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店長
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた

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【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
653 :店長[sage]:2012/07/05(木) 21:48:22.67 ID:NStvUJHb0
>>646
もういいよw
君がこのスレにかなり執着して、続きを楽しみにしてくれてるのは、ヒシヒシと伝わってくるけどw

>>649おお。お前は気にしてくれてんのかwわざわざアリガトウな
いや、俺の中だけの問題だからさw>懺悔
>>644
あの荒れようじゃムリだよw続き書くのはw
こちらの意欲を削がれるよマジで。こっちも人間なんだ。そりゃアップダウンはあります。
>>647
社会人でこのペースなら、遅筆でもないと思うが。
他のレスはニートでももっと遅いぞwそれでも荒れてないスレもある。
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
656 :店長[sage]:2012/07/05(木) 21:53:00.60 ID:NStvUJHb0
さて、いいところだし「フルネーム」で

ざっと登場人物の相関図のおさらいをしてから、続きを投下するか。
結構長くなったしなw
みんな、もう終盤の入り口に入ってるぞ〜〜

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主人公:店長 石田昌治(イシダ・マサハル)身長164センチ、オタク喪男
仕事:某コンビニ店経営。現在39歳(今年で40のおっさん)小太り
趣味、釣り、アニオタ 顔:金正日

佐多真由美(サラ・マユミ)一般人離れした美人、だが基本的には男嫌い。やまとなでしこ的な性格。
趣味:華道・映画鑑賞とか

梶原亮介(カジハラ・リョウスケ)バイカー。雰囲気イケメン。若干ヤリチン。当時大学4年生。
佐多ちゃんに告白するも振られる。

小松一臣(コマツ・カズオミ)喫煙者  立ち読み大好き 
顔:忍成修吾(悔しいがマジもんのイケメンだw)老舗の日本料理屋の息子。
20代のときはバンドマン。俺の店でバイトしていた。 バンドも解散し、実家の店を手伝っている。

小松のBBA 小松百合子(コマツ・ユリコ)華道の先生 ヘルニア持ち。小松のばーちゃんで
佐多ちゃんの師匠。

宮本詩織(ミヤモト・シオリ)当時 大学3年。小松に片思いをしている。面食い。ぶさいく。

宮川貴美子(ミヤガワ・キミコ)巨乳、当時48歳。空気が読めない。
うちのベテランのパートのおばさん。仕事はよくできるし、よく働くが、存在はウザイ。
お喋り大好き。
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うちの店、まだ店員いるんだけどw主要人物だけ書いた。
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
657 :店長[sage]:2012/07/05(木) 21:56:21.43 ID:NStvUJHb0
あ、佐多ちゃんが「サラ」になってるw髪サラサラだったし、まぁいいかw

>>456からの続きじゃ〜〜www
========================================================================================

10月に入っても、俺はまだ、佐多ちゃんにメールできないでいた。
メアドを貰ってから、もう結構な時間が経過している。2週間くらいだったか。

俺「メールつってもな…なにを送っていいかわからんしなぁ…
  女からメール最初に貰ったときは
  空メール送ればいいのか?どうしたらいいんだ?」

当時の俺は、こんな状態だったw

佐多「おはようございま−す」
俺 「・・・・お、おはよ」

佐多ちゃんが出勤した。先月はシフトを、被らないように被らないように避けまくっていたので
さすがに今月は、通常モードに切り替えた。
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
658 :店長[sage]:2012/07/05(木) 21:57:09.97 ID:NStvUJHb0
俺は佐多ちゃんにメアドを貰ってから、意識しすぎてかなり気まずくなっていた。

俺 「・・・(俺、やっぱりこの子に惚れられてるのか?…でもなんで…)」

佐多ちゃんの美しすぎる横顔を見ながら、ボーっとしていた。

佐多「最近ちょっとずつ、暑さも落ち着いてきましたよねぇ。もうあと数ヶ月で今年も終わるし…
   早いですね〜」
俺 「う、うん。そうだね。
   今年終わる前に、クリスマスがあるからね!佐多さん、仕事休んでもいいよ」
佐多「え?」
俺 「ほら、予定どうせあるんでよ?」

