンドをやっていなくて、学校外の人たちと活動している。
ちょうどシルバースプーンで言う木曽の状態に近い。
バンド名は・・・そう・・・バナナ隊。
バンドとしての技術はかなり高い。
自分たちで作詞、作曲をしているが
その割にはなかなかキャッチーな曲をつくる実力派とでも言っておこう。
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
311 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 13:02:57.58 ID:E4foIzBE0
ライブが始まる。少し前に買ったドリンクはもう空だ。
氷でカサマシしてある。まったくなんて卑劣なんだ。
仕事しろ運営
俺「客観的に見てさ、バナナ隊って結構うまいよね」
DQN「そうか?俺らの方うまいでしょwwwなwww中二」
中二「だな」
俺「ああ、この曲、前もやってたね」
中二「マジか」
DQN「よく覚えてるねwwwww」
俺「俺もあれくらいできるようになりたいなあ」
DQN「すぐでしょwww」
中二「ああ」
会話しろ中二
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
312 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 13:03:39.66 ID:E4foIzBE0
今回のライブは早い時間帯から始まったのと、出演バンドが普段より少ないことにより
夕方には帰ることができた。
DQN「どっかで遊んでこうぜwww」
せっかくこっちまで来てるんだ。ライブだけ見て帰るのもつまらない。
俺「いいね。どこ行く?」
中二「いや、オレは」
DQNの思惑はわかっている。おもしろそうだ。のった。
俺「ええーいいじゃーん」
しつこく誘うと諦めたように中二は了承した。
何があったか聞き出してやる。
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
315 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 13:35:41.33 ID:E4foIzBE0
>>313
読んだのかあれwww
自分のとこだけ長すぎぃ!ってツッコミ待ちだった
特に意味はない
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
317 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:15:16.75 ID:E4foIzBE0
>>316
うん・・・なんかごめん・・・
悪乗りが過ぎました

>>312つづき
ゲームセンターだとか、ボウリングだとか、カラオケだとか、
そういったものが一堂に会す施設がある。と噂で聞いたことがある。
まさか飲食店まで備付だったとは驚きだ。
俺「俺こういうとこ初めてかも」
DQN「マジかよーwww」
適当に腰を下ろせそうな場所に行く。
ボウリングか、カラオケか、あるいはその辺のベンチか。
DQN「で、なにがあったんだよ中二」
中二「なにが?」
DQN「なにがじゃねえよwwwオレ達いっつも一緒にいるじゃん。
 隠せると思ってんの?」
俺「中二さー最近女の子とメールしてるよねー」
中二「はっ!?なに?みたの?」
俺「みてないよ」
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
318 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:15:51.50 ID:E4foIzBE0
中二は基本構造が単純な男だ。そんなやつとずっと一緒にいると
いやでもいろんなことがわかってしまう。
俺「みてないけど、なんとなくわかっちゃうんだな」
中二「マジかよ・・・」
DQN「でwww誰www」
だれ?と聞かれると中二は黙ってしまう。
だいぶ言いにくそうだ。
俺「俺とDQNには言いにくい人。ということが特定できた」
DQN「さすが俺君www」
いろいろと憶測する。誰だ?
中二「・・・・・」
DQN「もう全部言うしかねえってwww観念しろwww」
まだふっきれないのか、歯切れ悪く中二が話し出す。
中二「・・・あいつだよ」
中二が口にしたのは、あいつの名前だった。
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
319 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:16:34.32 ID:E4foIzBE0
かつて、喫茶店で話したときの、あいつ。
中二の元カノで、サルと浮気して別れたという、あいつ。
DQN「ちょwwwなんでまたwww」
中二「なんか・・・悩んでるみたいで・・・結構前からメールで相談のって」
俺はドーテーだが、それがいいことでないのはわかる。
・・・メールだけなら、まだいい。
俺「夏休み前さ、用事あるからってニコニコしながら先帰ったことあったよね」
DQN「そんなことあったwww」
俺「その人に会ったの?」
基本的に、俺は人の恋路に興味はない。ましてや首を突っ込むなど。
でも、いいのか?中二。そいつは昔お前を裏切ったんじゃないのか
中二「・・・会ったよ」
DQN「どこでwww」
中二「家で」
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
320 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:17:23.71 ID:E4foIzBE0
DQN「ちょwwwお前なにしたんだよwww」
中二「だって、泣いてたんだよ!それはなんか、男として」
DQN「それでwwwやっちまったのかwww」
泣いてたからって、それ言い訳になるのか?わからん。
ふと、思い出す。
俺「あれ?前に、今ゴムがないって言ってなかった?」
どっかで買ったんだろ?そうだろ?
