- 性とともにあった俺の半生を語ろうと思う
146 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 00:00:21.68 ID:n13j7gGE0 - 明日香「きゃー!祐介やった!!」
祐介「よっしゃ!!お前ら覚悟しろ!!で、何させる?www」 明日香「そんなの決まってるでしょwwやっぱり キ ス ?」 かおり「はぁ、やっぱりキスかぁ…まぁ私も命令したしねぇ。タカシ、いい?」 俺「あ…うん。仕方ないしね。」 仕方ないどころか!憧れのかおりとキスができるなんて!! 祐介「ちょっと待って!俺らと一緒じゃ面白くないっしょ!!」 明日香「確かに。じゃあどうする?」 祐介「んーじゃあ、一瞬じゃなくて、 10 秒 間 キ ス を し 続 け る の は ?」 明日香「あ、それいい!分かった?かおり、タカシ?」 かおり「ええ!?10秒とか長くない??」 祐介「王様の命令は?」 かおり「…絶対。」 祐介「だろwじゃあタカシ!いけ!!」
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149 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 00:09:35.33 ID:n13j7gGE0 - 祐介の指示に嫌そうなフリをしながらかおりに話しかける。
俺「えーと…かおり、大丈夫?」 かおり「まぁ仕方ないしねwあ、でも私からするのは嫌だから、タカシからしてね!」 俺「う、うん。分かった。」 まずは隣に座っているかおりの肩を両手で支える。 改めてかおりの顔をマジマジと見てみると、やっぱりすごく可愛い。 くりくりとした大きな目、肩までのばした髪、少し日に焼けた肌 何から何まで魅力的だった。 Tシャツ越しにかおりの身体が少し汗ばんでいるように感じられる。 かおり「…じゃあ、しよっか」 意を決したようにかおりは目を閉じる。 まさか…憧れのかおりとキスができるなんて。 動揺を悟られないようにゆっくりと目を閉じたかおりに自分の顔を近づける。 唇まであと5p…4p…3p… そうしてついにかおりの唇に触れた
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150 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 00:16:56.43 ID:n13j7gGE0 - 柔らかい…
初めてのキスの感想はこれだった。 憧れの女子と、あのかおりとキスをしているんだ…! この事実にとんでもなく興奮していた。 明日香「きゃー!きゃー!」 祐介「よーし、10秒だからな!!いーち!にーい!…」 後ろで騒ぐ祐介や明日香の声がまるで遠くから聞こえるように感じられた。 それだけかおりとのキスに集中し、興奮していた。 すごく柔らかい。 それにかおりからすごくいい匂いがする。シャンプーかな? そんなことを考えていると無情な声が響き渡る 祐介「じゅーう!はい!終了ー!w」
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153 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 00:24:49.55 ID:n13j7gGE0 - その声を聞いた途端にぱっと離れる俺とかおり。
正直10秒と言わずにもっと長い間キスをしていたかったが、仕方ない。 かおりは息を止めていたようで、はぁはぁと呼吸を繰り返している。 かおり「10秒長すぎるってwww」 と笑いながら話していたがその額にはうっすらと汗が滲んでいた。 明日香「で、かおりー!初めてのキスはどうだった!?」 かおり「うーん…なんかよく分かんないけど…息止めてて苦しかったww」 祐介「別に息止めなくてもいいだろwww] かおり「だって、鼻息とかがかかったらいやじゃんwww」 明日香「で、たかしはどうだったー?初めてでしょ?キス」 俺「いや…俺も同じで苦しかったwww10秒以上とかだったら死にそうwww」 かおり「だよねーwww」 必死に同様を隠してさも「なんでもない」風に装っていたが、心臓は高鳴り、全身に汗をかいていた。 それだけ俺にとって初めてのキスは衝撃的だった。
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155 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 00:36:21.44 ID:n13j7gGE0 - キスの余韻を残したまま、次のゲームが始まる。
