- 【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
653 :店長[sage]:2012/07/05(木) 21:48:22.67 ID:NStvUJHb0 - >>646
もういいよw 君がこのスレにかなり執着して、続きを楽しみにしてくれてるのは、ヒシヒシと伝わってくるけどw >>649おお。お前は気にしてくれてんのかwわざわざアリガトウな いや、俺の中だけの問題だからさw>懺悔 >>644 あの荒れようじゃムリだよw続き書くのはw こちらの意欲を削がれるよマジで。こっちも人間なんだ。そりゃアップダウンはあります。 >>647 社会人でこのペースなら、遅筆でもないと思うが。 他のレスはニートでももっと遅いぞwそれでも荒れてないスレもある。
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656 :店長[sage]:2012/07/05(木) 21:53:00.60 ID:NStvUJHb0 - さて、いいところだし「フルネーム」で
ざっと登場人物の相関図のおさらいをしてから、続きを投下するか。 結構長くなったしなw みんな、もう終盤の入り口に入ってるぞ〜〜 ========================================================================================= 主人公:店長 石田昌治(イシダ・マサハル)身長164センチ、オタク喪男 仕事:某コンビニ店経営。現在39歳(今年で40のおっさん)小太り 趣味、釣り、アニオタ 顔:金正日 佐多真由美(サラ・マユミ)一般人離れした美人、だが基本的には男嫌い。やまとなでしこ的な性格。 趣味:華道・映画鑑賞とか 梶原亮介(カジハラ・リョウスケ)バイカー。雰囲気イケメン。若干ヤリチン。当時大学4年生。 佐多ちゃんに告白するも振られる。 小松一臣(コマツ・カズオミ)喫煙者 立ち読み大好き 顔:忍成修吾(悔しいがマジもんのイケメンだw)老舗の日本料理屋の息子。 20代のときはバンドマン。俺の店でバイトしていた。 バンドも解散し、実家の店を手伝っている。 小松のBBA 小松百合子(コマツ・ユリコ)華道の先生 ヘルニア持ち。小松のばーちゃんで 佐多ちゃんの師匠。 宮本詩織(ミヤモト・シオリ)当時 大学3年。小松に片思いをしている。面食い。ぶさいく。 宮川貴美子(ミヤガワ・キミコ)巨乳、当時48歳。空気が読めない。 うちのベテランのパートのおばさん。仕事はよくできるし、よく働くが、存在はウザイ。 お喋り大好き。 ==================================================================================== うちの店、まだ店員いるんだけどw主要人物だけ書いた。
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657 :店長[sage]:2012/07/05(木) 21:56:21.43 ID:NStvUJHb0 - あ、佐多ちゃんが「サラ」になってるw髪サラサラだったし、まぁいいかw
>>456からの続きじゃ〜〜www ======================================================================================== 10月に入っても、俺はまだ、佐多ちゃんにメールできないでいた。 メアドを貰ってから、もう結構な時間が経過している。2週間くらいだったか。 俺「メールつってもな…なにを送っていいかわからんしなぁ… 女からメール最初に貰ったときは 空メール送ればいいのか?どうしたらいいんだ?」 当時の俺は、こんな状態だったw 佐多「おはようございま−す」 俺 「・・・・お、おはよ」 佐多ちゃんが出勤した。先月はシフトを、被らないように被らないように避けまくっていたので さすがに今月は、通常モードに切り替えた。
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658 :店長[sage]:2012/07/05(木) 21:57:09.97 ID:NStvUJHb0 - 俺は佐多ちゃんにメアドを貰ってから、意識しすぎてかなり気まずくなっていた。
俺 「・・・(俺、やっぱりこの子に惚れられてるのか?…でもなんで…)」 佐多ちゃんの美しすぎる横顔を見ながら、ボーっとしていた。 佐多「最近ちょっとずつ、暑さも落ち着いてきましたよねぇ。もうあと数ヶ月で今年も終わるし… 早いですね〜」 俺 「う、うん。そうだね。 今年終わる前に、クリスマスがあるからね!佐多さん、仕事休んでもいいよ」 佐多「え?」 俺 「ほら、予定どうせあるんでよ?」 俺は気が落ち着かず、「予定あるんでしょ?」と言うつもりが「予定あるんでよ?」と言ってしまうくらい 平常心を保っているようで、保っていなかったんだな。 佐多「ないですないですw彼氏いないし。クリスマスなんかもう、私には関係なさすぎるイベントで…」 俺は彼女にこういった。 俺 「佐多さんもさあ、もういい年だしさ。早く彼氏見つければ?いい人いないの?」 佐多「・・・・・・・・・」