中二「・・・生でやった」
もうやだこの話
DQN「ちょwwwwww」
中二「いや、ちゃんと外で・・・」
DQN「それでもダメだろwお前何やってんのwwばかだろ」
もうやだこの話
DQN「でwww今日はどうしたのwww」
中二「いや、ずっとメール来なくて。返信もなくて」
俺「それで心配だって?世話ないね」
なんかいまちょっと素がでちゃった希ガス
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
321 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:18:08.74 ID:E4foIzBE0
俺「なんかそれ、都合いいように使われちゃってない?」
中二「それでもいい」
俺「それってそれがやりたいだけなんじゃないの?」
中二「いやそれは・・・それもあるけど違う」
どうやら未練たらたらだったようだ。
DQN「メール来ない理由なら多分知ってるよw
 そいつと同じ学校の知り合いがそいつ今、熱とか体調崩してるっていってたw」
どこまでも顔が広いなお前は
中二「なんだ、そうだったのか。よかった」
俺「熱でよかったの?」
中二「なんかあいつ、すごい思い悩んでるみたいで・・・」
だめだこいつはやくなんとかしないと
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
322 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:19:39.65 ID:E4foIzBE0
・・・待てよ
生、体調不良、導き出される答えは
俺「・・・妊娠・・・?」
場の空気が凍りつくのがわかった。
DQN「えwww」
中二「ちょ、ええええええええ!!?」
俺「いや、だって・・・それはないよね」
中二「ないないない!変なこというなよ・・・」
長い沈黙。
中二「ないよね?」
しるか
DQN「可能性はあるwwwww」
長い沈黙。
中二「・・・もしそうなったらオレ学校やめて働くわ」
俺「中卒ねえ。世の中そんな甘くないよ」
中二「でもオレは養ってく覚悟はある」
憶測だけでどこまでいくんだこの男
俺「養うって、向こうの意思は・・・おろすかもじゃん?」
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
323 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:21:31.25 ID:E4foIzBE0
中二「そりゃ・・・そうだけど」
DQN「うけるwwwww」
俺「親とか、大変だろうねー」
中二の顔がさらに青ざめる。
中二「オレ、ちょっと電話してくるわ。二人先帰ってて」
そういうと中二は人気の無さそうなほうへ走っていった。
俺「どうする?」
DQN「ちょっと待ってみるかwwwおもしろそうだしww」
俺「ですね」
おもしろそうだからではない。心配だからだ。
おもしろそうだからではない。断じて。
十分・・・三十分・・・一時間・・・
DQN「帰るかwww」
俺「ですね」
中二に先に帰る。とメールをして、俺達は帰宅した。
その日の夜、携帯を開くと中二から大丈夫だから。とだけメールが来ていた。
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
324 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:22:23.43 ID:E4foIzBE0
夏休み最後の一週間は地獄だった。
溜りにたまった課題処理。ギターばかりでほとんど手を付けていない。
ほぼ不眠でなにかに追われ続けた。
・・・・・あれ以来、中二からメールは来ていない。

夏休みが明け、学校が始まる。俺学校嫌い。
教室はかなり賑わっている。
この期間中に何人が大人になったんだろう・・・
あれ?俺こんなこと考えるキャラだったっけ?
