- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
20 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 00:28:43.18 ID:R3C52kitO - モーツァルト「ンフッ」
美少女「な、なんかさっそく嫌な視線が……?」 半不登校「(バカめ!このモーツァルトは俺だよ!)」 半不登校「(額縁に頭突っ込んでキツい体勢のまま待機しててよかったぜ!)」 美少女「ん」プリンッ 半不登校「(ナイスおっぱい! さぁ奏でようか、俺と君の終わりのない協奏曲【コンチェルト】を!)」 貧乳「ん」ペタッ 友「俺の身体は古典派音楽に通用するか……勝負だ!」ムキッ 半不登校「(なんでこいつらまでいるんだよ!まあいい!)」
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
21 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 00:31:19.30 ID:R3C52kitO - 美少女「んしょ、と」スルスル
半不登校「(最終楽章きた!)」バッハ! 半不登校「美少女ちゃんのワガママボディに俺のタクト突っ込みたい!」 貧乳「なっ……!」 美少女「にぃっ……!?」 友「――出やがったな!」 ガチィ 半不登校「(こ……こいつ首を……! あ、やめ……!)」 ゴキッ! 半不登校「」 貧乳「勝ったな」 美少女「あぁ」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
759 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 00:34:47.10 ID:R3C52kitO - >>752->>754
アクエリアスと共にあれ! 再開します!
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
760 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 00:37:12.60 ID:R3C52kitO - 「い、池上団長さん……!」
床に這いつくばった岡田が、顔を上げた。 ゴリラも胸を叩くのを止め、助けを乞うように池上を見つめた。 「おお!二人共、こんなところでなんと奇遇な!」 「え、なに?あたしの奴隷と知り合いなの? えっと、池上さん」 と、芳野。 「えぇ、彼らは童貞の味方であります!」 その言葉に、岡田とゴリラがしたり顔になる。 「ほら!私達は敵じゃないわ! 確かにスパッツマスク様以外の童貞は別にどうなったって気にしないけど、スパッツマスク様には忠誠を誓っているのよ」 「ウホ!」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
761 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 00:38:48.49 ID:R3C52kitO - だが、二人はすぐに縮こまった。
芳野がギロリと睨み据えてきたからだ。 「あんた達はあたしに召し仕えて天命を全うするの!」 「ひどい……あんまりよ……」 芳野は池上と向き直った。 「一応、リーダーの芳野佳乃。 来年受験だけど国家転覆狙ってる恋愛体質の愛されガールだよ。 よろしく、池上さん」 「貴方が噂に聞く芳野さんでありますか。 自分は鳥取童貞軍団長、『包茎』の池上冠利であります。 無職であります。 こちらこそよろしくであります」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
762 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 00:42:01.74 ID:R3C52kitO - 池上は丁寧にも鉄帽を取り、一礼する。
顔を上げた彼の目は、抜け目ない光っていた。 「では、まずはこの場で皆さんに、報告したいことがあるであります」 「近畿にある大寺院のこと? あんまり詳しいことは分かんないけど、そこにヤリチンが集まってるんだよね?」 芳野が小首を傾げた。 「えぇ、そのこともですが、もっと重大な秘密を知ってしまったのであります」 池上は意味ありげに、笑みを浮かべた。 それに、陰りが差していく。 「まずは、そのヤリチン達の動向についてからですが……。 皆さんも知っての通り、次の戦いは肝であります。 連中が本気で我らを叩きつぶしにくるでありますから。 信頼出来る情報筋からの話によると、ヤリチンは四万。ビッチが二万。 計六万はまず確実。 あと、近畿地方の自衛隊の無線周波がちょっといつもと違うっぽいでありますな。 更に、各地方のヤリチン教幹部も駆け付けてるみたいであります」 軽い語調とは裏腹に、その言葉は質量を持って代表者達にのしかかった。
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