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661 :店長[sage]:2012/07/05(木) 21:59:56.95 ID:NStvUJHb0 - 佐多ちゃんが沈黙している数秒の間に、客が入ってきて、会話は中断した。
また話せない時間が戻ってきた。 すると、バイクが見えた。梶原だ。 梶原「うっす。おはよっすー」 ああ、コイツ今日一緒だったんだ。忘れてたな。 佐多「おはよー。なんか久しぶりだねーw」 梶原「いつもメールしてますけどねーwww」 はいはい。あんたらそういう関係なんですね。いいですね。若いって。 佐多「ははw 私にメール送るヒマあったら、彼女にメールしてあげて!w」 梶原「へへっwはいw」 俺 「・・・・・・・・・・」 か、梶原、彼女できたんかいwwww
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662 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:02:57.52 ID:NStvUJHb0 - 俺 「おま、彼女できたのかw」
梶原「ああはい(照)」 俺 「いつ?」 梶原「え、最近っすよ。2週間前くらいか。」 俺 「そそうか・・・・」 佐多「だから今一番ラブラブだよねw」 梶原「昨日2時間電話してましたwwメールは毎日wwwうはっw」 佐多「いいねーwちゃんとメール送ってくれる人って〜^^」 俺 「!!!!(ブ、ブヒッ!!あ、いや、ドキッ!!)」 なんかいきなりメールの話になって、動揺してしまった。 俺はまだ彼女に、アドレス貰ってから一度もメール送ってない。 俺 「カ、カジは若いからさあ〜!(汗) 俺くらいの年になるとさあ〜!!(汗) メー、メールなんて、そんなしないもんだよ〜!!(汗)) 俺、メール全然しないんだあ!!苦手なんだよ−−(滝汗)」 俺は必死で弁解した。(つもり) 佐多ちゃんの顔、ふっと見ると、眼が座っていた。無表情だった。 佐多「・・・・・・・・・・・」 梶原「・・・?」 5時間後、佐多ちゃんがシフトup。
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663 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:03:45.85 ID:NStvUJHb0 - 佐多「お先失礼します。お疲れ様です。」
俺 「おっお疲れー」 佐多「あー…、店長?もう気にしないで下さい。あの紙、もう捨てて下さい」 俺 「えっ」 佐多「お先です。」 俺 「あっ・・」 颯爽と帰っていった。
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664 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:05:09.18 ID:NStvUJHb0 - 梶原「やっぱ佐多さん面白いっすねーwwちょっと天然っすよねw」
俺 「…お前らって、仲いいよな。」 梶原「まあ。けど俺、振られてますからねwつか、振られてからのほうが仲はいいっすね〜。 なんでも喋れるようになったし。小松さんともよく遊んでるんすよ。」 俺 「え…?3人でか?」 梶原「3人ばっかりでもないっすけど。あの2人は2人で会ってるしなぁ」 俺 「お前もうほんとに、佐多さんのことは、吹っ切れたのか?」 梶原「いやあ……ぶっちゃけ引きずりましたけどwうははw 振られたとき、佐多さんに『今後カジくんはどうしたい?』って言われて。 『カジくんの希望に合わせるから。私は友達づきあいできるけど、もしそれがしんどかったら言ってね。』って。 俺は告白したことで、そのまんま佐多さんと縁が切れるのはイヤだったんで これからも友人として会いたいっす、って。言ったんですけど。」 俺 「そ、そうか…」 梶原「なーんか、やっぱ好きな人はガチでいるらしいっすよ。」 俺 「・・・・・・」
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666 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:06:50.45 ID:NStvUJHb0 -