俺は気が落ち着かず、「予定あるんでしょ?」と言うつもりが「予定あるんでよ?」と言ってしまうくらい
平常心を保っているようで、保っていなかったんだな。

佐多「ないですないですw彼氏いないし。クリスマスなんかもう、私には関係なさすぎるイベントで…」

俺は彼女にこういった。


俺 「佐多さんもさあ、もういい年だしさ。早く彼氏見つければ?いい人いないの?」

佐多「・・・・・・・・・」

【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
661 :店長[sage]:2012/07/05(木) 21:59:56.95 ID:NStvUJHb0
佐多ちゃんが沈黙している数秒の間に、客が入ってきて、会話は中断した。
また話せない時間が戻ってきた。

すると、バイクが見えた。梶原だ。

梶原「うっす。おはよっすー」

ああ、コイツ今日一緒だったんだ。忘れてたな。

佐多「おはよー。なんか久しぶりだねーw」
梶原「いつもメールしてますけどねーwww」

はいはい。あんたらそういう関係なんですね。いいですね。若いって。

佐多「ははw 私にメール送るヒマあったら、彼女にメールしてあげて!w」
梶原「へへっwはいw」

俺 「・・・・・・・・・・」

か、梶原、彼女できたんかいwwww
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
662 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:02:57.52 ID:NStvUJHb0
俺 「おま、彼女できたのかw」
梶原「ああはい(照)」
俺 「いつ?」
梶原「え、最近っすよ。2週間前くらいか。」
俺 「そそうか・・・・」
佐多「だから今一番ラブラブだよねw」
梶原「昨日2時間電話してましたwwメールは毎日wwwうはっw」


佐多「いいねーwちゃんとメール送ってくれる人って〜^^」


俺 「!!!!(ブ、ブヒッ!!あ、いや、ドキッ!!)」

なんかいきなりメールの話になって、動揺してしまった。
俺はまだ彼女に、アドレス貰ってから一度もメール送ってない。

俺 「カ、カジは若いからさあ〜!(汗)
   俺くらいの年になるとさあ〜!!(汗)
   メー、メールなんて、そんなしないもんだよ〜!!(汗))
   俺、メール全然しないんだあ!!苦手なんだよ−−(滝汗)」

俺は必死で弁解した。(つもり)
佐多ちゃんの顔、ふっと見ると、眼が座っていた。無表情だった。

佐多「・・・・・・・・・・・」
梶原「・・・?」

5時間後、佐多ちゃんがシフトup。
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
663 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:03:45.85 ID:NStvUJHb0
佐多「お先失礼します。お疲れ様です。」
俺 「おっお疲れー」

佐多「あー…、店長?もう気にしないで下さい。あの紙、もう捨てて下さい」
俺 「えっ」
佐多「お先です。」
俺 「あっ・・」


颯爽と帰っていった。
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
664 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:05:09.18 ID:NStvUJHb0
梶原「やっぱ佐多さん面白いっすねーwwちょっと天然っすよねw」
俺 「…お前らって、仲いいよな。」

梶原「まあ。けど俺、振られてますからねwつか、振られてからのほうが仲はいいっすね〜。
   なんでも喋れるようになったし。小松さんともよく遊んでるんすよ。」
俺 「え…?3人でか?」
梶原「3人ばっかりでもないっすけど。あの2人は2人で会ってるしなぁ」
俺 「お前もうほんとに、佐多さんのことは、吹っ切れたのか?」

梶原「いやあ……ぶっちゃけ引きずりましたけどwうははw
   振られたとき、佐多さんに『今後カジくんはどうしたい?』って言われて。
   『カジくんの希望に合わせるから。私は友達づきあいできるけど、もしそれがしんどかったら言ってね。』って。
   俺は告白したことで、そのまんま佐多さんと縁が切れるのはイヤだったんで
   これからも友人として会いたいっす、って。言ったんですけど。」
俺 「そ、そうか…」
梶原「なーんか、やっぱ好きな人はガチでいるらしいっすよ。」
俺 「・・・・・・」
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
666 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:06:50.45 ID:NStvUJHb0

梶原「小松さんだとは思うんすけどねぇ。それがどーも怪しくて。
   でも小松さん以外にいないじゃないっすか?けど、小松さんに聞いたら
   俺にも佐多さんは難しい、手こずってるって言うしwマジかよwww
   
   小松さんでムリな女なら、俺なんかぜったいムリっすよw
   なんつか、小松さんに、恋愛系の相談?とかもしてるみたいっすよ。マジかとw」

俺 「・・・・・・」
梶原「あーーそんで、店長。
   小松さんがねー、会いたいって言ってましたよ?また飯でもって。
   店長に聞きたいことがあるって。
   たぶん近いうちに連絡くるんじゃないっすか?」