22 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 00:48:51.64 ID:R3C52kitO - 人体模型「……ンフッ」
半不登校「(死んだかと思った? 残念っ!首折られたくらいで死んでたら不登校は務まんねぇよ!)」 半不登校「(まぁいくら俺が童貞とはいえ、さすがに首の骨折は痛いけどな!)」 コツコツコツ…… 半不登校「(お、きたきた。 人体模型に成り済ましておっぱい揉めば、俺のせいにならない! この頭脳は国宝級だぜ!)」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
763 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 00:51:53.21 ID:R3C52kitO - うう、という呻きがあちこちから上がる。
「こちらの二倍以上だと……」 「それだけじゃねぇ。 自衛隊が来るなら、向こうからは銃弾が飛んでくるぞ……!」 「いや、そんな些細なことよりも、幹部だと!? 特にヤリチン四天王は聞いた話だと、一騎当千の化け物らしい!!」 「その中でも桁外れに強いというのが、ダース・ニーターだ……。 クソッ!スパッツマスクさんがいればッ!」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
764 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 00:54:15.03 ID:R3C52kitO - 見兼ねて、芳野が立ち上がった。
「ちょっと、なに士気ガタ落ちしてんの。 今回の戦じゃ、働きに応じてこの芳野ちゃんから賞品が出るんだよ」 彼女はポッケから小瓶を取り出す。 茶色い紙のような物が入っていて、なんだなんだと童貞達の注意を集めた。 「優秀賞はなんとこれ! 『あたしのカサブタ』こんなこともあろうかと、一瓶分貯めておいたの!」 うわ、という声がいくつも漏れるが、こういう時の彼女の耳は何故か遠くなるのだ。 構わず、また何か取り出した。 「最優秀賞は超豪華! このコンタクトレンズ『芳野ちゃん二十四時』これはカラーコンタクトの要領で、あたしをレンズにプリントした芳野ラボの自信作よ! これさえ付けてれば、いつでも視界に美少女が! 網膜に常にあたしが張り付いて離れないの!スゴいよね! 優勝出来なくても悔しがらなくていいわ、この芳野ガジェットは十枚組で定価二万九千八百円! 芳野ラボから好評発売中よ! ちなみに、使い捨てじゃないから……一晩付けたくらいでさよならはイヤだから……!」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
765 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:01:09.58 ID:R3C52kitO - 頭を垂れ、童貞達は暗い意見を交わし合った。
だが、その男の戦意は挫けるどころか、寧ろ燃え上がっていた。 「いや、悪いことばかりじゃないね、こりゃ」 そう言い切ったのは『早漏』の益垣である。 「考えてもみてくれよ。 幹部だぜ、幹部。 もしそんな奴が戦場にいたなら……もし尊師の奴が本気なら、尊師自身も来てるかもしんねぇぜ!」 「た、たしかに……」 「おお!この戦争に終止符を打てるやもしれぬ!」 俄かに活気が広がった。 芳野はあっという間に士気を向上させた早漏の手腕に、少し驚いたような表情を浮かべた。 普段は飄々とした彼だが、伊達に全国一の早漏と言われるだけはある。
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
766 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:04:01.72 ID:R3C52kitO - 池上は頷いた。
「彼の言う通り、今回の戦いは尊師直々に指揮する可能性が大いにあるであります。 この戦いの要は、銃を使う人間への対処法。 必ず来るであろう童貞ハンターの対処法。 幹部クラスなど、一流のヤリチン戦士への対処法。 以上の三点でありますな。 一個目と二個目は、自分に考えがあるであります」 「三番目は俺に任せてくれ! ここらで名を上げたくてな!」 と、若い童貞が言った。 血気盛んな童貞が続く。
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
767 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:05:21.85 ID:R3C52kitO - 「俺もだ!仮にも『精液ダム』の安田だからな!
幹部程度、一捻りさ!」 「僕もだ……『オナニーマスター』の力。 外でも発揮したくなったぜ」 「俺はダース・ニーターと裏切り者の諏八と後二人、四天王全てを討ち取るぞ!」 「俺もッ!」 「じゃあ俺もッ!!」 「どうぞどうぞどうぞ!!」 童貞軍に加わった新たな仲間は、更に続けた。
|
- 無茶しても10kg位痩せたいんだが?
