- クララが立った!的な自分語り
1 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 00:40:54.57 ID:GUC9ynO6O - 初めての自分語りだし、文章書くのも得意じゃないんだけど、気持ちの整理として書かせてくれさい
私と幼なじみ♀の話です。 ちなみに幼なじみはたぬきに似てるので、以下たぬきで。
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3 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 00:45:01.78 ID:GUC9ynO6O - お、立った!
ではすみませんが、まったり始めます。 たぬきと私は、幼なじみとは言ってもそこまで仲良くなかった。 ただカーチャン同士が仲良かったから、昔からよく一緒に遊ばされた。 だけどたぬきは私を奴隷扱いしてくるから、私は奴を好きじゃなかった。 小中と同じ学校だったんだけど、もちろん所属するグループは違くて。 たぬきはちょっと目立つDQNグループ、私はそこまで目立たちはしないけど平和なグループ。 そんくらい人間性が違った。 見下されてたし。
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5 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 00:47:27.49 ID:GUC9ynO6O - そんなだから、中学を出たら一気に疎遠になった。
家が近いからよく道端ですれ違う事はあったけど、奴はいかにも高校生活エンジョイしてますみたいな風貌になってて(茶髪に短いスカートに化粧)、もちろん話し掛けたりしなかった。 向こうも私の事なんか眼中にないって感じだったし。 目が合ってもお互いスルーだった。
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6 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 00:50:32.80 ID:GUC9ynO6O - >>2
おお!ありがとう! >>4 た!ぬ!き! でも二年に上がる前くらいから、たぬきの姿をパッタリ見ないようになった。 当時は別に深く考えたりもせず、正直存在すら忘れてたんだけど。 しばらくすると、狭い地元だから噂だけは聞こえてくるようになった。 「たぬき、学校辞めたらしいよw」とかなんとか。 よくよく聞いたらイジメに合ってたらしく。
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7 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 00:53:00.82 ID:GUC9ynO6O - まぁ最初はビックリした。
たぬきは昔からどちらかと言うとイジメる側だったからな。 目立つグループだったし。 でもその分、妙に納得もいった。 そういう目立つグループに限って、人間関係ドロドロしてるイメージだから。 「可哀想だなー」とか思ったりもしたけど、昔からデカイ顔されてたから「ちょっといい気味やw」とかも思ったりした。 「これに懲りて少しはマシな人間になるだろw」って。 何度も言うけど、たぬきをあんまり好きじゃなかったからさw
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8 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 00:56:15.48 ID:GUC9ynO6O - で、私は何事もなく高校を出て、私立の四大に通い出した。
しばらくして、カーチャンが神妙な顔付きで話し掛けてきたんだ。 「実はね、たぬきちゃん、お部屋から出てこれないらしいんよ。」
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9 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 00:57:32.37 ID:GUC9ynO6O - よくよく話を聞くと、たぬきは高1の終わりに急に登校拒否になり、それを機に部屋に引きこもるようになったらしい。
ご両親が話をしようとしてもただひたすら黙って泣いてるだけで、そのうち食事も自室でとるようになったとか。 で、高校の出席日数がやばい事をご両親が伝えると、1日だけ学校へ行ったらしい。 でも泣きながら帰ってきて、それ以降部屋から一歩も出なくなったんだと。 それから三年経った今も現状は変わらず、ご飯も食べたり食べなかったりで、ご両親がひどく心配しているとの事。
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10 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 00:59:31.43 ID:GUC9ynO6O - 誰もいないみたいだなw
いいもーん続けるもーん その話をカーチャンから聞いて、流石に同情しまくった。 私がリア充してる間に、奴にそんな事が起きていたとは…。 「ざまぁw」とかもう思えなくなっていた。
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12 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 01:01:59.99 ID:GUC9ynO6O - >>11
うふふ…/// 地元の友達からたぬきのアドレスを入手して、メールを送ってみた。 私「○○だよー!久しぶり!元気?」 今考えたら元気なわけないんだろうけど、とにかくメール送らなきゃ!って躍起になってたからww でも返事は来なかった。
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14 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 01:06:38.64 ID:GUC9ynO6O - >>13
今なら私も解るんだけどね!w若気のいたり!w 返事が来ない事で更に心配になってしまって、もういてもたっても居られなくって、カーチャンとたぬきんちに凸www 久しぶりに見たたぬきのカーチャンは、すごく老けてて小さく見えた。 おばちゃんは私を見て、最初は目を真ん丸にしたけど、すぐ優しい笑顔で「来てくれてありがとう。綺麗なお嬢さんになってー」って言ってくれた。
