- 義姉「義姉がギシギシアンアン」 弟「笑えない」
574 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 00:23:35.96 ID:kJVPjCA60 - >>571
安価失敗コワーイ ―学園祭・従妹教室― 従妹「」ソワソワ...ソワソワ... 女生徒「ありがとうございましたー。従妹、あいさつ忘れてるよ?」 従妹「あ、その、ありがとうございましたー」ペコッ 女生徒「なんかなぁ。心ここに在らずって感じ?何か気になる事でもあるの?」 従妹「いや、別に...」ソワソワ... 弟「従妹ー!」 従妹「っ!おとっと!」パァァァァ 女生徒「(一瞬で目に輝きが!?)」 弟「ごめん遅くなって。待たせちゃったな」 従妹「いえ、大丈夫ですよ、ご主人様?」 弟「早速なりきってるな。席に座ってもいいか?」 従妹「はい、ご案内します...どうぞ」 弟「ありがと。えっとじゃあ...このLSC...?ください」 従妹「はい!ラブストライクカレー一つですね。ただいまお持ちします」スタスタスタ... 弟「様になってるなぁ...」 女生徒「あの、」
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575 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 00:29:08.86 ID:kJVPjCA60 - 弟「お、従妹と同じクラスの...。あの時はいろいろ教えてくれてありがとね」
女生徒「いえ。お礼を言いたいのは私です。お兄さんは従妹ちゃんの救世主ですから」 弟「俺が?何もしてないよ?」 女生徒「従妹ちゃんに聞きましたよ。お兄さんに励まされた。お兄さんに助けられた。だから私はここにいるんだって。従妹ちゃん、本当に貴方の事が好きなんですね」 弟「...でも俺は何もしてないよ。ただ支えてやってただけさ。従妹が自分で歩み出して、自分で変わったんだ。本当の救世主は自分自身だったんだよ。変わりたいって気持ちがさ」 女生徒「なんか、かっこいいですね」 弟「俺自身、何気持ち悪い事言ってんだって後悔してるけどね。ははっ」 女生徒「...ともかく貴方がお兄さんでよかったです。ありがとうございました」ペコッ 弟「ご丁寧にどうも」ペコッ 従妹「おとっとー!お待たせしましたー!」 弟「ありが...ってなんか人増えてない?」 従妹「皆、私の友達です!おとっとと話してみたいらしいです」 弟「......よかったな」 従妹「...はい!それじゃ、おとっと!カレーをどうぞ。あーん」 弟「.........あーん」パクッ 弟「ゴフッ............」バタンッ 従妹「おとっと!?どうしました?」 従妹友「従妹ちゃん!さっき台所にあったのスパイスじゃなくてシナモンだよ!」 従妹「え!?辛い方がいいと思って全部入れたんですけど......うぇ、甘い......」 従妹「............てへっ☆」
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576 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 00:45:53.82 ID:kJVPjCA60 - ―学園祭・保険室―
弟「............ん」 友「あ、おはよー」 弟「ここ......は?」 友「保健室だよ。弟、何があったか忘れた?」 弟「......」ブルブルブル...... 友「そんなに素敵な味したんだね、あのカレー」 弟「な、なんで知ってるんだよ」 友「弟探して歩き回ってたら、偶然見つけたの。そしたら、声かけようとしたら急に倒れるんだもん。びっくりしたよ」 弟「それでお前が運んでくれたのか?ごめん......」 友「私も休憩入ったから大丈夫。それに、」グイグイッ 弟「ち、近い......」 友「弟と2人っきりになれたしね......」ダキッ 弟「な、何してるんだよ。人が来たりしたら大変な事になるぞ」 友「いいんじゃない?見せ付けてやれば」 弟「はぁ?お前、良い加減に、」 友「弟が悪いんだよ......?最近、ずっと私を無視して、義姉さんや従妹ちゃんと帰ってるから」 弟「それは......ごめん」 友「謝って許されると思ってるの?僕の大切な時間を壊しておいて」 弟「じゃあどうやったら許して......はっ!まさか変な事させる気じゃないよな!」 友「それもいいね......それじゃあ、」 弟「......」ゴクリッ 友「今からお化け屋敷に行こうよ」 弟「......あ、うん。そんなんでいいの?」 友「もぅ、弟ったら。もっと過激なのが欲しいの?物足りない?」 弟「いえ、十分です。過ぎるくらいに」 友「そう?ならレッツゴー」
