- 異世界から元に戻れなくなった話
17 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:08:36.22 ID:INlaM/5V0 - スレ立て代行に依頼したけど立ってるの気づかなかった!
ごめん、ありがとうございます! 遅くなったが書いていきます!
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18 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:09:38.80 ID:INlaM/5V0 - 信じてもらえないのは承知の上だから釣りだと思って聞いてほしい
スレ初めて建てるし、文才ないけどごめんなさい この話は去年の8月頭くらいの話 爺ちゃんの49日のために行った先での出来事だからおそらくその辺りだ その日はクソ暑かった 休日だったその日は朝から爺ちゃんの法要のために親父と母さんと妹で母さんの故郷に来ていたんだ 結構田舎で、周りは山とか田んぼがあるような場所で、 爺ちゃんが亡くなる前は長期休暇のたびに来ていた
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20 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:11:25.01 ID:INlaM/5V0 - んでまぁ無事に法要終わって爺ちゃんちで集まった親戚達と団欒していたんだが、「○○(俺)は大学はいくのか」
やら「彼女はいるのか」やらよくあるどーでもいい質問攻めにいい加減めんどくさくなっていた 正直外はめちゃめちゃ暑かった が、俺はなんとかこの状況から抜け出したかったし、ちょっと行きたいところがあったから一人で出かけたんだ そこはじいちゃんが昔よく連れてってくれてた公園、と言っても遊具もなくベンチと小さな木のテーブルがあるだけの広場みたいなとこ 周りには木が茂ってて昼を過ぎると日が余り当たらないようなとこだ それ以外の周りは田んぼで、そこだけやたら木があるってかんじ わかりづらくてごめん
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21 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:12:39.01 ID:INlaM/5V0 - 案の定誰もいない広場で、俺はそのベンチに座ってボーっとしてた
木陰になっててちょうど気持ちいい風がくる。 蝉の声とサワサワって葉っぱが揺れる音しかしない 爺ちゃんっ子だった俺はだんだん昔の事とか思い出して、恥ずかしながらその場でちょっと泣いてたw で、しばらく泣いて落ち着いたからそろそろ帰るか!と立ち上がった すると立ちくらみのようにグワングワン目の前が揺れた あー立ちくらみやぁ…って思いながらもう一回座って治まるのを待った そしてしばらくして収まったからまた立ち上がった やはり目の前がグワングワン揺れている
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22 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:13:45.20 ID:INlaM/5V0 - あれ、やばい、なにこれ?
耳がキーーーーーンって鳴ってて、さっきまで聞こえていた蝉の声や風の音が全くしない どんどんグワングワンが酷くなってきて頭の中が白くなっていく あー俺、倒れるなぁ そんなふうに冷静に考えてたのを覚えている
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23 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:14:55.52 ID:INlaM/5V0 - 目が覚めたら暗くなっていた
ハッとして早く帰らないと心配してんだろなぁと急いで帰ろうと立ち上がった すぐに異変に気づいた なにかおかしい たしかに暗いのに視えるんだよ 結構な田舎だからさ、街灯もほぼないわけ だから夜になって真っ暗ならそんなところで何も見えないはずなのに地面が見える 昼なのに空だけが暗いかんじ 言葉にするのが難しいんだけど… ナニコレナニコレ気持ち悪い でもその時は何がおこってるかとかわからなくてとにかく家に向って走ったんだよ
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24 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:15:58.71 ID:INlaM/5V0 - でもやっぱおかしいんだ
広場は爺ちゃんちから15分くらいの場所で道なんか一本道に等しい なのに戻る途中、見覚えのない道や家が建っていたり、あったはずの建物がなかったりするんだ でも覚えている道や家もある だから間違いじゃないはずなんだ これはいよいよ自分の頭がおかしくなったのかと泣きそうになりながら走った 家が無かったらどうしようと思ってた が、そこに爺ちゃんちはあった