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15 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 01:09:47.24 ID:GUC9ynO6O - 「たぬきちゃんに会いたいんですけど」って言うと、
おばちゃんは少し困った顔で「多分無理と思う…」って呟いた。 「メールが返って来なくて心配だったので」って伝えると、 おばちゃんはたぬきの部屋へ確認に行ってくれた。 でもやっぱり返事はNOだった。 しょうがないから、おばちゃんとカーチャンと三人で喋ってた。 おばちゃんは終始ニコニコしながら私を見つめてた。 「おっきくなったね」「もう大学生かー」 何度もそう呟いてた。 なんだか、凄く切なくなった。 おばちゃん、私とたぬきを重ねてるんだろうなって。
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17 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 01:27:31.91 ID:GUC9ynO6O - 帰宅してしばらくして携帯が鳴った。
たぬきからのメールだった。 「会えなくてごめん。急だったから。何か用事でもあった?」 絵文字も一切ない淡白なメール。 でもなんだか凄く嬉しくてホッとした。 すぐに「近々会えない?久しぶりに遊ぼう!」ってメールした。 返事はしばらくこなくて、夜中にやっと届いたメールには「無理」とだけ書いてあった。
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18 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 01:32:33.12 ID:GUC9ynO6O - そっからはもう必死になってメール送り続けた。
ほぼ毎日、他愛ない世間話やら、まじで遊ぼうよ!やら。 返事が返ってこない事も普通にあった。 でも懲りずに送り続けた。
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21 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 01:39:52.74 ID:GUC9ynO6O - それからしばらくして、カーチャンが血相変えて部屋に入ってきた。
「夜中、たぬきちゃんが救急車で運ばれたんやって!」 咄嗟に、自殺か?!と思った。 私「ななななななんで…?」 カーチャン「詳しくは解らん!今○○さん(近所のおばちゃん)に聞いただけやから!病院聞いたし、行く?!」 もちろんタクシーに乗って行った。
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22 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 01:44:37.36 ID:GUC9ynO6O - タクシーの中でカーチャンがおばちゃんに電話してて、
カーチャンが「なんだ…良かった…」って言ってたから、良かった無事なんだ…と安心した。 「たいしたことないらしい。 様子見で一晩病院に泊まったんやって。」 カーチャンにそう教えてもらって、病室?に向かった。 おばちゃんが困ったような笑顔で迎えてくれて、 奥には久しぶりに見るたぬきがいた。
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23 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 01:47:07.16 ID:GUC9ynO6O - 昔よりも頬がこけて、嘘みたいに真っ白な肌だった。
髪は凄く長いけどまだらに切ってあって、眉毛の手入れもされていなかった。 面影はあるけど、別人みたいだった。 そんなたぬきは、私に気付くとすぐさま目をそらした。 そしてずっと下を向いたままだった。
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24 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 01:51:39.87 ID:GUC9ynO6O - 「たぬき、良かった…無事で。どうしたん?」
私がそう声をかけると、たぬきはおばちゃんの方へ走って行った。 そしておばちゃんの腕を一発殴った。 おばちゃん自身も凄くビックリしてたけど、私とカーチャンもビックリした。 そしてたぬきは小さく泣き出した。
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25 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 01:53:55.04 ID:GUC9ynO6O - 私とカーチャンは「今日はこれで…」って帰った。
帰り道、 「過呼吸だったんだって。 たぬきちゃんが夜中おばちゃん達の寝室に苦しみながら入ってきたらしくて。 みんなビックリしちゃって、救急車呼んだんだって」 と聞かされた。 私は過呼吸がでたことないし、周りにもそんな子いなかったから、「過呼吸?」って感じだった。 調べてみたら、過度のストレスで起こることがあるって書いてあったので、余計に心配になった。
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26 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 02:00:02.69 ID:GUC9ynO6O - なんでおばちゃんを殴ったんだろう?ってカーチャンに聞いたら、
「あんた(私)に見られたくなかったんでしょ。 そんな矛先がおばちゃんに向かったんだよ…。 悪いことしたね…」って言われた。 なるほど、確かに自分が弱っている時って誰にも会いたくないし、見られたくないな… 申し訳ないなって気持ちと同時に、変わり果てたたぬきの姿を思い出して、胸が痛くなった。
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27 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 02:04:32.32 ID:GUC9ynO6O - 眠いのでもう少しで今日は落ちちゃうと思います…
見てくれてる人いるか解んないけどw それからもメールを送り続けた。 「体調よくなった?」「お見舞い行ってもいい?」 など。 でも一つの返事もなかった。 やっぱり迷惑だったんだなって思った。 放っておいてほしいんだろうなって。 だから 「しつこくメールしてごめんね。もうしないから安心して。 でもたぬきがメールしたくなったらいつでもしてきて! いつかたぬきと一緒にフラペチーノ飲める日を楽しみにしてます。」 ってメールを送った。 (ちなみにこの頃の私は某カフェのフラペチーノにダダハマリしていた)