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577 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 00:59:33.83 ID:kJVPjCA60 - ―学園祭・弟教室―
弟「して、何でお化け屋敷なんだ?ここじゃなくても面白い所あるだろ。それにお前、お化けとか大丈夫なのか?」 友「ギリギリアウトってところ」 弟「駄目じゃん。ほら、向こうのクラスも面白そうだぜ。向こうの方がよくないか?」 友「だ、駄目!テストでもあるんだから!」 弟「テスト?」 友「そう。自分のクラスがどのくらい面白いのかなぁっていうテストだよ」 弟「そうなのか?お前がそこまで言うならならいいけど。あ、いよいよみたいだ」 友「(本当はただ、お化け屋敷を利用して弟とイチャラブしたいだけなんだけどね)」
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578 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 01:22:21.59 ID:kJVPjCA60 - 弟「案外、本格的だったんだな......」
友「そ、そそそそうだね」 弟「ほら、この骸骨もよくできてるし。あの生首も......」ヒュードロロロロ...... 友「生首?どこ......ひぇぇぇぇえええ!」 弟「さらにゾンビまで出てきた」ウガァァァァアアア...... 友「みぎょぁぁぁぁあああああああ!」 弟「今度はこんにゃく班のイタズラ。......うをっ。以外と背中に当てられると驚くな」ペタンッ 友「いやぁぁぁぁぁぁあああああ!」 弟「お前、もう戻った方がよくないか?」 友「や、ややだ。まだだだだた、進めるもももん」 弟「なら、いいけど......(何がこいつをそこまでさせるんだ?)」 友「(なんでこんなに本格的に作ってるの......?これじゃあ怖すぎて抱きついてられないよぉ......)」 弟「次が最後で、俺たちが作ったエリアだな」 友「っ!そ、そうだね!早く行こっ!」 弟「(なんか、急に元気になったよ友のヤツ。出口近いからか?)」 友「(自分で作った所で驚くわけない!ここが正念場よ!)」
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579 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 01:24:23.27 ID:kJVPjCA60 - 弟「......?何も起きないな。まさかあいつらサボってないよな......」
友「(今だっ!)......きゃっ!」ダキツキッ 弟「おっと、どうした?」 友「な、なんか、向こうで何か動いた......///」スリスリ 弟「向こう?何も見えないけど」 友「もっと奥......///」グリグリッ 弟「......?スタッフが歩いてたんじゃないのか?」 友「いたんだってばぁー////もっとよく見てよぉ///」クンカクンカ 弟「気のせいだろ。ほら、出口だ」バッ 友「あっ......」 弟「ふぅー、やっと出れた。結構面白かったな友?」 友「うん。また今度、他のお化け屋敷にも行ってみたいね」 弟「それもいいな。今度の休みにでも、二人で行くか」 友「2人?義姉さんや従妹ちゃんは誘わないの?」 弟「一緒に帰らなかった穴を埋めるためだよ。俺とお前2人っきりだ。嫌なら2人も呼ぶけど」 友「!嫌じゃない!楽しみにしておくね!」 弟「あぁ」 弟男友「おーいお2人さん!そろそろ休憩終わりだぞ。交換してくれー」 友「はーい。弟、頑張ろっ?」 弟「よし、やるか(義姉さん、これが終わったらすぐ行くからね......)」
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581 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 01:38:00.39 ID:kJVPjCA60 - ―学園祭終了―