俺と祐介が勝ったり負けたり。 命令はキスが基本だった。段々と秒数が伸びていき、最終的には1分とかになっていたと思う。 もちろん1分間息を止めているわけにもいかず途中で離れたり、その時には「初めからもう1回!!」なんてことになったりした。 俺とかおり、祐介と明日香はとにかくキスを繰り返した。 俺はかおりとの甘いキスの虜になっていた。 そのうちに「もうじゃんけんしなくてよくね?」ということになり、交互に命令する形に。 また命令の内容もキスだけではつまらないと、膝の上に乗る、ハグをするなどの命令が追加されるようになった。 自分が何か命令されたら負けじと、よりすごい命令を考える。 もう一種の勝負のようになっていた。 そんな時に明日香からある一つの命令が下された。 明日香「じゃあ今度はねー…布団の中でまず30秒抱き合ってー、そのあと1分間キスね。あ、でもキスだけじゃ面白くないし…そうだ!タカシがかおりの胸を触りながらキスとか!」
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157 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 00:40:56.22 ID:n13j7gGE0 - もうこの頃には全員感覚がマヒしていたように思う。
通常はこんなこと考えられない。でもこの場であればどんな命令でもまかり通ってしまう。 そんな雰囲気だった。 当のかおりも一言「えー…」と言ったが逆らう様子はない。 かおり「じゃあ、祐介の布団借りるね。タカシ…入ろう。」 特に抵抗するわけでもなく、すんなりと祐介のベッドにするすると入りこんだ。 俺もかおりの後を追う。
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158 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 00:45:20.71 ID:n13j7gGE0 - 息をのんでかおりに続きベッドに入る俺。
ベッドの中のかおりと目が合うと、かおりは恥ずかしそうに笑った。 かおり「ねえ、明日香!恥ずかしいからベッドに潜っていいでしょ?」 明日香「えーwまぁいいけどww」 かおりの申し出に明日香が承諾する。 もう俺たちの中ではこっそりと隠れてズルをするという思いは無く、当然に命令に従わなければならないという意識が出来上がっていた。 やすやすと明日香が承諾したのはそのためだろう。 そうしてベッドに潜り込む俺とかおり。 ベッドの中はかおりの甘い香りで満ちており、より俺の興奮を加速させた。
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159 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 00:52:29.60 ID:n13j7gGE0 - 布団の中は薄暗かったが、かおりの顔ははっきりと見えた。
俺「じゃあ…まず抱き合おっか…」 かおり「うん…」 この時点で既に何度もかおりと抱き合ってはいたが、ベッドの中で他の2人に見られず抱き合うというのはまた違った感覚だった。 この時、この場だけは俺とかおり2人の空間であり、誰にも邪魔をされることはない。 そんな思いが頭の中に満ちていた。 かおりは華奢な方であったが、実際に抱きしめてみると柔らく、男子の身体とは違うんだ、ということを実感させてくれた。 抱きしめながらかおりの肩に顎をのせ、髪から漂ってくるシャンプーの香りを楽しむ。 かおり「ねぇ…そろそろ30秒じゃない?」 俺「あ…うん。」 もう相手がカウントするというルールも無くなっており、秒数の感覚はそれぞれのペアに任されていた。 そっとかおりの身体から離れる。
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161 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 00:58:53.52 ID:n13j7gGE0 - かおり「次はキス…だったよね。1分間。」
俺「あ、でも…」 かおり「あ、そうだね…。胸…。」 俺「うん…。大丈夫?」 かおり「恥ずかしいけど…うん…。」 俺「じゃあ…いくよ。」 かおり「ん…。」 まずはかおりにキスをする。 何度も何度も繰り返していたことで、もうキスにはすっかり慣れていた。 相変わらず柔らかいかおりの唇。 ただ今回は今までと少し違う。かおりの胸を…触るんだ。 興奮を抑えながらかおりの小さな胸に手を伸ばした。
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162 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 01:04:59.80 ID:n13j7gGE0 - かおりの胸はまだ小さく、だがそれでも男子の胸とは違う柔らかさを感じさせてくれた。
初めて触れるその感触にとてつもない感動を覚えた。 キスをしているのでかおりの顔を確認することはできないが、時折漏れる苦し気な吐息がさらに俺の興奮を加速させた。 唇から伝わる柔らかな感触、鼻孔をくすぐる甘い香り、そしてそっと添えたおれの右手の掌に伝わってくる柔らかな感触。 全てが夢のようだった。 かおり「ん…タカシ…そろそろ…。」 俺「あ、うん…。」 名残惜しさを覚えながらも俺はそっとかおりから離れた。
