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◆mPuxYQgGBE
名も無き被検体774号+
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
ちょっとずつみんなで文をかいて物語作ろうぜ

書き込みレス一覧

男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
27 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 05:59:18.57 ID:eNV++PRP0
女生徒1「ちょっとあんた、こっち来なさいよ」

中沢「えっ……」

女生徒2「いいから来いよ!」グイッ

中沢「痛……ッ!…髪……」




中沢「なんで……体育館倉庫……?」

女生徒達「くすくす…」

中沢(きっと、また新しいいじめでも考えついたんでしょう)

中沢(くだらない……)
ちょっとずつみんなで文をかいて物語作ろうぜ
235 :名も無き被検体774号+[]:2013/05/29(水) 06:04:53.92 ID:eNV++PRP0
きゅうり畑に来ていた
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
32 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 18:04:12.25 ID:eNV++PRP0
ガラガラ……

中沢「………!」

DQN「おーい、ちゃんと連れて来たかぁ?」

女生徒1「ええ」

中沢「一体…なにを……?」

女生徒2「やだなァ、わかってるくせしてェ」

DQN「ひひひ……」ボロン

中沢「…………!!!」
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
33 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 18:06:32.41 ID:eNV++PRP0
中沢「や……そんな、まさか…………」

女生徒1「そのまさか」

女生徒3「あんたはこれから……」

中沢「あ…………あ………」ガクガク

DQN「初めて……か」

中沢「………………」
ちょっとずつみんなで文をかいて物語作ろうぜ
243 :名も無き被検体774号+[]:2013/05/29(水) 18:09:24.14 ID:eNV++PRP0
そして勢い余って爆発ドカーン
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
39 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 18:44:49.69 ID:eNV++PRP0
中沢「…………」

中沢「…い…………」

中沢「やあぁああぁアァアァァ!!!」

中沢「ヤアア、アアアーーー!」

DQN「うるッせェよ!!」バキッ

中沢「ガ…………ッ」

女生徒1「はやくやっちゃいなよーう」

女生徒2「ビデオ撮っといてやるからさーァ」
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
40 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 18:48:06.04 ID:eNV++PRP0
中沢「やだ……ヤダヤダヤダ!!!」

男「中沢さぁん!!!!」ガラッ!

DQN「…………」ドスッ

男「あっ…………」バタリ

中沢「……!」

中沢「男くん……っ!」

女生徒1「ちょうどいいや」

女生徒1「こいつにも見てもらいなよ。あんなが処女奪われるトコロをさァ……」
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
44 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 20:08:38.86 ID:eNV++PRP0
中沢「やめて……」

中沢「やめてえええええええ!」

DQN「さて、彼氏を縄跳びで縛って…………」

男「う…………」ピクリ

中沢「男くん!…男くん!」

男「はっ」

男「な……中沢さん……」

男「うっ……!?なんだこれ……」

女生徒3「あんたにはこれから見てもらうのよ」

女生徒1「あんたのカノジョとDQNがやるところをね……」

男「そんな………中沢さん!中沢さん!!」

中沢「男くん!男くん!」

DQN「いつまで待たせるんだよォ!」ビリィッ

中沢「あ……!いやぁ!嫌ァ!!」
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
46 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 21:45:38.97 ID:eNV++PRP0
中沢「助けて…!男くん!助けてぇ!か

男「中沢さん!!中沢さんっ!!!」

男「くそっ……!くそっ…!」

女生徒1「あひゃひゃ!いい気味だ!」

女生徒1「あんたはそこで見てなよ。大事な大事な中沢ちゃんがいいようにされるのをさ……」
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
47 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 21:46:23.90 ID:eNV++PRP0
やばい誤字です
か→」です
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
48 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 21:51:06.59 ID:eNV++PRP0



中沢「は………」

中沢「うっ………!」

中沢「う……あああ!!」

中沢「あ、あぁ!ん!」

男「……………」

中沢「やだ……」

中沢「もう…………許して……」

中沢「男くん………男くん………」

中沢「男くん………」

男「………」
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
49 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 21:55:15.00 ID:eNV++PRP0
男「……僕は……」

男「僕は……最低のクズだ……」

男「………」

中沢「たす……………けて」

男「中沢さん………」

男「ごめん………」

中沢「…………男くん……」

DQN「…うっ……!」

中沢「は…………ぁ…!」

男「………!」

男「ごめん…」
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
50 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 22:00:42.32 ID:eNV++PRP0
中沢「男くん……」