2 :名も無き被検体774号+[sage]:2013/08/14(水) 01:07:24.88 ID:R3C52kitO - 医者に言われたの?
ウォーキングも? とりあえず断食
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
23 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:09:59.31 ID:R3C52kitO - ガララ……!
美少女「呼ばれて飛びててあたしだよッ!」 貧乳「誰も呼んでないがな」 美少女「うるさいよッ!」 バキッ ゴッ! 貧乳「がっ……はぁっ……」 友「!……おい、美少女! 何してんだ! 拳の握りはそうじゃねぇだろ!こうだ!」 ズボム! 貧乳「ォ……ぉぇ……」ドサァ… 美少女「ちょ、ちょっと友くん……!? 女の子殴るなんて最低!死ねッ!」 友「すまん!それもそうだな!」 美少女「分かればいいよッ!」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
768 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:11:41.90 ID:R3C52kitO - 「それから、これは最初に言った『重大な秘密』でありますが……」
彼は一度、お冷やを呷った。 酒でも飲むかのような仕草だ。 感の鋭い者は、その時、見ただろう。 彼の目に見え隠れする、暗鬱としたものを。 池上が、再び口を開いた。 「――ソーマ・プロジェクト。 今朝、大寺院の情報局から手に入れた暗号文書の名前であります。 全容は明らかになってませんが、文書から読み取れた単語から、恐らく……世界規模で奴らは何かをする気であります……ッ!」 たちどころに、騒めきが広がった。 芳野でさえ、顔色を変えた。
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
769 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:14:21.32 ID:R3C52kitO - 「大寺院の情報局!?
よくそんなところから……いや、それより世界規模のプロジェクトだって!」 「連中の狙いは何なんだ……? 日本をヤリチンの国にして支配する……それだけでは飽き足らずに……」 分かりませんが、と池上が苦笑した。 「童貞にとって……いや、ヤリチン以外の生きとし生けるもの全てにとって良くない何かが、起きてしまうであります」 益垣がボソリと溢した。 「神の酒、か」 それは思いの外、童貞たちの注意を引いた。 皆の視線に気付き、益垣は言葉を続けた。 「いや、確かどこかの神話で、『ソーマ』っていう飲料が出てくんのさ」 「あぁ、インド神話でありますか。 ソーマ……なるほど、自分も今、思い出したでありますよ。 そこからとったでありますか?……だとすると……」 と、池上が唸る。 何人か博識な者も、考え深そうに頷く。
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
770 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:18:30.03 ID:R3C52kitO - 芳野は益垣の袖を引っ張った。
「なんなの、それ……詳しくこっそりまるっと教えなさい」 「俺もうろ覚えだが、神様の飲む特別な力や活力が出る霊薬で、月の神様でもあるらしい。 月は、ソーマの入った酒盆なんだとよ。 満月はなみなみ注がれた状態ってとこか」 「……ふぅん」 ソーマ・プロジェクト――芳野は口の中で呟き、まだ見ぬ戦いに気を引き締めた。 と同時に、彼女の胸中では、弟や母の笑顔が胸を焦がしていた。 そのプロジェクトとやらで家族に危害が及ぶなら、いっそ刺し違えてでも尊師を、と密かに心に決める。 芳野は一人納得したようにウンウンと頷き、下僕を呼んだ。 「腹ごしらえ用のご飯作ってくんない? 全員の分も。五分ね。 オーバーしたら罰ゲームだから。 あたしこのメニューのこっからここまで」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