梶原「小松さんだとは思うんすけどねぇ。それがどーも怪しくて。 でも小松さん以外にいないじゃないっすか?けど、小松さんに聞いたら 俺にも佐多さんは難しい、手こずってるって言うしwマジかよwww 小松さんでムリな女なら、俺なんかぜったいムリっすよw なんつか、小松さんに、恋愛系の相談?とかもしてるみたいっすよ。マジかとw」 俺 「・・・・・・」 梶原「あーーそんで、店長。 小松さんがねー、会いたいって言ってましたよ?また飯でもって。 店長に聞きたいことがあるって。 たぶん近いうちに連絡くるんじゃないっすか?」 俺 「・・・ そうか。まぁ、お前も恋愛にのぼせて、急に休んだりするなよ。」 梶原「いやいやw俺、鬼シフトっすよ?松井に言って下さいよwあのボケ、この前ry」 俺 「とにかく、今は・・・今は、大事なときなんだ。 これから年末にかけて、気を引き締めんとな。」 梶原「あ!クリスマスはさすがに休ませてくださいwwww初めてのクリスマスなんすよ!w」 俺 「・・・・・考えておく。」 梶原「店長〜〜〜w店長はどうせ今年も独りっすよね?!」 俺 「やっぱお前は出勤だな」 梶原「あ!女!女、紹介しますって!wえ〜〜22歳で〜ry」 俺 「ハア・・・・(どうせ佐多ちゃんよりブスだろ。いくら若くても。)」
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667 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:07:42.92 ID:NStvUJHb0 - しかし、カジは彼女ができたんだな。楽しそうで羨ましかった。
松井も彼女持ちである。(>>184でも触れているかw) あいつは高校のときから付き合ってる子と、今でも付き合ってる。 自分よりひと回り以上も年下の奴らの恋愛の話は、老体と老心には痛いほど堪えた。 俺はなんで生きてるんだ。 佐多ちゃんは俺がメール送ってないこと、どう思ってるんだろう。 もう捨てて下さいって、なんだ? 深夜になると、店もヒマなので、カジに任せて、俺は放置して溜まっていた、事務仕事をしてた。 携帯が鳴る。 小松だった。
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668 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:08:18.97 ID:NStvUJHb0 - 小松「あ、お疲れっすー。すんません、深夜にw」
俺 「おー。ってかお前いつも深夜だなw」 小松「サーセンwいや、今日夜勤っすよね?起きてるかなーって」 俺 「今日はもうずっと店にいるわい。労働法違反だわw」 小松「カジが今日うちに来てねw」 俺 「小松君んちの店に?」 小松「はいwで、アイツ、かき氷だけ食って帰ったらしいんすよwww」 俺 「ぐわははははははははっ!!!www(涙目wこれはウケたww)」 小松「アホでしょwまぁ俺の後輩って、親も知ってるからいいもののwデザート屋じゃねーよw まぁかき氷だけでも、800円なんすけどw」 俺 「小松君の店は、高いもんな。 あいつ、彼女できたらしいな。今日聞いたよ。調子乗ってるなー。」 小松「でしょ?wもう最近その話しかしてないw」 俺 「クリスマス絶対休まさんw」 小松「それは鬼っすw ・・・・・・・・・・冗談はさておき。店長、今度いつ会えますかね? いつも佐多さんのシフト送ってもらってるし 近いうちに飯でも、と思ってるんすけど。」 俺 「お、おう…」 小松「いつが都合いいすか?俺は店がはけてからになるんで、遅いほうがいいんすけど。」 俺 「そうだな。俺は明後日なら問題ないが…」 小松「じゃあ明後日で。いつもの店でいいですよね。」 俺 「久しぶりだな。」 なんだかんだ。小松に会うことになった。
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670 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:16:00.22 ID:NStvUJHb0 - 夜勤明け、自宅に帰ると、俺の部屋のテーブルには、まだ佐多ちゃんから貰ったメモが置いてある。
メールなんて、なに送ったらいいんだ? 夕方までゆっくり寝て、店にいくことにした。宮本が最近ギリギリで入ってくることが多いようだ。 この日は遅刻魔の松井もいる。 たまには俺も抜き打ちで来店して、バイトの勤怠管理もしないとな。 ちょっと早めに行って、様子みるか。 松井「今日ヒマっす」 俺 「お前のせいだな」 松井「なんすかw」 松井、いるじゃねえかw 宮本「はぁ・・・・・・小松さんに会えない。」 あ、宮本。ちゃんといるじゃん。いま10分前なのに。もう着替えてた。 うーん。身構えしてる日はダメだなw 2人でも十分まわる感じだったが、俺も気分転換に、手伝うことにした。 いまは誰かといたほうが、気が紛れていいんだ。 つっても、店を監視しながら、喋ってるだけなんだが・・・
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671 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:16:40.62 ID:NStvUJHb0 - 松井「メールしてないんすか?」