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163 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 01:09:20.28 ID:n13j7gGE0 - 布団から抜け出す俺とかおり。
それを待ち構えていたように祐介と明日香はにやにやしていた。 祐介「お前ら長いってww5分くらい経ってるぞww」 かおり「なら止めてよ!もう!暑くて苦しかったんだから!!」 かおりは何事もなかったかのように明日香や祐介と談笑し始めた。 俺はというと先程の夢のような出来事の余韻に浸り、ただただ笑っていることしかできなかった。
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164 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 01:14:39.08 ID:n13j7gGE0 - この日はこれでお開きになったと思う。
というか正直なところこの後どんな形で終わったのか覚えていない。 多分そろそろ帰宅しなくちゃいけない時間になり、誰からともなくそういう雰囲気になったんだろう。 自宅に帰った後も余韻は残っており、母に「風邪でもひいたのか」と心配された記憶がある。 「別に何ともないよ」とごまかし、かおりの柔らかな唇と小さな胸の感触を思い出しながら幸せな気持ちで眠りについた。
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166 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 01:18:50.06 ID:n13j7gGE0 - 以上でこのエピソードは終了です。
おそらく消化不良でしょうが、ノンフィクションなので仕方ないw ちなみに創作ではないかとのレスも見受けられましたが、紛れもない私の体験です。 さすがに途中の会話はその場の雰囲気を考えながら書きましたが。 膨らませず書くことも可能でしたがせっかく体験を語るのに 友達の家でなぜか王様ゲームをした→ペアになって命令をするゲームになってキスして、乳もんだ だけじゃあ味気ないしねw
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167 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 01:22:49.14 ID:n13j7gGE0 - この後も数回同じようなことをした記憶がありますが、そのうちにしなくなりました。
俺もそうでしたが多分みんな本当はいけないことをしているという罪悪感があったんでしょう。 私とかおりはこの後付き合…ったりすることもなく、普通の友達のまま卒業しました。 今も連絡を取ろうと思えば取れるけど、特に用事もないので連絡していません。
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168 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 01:30:30.86 ID:n13j7gGE0 - おまけ
この時の面子の現在 祐介 同じ中学に進学 部活動の推薦で工業高校に進学 ここでややDQNになる 高校卒業後は就職せずしばらくフリーター そのうちにダーツバーのバーテンダーとなり現在に至る。 昨年の8月に彼女を孕ませ入籍。 日程が合わずに残念ながら結婚式には行けませんでした。 明日香 同じ中学に進学 某高校の普通科に進学(可もなく不可もなくな高校) 高校卒業後、専門学校に進学 専門学校卒業後は介護士として就職 3年ほど前にめでたく結婚。 かおり 同じ中学に進学 某高校の英語科に進学 高校卒業後は何故かキャバ嬢に 25歳頃までキャバ嬢としてはたらくがそろそろ年齢的にきつくなってきたのか退職 退職後は県庁の臨時職員として就職 よく雇ってもらえたな… 現在は俺と同じ28歳で 未 婚
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169 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 01:33:33.53 ID:n13j7gGE0 - こんな感じです。
明日からもこんな感じでエピソードを1日に1つか2つ書いていけたらと思います。 更新は多分20時から21時頃になるかと。 それでは深夜までこんな駄スレにお付き合い頂き、本当にありがとうございました!!
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179 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 21:05:23.59 ID:n13j7gGE0 - 皆様こんばんは!