771 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:20:57.84 ID:R3C52kitO - 小さな独裁者の召使によって運ばれてくる冷凍食品に舌鼓を打ちながら、軍議は続いた。
池上はこれまでの戦闘の様子を周りから聞き終えると、溜め息を吐いた。 「今までの戦略では当然、勝てないであります。 数に勝る相手に、ただの力押しでは、敗退しかあらず。 まず、芳野さんは用貞術のさえ分かってないであります。 あと童貞の心も。 賞品はパンツにしろであります」 池上は非難がましい視線を、少女に浴びせた。 その目は、大将の信任を疑っているかに見える。 芳野に反発を抱く童貞が、そうだそうだ、と持て囃した。 「あ、あによ!?なんで戦術なんか勉強しなきゃいけないの! 花の中学生よ、あたし! この犯罪者共!パンツとか恥ずかしいし!」 芳野が膨れる。 その時、大柄な男が、立ち上がった。 「不信任決議を希望する! なぜ、ビッチに従わにゃならんのだ!」 「そうだ、もっと軍の被害を小さくしろ!」 「パンツ!」 「パンツだよ、ほら早く!」 勢い付き、次々とそんな声が上がった。
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
772 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:22:56.31 ID:R3C52kitO - だが、反芳野派がいれば、芳野を支持する者ももちろんいる。
「おい、そりゃあんまりだろ!」 「確かにこの子は童貞使いが荒い。 けど、乱暴だが確かな力で俺達童貞を束ね、先導したのも彼女だ!あとパンツより一日お兄ちゃんって呼んでほしい!」 「そうだぞ蒸れたストッキング! 何の思惑があるにせよ膝枕+耳掻き、俺達童貞に力を貸してくれてるんだ幼なじみ設定でフライパンとオタマをガンガンして朝起こしてほしい」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
773 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:30:12.27 ID:R3C52kitO - 頭を掻きながら、益垣も加勢した。
「まぁ、言いたいこたぁ分かるがよ。 お嬢ちゃん以外にいるか? 童貞軍全体を公平な、第三者な目で見れられる。 その上、まとまりのない俺達を、例え恐怖や暴力といった形でもまとめられる奴がよぉ。 俺ぁ普通にデートがいいかな」 その通り、と相槌を打った人物に、反芳野派は面食らった。 先ほど、芳野に不信の目を向けていた池上だったからだ。 「勘違いしないでほしいであります」 彼は反芳野派に言った。 「自分は芳野さんを大将に相応しいとは思ってないであります。 知識や経験のことじゃなく、心構えの問題で。 彼女の戦い方が粗いのは事実。 ですが、他に癖のある童貞軍をまとめられる人物がいないのもまた事実。 そもそも、今は芳野さんで揉めてる時ではないであります。 こうしている間にも、連中は攻めてくるかもしれない。 それとも、仲間や他の童貞を危険にしてまで、君たちは新しい大将を生むことに価値があるとお思いでありますか?」 その言葉に、彼らは恥じ入ったように顔を伏せた。
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
24 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:35:34.37 ID:R3C52kitO - ガッシ!
美少女「熱い握手を交わしたよッ!」 友「今日から俺達、義兄妹だぜ!」 貧乳「泣けるなッ!」 これが後々、終生の盟友と互いに認め合う二人――友と美少女が、初めて友情を確かめあった瞬間であった。 歴史を知る者は云う。 これが近代世界史のターニングポイントだったと。 彼らの義兄妹の契りが、世界を第三次世界大戦の危機から救ったのだ……と。 グィィ! 友「!?(絡めとられ……! 極められる!?)」 貧乳「(脇を固める気か!?)」 美少女「間接技かと思った? 残念っ!――」 バッ! 美少女「――ジャーマンスープレックスでしたっ!」ダン!