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25 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:17:11.60 ID:INlaM/5V0 - 俺は心底安心して家に入ろうとしたが鍵がかかってた
混乱してる俺は「俺や!!開けてくれ!!」みたいなことを叫びながら呼び鈴を押しまくってたと思う 玄関のすりガラス越しに誰かが出てくる気配がして心底ホッとした やっと玄関があいて人が出てきた 爺ちゃんだった
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26 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:18:22.36 ID:INlaM/5V0 - ここで俺完全に思考停止
声が出ないってほんとにあるんだね え?なに?爺ちゃん? は?なんで? ほんとに?しか浮かばなかった あり得ないあり得ない だって爺ちゃんが死んだから法要の為に来たのに 言葉をなくして立ち尽くしてる俺を爺ちゃんも驚いたような顔で見つめる で、爺ちゃんが口を開いて何かを言ったんだけど全然聞き取れないの 声はたしかに爺ちゃんなのにフニャフニャ言ってるようにしか聞こえない わけがわからず突っ立ってる俺の肩をつかんでまたフニャフニャ言う爺ちゃん 我に返った俺は、あんなに爺ちゃんに会いたがってたくせに急に怖くなって悲鳴をあげてその手を振りほどいて逃げた
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27 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:21:11.96 ID:INlaM/5V0 - 人いないなw
恥ずかしながらレスもあんまりしたことなかったからこんな書き方でいいのかなw オカルト板のほうが良かったのかもしれないけど行き方がわからなかったんだ、許して! 続き↓ めちゃめちゃ走って、もう走れないと思い立ち止まったときにここでやっとケータイの存在を思い出してとりあえず母さんに電話した そしたら母さんが出た でもやっぱり言葉を聞き取ることが出来ない もごもごふにゃふにゃわけのわからないことばかりを言う もうなにがなんだかわからなくて「なんやねん!!わけわからんわ!!」って叫びつつケータイを切った その後何度か母さんから着信があったが出なかった どーせ何を言ってるかわからない 自分が急にひとりぼっちになった気がして行く宛もなく彷徨った
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28 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:25:47.22 ID:INlaM/5V0 - 見覚えのある場所とそうでない場所が混在してて、どうしたらいいかわからなかった
だけどとりあえず頼れる場所といえばもう警察しかないと思った 自分の記憶にある交番まで向かった なんとか少し迷いながらも交番まで辿り着いた この頃には少し冷静になっていて、周りの状況が把握できつつあった まず、言語はやはり家族以外も違った 看板などに書いてある言葉、というか文字の羅列が俺には全く理解できなかったし、読めなかった 漢字や記号、カタカナが使われていたと思うが文字化けしたように意味不明な文字の羅列だった 价ィ箆嘛ェ囎椏キ頴 みたいな感じ(文字は適当)でよく見る漢字と日本じゃほとんど見たことないような漢字が使われていたように思う
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29 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:29:13.16 ID:INlaM/5V0 - で、交番についてからなんだけど、
外から覗くと警察官が一人暇そうにしていた 俺は少しだけ安心して中に入った 「すいません…あの…」 そういうと警察官は少し驚いたような顔をして俺を見つめた そして何かを聞いてるような感じで話し出したんだけどやっぱりわからない 本当に外国に一人取り残された気分だった 言葉も通じない、いままでの記憶もあてにならない 急に心細くなってしまって警察官の前でいい年してわんわん泣いてしまったw 警察官はすごく焦ってたが、やがて紙とペンを渡された 何を書いたらいいかわからなかったがとにかく自分の名前を書いて自分を指さし、伝わってるかわからないがこれが俺の名前であるとジェスチャーで伝えた
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33 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:36:58.34 ID:INlaM/5V0 - 人きた!