俺 「・・・
   そうか。まぁ、お前も恋愛にのぼせて、急に休んだりするなよ。」
梶原「いやいやw俺、鬼シフトっすよ?松井に言って下さいよwあのボケ、この前ry」
俺 「とにかく、今は・・・今は、大事なときなんだ。
   これから年末にかけて、気を引き締めんとな。」

梶原「あ!クリスマスはさすがに休ませてくださいwwww初めてのクリスマスなんすよ!w」
俺 「・・・・・考えておく。」
梶原「店長〜〜〜w店長はどうせ今年も独りっすよね?!」
俺 「やっぱお前は出勤だな」
梶原「あ!女!女、紹介しますって!wえ〜〜22歳で〜ry」

俺 「ハア・・・・(どうせ佐多ちゃんよりブスだろ。いくら若くても。)」
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
667 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:07:42.92 ID:NStvUJHb0
しかし、カジは彼女ができたんだな。楽しそうで羨ましかった。
松井も彼女持ちである。(>>184でも触れているかw)
あいつは高校のときから付き合ってる子と、今でも付き合ってる。

自分よりひと回り以上も年下の奴らの恋愛の話は、老体と老心には痛いほど堪えた。

俺はなんで生きてるんだ。


佐多ちゃんは俺がメール送ってないこと、どう思ってるんだろう。
もう捨てて下さいって、なんだ?

深夜になると、店もヒマなので、カジに任せて、俺は放置して溜まっていた、事務仕事をしてた。

携帯が鳴る。

小松だった。

【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
668 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:08:18.97 ID:NStvUJHb0
小松「あ、お疲れっすー。すんません、深夜にw」

俺 「おー。ってかお前いつも深夜だなw」

小松「サーセンwいや、今日夜勤っすよね?起きてるかなーって」
俺 「今日はもうずっと店にいるわい。労働法違反だわw」

小松「カジが今日うちに来てねw」
俺 「小松君んちの店に?」
小松「はいwで、アイツ、かき氷だけ食って帰ったらしいんすよwww」

俺 「ぐわははははははははっ!!!www(涙目wこれはウケたww)」
小松「アホでしょwまぁ俺の後輩って、親も知ってるからいいもののwデザート屋じゃねーよw
   まぁかき氷だけでも、800円なんすけどw」

俺 「小松君の店は、高いもんな。
   あいつ、彼女できたらしいな。今日聞いたよ。調子乗ってるなー。」
小松「でしょ?wもう最近その話しかしてないw」
俺 「クリスマス絶対休まさんw」
小松「それは鬼っすw
   ・・・・・・・・・・冗談はさておき。店長、今度いつ会えますかね?
   いつも佐多さんのシフト送ってもらってるし
  近いうちに飯でも、と思ってるんすけど。」
俺 「お、おう…」

小松「いつが都合いいすか?俺は店がはけてからになるんで、遅いほうがいいんすけど。」
俺 「そうだな。俺は明後日なら問題ないが…」
小松「じゃあ明後日で。いつもの店でいいですよね。」
俺 「久しぶりだな。」

なんだかんだ。小松に会うことになった。
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
670 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:16:00.22 ID:NStvUJHb0
夜勤明け、自宅に帰ると、俺の部屋のテーブルには、まだ佐多ちゃんから貰ったメモが置いてある。
メールなんて、なに送ったらいいんだ?

夕方までゆっくり寝て、店にいくことにした。宮本が最近ギリギリで入ってくることが多いようだ。
この日は遅刻魔の松井もいる。
たまには俺も抜き打ちで来店して、バイトの勤怠管理もしないとな。
ちょっと早めに行って、様子みるか。

松井「今日ヒマっす」
俺 「お前のせいだな」
松井「なんすかw」

松井、いるじゃねえかw

宮本「はぁ・・・・・・小松さんに会えない。」

あ、宮本。ちゃんといるじゃん。いま10分前なのに。もう着替えてた。
うーん。身構えしてる日はダメだなw
2人でも十分まわる感じだったが、俺も気分転換に、手伝うことにした。
いまは誰かといたほうが、気が紛れていいんだ。