宮本「…してるよ!たまに。私から送るばっかり。小松さんから来たことない。」 松井「脈なしの典型っすね!ははw」 宮本「・・・・(←すっげぇ目で睨んでるwww)」 松井「すいませんって!」 宮本「はぁ・・・・・」 松井「でも諦めたほうがいいすよ?小松さんすっげぇ好きな人いるらしいし。」 宮本「前から思ってたけどさぁ、あんたその好きな人、知ってるんじゃないの?」 松井「えっ?wさ、さぁ…ww」 俺 「俺らの知らんやつだろうな」 宮本「佐多さんでしょ」 俺&松井「っ・・・・・・・・・」 宮本「男ってわかりやすいよね^^図星丸出しじゃんw」 俺 「でもあの2人は、ほんど面識ないぞw」 松井「そうすっよw好きになるヒマもない!」 宮本「ふーん。 私がいるときには店にこないけど、佐多さんが出勤のとき、よく来てるらしいじゃないですか。 それにもうあの2人、プライベートで遊んでるんでしょ!」 松井「いやぁ〜・・そこまではどうだかw」 俺 「仮にそうだとしてどうするんだ。」 宮本「・・・・・・」 宮本さんもまた、片思いで悩んでいるようだった。 宮本「カジさんから聞いたんですけど、小松さんって、煙草辞めたらしいですね。」
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672 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:17:42.80 ID:NStvUJHb0 - 松井「え?マジ?」
俺 「すごいな。わりとスモーカーだったのに。」 宮本「好きな子が、煙草嫌いなんだって。」 松井「あっ・・・・」 宮本「あんたも思い当たってるんでしょ・・・佐多さん煙草嫌いじゃん、あの人!」 俺 「・・・・・・・・」 宮本「小松さん、禁煙なんか何回も失敗してたのに…本気なんですね。あの女に。」 俺 「いや、考えすぎだよ。 小松くんは実家を継ぐ決心がついたんじゃないか?日本料理には 喫煙なんか特にダメだからな。」 宮本「・・・じゃあなんで、大雨のときに迎えにきたんですか」 俺 「え、あっ・・・(コイツw小松情報は早いなw)」 宮本「もういいよ!どうせあの2人付き合うんでしょ!」 そうだよな・・・ あの2人は、周りから見ても、付き合うんじゃないかと思わせるくらい、お似合いだし もうそういう状況なんだろう。 あの豪雨の日、そのあとどうなったのか。だいたい俺は知らないしな。 そして小松と会う日が来た。俺は先に到着しており、先に飲んでいた。←ジュースw
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673 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:18:17.08 ID:NStvUJHb0 - 小松「お疲れっす」
俺 「おお、早かったな」 ・・・ちくしょー・・・・・・こいつ、やっぱり男前だな。 さっき俺を案内した女の店員が、見事に小松に熱い視線を送っている。愛想もいい。 俺 「店、どうだ?」 小松「まぁまぁっすねー。オシャレなカフェとかならよかったのにw ムズカシイっすよ。日本料理はね。 俺いま、調理の学校も行ってるんすよ。」 俺 「そうか。で、継ぐ決心はついたのか?」 小松「・・・・今は手伝ってるだけっすけどね。ゆくゆくは・・とは。 俺も年なんでw結婚もしたいし。」 俺 「すごい心境の変化だよな。小松君が結婚とかwイメージないわ。 あれだけ結婚なんか35過ぎてからでもいい、できなくてもそれでいいとか言ってたのに。」 小松「俺も自分でビックリしてますw・・・・でも、初めて結婚を意識する、つか うわ、結婚してえええ!!みたいな子に出会ったんで・・・」 ああ、コイツも本気なんだな。 俺 「佐多さんか…」 小松「・・・いやホント、シフト毎月、ありがたいっすw」
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674 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:19:14.73 ID:NStvUJHb0 - 俺 「・・・・・・・お前、宮本さんがご乱心だぞw俺らに愚痴ってくるから迷惑してるよ。
メールこないってよ。」 小松「いやいやwあの子・・・俺はぜんぜんw・・・宮本さんの話はいいんすよ。 まぁ今度もし会ったら言っときますよ。 俺には結婚したいくらいすきな女いるんだぁ〜って、やんわりね。 そりゃ直接告白でもされりゃ別っすけど。そのときはキッパリ断りますよ。」 俺 「・・・・・今日話したいことって、佐多さんのことなんだろ?」 小松「ああ、はい、まぁ・・・ 佐多さんはねぇ、結構何回も会ってるんすけどね。なかなか・・・そこらの女落とすより難しいっすw」 俺 「あの日、佐多ちゃんの家行ったんだろ」 あの日というのは、あの日である。ひどい雨の日だ。 俺が家に帰って泣いた日だw 小松「なんもないっすよ…。家は行ったけど、玄関まで。上がらせてはいれなかったです。 その辺はガード固いっすねw 玄関でタオル持ってきてくれて、暖かい茶入れてくれたけど、部屋は入らせてくれなかったですね。」 俺は正直驚いた。信じられなかった。