読んでくれてる人いるんだね、うれしい! 異世界の話を最近になってまとめサイトではじめて読んだんだけど似てたから書いてみたんだ 俺が見たのは一つだけど他のも共通してる部分はあるのか 続き↓ 俺の書いた言葉はわからないようだったけど、なんとなく理解してくれたようで警察官はどこかに電話をかけだした もう自分がどうなるのか、俺の知ってる家族の元に帰れるのかそんなことばっかり考えていた 警察官は電話が終わると俺に向かってここで待ってろ、的なジェスチャーをして奥の部屋に行ってしまった しばらくすると警察官がお茶とお菓子を持ってきてくれた 和菓子みたいな見たこともないものだったけど美味しかった
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35 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:39:18.46 ID:INlaM/5V0 - まぁ何度か話しかけられたが言葉も通じないのでとくに何もすることなくボーっとしていたんだけど、二時間くらい立って誰かが入ってきた
スーツでメガネかけてて身長の高いなんかちょっと怖そうな人だった なにやら警察官と二人で話したあと、俺の腕を少し強引に引っ張って交番から連れ出した 交番の前に停めてあった紺色の車に俺をのせるとその男はしきりにいろんなところに電話をしている あ、ちなみに電話はこちらとおなじでスマホの人が多かったな そんなたくさん見たわけじゃないが、普通のスマホよりちょっと大きめだったと思う タブレットみたいなのを持ってる人もいた
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37 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:44:06.22 ID:INlaM/5V0 - >>34
今考えたらそうだよね だけど普通に繋がった 俺はdocomoで母さんのはも同じだった(こちらでは) ただ、ここにいる間一日目でケータイの電源切れたんだけど、切れるまでに知らない番号から二回ほど着信があったよ 続き↓ 話がそれたが、男は電話が終わると運転しながらちらりとこちらを見て、ごちゃごちゃと少し強めの語調で話しかけてきた なんか怒られてるような気分になったが何言ってるかわからないから答えようがなかった で、時間はわからなかったんだけど途中で眠ってしまったようで次に起こされたときは病院のようなところに着いていた 車から降りてその施設にはいると一室に連れて行かれ、50歳くらいの優しそうな医者らしき人から問診のようなものを受けた 俺を連れてきた男はその部屋には入ってこなかった なにか聞かれてるのはわかってたけど答えられないから「わかりません」を繰り返していたとおもう
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38 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:45:31.80 ID:INlaM/5V0 - すると、また紙とペンを渡されて医者らしき人間が近くにあったコップを見せて指をさした
これは何?ってことだろうかと思い、「コップ」と書いた 医者はすこし難しい顔をしてさらに自分のメガネを外して指をさした これも「メガネ」とかいて見せたが同じ反応。 その後何度かこのやり取りをしたが良い反応はなにもなく、医者は人を呼んで何か指示を出すような素振りを見せると俺をまた違う部屋へと連れて行った その部屋にはベッドといくつか椅子がおいてあるだけの狭い部屋だった ベッドは4つあって他に患者らしき男が1人いて、こちらをみつめていた その医者は俺をベッドで寝るように促すと部屋を出ていったんだけど外側から鍵をかけられたのがわかった ずーっと天井をみつめながら俺はどうなるんだろうとか考えてたらまた泣きそうになったけど他に人がいるから泣けなかった なんで病院につれてこられたんだろう やっぱり俺は頭がおかしくなったのか
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40 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:47:49.18 ID:INlaM/5V0 - 正直、この時は一連の出来事があまりにも非現実的すぎて自分が正気なのかもわからなかった
脳に障害が出て急に言葉がわからなくなってしまったとか病気にかかったのかもしれないとか少し真剣に考えたが、じゃあ俺が知ってる言葉や記憶はなんなんだろうと思い出すともう頭の中がグチャグチャで今にも叫びだしそうだった 「おい」 ふと隣のベッドから声をかけられた 驚いてそっちを見ると先程じっと俺を見ていた頭に包帯をまいたオッサンだった 年は40前後かな、すこしガタイのいいヒゲ面のオッサン 「言葉わかるんか?」 !! まさかの聞き慣れた言葉だった 「わかります!!」 めちゃくちゃ嬉しくてつい大声を出してしまった でもそれくらい嬉しかった また泣きそうになったがぐっと堪えた
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43 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 17:57:19.72 ID:INlaM/5V0 - >>39
ありがとうございます! 続き↓ 「いつきたん?」 「えっと、ここに連れてこられたのは今日です」 「いや、こっちの世界にきたのはいつや?」 そう言われてものすごく非現実的な言葉に違和感を感じたが、なるほどそう言う事かと無理矢理にも理解せざるを得なかった 「それも今日です」 「来たばっかりなんやな…それやったら帰れるかもしれへんな」 「あなたはいつ来られたんですか?」 「もう3ヶ月近く前やな。俺はもう帰られへんとおもう」 そう言ってオッサンはため息をついていた
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44 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:03:49.58 ID:INlaM/5V0 - >>41