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28 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 02:13:26.00 ID:GUC9ynO6O - それから数日後、なんとたぬきからメールがきた。
「うちくる?」 すごくホッとしたのを覚えてる。 すぐさま「行く行く行くよ!」と返事をして、その日の夜にたぬきに会いに行った。 おばちゃんに事情を話したら、凄くビックリしてたけど凄く凄く喜んでくれて、「あとでお茶持ってくからね!」って満面の笑みで言ってくれた。 その笑顔見たら余計にテンション上がってきて、明るい気持ちでたぬきの部屋をノックした。
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34 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 07:46:30.59 ID:GUC9ynO6O - 寝落ちしてましたm(__)m
保守ありがとうございます!! 読んでくれてる人いるんですね…(´∀`) ちょくちょく続き書いていきます! ガチャッてドアが開いて、たぬきが「はい」って目を合わせず呟いた。 部屋は間接照明しかついてなかったけど、まあまあ片付いてた。 引きこもってる人の部屋は散らかってるっていうイメージがあったから、 ちょっと拍子抜けしたw 「電気つけないの?」って聞いたら 「暗い方が落ち着く」って言われた。 確かにカラオケとか暗い方が落ち着くなって思った。
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35 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 07:55:10.52 ID:GUC9ynO6O - たぬきは早々にベッドに寝転んだ。
私はベッドの前に座った。 たぬきはここまで呟く程度にしか喋ってくれないし、 やっぱり元気ないな…って思ったら急に緊張してきた。 で、しばらく無言だった。 よくよく考えたら何を話せばいいんだろう? 何て声をかければいいんだろう? うわー!なんで予習してこなかったんだろう… そんな感じで一瞬パニックになったけど、 「部屋、やっぱり昔とだいぶ変わったね!」って話し掛けた。 「…うん。」 会話終了\(^o^)/
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36 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 08:02:46.29 ID:GUC9ynO6O - 自分の非力さに絶望してたら、
「…なんであんなにしつこくすんの?」って弱々しい声で聞かれた。 「…心配で…。」って言ったら、「なにが?」ってハッキリと聞かれた。 〜こっから会話形式で〜 た「なにが?」 私「…いや、最近姿見てなかったから。」 た「それで?」 私「え?」 た「誰かに何か聞いた?」 私「え、何を?」 た「私のこと」 私「あ…うん、カーチャンに…」 た「………」 私「………」 た「…うちのババァが言いふらしてんだ」 私「いや、そんな言い方するなよ…おばちゃん心配してるんだよ、たぬきのこと」
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37 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 09:42:02.37 ID:GUC9ynO6O - た「………何て聞いた?」
私「…えっと、部屋から出てこれない…って…」 た「その理由とかは?」 私「…聞いてないよ」 た「……………嘘でしょ」 私「いや、知らn」 た「はいはい!嘘でしょ!全部知ってるくせに! なんで私がこうなったか!知ってるくせに! どうせみんな知ってるんでしょ! 地元のやつらも噂してんでしょ! 解るんだから!…………………………」 たぬきはそれからもずっと一人言みたいに喋ってた。 ブツブツと…と言うよりは、凄い勢いで絞り出すように。
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38 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 09:46:20.17 ID:GUC9ynO6O - ハアハアと息を上げながら、
「自分がこんな風になったのをみんなが知ってる」って内容を、 延々と言葉を変えながら繰り返してたように思う。 そうか、たぬきはそれを気にしているんだ。 人の目を、気にしているんだ。 自分が周りにどう思われているかを。 たぬきはベッドに寝転んで、私に背を向けて喋ってた。 「何も知らないくせに… どうせみんな笑ってんだよ陰で… 何も知らないくせに…」 そう話しながらわなわな震えてるのが解ったから、 たぬきの背中をサスサスした。 でも「何!?やめてよ!」って振り払われた。
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41 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 19:23:18.87 ID:GUC9ynO6O - 保守ありがとうなんだぜ(´;ω;)
それからたぬきは相変わらず私に背中を向けたまま、話さなくなった。 そんなタイミングでおばちゃんがお茶を持ってきてくれた。 ノックをして、ドアを少し開けて恐る恐る覗き込むように、話し掛けてきた。 「あの…お茶入れたんだけど……」って。 なんとなく、いつもこんな風にドア越しのたぬきに話し掛けてるのかなって思ったら、胸が痛くなった。
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42 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 19:29:10.52 ID:GUC9ynO6O - おばちゃんが二言目を発しようとするや否や、たぬきが号泣し始めた。
うあああああんうああああんって。 おばちゃんが「たぬき?」って部屋に入ろうとしたら 「入らないでよ!馬鹿!もう!あっち行け!」って怒鳴り出した。 暗くてあんま見えなかったけど、おばちゃんが私にペコッてして扉を閉めた。 …なんかもう私も胸が痛いやら何やらで、正直泣き出したくなった。 目の前でグスグス泣いてるたぬきをつついて、 「おばちゃんを責めないで…」ってできるだけ優しく声を掛けた。 なんか鼻にツーンときたけど、もちろん私は泣かない!