つっても、店を監視しながら、喋ってるだけなんだが・・・
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
671 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:16:40.62 ID:NStvUJHb0
松井「メールしてないんすか?」
宮本「…してるよ!たまに。私から送るばっかり。小松さんから来たことない。」
松井「脈なしの典型っすね!ははw」
宮本「・・・・(←すっげぇ目で睨んでるwww)」
松井「すいませんって!」
宮本「はぁ・・・・・」
松井「でも諦めたほうがいいすよ?小松さんすっげぇ好きな人いるらしいし。」

宮本「前から思ってたけどさぁ、あんたその好きな人、知ってるんじゃないの?」
松井「えっ?wさ、さぁ…ww」
俺 「俺らの知らんやつだろうな」

宮本「佐多さんでしょ」

俺&松井「っ・・・・・・・・・」
宮本「男ってわかりやすいよね^^図星丸出しじゃんw」
俺 「でもあの2人は、ほんど面識ないぞw」
松井「そうすっよw好きになるヒマもない!」

宮本「ふーん。
   私がいるときには店にこないけど、佐多さんが出勤のとき、よく来てるらしいじゃないですか。
   それにもうあの2人、プライベートで遊んでるんでしょ!」
松井「いやぁ〜・・そこまではどうだかw」
俺 「仮にそうだとしてどうするんだ。」
宮本「・・・・・・」

宮本さんもまた、片思いで悩んでいるようだった。

宮本「カジさんから聞いたんですけど、小松さんって、煙草辞めたらしいですね。」
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
672 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:17:42.80 ID:NStvUJHb0
松井「え?マジ?」
俺 「すごいな。わりとスモーカーだったのに。」
宮本「好きな子が、煙草嫌いなんだって。」
松井「あっ・・・・」
宮本「あんたも思い当たってるんでしょ・・・佐多さん煙草嫌いじゃん、あの人!」
俺 「・・・・・・・・」
宮本「小松さん、禁煙なんか何回も失敗してたのに…本気なんですね。あの女に。」

俺 「いや、考えすぎだよ。
   小松くんは実家を継ぐ決心がついたんじゃないか?日本料理には
   喫煙なんか特にダメだからな。」

宮本「・・・じゃあなんで、大雨のときに迎えにきたんですか」

俺 「え、あっ・・・(コイツw小松情報は早いなw)」

宮本「もういいよ!どうせあの2人付き合うんでしょ!」


そうだよな・・・
あの2人は、周りから見ても、付き合うんじゃないかと思わせるくらい、お似合いだし
もうそういう状況なんだろう。
あの豪雨の日、そのあとどうなったのか。だいたい俺は知らないしな。


そして小松と会う日が来た。俺は先に到着しており、先に飲んでいた。←ジュースw
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
673 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:18:17.08 ID:NStvUJHb0
小松「お疲れっす」
俺 「おお、早かったな」

・・・ちくしょー・・・・・・こいつ、やっぱり男前だな。
さっき俺を案内した女の店員が、見事に小松に熱い視線を送っている。愛想もいい。

俺 「店、どうだ?」
小松「まぁまぁっすねー。オシャレなカフェとかならよかったのにw
   ムズカシイっすよ。日本料理はね。
   俺いま、調理の学校も行ってるんすよ。」
俺 「そうか。で、継ぐ決心はついたのか?」

小松「・・・・今は手伝ってるだけっすけどね。ゆくゆくは・・とは。
   俺も年なんでw結婚もしたいし。」
俺 「すごい心境の変化だよな。小松君が結婚とかwイメージないわ。
   あれだけ結婚なんか35過ぎてからでもいい、できなくてもそれでいいとか言ってたのに。」
小松「俺も自分でビックリしてますw・・・・でも、初めて結婚を意識する、つか
   うわ、結婚してえええ!!みたいな子に出会ったんで・・・」

ああ、コイツも本気なんだな。

俺 「佐多さんか…」
小松「・・・いやホント、シフト毎月、ありがたいっすw」
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
674 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:19:14.73 ID:NStvUJHb0
俺 「・・・・・・・お前、宮本さんがご乱心だぞw俺らに愚痴ってくるから迷惑してるよ。
   メールこないってよ。」
小松「いやいやwあの子・・・俺はぜんぜんw・・・宮本さんの話はいいんすよ。
   まぁ今度もし会ったら言っときますよ。
   俺には結婚したいくらいすきな女いるんだぁ〜って、やんわりね。
   そりゃ直接告白でもされりゃ別っすけど。そのときはキッパリ断りますよ。」
   