違うとも言えるしそうだとも言える 全部読んでもらえると嬉しい 続き↓ 会話の詳細は雰囲気だからちがうがこんなかんじで話してた オッサンからきいたはなしを簡単にまとめると、 ・ここはどういう施設なのかわからない ・オッサンがここに来てから2人ほど俺と同じように連れてこられた人間がいて、同じように違う世界からきた奴だった その人たちは数日するとどこかに連れて行かれた ・オッサンは元々は奈良に住んでいた ・ここの職員かはわからないがたまに言葉の通じる医者のような人間が来る 他にもいろいろ聞いたが重要なのはこのくらいかな
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46 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:05:56.03 ID:INlaM/5V0 - その後結局俺はその部屋に5日ほどほぼ監禁された状態だった
トイレと風呂以外は出れなかったし、部屋の出入りには必ず職員らしき誰かがついていた めっちゃ怖かったのは毎日なんかよくわからない注射をされた それはオッサンもされてた なんの注射かオッサンに聞いてみたけどわからないって言われた されたからといって別段なにも身体に変わりはなかったけど謎の薬を投与されるのはものすごい怖かった
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47 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:08:49.77 ID:INlaM/5V0 - >>45
そうかもしれない 現にオッサンは2人ほど見たし話したっていってた 続き↓ んで、5日ほどたった日、眠っていると部屋に人が入ってくる音で目が覚めた 見ると俺のベッドの前に白髪の少し小さいおじいさんがいた 白衣だったのでこの人もたぶん医者 けどなんとなく偉いんだろうなぁって雰囲気だった おじいさんは無言で俺を手招きし、部屋を出ていった 俺は素直についていくと別室に連れて行かれた 「君の元いた場所はどこかな」 おじいさんがそう言った また言葉がわかる人がいる事に驚いたがとにかく今は帰れるのかどうかがものすごく知りたかった 「えっと、兵庫県の○○です」 「そうか、○○か」 「はい」 「帰りたいだろう?」 「帰れるんですか?」 「君を帰してあげるよ。ただいくつか約束事がある」
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50 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:12:13.93 ID:INlaM/5V0 - そういっていくつか条件を言われた
・カメラやケータイでなにか写真やコチラの世界のものを残していないか。 ・ここに来た事を話してもいいけれど存在自体を認めさせてはいけない(こう言われたけどあんまり意味がわからなかった) ・元の世界に帰れたらここに来てしまった場所(あの広場)には近づくな ・もし次に来てしまったらもう帰ることはできない こんなことを言われたと思う。 なんでも約束しますと半泣きで誓った すると、おじいさんはどこかへ電話をしてしばらく経つと別のスーツの割と若い人が来た この人も話すことができた
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51 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:13:14.38 ID:INlaM/5V0 - その人に連れられるままに俺は外に出て黒い車に乗せられた
これで帰れると喜んだがその奥で同じ部屋にいたオッサンになにも告げられなかったことを少し悔やんだ 車の中でその人に話を聞くことができた この人はあの病院の人じゃないから詳しくはないけれどあのオッサンは病院に連れてこられるのがかなりおそかったようでおそらく帰れないだろうといってた その人自身も元は俺と同じで別のところからこの世界に来たらしい 理由は聞けなかったが帰れなくなってしまったのだという
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53 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:15:57.82 ID:INlaM/5V0 - で、その後今の世界に戻ってきたわけだけど、どうやって帰ってきたのかどれだけ思い出そうとしても思い出せないんだよ
ただ、急激に車の中で眠くなったのを覚えてる 気がついたら爺ちゃんちの庭で寝てた すっごく長くなってごめん もうちょい続きがあるんだ それはここでやっとタイトルに戻れたって事
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55 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:17:33.93 ID:INlaM/5V0 - 爺ちゃんの49日の法要がたしか8月の6日だったと思うんだけど俺が異世界からにいた期間は6日間だったのにも関わらず、かえってきたのは8日日の晩だった
これだけだったら今まで書いたこと全部全部夢だったって思い込むことは無理矢理にでも出来たんだけどね、夢なんかじゃないって言い切れることが起きてたんだ 俺が爺ちゃんちの家の庭で目を覚まし、ちゃんと元の世界に戻ってきたって確認するために急いで爺ちゃん家に入った(今度は開いてた) そしたら ま た 爺 ち ゃ ん 生 き て た
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57 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:19:06.99 ID:INlaM/5V0 - 見てくれてる人ありがとうございます!