ようやく帰宅することができました… 早速投下していきたいのですが、今日は全く書き溜めがありません… スローペースになるかと思いますがのんびりとお付き合い頂けると幸いです >>170-178 レスありがとうございます! >>175 かおりとは結局その後何もなく普通の友達として終わりました 向こうは俺に対して特に恋愛感情はなかったのではないかと思います
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180 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 21:22:13.75 ID:n13j7gGE0 - 小学生編 その2
俺にとてつもない感動を残した王様ゲーム事件。 女の子の身体の感触と唇の柔らかさを知ってしまった俺には映像や紙で見る女性の裸に以前ほどの興奮を覚えないようになっていた。 父の裏ビデオや雑誌のヌード写真を見ながら自家発電に励んではみるものの満足できず、欲求不満な日々を送っていた。 あの日から数度、「王様ゲーム」とは名ばかりのキスを命令し合うイベントが行われた。 その度にかおり感触を記憶に留めるよう努め、味わった感触を思い出しながらもっぱら妄想で自家発電をする、という日々を送っていた。 しかしそのうちに王様ゲームは開催されなくなってしまった。 優等生を気取っていた自分が 「王様ゲームやろうぜ!」 とはとても言い出せず、他の面子が言い出すこともなかった。 (誰かが言い出してくれるのではないか) という期待はいつしか諦めに変わっていった。
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181 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 21:32:28.79 ID:n13j7gGE0 - ただ、俺には一つだけ大きな後悔があった。
女 の 子 の 裸 を 生 で 見 た い この一念が俺の頭の中を大きく占めていた。 もちろんキスをしたこと、胸を触ったことはたかだか10歳足らずの少年にとって十分すぎるほどの経験だ。 それもクラスで一番の美少女と、である。 本来ならばそれで満足すべきだろうが、かおりの裸体を見ることが叶わなかったことだけが大きな後悔として残っていた。 (あの雰囲気ならもっとうまくやれば裸を見ることができたんじゃないか。例えばこうすれば…) などと考えてはいたがもう後の祭りである。 肝心の王様ゲームが開催されないのであればとてもじゃないが無理だ。 そんな悶々とした気持ちを抱えながら日々の生活を送っていた。 そんな俺にある日奇跡が訪れた。 今日はそんな話をしたいと思う。
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182 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 21:48:40.74 ID:n13j7gGE0 - 前回の話から月日は流れ、俺は6年生に進級していた。
相変わらず王様ゲームへの未練は残っていたが、もうどうすることもできない。 かおりは相変わらず可愛いが、風の噂によれば同級生の健司のことが好きらしい。 健司…確かにいい奴だがクラスでも目立つ方でもないし、特にずば抜けて運動神経が良いわけでもない。 何であんな奴…。 しかしこればっかりはどうすることもできない。 欲求のはけ口を見失い、苛々がつのるばかりだった俺は何とかそれを解消しようと かおりを妄想しながら自家発電に励んだり、 かおりの内履きの匂いを嗅いだり、 こっそりリコーダーの先端を自分のものと取り換えたりした。 しかし苛々は一向に晴れず、むしろより強くなる一方であった。 あ、でもリコーダーはすごく興奮した!