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
774 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:38:21.82 ID:R3C52kitO - 「統率力や指揮する力は間違いなくある。
だったら、細かい作戦や戦略は自分が考えればいいだけであります」 池上は芳野の方へ顔を向けた。 彼女は、挑戦的に笑った。 「上等!たった今から、貴方を芳野ちゃんの参謀に任命します!」 そして、彼ら代表者は、参謀――池上冠利の口から繰り出される作戦や用貞術に聞き入った。 それは、今までの彼らのやり方を真っ向から否定するものだった。 「まずは、全軍の分解、再構築が急務であります。 この混成軍は一つの軍団ではなく、ただの小さな軍団の集まりであります」 「だけど、それぞれの反乱軍で戦った方が慣れてるし、命令系統も早いしな」 と、別の童貞。
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
775 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:39:25.99 ID:R3C52kitO - 「今まではそれでやっていけたでしょうが、ヤリチンが本気で動いてくるなら、それでは勝てないであります」
池上ははっきりと言った。 三本の指を立て、 「『三大貞科』ご存知の代表者もいるでしょう。 童貞にはそれぞれ様々な能力や適性があり、大まかには三つに分けられる。 それで区分けし、新たに隊を作り直すであります」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
776 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:42:12.85 ID:R3C52kitO - 彼は薬指を折り畳んだ。
「童貞剣士。肉棒術を用いた近接戦闘を得意とする。 主な適性は、ムケチンと言われているであります」 次に、中指。 「童貞銃士。射精術を得意とし、援護や遠隔攻撃など活躍の幅は広い。 主な適性は特にないが、真性包茎は射精精度が他に劣る為、向かない」 最後に、人差し指。 「童貞騎士。包皮を用いた堅固な守りが自慢。 主な適性は真性包茎。 これら三つで隊列を組み――」 代表者達は、池上の提案や作戦に驚き、訝しみ、感心した。 初めは彼を胡散臭げに見ていた者や、参入早々、高い地位を得た彼にいい顔をしなかった者も、いつの間にか夢中になっている。 芳野が単純な力で他を従える百獣の王だとすれば、池上は知力と口八丁に優れた狸だろうか。 彼らの大将とはまた別の人を惹き付ける力を、確かに池上は持っていた。
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
25 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:49:31.34 ID:R3C52kitO - 美少女「!……しまったぁ!」ヌルポッ
貧乳「ブリッジは綺麗に決まったがすっぽぬけた!」 美少女「いわゆる投げっぱなしって奴だね!」 ヒュゥゥウ……ズガァァアン! 友「あいた!」 半不登校「(いって!)」 美少女「大丈夫!?友くんッ! ……待て!これは……!?」 『夜中に動く人体模型』 美少女「忘れてた!次は理科室の怪だよ!」 半不登校「(そうだよ!)」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
777 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 01:52:57.41 ID:R3C52kitO - すみません、気分転換に別のSS書きます!
二時半頃再開します! ちなみに自分は剣士に近い銃士タイプです! 童貞と共にあれ!
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
26 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 02:04:10.74 ID:R3C52kitO - 半不登校「ギギギ……ンフッ(授乳器官揉んだるけぇのう!)」
貧乳「こいつ……動くぞ!」 半不登校「ギギギ!(テメェに用はねぇ!)」ガバァ! 美少女「き、きゃぁぁぁあああ!?」 友「美少女がタックルを食らった!」 貧乳「美少女!大丈夫か!ざまぁみろ!」 半不登校「ンフッ!(はぁぁぁあん!いい匂いだなぁオイ!大人になぁ!これから大人になってくんだなぁオイ!)」
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
27 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 02:08:28.43 ID:R3C52kitO - 友「!……おい、見てみろ貧乳!
人体模型の股間が膨らんでるぞ!」 貧乳「バ、バカな……! なんという怪奇現象だッ!!」 半不登校「(バカめ!これはそのお前、ホンモノだよ!)」 美少女「いやぁぁぁあああ!!! 気持ち悪いよぉぉぉぉぉおお!」 半不登校「(ありがとうございます!)」ムクムク…フルムック!
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
28 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 02:29:26.06 ID:R3C52kitO - カクカクカクカクカクカク!