うれしいです! もっと釣りだ釣りだと言われると思ってました 続き↓ わかりやすく書くと 爺ちゃんが死んで、法要の為に爺ちゃん家にきた世界(はじめの世界) ↓ 似ているけど風景、建物、言葉が違う世界(明らかな異世界) ↓ はじめの世界とほぼ同じだけど爺ちゃんが死ななかった世界(今いる世界) ってことになるんだと思う あれは絶対に夢なんかじゃないし、たしかに爺ちゃんは死んだんだ。 病院で息を引き取る瞬間も、棺桶に横たわる姿も、火葬場に入るところも見た。 骨だってこの手で拾った。 なのに今現在、爺ちゃんは生きてる。
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60 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:21:47.24 ID:INlaM/5V0 - だからない頭でたくさん考えたり調べたりしたんだけど、多分この世にはいくつにも分岐した世界があって限りなく元いた世界近いけど少しずれた世界に俺は帰ってきちゃったんだと思う
はじめにも書いたようにこんな話信じてもらえなくて当たり前だけど、誰かに聞いて欲しかったんだ ここまで聞いてくれてありがとうございました なにか質問あればこたえます!
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63 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:25:59.19 ID:INlaM/5V0 - >>61
今のところ歴史がなにか変わってたりとかそーゆーので気づいたことはなにもないな 当然だけど爺ちゃんが死んだこととか葬式の日とか爺ちゃんの死を立証するものが綺麗さっぱり亡くなってるし、 爺ちゃんの死んだ日のことやその辺りで話したはずのことを家族は何も覚えていない
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64 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:29:07.55 ID:INlaM/5V0 - >>62
おそらくそういうことなんだって理解するしかないんだよね 爺ちゃんは事故で死んだんだけど、その日にそこに行っていなかったみたいで、誰一人として俺の話を信じてくれない まぁ当たり前だよねw 現に今爺ちゃんは田舎で元気に生きてる! もうすぐ78才になるよーw
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68 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:41:38.69 ID:INlaM/5V0 - >>65
そうかもしれない けっこうな山の中に不釣り合いなほど厳重そうな外観だった >>66 それは… あんまり考えないようにしてるんだけど、どっちが良かったって聞かれたら、断然元の世界が良かった 一度俺は爺ちゃんを亡くしてめちゃめちゃ悲しんで、葬式ではみっともないくらいに棺にすがりついて大声で泣くほど悲しんだんだ だからやっと死を受け入れた頃にまた爺ちゃんが生きてる世界に来て、もう一度会えたことはすごく嬉しいんだけど、また同じようにいつか亡くなるわけだからそれがすごくすごく怖い あんな思いをまたするくらいなら…って思うな
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71 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:44:04.74 ID:INlaM/5V0 - >>65
俺も爺ちゃんが死んだ時はそう思った だけどよく考えたら今からそう遠くない未来に爺ちゃんは死ぬんだって考えたら恐くてたまらないよ でもそんなこといってももう戻れないわけだから、以前よりももっともっと爺ちゃんに孝行してやろうと思ってるw 来週も爺ちゃんちにいって畑仕事手伝う予定w
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73 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:50:58.03 ID:INlaM/5V0 - >>69
施設にはいってからはずっとベッドの上にいて、それ以外の部屋とか読むものも何もなかったから地図や書物を見る機会は全くと言っていいほどなかったな 冷静になった今こうやって人に伝えるなら、もっともっとたくさんいろんなものを注意深く見とけばよかったと思う >>70 それはちょっとどうなってるのかわからないんだけど、 俺がこっちに来た時爺ちゃんちにいたんだが、もともと爺ちゃんちにいった経緯として法要でいったわけだから家族は爺ちゃんちにいなかったんだ 家族がいうには当日の朝起きてこないとおもったらいなくてなぜか爺ちゃんちから帰ってきたって言われたよ だからもしかしたら入れ替わってしまったのかな?? 実家から爺ちゃんちまで車でも一時間以上かかるのに俺はどうやって一人できたのかw
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75 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:54:54.60 ID:INlaM/5V0 - あっ、ケータイはおかしなことに母さんからの着信は残ってたんだけど日付がおかしくなってた