俺 「・・・・・今日話したいことって、佐多さんのことなんだろ?」
小松「ああ、はい、まぁ・・・
   佐多さんはねぇ、結構何回も会ってるんすけどね。なかなか・・・そこらの女落とすより難しいっすw」

俺 「あの日、佐多ちゃんの家行ったんだろ」

あの日というのは、あの日である。ひどい雨の日だ。
俺が家に帰って泣いた日だw

小松「なんもないっすよ…。家は行ったけど、玄関まで。上がらせてはいれなかったです。
   その辺はガード固いっすねw
   玄関でタオル持ってきてくれて、暖かい茶入れてくれたけど、部屋は入らせてくれなかったですね。」

俺は正直驚いた。信じられなかった。
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
675 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:20:04.75 ID:NStvUJHb0

小松の顔が、真剣になる。


小松「あのね、佐多さん好きな奴がいるらしいんですよ。それは俺じゃない。

   俺はね それ


   店長かなあと思ってね。」


俺 「・・・・・・・・・・・・・・・」

小松「・・・・・」

【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
676 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:22:11.89 ID:NStvUJHb0

俺 「ば、バカかwなーに言ってるんだお前はw
   俺の顔見ろwこの二段腹を見ろw(ブルン、と出してみせる)」

小松「…彼女はそんなに単純じゃないっすよ。
   店長のその顔も、体型も、年齢も、全部受け入れた上で好きになってるのだとしたら・・・
   これは強い。本物っすね。
   じゃあ俺は厳しいかなと思ってね。

   あの子には、外見は関係ないらしいからね。」

俺 「・・・・・・」

小松「カジがね、ちょっと気になること言ってたんですよ。
  『佐多さんは、店長とシフトかぶってる日は、必ずスカートwちょっとおしゃれしてくる』ってね。」

俺 「え?w」

小松「あいつも元々は佐多さんに惚れてただけあって、彼女のことをよーく見てる。
   言ってることは、まぁ当たってるでしょう。」

俺 「いや、俺はよくわかry」
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
678 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:23:00.24 ID:NStvUJHb0
小松「店長?佐多さんがジーンズとか、パンツ履いてるのって、見たことあります?」

俺 「え?何で?あの子はスカートしか履かない子だぞ?」

小松「・・・・・・・・・そっか。やっぱな。

   佐多さんはね、カジや松井と一緒で、店長がいない日は、ジーンズとか、ラフな格好らしいっすよ。
   その証拠に、店長は彼女のスカート姿とか、ワンピースしか見たことないっしょ?」

俺 「・・・・・」

小松「俺ね、佐多さんと何気なく話してるとき、あの子が
   『好きな人の前では、ちょっとオシャレするんです。
   私、本当はスカートあんまり好きじゃないんですけどwがんばって履いたりとか…』って話
   聞いたことあるんすよねー。
   あとは
  『最近好きな人から、避けられてるんでw』ってなぜかポロっと、言われたことがあってねぇ…
   んで、俺それ言われた当時のシフト、見てみたんですよ。
   
   9月・・・
   佐多さんと店長。ぜっんぜん被ってないっすねw数日だけ。しかも短時間。」

俺 「いや、それだけで判断するなよw俺ry」

小松「彼女とメールしてます?」
俺 「し、してないよwwメールなんてそんな!」

小松「はぁ・・・やっぱりかよ…」
俺 「なんだよw」

小松「好きな人にメアド渡したけど、メール来ないって、言ってました。」

俺 「・・・・・・」

【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
679 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:24:30.72 ID:NStvUJHb0
俺は放心状態で帰った。

なんとなく、自分の人生で、今まで起こったこともないような奇跡が起こっているような
不思議な世界にいるような感覚だった。でもその世界は、一切信用できないんだ。
信用したら、こっちが赤恥をかかされるような世界なんだ。

佐多ちゃんが俺のこと好き?んなわけあるかwいや、でも・・・・え?いや・・・

また全然眠れなかった。

翌日出勤すると、店の電話に留守電が入っていた。
佐多ちゃんからだった。
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
681 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:26:32.17 ID:NStvUJHb0