弟「はぁ......はぁ......」ダッダッダッ......! 弟「(くそっ、時間かかりすぎた!二度目の休憩も入れなかったし、義姉さんのクラス、まだやっててくれよ......!)」 『メロン喫茶』 弟「あった!......義姉さ......ん?」 義姉「あ、弟。おかえりー」 弟「もしかして、終わっちゃった?」 義姉「......大繁盛だったよ」 弟「......ごめん。来れなくて」 義姉「なんで謝るの?まだ終わってないよ?弟が来るまで終わらせないよ」 弟「義姉さん......」 義姉「私にとってのご主人は弟だけだもん。主人が来てないのに帰るメイドはいないよ。弟、何かして欲しい事ある?私は今、弟だけのメイドだよ?何でもしていいからね......?」 弟「義姉さん......」 義姉「弟が望むなら、ギシギシアンアンも......」ハラリッ 弟「......わかった。一つだけお願いしていい?」 義姉「何?」 弟「......膝枕、お願い」 義姉「それだけでいいの?」 弟「最近いろいろあり過ぎて寝てなくてさ。昨日もアレの準備で寝てないんだ......」 義姉「そう......うん、私の膝でたっくさん寝ていいよ。クラスの皆も後夜祭でまだ帰ってこないと思うから」 弟「ありがと..................zZZ」 義姉「もう寝ちゃった」ジー 弟「zZZ......」 義姉「......」 チュッ 義姉「......今は、額で我慢しないとね」
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582 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 01:56:19.96 ID:kJVPjCA60 - >>580
ヤバい、眠いです。けど嘘はつきたくないよ...... ―学園祭終了・放課後― 従妹「これをここに置いてっと。ふぅ、やっと片付きました」 従妹「これで帰れますね。ふふっ、夢にまで見た友達との下校。しかも学園祭です。話す事は山ほどあるのです」タッタッタッ...... 従妹「皆ー」 シーン...... 従妹「あれ、もう帰っちゃったんですかねぇ。なら弟に電話して............あ、おとっとですか?」 弟『すまん。ちょっと忙しくてな、切るぞ』ガチャッ 弟「............義姉さんですか?今どこに、」 義姉『ごめんね!またかけ直すから!』ガチャッ 従妹「......1人で帰るしかなさそうですね」トボトボトボ......
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584 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 02:26:13.92 ID:kJVPjCA60 - ―弟宅―
従妹「ただいまーてすー......」 シーン...... 従妹「真っ暗ですね......誰も帰ってないんですか......」 従妹「リビングの扉は......あった。えと、電気電気......」パチッ パァァァァァァンッ! 従妹「っ!?!?」 弟「従妹!」 義姉・友・女生徒・従妹友ABCDEF 「お誕生日おめでとう!」 従妹「......」 弟「おーい従妹、聞いてるかー?」 従妹「はぇ!?あ、えっとこれは一体......?」 義姉「一体って、今日は従妹ちゃんのお誕生日でしょ?だから、皆で集まってパーティする事になってたんだー。ほら、友ちゃんも来てるんだよ?」 友「今日ぐらいは休戦で楽しもっ?」 従妹「ほ、本当ですか?女生徒さん......?」 女生徒「うん。黙っててごめんね?お兄さんの案でさ、サプライズにしようって」 従妹「......」ツー......ポロ......ポロポロ...... 義姉「あー、弟が泣かしたー」 弟「俺!?ご、ごめんな従妹。びっくりさせて」 従妹「......ふふっ」 弟「?」 従妹「嬉し......泣きですよ。びっくりしましたか?」 弟「......あぁ、驚いたよ。やっと俺の目をを見て話せるようになったな」 従妹「私だって、成長するんですよ?............皆さん!今日は学園祭のお疲れ様会も兼ねて楽しみましょー!」 全員「おぉー!!」
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- 義姉「義姉がギシギシアンアン」 弟「笑えない」
587 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 06:16:55.70 ID:kJVPjCA60 - ―誕生会終了後―