帰ってきた日の当日に母さんからの着信があったことになってるけど、前にも書いたけどそのかかってきた時間だと俺のケータイは電池切れになってたから着歴は通知だけになるはずなんだよね
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78 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 18:59:25.10 ID:INlaM/5V0 - >>74
俺が異世界に行ったとか爺ちゃんは死んだはずなのに!っていったらはじめは何言ってんのwwwwって笑ってたけどあまりにもいうものだからすんごい心配されたww 病院行こうかって言われだしてヤバイと思ってもう言わなくなった 普段俺はあんまり冗談とか言わないから余計ね 家族は家族に何も言わず朝に抜け出して俺が爺ちゃんちに行ったと思ってる
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81 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 19:03:07.26 ID:INlaM/5V0 - >>74
メールとかみなおしてみたんだけど、前の世界にいた時と何ら変わってないな 俺が送った覚えのあるメール ばっかりだったし、友達と週末に約束してた内容もそのままで実際そいつと遊びに行くことになってた ほんとに爺ちゃんに関することだけがすっぽりぬけてるんだ 例えば予定表に書いてたこととか。
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84 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 19:07:21.93 ID:INlaM/5V0 - >>80
すぐ確認した けどマジで残ってなかったし、そんな覚えもないわ!アホちゃうかっていわれた で、俺の履歴見せたんだけどしてないもんはしてない! 壊れとんのちゃうか!ってキレ気味にいわれたw 母さんも変わらず怖い 糖質っていわれても仕方ないくらい非現実的な話だよね
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88 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 19:11:37.54 ID:INlaM/5V0 - >>82
そうなのか… でも不思議だよね、こっちの世界との違いは爺ちゃんが生きてるってだけ おっきな目線でみたらたったそれだけのことなのに違う世界があるってなると俺だけが死んだ世界、母さんだけが死んだ世界とか無限にあることになるんじゃないのかな 難しいことはわからないけどw
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90 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 19:14:10.29 ID:INlaM/5V0 - >>82
もともとこっちにいた俺と入れ変わったのならそれはそれで可哀想だよね。 だってなんの意味もわからないまま爺ちゃんは死んだじゃないのって言われるわけだし… 俺なら受け入れられないし悲しむこともできないかもしれない 爺ちゃんは車に轢かれて死んだんだよ ちゃんと息を引き取るとこも見たよ
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92 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 19:18:16.36 ID:INlaM/5V0 - >>89
あ、そのことで書き忘れたことがあった 最後に車に乗せてくれた人が車で言ってたことなんだけど、俺が異世界にいく前に一度かなりたくさんの人が紛れ込んだっていってた その大半は帰ることができたらしいんだけど、いまでも戻ってない人がいるみたい なぜなのか聞いたら言えないけど「してはいけないことをしたから返すことができない」っていっていた 危害を加えられることはなかった ただあの注射は一体なんだったんだろ…
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95 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 19:21:03.72 ID:INlaM/5V0 - >>91
俺も同じ感じに考えてる すごくわずかなズレだから他に変わってることがあっても気付かないレベルなのかもしれない ただそれを立証できないのがつらいな こっちの世界には爺ちゃんが現に生きてて死んだ証拠が何一つとしてないからね
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99 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 19:27:08.76 ID:INlaM/5V0 - >>93
もし自分の意思であいにいけるとして、そっからおばあちゃんが死んだあとの世界に戻るときすごくつらいと思うよ… 戻れなかったら戻れないでまた死ぬ悲しみを味わうわけだしね でももう会えないはずの爺ちゃんと話せることはすごくうれしいよ、素直にね だからあとのことは考えないようにしてる >>94 いや、今の世界にいた奴が俺が一番初めにいた世界と入れ変わったのなら言葉は通じるはずw じゃないと俺が今言葉が通じてるのはおかしいしねw 入れ変わった奴は爺ちゃんが死んでる以外は変わらない世界に放り込まれただけってことになるんじゃないのかな?