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185 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 21:58:59.36 ID:n13j7gGE0 - 本筋からは逸れてしまうがリコーダー事件について少し書いていこうと思う。
本当は回想するつもりはなかったのだが当時の状況を思い出したら興奮してきたんだ。 完全に自己満足だがお付き合い頂きたい。 かおりとのキスが忘れられなかった俺は何とかあれをもう一度味わいたいと思った。 でも王様ゲームが開催されなくなった今となってはどうしようもない。 それでも未練を捨てきれず、必死に考えた。 (かおりの唇柔らかかったなぁ…えへへ) (それにいい匂いもしたし。) (何とかあれをもう一度味わえないかなぁ…) (無理だよなぁ…もう直接キスするなんて…) (直接…直接か。あれ?直接じゃなきゃいけるんじゃね?) (関節キスなら。何かいい方法は…!!!リコーダーだ!!) (でも教室で舐めたりして、誰かに見られたりしたらやばいし…) (そうだ!リコーダーの先っぽって外せるじゃん!俺のと取り換えて、家に持って帰ればいいんだ!!) 我ながら天才の発想だと思った。
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187 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 22:07:02.57 ID:n13j7gGE0 - そうと決まればあとはいつ取り換えるかだ。
取り換えの作業自体はおそらく30秒もあれば事足りるが、絶対に誰にも見られるわけにはいかない。 となれば教室に誰もいない状況で作業を行う必要があるが、それがなかなか難しい。 日中は誰かしらが必ず教室にいるし、放課後も自分一人だけが残る状況ってのはなかなか思いつかない。 俺の通っていた小学校は放課後、何もない場合には16時、何か作業があっても17時には必ず下校しなければならなかった。 それ以降の時間は教室のカギが閉まってしまう。 また放課後は皆が皆すぐに下校するわけではなく、誰かしら(大体の場合においては女子)が教室に残り、下校時間ギリギリまで雑談をしていた。 となると放課後も無理か。 何か良い方法はないか。 そんな俺に天啓。 圧倒的閃きっ…。
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188 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 22:11:59.36 ID:n13j7gGE0 - その日は朝から下準備を怠らなかった。
朝起きて母親と顔を合わせる。 母「あ、タカシ!おはよう!」 俺「…おはよ…」 母「ん?どうしたの?元気ないね?」 俺「うん…ちょっと…体調悪いかも…」 母「あらあら!風邪かしら?熱は…ないみたいね。どうする?学校休む?」 俺「(!!)…いや、学校には行くよ…。皆勤賞も目指したいし。」 母「そう。仕方ないわねぇ…。でも体調が悪くなったら先生に言って早退させてもらうのよ?」 俺「…うん。…わかった。」 第一段階はクリア。
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189 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 22:16:27.90 ID:n13j7gGE0 - 登校して、友人たちと顔を合わせてからも体調が悪い「フリ」は怠らなかった。
祐介「おはよー!あれ?タカシ、元気ないじゃん。」 俺「おはよう。…うん、ちょっと朝から風邪っぽくてさ。」 祐介「マジかよー。あ、俺にうつすなよ!!」 俺「はは…。今日は1日大人しくしてるよ…。」 こんな風にクラスメイトの一人一人に自分が体調不良であることをアピールする。 何しろ小さなクラスだ。俺が風邪を押して登校していることはクラス中の皆が知るところとなった。 よし、第二段階もクリアだ。
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191 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 22:24:13.42 ID:n13j7gGE0 - 登校後はあまり周りの友人たちと話さないようにしながらひたすらにその時を待つ。
ガラッ 担任「おはよー!」 チャイムが鳴り、担任が入ってきた。 … 担任「よーし、じゃあ出席をとるぞー。元気よく返事するように!新井!」 新井「はい!」 … 担任「じゃあ次、(俺)!」 俺「…はい…。」 担任「ん?どうした?元気ないじゃないか。」 祐介「せんせー。タカシ君朝から体調悪いんだって。」 担任「お、そうなのか?(俺)?」 俺「すいません…ちょっと風邪気味で…」 担任「そうかー。じゃあ1時間目の体育は見学だな。」 俺「あの…朝よりも体調が悪くなってきたみたいなので…1時間目だけ保健室に行ってもいいですか?」 担任「そんなに悪いのか。よし、じゃあ今から保険室に行こう。皆、ちょっと待っててくれ!」 第三段階クリア。