弟「あいつら、どこにあんな体力あるんだよ......」 従妹「皆若いですからね」 弟「学園祭終わった後にあそこまで遊べる体力、普通じゃないだろ......ほら、義姉さんと友を見てみろ」 義姉「zZZ......」 友「zZZ......」 従妹「爆睡してますね」 弟「あれが普通だよ。お前の友達は元気があり過ぎるな。これから、あっちこっち誘われるから、今のうちに体力つけとけよ」 従妹「部活じゃないんですから大丈夫ですよ。ほら、早く片付けちゃいましょ」 弟「この誕生日プレゼントの山はどうする?」 従妹「あとで私の部屋に運んでおきます。あ、そういえば、おとっと」 弟「どうした?」 従妹「弟の、私への誕生日プレゼントが見当たらないのですが......」 弟「......すいません」ドゲザッ 従妹「ん?何がです?」 従妹「このケーキやらゲームやらで資金が全部飛んで、誕生日プレゼント買うお金がなかったんだ......でも、すぐにお金貯めて買うから少しの間我慢してもらってもいいか?」 従妹「......嫌です」 弟「そ、そんな事言わないでさ?頼む」 従妹「嫌と言ったら嫌です。今欲しいんです。それに、自分でプレゼントを掴み取りたいですし」 弟「............?言ってる意味がよくわかんないんだけど......」 従妹「おとっと!」 弟「はい!」
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588 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 06:17:37.68 ID:kJVPjCA60 - 従妹「起立!」
弟「はい!」 従妹「目をつむる!」 弟「はい......?」 従妹「いいからっ!早く早く」 弟「お、おう」 チュッ 弟「............え?」 従妹「えへへー////おとっとにファーストキスあげちゃったです///」 弟「おま、ま、ま、まさか......」 従妹「えへへへ///これでおとっとはもう私のモノですよ?私以外の人とキスしたら駄目ですよ?」 弟「............」プシュー 従妹「ありゃ、考えるのをやめちゃいましたか。なら、今のうちにもっと深いディープな大人なキスを、」 義姉「誰と誰がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?」 友「やるのかなあぁぁぁぁぁぁぁぁ?」 従妹「もちろん私と......お2人とも、起きていたんですか?」 義姉「そりゃ弟とキスなんて単語聞いたらねぇ。弟、覚悟はいい?」 従妹・弟「え?」 義姉・友「私とはキスないの!?弟!?」 弟「え、えぇー......」
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- 義姉「義姉がギシギシアンアン」 弟「笑えない」
589 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 06:25:51.04 ID:kJVPjCA60 - 義姉「ほら、早くしないと唇逃げちゃうよ?」
友「そうだよ早く早く」 従妹「駄目ですよおとっと!おとっとは私だけのモノなんですから!」 弟「......」スタッ 義姉「あれ、弟どこか行くの?」 友「トイレ?」 従妹「......まさか」 弟「お前ら、言ってる事無茶苦茶すぎるわー!」ダダダダダダダダ......! 義姉「また逃げられちゃったね。合鍵でも作っておこうかなぁ」 友「それより、鍵破壊した方がいいですよ?」 従妹「おぉー、名案ですね!」 義姉「さすが友ちゃん!」 友「いえいえ。ふふっ」 義姉「ふふふっ」 従妹「ふふふふっ」 義姉・従妹・友「ふふふふふふふふふふ......」 弟「(また、良い意味で騒がしくなるなぁ)」
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- 義姉「義姉がギシギシアンアン」 弟「笑えない」
590 :義姉7p 従妹7p 友3p[]:2013/05/20(月) 06:29:20.86 ID:kJVPjCA60 - はい。ここら辺で秋編完です。
今まで保守・支援・応援・安価参加・加速等ありがとうございました。 まだまだ続かせたいので、駄文でも構わないという方は、応援・支援・保守等よろしくお願いします。 ※今日中にとか言って普通に寝てた主をお許しください。本当にすいませんでした。 主は悪い子!主は悪い子なんです!すいませんでした!
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