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101 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 19:31:43.42 ID:INlaM/5V0 - >>96
ややこしいので @一番初めにいた世界 A完璧な異世界(施設がある) B今俺がいる世界 として話をすると、 Aだけ完全に異質なんだ 空も暗い、言葉も違う だけど知ってる顔にも会ったし、知ってる建物もあった なのに@とBはわずかなズレしかない それがすごく謎なんだよね
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104 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 19:35:27.68 ID:INlaM/5V0 - >>96
具体的には教えてもらえなかったんだ 「聞いてどうするの」 っていわれたからね… たしかにお菓子食べたからそれじゃないんだろうね 施設にいたオッサンがなんで帰れないのかもわからないままだしね ただ、オッサンはなんで帰れないのかわかんないみたいだったよ
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106 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 19:41:00.80 ID:INlaM/5V0 - >>105
Aの世界はほんとに異質な雰囲気だった まじでゲームの世界みたいな不気味な感じだった システムだとしたらなんのためのシステムなんだろ
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113 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 20:17:17.01 ID:INlaM/5V0 - >>111
なんか、最後に異世界に行ってしまった場所に近づくなって言われたし、やっぱり場所に関係ありそうだったけどどうなのかな… 帰れる保証があるならいいけどわけわからないままいくと不安と恐怖で一杯になるよ >>112 まぁ頭がおかしいとか夢遊病のほうが現実的だよねw 親しい人間に言っても誰も信じない話をこうやって言うわけだし、100%信じろって無理な話だもんな そのへんはわかってるし、むしろ若干信じてくれてるようなレス貰えること自体驚いてるよ 信じないのが当たり前だから物語だとでも思って読んでくれるくらいでも嬉しいよ
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- 異世界から元に戻れなくなった話
121 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 21:08:48.63 ID:INlaM/5V0 - >>117
リアルリーディングシュタイナーてなんだろw 調べたっていってもネットで見てみたくらいだからあまり詳しくはないんだよね 実際、俺の経験したことをネットで調べても解決にはならなかったしね… 爺ちゃんの死って世界規模で考えたらほんとに小さな分岐でしかないからそうなのかもしれないね 上にもかいたように0.3%の世界では俺が死んでたりするのかもね >>119 シュタインズゲートは途中までしか見てないんだけど、 あれって時間を遡るアニメじゃなかったっけ?
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124 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 21:25:29.31 ID:INlaM/5V0 - >>123
なるほど、それがあれば記憶を持ったまま移動できるってことか なかったら移動したことすらわからないってことだよね それが本当ならすごいけど怖いな 知らない間に忘れたくないことも書き換えられて消されちゃうし、ただの勘違いにされちゃうんだよね いやだなぁ、それ…
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129 :名も無き被検体774号+[]:2014/03/10(月) 22:33:21.36 ID:INlaM/5V0 - >>128
軽く読んでみたんだけど俺の体験した話とは少し違うけど未来の、というか別の世界の自分に会う…か 俺のいった世界は能力とかそんなのは見たことないけどなぁw 未来を知ってしまうほど面白くない人生ってないよなぁ… 対話しても同じ境遇じゃないからなにを話したらいいかわかんないw 教えてくれてありがと!
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