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192 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 22:27:11.56 ID:n13j7gGE0 - 保健室に向かう俺と担任。
もちろん体調不良のフリは忘れない。 担任「そんなに体調が悪いんだったら無理して来ることなかったのになー。」 俺「はは…。すいません…どうしても皆勤賞を逃したくなくて。」 担任「そうかw真面目な奴だなww」 そんな会話を交わしながら保健室に到着した。 担任「失礼しまーす」 ガラッ
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196 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 22:34:23.62 ID:n13j7gGE0 - 担任が保健室の扉を開ける。
しかし、保険室の中には普段いるはずの養護教諭がいない。 担任「あれー?鈴木先生、いないのかなぁ。ちょっと確認してくるからそこに座って待っててくれ。」 鈴木先生がいないことも知っている。 この間話していた時に今日1日家族の都合で休むということを確認済だ。 暫くの後、担任が戻ってくる。 担任「鈴木先生、今日休みみたいだなぁ。どうする?何なら先生が付き添うけど。」 俺「(!!)い、いえ。一人で大丈夫です。多分しばらく横になっていれば良くなると思うので…。」 担任「そうか。じゃあ何かあったら呼ぶんだぞ。」 俺がベッドに横になったのを確認すると担任は保健室を後にした。 全ての準備が整った。 最終段階も…クリアだ! これでおれには45分ほど、全く自由に動ける時間が与えられた。
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199 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 22:39:00.32 ID:n13j7gGE0 - 担任が去ったあとも念のため10分ほどベッドの中で時間を潰すことにした。
すぐにでも教室に向かい、かおりのリコーダーを手に取りたい衝動に駆られながらも欲望を抑え、10分を指折り数え続けた。 長い…長い10分間だった。 人生の中であれほど長い10分間を経験したことは未だかつてないだろう。 そうして運命の時が訪れた。
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201 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 22:43:54.55 ID:n13j7gGE0 - ベッドから起き上がり、そっと床に置かれた内履きに足を通す。
窓の外からは体育でサッカーをしている同級生の楽し気な声と、指導をする担任の声が聞こえる。 今教室には誰もいない事実を再度確認した俺はゆっくりと動き出した。 保健室の扉を開け、廊下の様子を探る。 右…左… よし、誰もいない。 教室には誰もいないことが分かっていたが、万が一他の先生に見つかったりすれば 「保健室を抜け出してなにをやっているんだ!!」 ということになりかねない。 慎重に慎重を重ね、気配を押し殺しながら慣れ親しんだ6年生の教室へと向かった。
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203 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 22:52:25.83 ID:n13j7gGE0 - 目指す教室は2階の一番奥だ。
幸いにして廊下では誰とも出くわすことがなかったが、一つ大きな関門がある。 6年生の教室に入るためには同じ階にある4年生、5年生の教室の前を横切らなければならない。 4年生と5年生の教室では当然ながら授業が行われている。 廊下に面した窓はすりガラスになっていて、直接は見えないもののもしそこを誰かが横切れば影が写ってしまう。 俺はガラスに自分の影を写さないよう、中腰になりゆっくりと歩を進めた。 そろり…そろり… 背中を嫌な汗が流れるのを感じる。 急に誰かが4年生や5年生の教室の扉を開けることだって考えられる。 よっぽどタイミングが悪くなければそんなことは起こらないだろうが、分からない。 はやる気持ちを抑えつつ、一歩ずつ身長に歩みを重ねていく。
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205 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 22:58:10.63 ID:n13j7gGE0 - 高鳴る鼓動を感じながら、額から流れる汗を感じながらゆっくりと目的地へと歩を進める。
不思議と気分は落ち着いている。 一歩、一歩。 もうすぐ教室だ。 教室に入ればかおりのリコーダーを思う存分舐めることができる…! 想像すると自然に顔がにやけてくる。 見慣れたはずの教室が、あたかも宝の在処でもあるかのように感じられた。 一歩、一歩。 そうして、ようやく目的の教室に辿り着いた…!