半不登校「(太ももキモチィー! 人体って最高ッ!放課後実験クラブ!)」 ダラダラ…… 美少女「あ……ぁあ……誰か助けて……!」 友「人体模型の股間から謎の謎の液体が! 美少女の太ももをつたって床にたまってる!」 貧乳「ホルマリン液か!?」 半不登校「(バカめ!これは俺のカウパーだよ!)」 友「なんとかこのお化けの弱点を探らないと……! リスマス試験紙で液体の正体を探るぜ!」 貧乳「いい案だな!幸いにも、ここは実験室……! 試験紙はインフレしているッ!」
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
29 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 02:45:40.89 ID:R3C52kitO - リットマスーン(色変わる例の音)
友「で、出た……弱アルカリ性だ!」 貧乳「どっかのシャンプーみてぇだなッ!!」 カクカクカクカクカクカクカクカク! 半不登校「リトマスが何の略か知ってるか? 『リトルバスターズの小毬ちゃん最高ッス』の略だ」 美少女「ひぃい……!」 カクカクカクカクスケカクカクカクカクカク! 貧乳「!……分かったぞ!『中和』だ! 奴がアルカリ属性なら、相反する属性……酸性で無力化出来るはずだ!」 友「さっすが!伊達にまな板おっぱいじゃないぜ!」
|
- 運命ってあるんだな
44 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 07:46:09.79 ID:R3C52kitO - 童貞でコミュ障で二十歳ときた!他人とは思えねぇ!
…俺は二日前に美少女じゃなくて、DQNに絡まれたけどね 世の中間違ってるぜ!
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
31 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 08:47:00.16 ID:R3C52kitO - ムキッ⊂⌒(*^_ ’)⌒つ落としはしないさ
m9(*^_ ’)絶対に落とすものか!
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
32 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 09:07:54.38 ID:R3C52kitO - 貧乳「ここにありますはヤバげな瓶!」
友「俺の手にもヤバげな瓶!」 貧乳「やることは一つだ……! 行くぞ!友ッ!」 友「あぁ、それが我が運命なら!」 貧乳・友「あなたと、合体したい」 ヤバげな瓶とヤバげな瓶――――悪魔合体ッッッ!!!!!! 貧乳「これが……錬金術の禁忌……ッ!!」 友「だが、それでも、禁忌を犯してでも……返せよ!たった一人の妹なんだよ!」 貧乳・友「光になれぇぇぇぇぇぇえええ!!!」 ザバァン!ブシュシュシュシュ! 半不登校「〜〜〜〜〜ッッッッッッ!!???」 グシュグシュ
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
33 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 09:25:04.44 ID:R3C52kitO - 友「効いてる、効いてる」
半不登校「」プスプス… 貧乳「勝ったな」 友「あぁ」 美少女「これもあなたのシナリオの内? 我が校が世界に誇る秀才、友くん」 友「ハハハ、まぐれさ」 貧乳「全く、化け物に効く化学兵器を咄嗟に作るとは恐ろしいものよ」 美少女「末は総理大臣だね」 友「よせよ、柄じゃねぇって」 美少女「謙遜しちゃって。 んじゃ次行こっか」 貧乳「御意ッ!」 友「あぁッ!」 ガララ……ピシャ! 半不登校「……童貞じゃなきゃ……ガチで死んでたぜ」 偶然の産物が生んだ酸、それは浴びたものがフルチンだったことから、今の名が付けられたという。 その酸を、人をこう呼ぶ――フルオロアンチモン酸。 半不登校「フルオロアンチモンが何の略か知ってるか? フルチンの略なんだぜ……」 バタンキュー
|
- 明け方不良に絡まれた…
93 :名も無き被検体774号+[sage]:2013/08/14(水) 09:41:07.56 ID:R3C52kitO - 池沼池沼ってレスついてるけど、池沼じゃないよ!!