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675 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:20:04.75 ID:NStvUJHb0 -
小松の顔が、真剣になる。 小松「あのね、佐多さん好きな奴がいるらしいんですよ。それは俺じゃない。 俺はね それ 店長かなあと思ってね。」 俺 「・・・・・・・・・・・・・・・」 小松「・・・・・」
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676 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:22:11.89 ID:NStvUJHb0 -
俺 「ば、バカかwなーに言ってるんだお前はw 俺の顔見ろwこの二段腹を見ろw(ブルン、と出してみせる)」 小松「…彼女はそんなに単純じゃないっすよ。 店長のその顔も、体型も、年齢も、全部受け入れた上で好きになってるのだとしたら・・・ これは強い。本物っすね。 じゃあ俺は厳しいかなと思ってね。 あの子には、外見は関係ないらしいからね。」 俺 「・・・・・・」 小松「カジがね、ちょっと気になること言ってたんですよ。 『佐多さんは、店長とシフトかぶってる日は、必ずスカートwちょっとおしゃれしてくる』ってね。」 俺 「え?w」 小松「あいつも元々は佐多さんに惚れてただけあって、彼女のことをよーく見てる。 言ってることは、まぁ当たってるでしょう。」 俺 「いや、俺はよくわかry」
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678 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:23:00.24 ID:NStvUJHb0 - 小松「店長?佐多さんがジーンズとか、パンツ履いてるのって、見たことあります?」
俺 「え?何で?あの子はスカートしか履かない子だぞ?」 小松「・・・・・・・・・そっか。やっぱな。 佐多さんはね、カジや松井と一緒で、店長がいない日は、ジーンズとか、ラフな格好らしいっすよ。 その証拠に、店長は彼女のスカート姿とか、ワンピースしか見たことないっしょ?」 俺 「・・・・・」 小松「俺ね、佐多さんと何気なく話してるとき、あの子が 『好きな人の前では、ちょっとオシャレするんです。 私、本当はスカートあんまり好きじゃないんですけどwがんばって履いたりとか…』って話 聞いたことあるんすよねー。 あとは 『最近好きな人から、避けられてるんでw』ってなぜかポロっと、言われたことがあってねぇ… んで、俺それ言われた当時のシフト、見てみたんですよ。 9月・・・ 佐多さんと店長。ぜっんぜん被ってないっすねw数日だけ。しかも短時間。」 俺 「いや、それだけで判断するなよw俺ry」 小松「彼女とメールしてます?」 俺 「し、してないよwwメールなんてそんな!」 小松「はぁ・・・やっぱりかよ…」 俺 「なんだよw」 小松「好きな人にメアド渡したけど、メール来ないって、言ってました。」 俺 「・・・・・・」
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679 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:24:30.72 ID:NStvUJHb0 - 俺は放心状態で帰った。
なんとなく、自分の人生で、今まで起こったこともないような奇跡が起こっているような 不思議な世界にいるような感覚だった。でもその世界は、一切信用できないんだ。 信用したら、こっちが赤恥をかかされるような世界なんだ。 佐多ちゃんが俺のこと好き?んなわけあるかwいや、でも・・・・え?いや・・・ また全然眠れなかった。 翌日出勤すると、店の電話に留守電が入っていた。 佐多ちゃんからだった。
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681 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:26:32.17 ID:NStvUJHb0 -