佐多「おはようございます。お疲れ様です。バイトの佐多です。
   店長、今月のシフト、提出日に遅れそうです。待ってて頂けませんか?
   それか私を抜いて、来月ぶんを作っていただけませんか?
   宜しくお願いします。またご連絡します!」

意味深な電話だった。

俺は急がなくてもいいが、急いで佐多ちゃんの携帯に、電話してみた。初めてである。
ドキドキして、胃がムカついた。
平静を装い、軽〜い感じで電話してみた。

俺 「もしもーし?あ、店長です。佐多さん?」
佐多「お疲れ様です、佐多です」
俺 「留守電聞いたけど、どしたの?」
佐多「実は、来月はお休みするかもしれません。それで、迷惑かかったらいけないと思って。
   念のために、私を抜いてシフト作って欲しいんです。」
俺 「ふむふむ。で、どうして?」

佐多「お母さんが体調悪いんです。」
俺 「ああ、そう。大変だね。わかった。じゃあ君のぶんだけ数には入れないで、スケジュール作っとくよ。」

佐多「助かります。また入れる日あればシフト出します。そのときはお手数なんですが…」
俺 「いいよ別に、それで。また作り直すから。」


今思えば、俺が佐多ちゃんと初めて電話したのがこのときで

それが最初で最後だったな。




そして「運命の日」が来る。
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
685 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:34:56.99 ID:NStvUJHb0

ふふふふふ・・・・・・

>>655
いやあーオモシロイっすねwうはははww自分で書いててもおしれーわw情けないww
ほんとここ最近で一番面白いスレだよな!ブタ(俺)のスレは!
今後も踊り子としてがんばるわw
これから益々俺が狂っていくので、期待しててくれwキャー恥ずかしい男!
>>680
展開読めないっしょ?w小説じゃなく、リアルの話ってそんなもんだよ。
マジネタ書いてるからなあ。
このスレも>>681踏んだけど、まだ今のところ、展開当ててる奴はいないっすwスゲエ

>>660
この顔で女に話しかける自体が、すでにセクハラだぞw
深夜道歩いてるだけで、職質何回されたかww
(金正日に間違われた…)

とりあえず今日はここまでだ。
>書いてもらってる側なのに言いたい放題で、更に早く書けなんて傲慢すぎる
>>648
テンキュー!!!俺の店に来てくれたら、半額にしてやるのにw
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
688 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:40:01.34 ID:NStvUJHb0
>>684
うーん。俺も今
過去を振り返って書いてる訳だが、>>1から続けて読んでると
むちゃくちゃおもしれースレだな〜と思うわ。マジで。

ああ、ウソ話ならよかったのになw・・・・

(現実に起こると全然面白くもないんだが)こうやって振り返って
読んでるぶんには面白いね。

しかしこっから鬱展開になっていく、つーか、暗い(俺が一番苦しかった時代に)
突入していくし、俺の暴走っぷりもすげえからさw
たぶん今まで以上に叩かれるぜ!ブヒヒw

じゃあ菓子くってくるわ。

今日いっぱい書いたから、また書き溜めするから時間かかります。
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
690 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:41:44.61 ID:NStvUJHb0
>>686
これで終わりじゃねえよwこっからがある意味本番っすよ
>>687
ち、ちがうもんw

いやあ〜〜誰も結末読めないスレって、いいもんだなwうはww
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
691 :店長[sage]:2012/07/05(木) 22:42:42.94 ID:NStvUJHb0
>>689
違うw
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
698 :店長[sage]:2012/07/05(木) 23:00:22.38 ID:NStvUJHb0
やべーな。1000以内で書き終わりたいんだけどw
容量ヤバくなってきたなー。
パート2とかおっさん絶対イヤっす。恥ずかしいっす。こんな哀れな人生・・・

(でもまだ誰にも展開読まれてなくてワロタwつか、ageられてて恥ずかしいぜw)

みんな・・・もういいぞ・・・
こんなブタの哀れな人生を予想せんでも。当てても何もいいことないぞw

つか、今日買った菓子うめー
>>695
時間をくだされ。痔持ちの40親父です。高齢者を大切にwブヒッ
養豚所を見ると、なーぜか他人事に思えんわw
【ブ男】美人に告白され、気が動転して振ってもうた
700 :店長[sage]:2012/07/05(木) 23:01:30.11 ID:NStvUJHb0
>>697あ、リロってなかった。テンキューwww
年取ると代謝鈍る関係で、マジでブタになるから、気をつけてね。


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