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207 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 23:06:30.69 ID:n13j7gGE0 - 他の教室に聞こえないよう、ゆっくりと扉を開け、また閉める。
静まりかえった教室にいるのは俺一人。 かおりのリコーダーを舐めたいと考えてからどれほどこの状況を想像しただろう。 夢にまでみた状況。 俺は歓喜に打ち震えた。 体育の授業が終わるまで、あと30分。 念のため10分前には保健室に戻っている必要があるから移動の時間も考えると実際に教室にいられる時間は15分ほど。 それほど余裕があるわけではない。 周囲の様子に変化がないことを再度確認し、俺は行動に打って出た。
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208 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 23:13:34.20 ID:n13j7gGE0 - 目指すはかおりのロッカー。
ランドセルと一緒にリコーダーが入っているはずだ。 かおりのロッカーの場所は熟知している。二列に横並びになっているロッカーのうち、下段の左端。 かおりのロッカーの前に立ったおれは置かれている荷物の物色を始める。 普段なら人の荷物をあさるなんて真似は絶対にできない。 もし見つかろうものなら女子からは総スカンを食らってしまうだろう。 リコーダー…リコーダー…!! 見つけた!! やはり女子のロッカー。かおりのロッカーは綺麗に整頓されており、容易にリコーダーを発見することができた。 早く…早く舐めたい!!! 生唾を飲み込み、かおりのリコーダーを取り出した。
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209 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 23:18:09.92 ID:n13j7gGE0 - 憧れの!かおりのリコーダー!!
まずは匂いを嗅いでみる。 ほんのりと甘く、心なしか少し生臭いような、情欲を誘う匂いだった。 持った手はかすかに震えている。 高鳴る鼓動。 今から、かおりのリコーダーを舐める… そう考えただけで興奮は最高潮に達し、息子は怒張していた。 そしていよいよ…その時がやってくる。 舌を出し、ゆっくりと、ゆっくりと吹き込み口に近づける。
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210 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 23:23:28.10 ID:n13j7gGE0 - ペロッ…!
初めて舐めたかおりのリコーダーはほんのりとしょっぱかった。 これが、かおりの唾の味? そう考えると我を忘れ、リコーダーにむしゃぶりついた。 かおりの!かおりのリコーダー!! キスをした柔らかい唇 柔らかな胸の感触 かつて経験したかおりの全てを思い出しながらリコーダーを舐め回した。 かおり…!かおり!!かおり!!! … やれやれ、僕は射精した。
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212 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 23:30:54.84 ID:n13j7gGE0 - 気が付けばいつの間に発射しておりましたw
その後は一瞬賢者タイムが訪れたものの、気を取り直して自分のリコーダーと交換。 帰り際に、かおりの机の上に体育で着替えた制服が残っていることに気付いて匂いながらもう一度発射してこの任務を終えました。 ちなみに持ち帰ったリコーダーはしばらくオカズとして使用していたものの嘗め回しすぎて自分の唾の匂いしかしなくなり、その内にオカズとしても使用しなくなりました。 余談のつもりが大変長くなってしまいましたね… でも言い訳するとたかがリコーダーを舐めた話ですが俺にとっては大変興奮した出来事だったんです!w 今から本編を再開するとまた深夜になってしまいそうなので…続きは明日ということでw
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- 性とともにあった俺の半生を語ろうと思う
216 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 23:37:52.76 ID:n13j7gGE0 - >>応援のレスをくださった皆さん
ありがとうございます!! 自己満足なチラ裏スレですが、見てる、面白いと言って頂くと本当に書いた甲斐があります!! >>200 就業中はさすがに…w 上にも書きましたが何しろ営業という仕事なものであまりゆっくりPCに向かう暇がないのです…
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218 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 23:43:47.84 ID:n13j7gGE0 - >>214
今振り返ると本当に自分でも驚くほど悪知恵が働く小学生だったなぁ…と思います 行動力についてはエロに限って、ですねw その悪知恵と行動力がもう少しほかの部分で活かされていれば… >>215 そうです… 今からが本当に書こうと思っていたところなんです… リコーダーの下りはさらっと流そうと思っていたのですが当時の状況を思いだすとなんていうか…その…下品なんですが…フフ…勃起…しちゃいましてね…
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219 :1 ◆cay00RsZyw @転載禁止[]:2014/03/31(月) 23:45:22.62 ID:n13j7gGE0 - >>217
ありがとうございます! 明日もがんばります>< できるだけ話が逸れないようにw それではそろそろ落ちます。 明日、今日と同じような時間には更新できるかと思います。 それではご清聴ありがとうございました!
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