あ、もう落ちてるかもしれないけど ・美少女「こっくりさんしようよ!」 ・おじいちゃん「鋼の年金暮らし」 ・幼馴染「なぁ…あんたも早く彼女作りなよ」男「え」 ・キティ「あたしは、サンリオの生きた剣」 ・美少女「こっくりさんは飽きたよ!」 もよければみんな読んでね!(宣伝) サイトも遊びきてね!(宣伝) >>89-92 ありがとう、ありがとう… 貴殿方に童貞神の御加護があらんことを、ザーメン
|
- ゲーセンで凄いことが起きてるんだが
11 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 18:47:57.96 ID:R3C52kitO - メダルゲームが大好きなのさ
きっと、きっとね
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
35 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 21:12:37.32 ID:R3C52kitO - 校庭――
美少女「おらおらッ!校庭だよッ!!」 友「言われなくても分かってるぜッ!」 美少女「うるさい折るぞ!!!」 パッキャオ!!! 友「超痛い!」 美少女「ごめん手頃な位置に肩関節あったから! ところでグラウンド十周してッ!」 友「分かったぜ!」タッタッタ 美少女「さて、次の七不思議は――」 『夜中動き出す二ノ宮金治郎』 貧乳「定番だな!」 美少女「おうよッ!」
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
36 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 21:19:55.67 ID:R3C52kitO - 二ノ宮金治郎「ンフッ!」
半不登校「(バカめ!案の定俺だよ!)」 半不登校「(今回こそ、今回こそだ! セクハラしっくるっでなぁ!)」 半不登校「(いけね、興奮して郷の訛り出た! 出身地バレる!)」 半不登校「(まぁ変装はバレないがなッ!)」 貧乳「むむむ……!全国の学校、特に小学校では絶対にあるといってもいい怪談だ!」 美少女「期待に胸が高鳴るね! おっと、貧乳ちゃんはなかったか!」 貧乳「ははは、こいつぅ」 ギチギチ……ッッッ!!! 美少女「痛い痛い痛い!! 肩外れる肩外れるよ!頭おかしいんじゃないの!?」
|
- 童貞「ラスト・オナニーだ」
780 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 21:21:38.76 ID:R3C52kitO - すみません寝てました!
いま起きました! >>779 すみません! 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」 ってヤツです!
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
37 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 22:12:46.23 ID:R3C52kitO - メッコール!!!
美少女「いってぇぇぇッッッ!!!!! あたしの美しい右腕が重力の奴隷と化したよッ! 訴えて勝つよッ!」 貧乳「次はその無駄にデカイ脂肪の塊を削ごうか……ッ!!」 美少女「スッッッマセンデシタァァア!! 最近マジ調子乗ってましたぁ!」 ドゲザザザーッ!!! 貧乳「許さんッ!アクエリ買ってこい!」 美少女「イヤだよ!」 貧乳「ならもう一本ッ!」 ポカリッ!! 美少女「ぎゃあああああ!!! ちょっと気持ちよくなってきたよッ!」
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
38 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 22:27:59.87 ID:R3C52kitO - 半不登校「(勝機ッ!!
両腕の機能しない美少女ちゃんなんて、セクハラされるためだけに存在する淫らな肉のつまった皮袋よッ!)」 半不登校「オオオオオ……!」 美少女「ヒ、ヒィ!二宮金治郎が動いたよ!」 貧乳「ふっ、見苦しいぞ! そんな見え空いた口車に私が乗り、スキを見せると思うたか!俗物め!」 美少女「いやいやマジだってマジマジ!!」 半不登校「オオオォォオ……!」 貧乳「ふふ、銅像が動くなんて、そんな怪奇現象起きるわけ……」クルッ 半不登校「オオォォオオオ!」 貧乳「!……き、きゃああああ!助けて友ッ!!」タッタッタ
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
39 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 22:33:21.84 ID:R3C52kitO - 半不登校「オオオオオォォ!(今更だけど薪重ぇ……)」
美少女「やべぇ!!あたし一人だよ!」 美少女「クソッ!このお化けの弱点はなんなの!」 美少女「(考えろ……考えろマクガイバー……! ん……?二宮金治郎の持ってる本……)」 美少女「あ、あれは」 美少女「コミックエルオー!!」 半不登校「!?」 半不登校「(くそ、バレてしまっては仕方ない)」 半不登校「(そうだよ!俺が歩き読みしてるのは今月のコミックエルオーさ!)」 半不登校「(本なんてこれしか読まねぇよッ!)」
