- 男「幼馴染み〜学校一緒に帰ろうぜ〜」
155 : ◆PiqUzW26Xw []:2013/10/19(土) 22:26:34.95 ID:Zq66QZwl0 - 先輩「おい」
男「・・・なんですか」 先輩「私の乙女心はズタズタだぞ貴様」 男「は、はぁ・・」 男「すいません・・」 先輩「保育園」 男「?」 先輩「保育園で一緒だっただろ。さっさと思い出せ」 男「保育園・・・」 男(こんな人居たかな・・・)
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- 男「幼馴染み〜学校一緒に帰ろうぜ〜」
156 :名も無き被検体774号+[]:2013/10/19(土) 22:29:34.47 ID:Zq66QZwl0 - 先輩「私がブラックで貴様がレッドをやっていただろう」
先輩「当時流行っていた戦隊ゴッコでな」 先輩「今でもあそこまで楽しい遊びはなかったな。うん」 先輩「まぁ貴様と遊んだ思い出だからだろうがな。はっはっは」 男「ん・・・」 男「あーあったかも。そんなの」 先輩「ようやく思い出したか」 先輩「冷や冷やさせるな」 男「え?」 男「でもあのときの子は確か男児だったような」 先輩「・・・」
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157 :名も無き被検体774号+[]:2013/10/19(土) 22:31:05.24 ID:Zq66QZwl0 - 先輩「その子は男子ではない」
先輩「かわゆい乙女だ」 先輩「というか私だ」 男「は・・・・・」 先輩「貴様覚悟は良いか?」 男「なんの覚悟?」 先輩「私に殴られる覚悟」 男「い、いや・・いやいや」 男「殴られる覚えは」 先輩「ないか?」 男「・・・」
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158 :名も無き被検体774号+[sage]:2013/10/19(土) 22:33:19.06 ID:Zq66QZwl0 - 先輩「嘘だ」
男「よかった」 先輩「本当は貴様の覚悟など関係なく殴る」 男「は・・・」 先輩「とも・・・・・思ったが」 先輩「ふむ・・・」 先輩「確かに話しかけなかった私も非があることは拭えん」 先輩「特別に許してやろう」 先輩「特別だぞ」 男「お・・おう」
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159 :名も無き被検体774号+[]:2013/10/19(土) 22:34:43.28 ID:Zq66QZwl0 - 先輩「話は本題に入って」
先輩「私と付き合え。お前が好きだ」 先輩「というかずっと好きだった。保育園の頃から」 男「・・・えっと」 男「頭がこんがらがってるんだけど」 男「俺は告白されてるんだよね」 男「先輩に・・・・」 先輩「そうだ」 先輩「貴様は熱烈告白され中だ」 男「そ、そっか・・・」
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161 :名も無き被検体774号+[]:2013/10/19(土) 22:36:05.27 ID:Zq66QZwl0 - 男「まぁ・・・」
男「正直よくわからないんだけどさ」 男「ごめん」 先輩「ん?」 先輩「なにを謝っている?さきほどの胸を見ていた件か?」 先輩「言っただろう。見ても私は怒りはしない」 先輩「私のことを忘れた件は許しがたいがな。わっはっはっは」 男「・・・」 男「いやそうじゃなくてさ」 男「告白のこと」
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162 :名も無き被検体774号+[]:2013/10/19(土) 22:38:24.95 ID:Zq66QZwl0 - 先輩「告白のこと告白のこと・・・」
先輩「はて・・・?何か謝られるようなことはしたかな貴様は」 男「い、いやそうじゃなくてさ!」 先輩「・・・」 先輩「・・・・まさかとは思うが」 先輩「断られているのか、私の告白は」 男「うん・・・」 男「・・ごめん」 先輩「・・・・」
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163 :名も無き被検体774号+[]:2013/10/19(土) 22:40:16.90 ID:Zq66QZwl0 - 男「俺さ・・今彼女がいるんだよ」
先輩「・・・」 男「それで今は彼女一筋だと決めてるんだ」 男「だから・・・」 男「その告白は嬉しいけど」 男「受けることはできない・・ごめん」 先輩「・・・」 先輩「・・・」 先輩「・・・」 先輩「そうか」
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164 :名も無き被検体774号+[]:2013/10/19(土) 22:42:08.75 ID:Zq66QZwl0 - 先輩「付き合っている女が居るから私の告白は受け入れられないと?」
男「うん・・」 先輩「つまり付き合っていなければ了解したと?」 男「え・・いや揚げ足をとるなよ」 先輩「そんなつもりはないさ」 先輩「・・・」 先輩「その女が好きなのか?」 男「うん」 先輩「私より」 男「う・・・うん」 男(いや先輩とは、さっき会ったばかりだから比べるもなにも) 先輩「いや会ったのはだいぶん前だぞ」 男「・・・」
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165 :名も無き被検体774号+[]:2013/10/19(土) 22:43:19.68 ID:Zq66QZwl0 - 先輩「なら・・・・わかった」
先輩「身を引くことにしよう」 男「おお・・」 先輩「今は」 男「おお?」 先輩「確かに・・ふむ・・」 先輩「いやこの状況は非常に不愉快でわある」 男「すまん」 先輩「が、貴様は私を覚えていなかったみたいだし」ギロ 男「・・・」
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166 :名も無き被検体774号+[]:2013/10/19(土) 22:46:05.16 ID:Zq66QZwl0 - 先輩「いや確かに付き合っている女が居るにもかかわらず」
先輩「急に現れた美しくて可憐で・・・」 先輩「勇敢でかつ儚げな女に・・・」 男「・・・」 先輩「急に心を奪われるようでは」 先輩「私も貴様を自分の物にした後困りそうだしな」 男「は?」 先輩「もちろん心を奪うつもりで来たわけではあるんだが」 男「俺は・・・」 男「今付き合ってる人以外とは・・」
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167 :名も無き被検体774号+[]:2013/10/19(土) 22:47:14.09 ID:Zq66QZwl0 - 先輩「どうかな?」グイ
男「ちょ・・ちょっと」 男「顔を近づけないで・・」 先輩「ふふ・・・」 先輩「かわいいぞ貴様」 男「・・・」 先輩「時間の問題だよ」 先輩「実際な・・」 先輩「なぁに安心しろ。すぐにおまえは私の物だ」 男「・・・」 先輩「そう。ムッとするな。わっはっはっ」
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- 男「幼馴染み〜学校一緒に帰ろうぜ〜」
168 : ◆PiqUzW26Xw []:2013/10/19(土) 22:48:02.40 ID:Zq66QZwl0 - 短いけど今日は終わり
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