そうは言っても俺は純粋無垢な子供で居続けたいものです。
俺「ね、中二」
中二「なにがだよ」
俺「なにがだってーまたまた水臭いー」
中二「なんだよ」
俺「連絡よこさないでさ。どうなったんだよ」
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
325 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:24:32.44 ID:E4foIzBE0
中二「別に何もないから、よこさなかったんだよ」
「何もない」と、さも訳あり顔で言われたら、何かあったんだな・・・
そうおもってしまうのが人間だ。
俺「ちゃんと、いってよ」
中二「だから、大丈夫だって」
俺「大丈夫なのはわかった。これだけちゃんと答えて。
 あの人とはどうなったの?・・・決着ついたの?」
中二「・・・ちゃんとつけたよ。もうあいつとは終わった」
俺「そう」
それ以上は聞かなかった。なにが大丈夫とか、どうやって終わらせたとか。
答えたくなさそうだったから。
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
326 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:25:23.02 ID:E4foIzBE0
だから、本当になんでもなかったのか、なにかあったのかはわからない。
でも中二は大丈夫だ。終わった。と言った。
ならもう、それでいいや。めんどくさいし。
こんな昼ドラ、高校生の身分で演じるのも恥ずかしい。
俺「そういうのってさ、時間が経つと笑い話になったりするんだよ。
 今は深刻に思えてもね」
中二「ならねえよ」
もう大丈夫だ。なにがあったかはわからないが、
彼も彼なりに過去の清算を果たしたんだ。
俺「いいことあるって」
そのあと、DQNとも似たような話をする羽目になり、中二は少し面倒そうだった。
もっとも、DQNはお構いなしにズカズカと聞いてくるので、
俺がヒヤヒヤしながら会話に参加することになる。
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
327 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:26:18.48 ID:E4foIzBE0
残暑。珍しく軽音部に全員集合との通達が入る。
部長「えー今日は文化祭についての話です」
ぶんかさい。なんて不快な響きだ。
俺「あんな悪習さっさと消え去ればいい」 
DQN「ちょwwww暴言wwww」
中二「いまからオレ達が参加する祭りの消滅を願うなw」
部長「とりあえず、参加を希望するバンドの代表は挙手を」
中二が手を挙げる。もう俺は黙って従うしかない。こればっかりは。
・・・DQNも手を挙げている。
俺「リーダーだけって言ってたでしょ!話聞いてた!?
 ややこしくなるからやめなさい!」
DQN「wwwwwww」
部長「はい。じゃあ今手を挙げたバンドは残ってね。解散」
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
328 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:27:24.05 ID:E4foIzBE0
解散。といってもほぼ全てのバンドが残る。
部室を後にするのは一年生と、やる気なさそーな先輩だけだ。
部長「一年生は君たちだけだけど頑張ってね」
中二「おっす。頑張ります」
部長「君は弾けるようになったの?」
俺「いや・・・まあ、おかげさまで」
部長「おかげさまってw私別になんもしてないw
 じゃあ、この紙にメンバーのパートとやる曲書いて提出ね!」
中二「わかりました」
紙を渡すと部長は次のバンドへ同じ説明をしにいく。
俺「どうするの?」
中二「曲か?まあ新曲はいらないだろ」
俺「そうじゃないって」
中二「なんだよ。もう出るって決まったんだぞ、悪いけど」
俺「ベースいないよ?」
中二「あ」
DQN「あw」
浜「ああ〜!」
そう。木曽は学校が違うから文化祭には出れない。
てかお前らそこ考えてなかったのかよ
中二「まったく頭になかったわ!!どうしよう!?」
前も似たようなことがあって、似たようなことを思った気がする。
俺「前途多難だね」
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
329 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 19:30:32.64 ID:E4foIzBE0
書き溜め全放出です
続きは明日以降!
質問等随時受け付けております。
宛て先はこちら↓↓↓
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
330 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 20:03:31.38 ID:E4foIzBE0
相関図と人物紹介等特に指摘ないですが
問題ないと判断してよろしいですか?
音楽に興味ないのにDQNと厨二とバンド組むことになった話
333 :音無 ◆Qa6S.QUgqI @転載禁止[]:2014/05/24(土) 21:18:48.73 ID:E4foIzBE0
>>332
何かエピソードがあるならこの場で語っていただいても構いませんよw
うちの顧問は放任主義ってやつでした
というか軽音部自体が教職員に何かと目の敵にされてたような...


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