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
40 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 22:40:08.80 ID:R3C52kitO - 美少女「こいつは働きながら勉学に勤しんでる孝行息子じゃない」
美少女「ただのオナニー野郎だよッ!」 半不登校「……」ムクムク……ウヴォーギン! 美少女「キモい!死ねッ!」 貧乳「それ以上美少女に近付くな、このクズめ」 友「最低だな」 美少女「社会のゴミクズだよ」 貧乳「二度と私たちの前に現れるな」 美少女「いっきに冷めたわー」 友「ホントだな」 美少女「みんな、行こ? あ、さっきはごめんね……二人共」 友「ハハッ、気にしてないさ!」 貧乳「ふっ……私たちは友だろう」 ワイワイ…… 半不登校「……」 半不登校「ウッ」ドピュ! 半不登校「……」フキフキ
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
41 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 23:15:42.21 ID:R3C52kitO - 廊下――
貧乳「続いては私がパーソナリティを務めさせていただくぞ!」 美少女「いよっ!ペチャパイ大明神!」 貧乳「THIS WAY」ボ 友「おいおい落ち着けよ貧乳。 俺はお前の胸いいと思うぜ! 空気抵抗無さそうで!」 貧乳「友……すきっ!」 友「はっはっは、俺もだぞ!」 美少女「……しねよ」ボソッ
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
42 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 23:24:59.19 ID:R3C52kitO - 貧乳「あのね、続いての怪談はね……」
美少女「……急にブリッコうざ」ボソッ 『廊下の怪!テケテケさん』 貧乳「テケテケさんなのです!」 美少女「あー帰ろっかなー」 友「おいおい!俺達は何のためにここまで頑張ってきたんだ!」 貧乳「そうだよ……最後まで頑張ろうよ! 怖いけど……三人でなら、やり遂げられる。 ねっ?美少女ちゃん」 美少女「クソガ……」 テケテケテケ…… 友「――殺気ッ!」 貧乳「……来るッ!のですッ!」 美少女「正面からだよッ!」 半不登校「(バカめ!そうだよ俺だよ!)」 半不登校「(今回は特殊メイクに頼らず、ガチで足を切り落としてみました!)」 半不登校「(さすがに痛いぜッ!)」 半不登校「(でもセクハラの為だからな!安いもんさ!)」
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
43 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 23:29:41.20 ID:R3C52kitO - テケテケテケテケテケテケテケテケ!!!
友「は、速いッ!」 美少女「テケテケさんは下半身のないお化けだけど、スピードは妖怪最高峰だよ! 時速100キロ〜200キロで、匍匐前進または腕で走るんだよ! あれは腕で走るタイプのようだね!」 テケテケテケテケテケテケテケテケ!!! 半不登校「(下調べはしてきたようだな! 俺も腕で走る訓練は骨が折れたさ。比喩とかじゃなくマジで! 学校へも行かず、ジムに通って上半身を鍛える毎日がようやく実を結んだぜ!)」 美少女「テケテケさんは事故で下半身を失って死んで、足を探し回って地表をさ迷ってるそうだよ! 捕まったら下半身切り取られて××されるみたいだよ!」
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
44 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 23:46:50.93 ID:R3C52kitO - 貧乳「よし、対処法は呪文だ!
オカルト好きなら知ってるよな!」 美少女「もちろんだよ!」 友「俺知らん!」 貧乳「私が教えてやる……耳を貸せ」 友「分かった!……いってぇ!」ブチィッ! 友「ほらよ!」 貧乳「違う!コショコショ話するだけだ! それテープで張り付けとけバカ者」コショコショ 友「!……そんなことでいいのか!簡単じゃん!」 美少女「よっしゃ行くよッ!」 半不登校「(来いやぁぁぁあああッ!!!)」
|
- 美少女「こっくりさんは飽きたよ!」
45 :名も無き被検体774号+[]:2013/08/14(水) 23:57:41.63 ID:R3C52kitO - 美少女「『地獄へ帰れ』!」
友「『貧乳ちゃん可愛い!よしよししたい!』」 貧乳「ふふっ///」 美少女「(あ、こいつ埋めよう)」 テケテケテケテケテケテケテケテケ!!! 半不登校「(効くかぁぁぁぁぁあああ!!! 地獄へ行くにはまだまだ早いわ! セクハラだ!最後の一時までセクハラだッ! セクハラの限りを尽くしてやるッ! ……つうか、友って貧乳のこと好きだったのかよ! 顔は美人だがデカイ問題があるだろ!主に胸部にッ!)」
|