男「……」

中沢「わたし男くんのこと、愛してるよ……」

男「……」

中沢「男くんがわたしのことどうおもってても……」

男「……」

中沢「わたしは男くんのことを愛し続けるよ…………」

男「……」

中沢「でも、ごめんね」

男「……」

中沢「初めては、あげられなかったよ………」

男「……」
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
53 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 22:23:25.20 ID:eNV++PRP0
夕日の色が僕と中沢さんの頬を赤く照らしている

二人のつないだ手は、すぐにでもほどけてしまいそうで

それからどんなことを話したのか、どんな風に別れたのか、どんな風に家に帰ったのか、覚えていない

ただ一つ言えることは、次の日に中沢さんは学校に来なくて、

その次の日に、彼女が自殺したことを僕は知ったということだ
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
54 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 22:26:13.95 ID:eNV++PRP0



女「それが、あなたの中学時代の話?」

男「うん。そうだよ」

女「その話って、本当のことなの?」

男「うーん、まあ」

男「台詞なんかは、大体こうだったかなーって感じで話したけど」

女「ふーん」

女「ねえ」

男「なに?」









女「あなたって、最低の人間よ」
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
57 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 22:26:58.29 ID:eNV++PRP0
終わり
なんか後半適当になっちまった
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
59 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 22:39:35.86 ID:eNV++PRP0
はい、終わりです
書き溜めではなかったけど最初からこんな感じのエンドにはしようと思ってました
なかなか俺の文章では不明な部分とかあると思うので、何か質問や疑問なんかがあるならガシガシ申してちょ
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
62 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 22:49:49.08 ID:eNV++PRP0
>>60
頑張ってみるよ





あなたって、最低の人間よ

…その言葉は、僕の頭の中をぐるぐると回り、回り続けて思考の戸棚の空き室に収まった。


それから僕は、その言葉と共に生きていかなくてはならないような気がした。

その女とは、半年後に別れた。

一度も寝なかった。

でも、それで良かったのかもしれない。

その方が、記憶の中の中沢さんを傷つけずに済んだから。

僕は、最低の人間なのだろうか。

ねえ、中沢さん…

まだ僕を、愛してる?
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
63 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 22:54:24.50 ID:eNV++PRP0



男「ねえ、先輩」

先輩「ンだぁ?」

男「僕って最低の人間ですか?」

先輩「はぁ?」

先輩「オメー頭おかしくなっちまったんじゃねえのか?」

男「そんなことは……」

先輩「あのな、人間に最低も最高もクソもねぇだろ」

先輩「俺たちャァいつからかここにいて、今もここにいて、いつかはここから消える」

先輩「そんなそれだけの存在に最低だとか最高だとか平均だとか、必要か?オメー」

男「いりませんね」

僕は笑いながら答えた。

先輩「だろ?だから俺はさ、いや俺はだよ、そう考えて生きてくようにしてンだよ」
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
64 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 23:03:44.34 ID:eNV++PRP0
>>61
最後の会話は、高校生になった男が彼女と中学時代の話をしている場面です。
それで男が中沢さんの話をした後、彼女の方は男に最低の人間と言った。


その先輩は大学に入ってすぐ、車で事故を起こして人を殺した。

先輩は今でも、最低とか最高とか平均とかを考えないで生きてるのだろうか。

段々と、心の中が冷めていく。

みんなみんな、中沢さんとは違う。

僕は、中沢さんを捜している。
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
65 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 23:05:26.33 ID:eNV++PRP0
中沢さん。

中沢さんは、最期、なにを考えていたの?

僕のことを考えていてくれてたなら、嬉しい。

中沢さんはどこにもいない。

中沢さん…。

………
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
66 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 23:09:39.36 ID:eNV++PRP0
僕は、小説を書こうと思う。

中沢さんを忘れないために。

中沢さんのために。

中沢さんを捜すために。

パソコンの前に来る。

電源をつけようと思って、ふと画面に映った自分の顔を見る。

その瞳の中には、中沢がいる。

僕の中で、中沢さんは生きている。

僕が死んでも、そこにいる。

パソコンの画面は暗いまま、僕と中沢さんを映していた。
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
69 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 23:10:30.18 ID:eNV++PRP0
終わり
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
70 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 23:11:04.88 ID:eNV++PRP0
>>68
すまん
ちょっとずつみんなで文をかいて物語作ろうぜ
247 :名も無き被検体774号+[]:2013/05/29(水) 23:13:36.01 ID:eNV++PRP0
おまけに博多の塩だ
男「あの…これ。君の生徒手帳だよね」
71 : ◆mPuxYQgGBE []:2013/05/29(水) 23:19:26.74 ID:eNV++PRP0
結局こんな終わり方になっちゃった


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