佐多「おはようございます。お疲れ様です。バイトの佐多です。 店長、今月のシフト、提出日に遅れそうです。待ってて頂けませんか? それか私を抜いて、来月ぶんを作っていただけませんか? 宜しくお願いします。またご連絡します!」 意味深な電話だった。 俺は急がなくてもいいが、急いで佐多ちゃんの携帯に、電話してみた。初めてである。 ドキドキして、胃がムカついた。 平静を装い、軽〜い感じで電話してみた。 俺 「もしもーし?あ、店長です。佐多さん?」 佐多「お疲れ様です、佐多です」 俺 「留守電聞いたけど、どしたの?」 佐多「実は、来月はお休みするかもしれません。それで、迷惑かかったらいけないと思って。 念のために、私を抜いてシフト作って欲しいんです。」 俺 「ふむふむ。で、どうして?」 佐多「お母さんが体調悪いんです。」 俺 「ああ、そう。大変だね。わかった。じゃあ君のぶんだけ数には入れないで、スケジュール作っとくよ。」 佐多「助かります。また入れる日あればシフト出します。そのときはお手数なんですが…」 俺 「いいよ別に、それで。また作り直すから。」 今思えば、俺が佐多ちゃんと初めて電話したのがこのときで それが最初で最後だったな。 そして「運命の日」が来る。
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685 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:34:56.99 ID:NStvUJHb0 -
ふふふふふ・・・・・・ >>655 いやあーオモシロイっすねwうはははww自分で書いててもおしれーわw情けないww ほんとここ最近で一番面白いスレだよな!ブタ(俺)のスレは! 今後も踊り子としてがんばるわw これから益々俺が狂っていくので、期待しててくれwキャー恥ずかしい男! >>680 展開読めないっしょ?w小説じゃなく、リアルの話ってそんなもんだよ。 マジネタ書いてるからなあ。 このスレも>>681踏んだけど、まだ今のところ、展開当ててる奴はいないっすwスゲエ >>660 この顔で女に話しかける自体が、すでにセクハラだぞw 深夜道歩いてるだけで、職質何回されたかww (金正日に間違われた…) とりあえず今日はここまでだ。 >書いてもらってる側なのに言いたい放題で、更に早く書けなんて傲慢すぎる >>648 テンキュー!!!俺の店に来てくれたら、半額にしてやるのにw
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688 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:40:01.34 ID:NStvUJHb0 - >>684
うーん。俺も今 過去を振り返って書いてる訳だが、>>1から続けて読んでると むちゃくちゃおもしれースレだな〜と思うわ。マジで。 ああ、ウソ話ならよかったのになw・・・・ (現実に起こると全然面白くもないんだが)こうやって振り返って 読んでるぶんには面白いね。 しかしこっから鬱展開になっていく、つーか、暗い(俺が一番苦しかった時代に) 突入していくし、俺の暴走っぷりもすげえからさw たぶん今まで以上に叩かれるぜ!ブヒヒw じゃあ菓子くってくるわ。 今日いっぱい書いたから、また書き溜めするから時間かかります。
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690 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:41:44.61 ID:NStvUJHb0 - >>686
これで終わりじゃねえよwこっからがある意味本番っすよ >>687 ち、ちがうもんw いやあ〜〜誰も結末読めないスレって、いいもんだなwうはww
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691 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:42:42.94 ID:NStvUJHb0 - >>689
違うw
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698 :店長[sage]:2012/07/05(木) 23:00:22.38 ID:NStvUJHb0 - やべーな。1000以内で書き終わりたいんだけどw
容量ヤバくなってきたなー。 パート2とかおっさん絶対イヤっす。恥ずかしいっす。こんな哀れな人生・・・ (でもまだ誰にも展開読まれてなくてワロタwつか、ageられてて恥ずかしいぜw) みんな・・・もういいぞ・・・ こんなブタの哀れな人生を予想せんでも。当てても何もいいことないぞw つか、今日買った菓子うめー >>695 時間をくだされ。痔持ちの40親父です。高齢者を大切にwブヒッ 養豚所を見ると、なーぜか他人事に思えんわw
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700 :店長[sage]:2012/07/05(木) 23:01:30.11 ID:NStvUJHb0 - >>697あ、リロってなかった。テンキューwww
年取ると代謝鈍る関係で、マジでブタになるから、気をつけてね。
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