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45 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 19:41:46.47 ID:GUC9ynO6O - たぬきはずっとグスグスしながら
「もうやだ…もうやだ…」って繰り返してた。 一人にして大丈夫かな?って思ったから、 たぬきに「泊まっていこうか?」って聞いたら 「……帰って」って言われた。 正直ホッとした。ごめん…。
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47 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 19:51:14.30 ID:GUC9ynO6O - たぬきに「また来るね」って言って、
おばちゃんと少し話して帰った。 おばちゃんには、たぬきと特に会話らしい会話はしてないって伝えた。 「それでも、あの子と一緒にいてくれてありがとう」ってお礼言われた。 ううん…って言いながら、 私もおばちゃんも泣きそうになってた。
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48 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 19:54:13.82 ID:GUC9ynO6O - ご飯食べてくる(´;ω;)
豆腐だけの生活はもうヤダお…
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50 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 21:11:03.96 ID:GUC9ynO6O - この件で、たぬきの心の傷の深さに気付かされた。
見せ付けられた。 あんなにいつも誇らしげに歩いていたたぬきが、 あんなに話すことが大好きだったたぬきが、 あんなにおばちゃんの事が大好きだったたぬきが、 「もうやだ…」と何度も繰り返し、泣いていた。 気持ちを制御できずに、 子供のようにおばちゃんに当たり散らし、 私にも当たり散らした。 そして何度も「みんな」と連呼していた。 何がそんなにたぬきを傷付けたのだろう? あのたぬきがこんな風になるなんて、どれ程の苦しみだったんだろう? なのに私は最初に何と思った? 「ちょっといい気味やw」? 「これに懲りて少しはマシな人間になるだろw」? 「ざまぁw」? あの頃の自分をぶん殴りたい。 この再会で、私自身かなりのダメージと衝撃を受けた。
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51 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 21:20:28.16 ID:GUC9ynO6O - ここからはあくまでも私の主観なんだけど。
一人の人間があんな風になってしまう程、 イジメって残酷で凶悪なんだ。 でも犯罪じゃないんだよね… 一人の人間があんなに傷付いて震えて泣いているのに。 一人の人間の明るかったであろう未来が潰されてるのに。 一人の人間の心が壊されたのに。 イジメに関わった当事者達は、今この瞬間ものうのうと生きて笑っているのか。 それってなんだか凄く、やるせない。 色んな事を考えて、この頃は本当に睡眠不足だった。 大学で寝てたけどw
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53 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 21:40:08.66 ID:GUC9ynO6O - あれから毎日たぬきにはメールを送っていた。
相変わらず世間話だったり、 綺麗な風景の写メを貼り付けたり。 一度海の写メを張り付けたら 「どこの海?」と珍しく返事があった。 連れていってあげたいなって思った。
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54 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 21:45:25.73 ID:GUC9ynO6O - カーチャンから、たぬきが最近また発作を出しているって聞いた。
掛けてあげる言葉も持ち合わせていないくせに、 また私は「会おう!」とメールを送り続けた。 やっとたぬきからお許しが出た日は、 大学サボッて飛んで行ったw
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55 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 21:51:50.27 ID:GUC9ynO6O - >>52
ありがとうありがとう(´;ω;)ぶわ その日はよく晴れてたなー たぬきの部屋に前回の調子でお邪魔したんだけど、 昼間なのにカーテン閉めきってやがる。 「せっかく天気いいんだからカーテン開けなよ」って声をかけたら、 「窓から射し込む光は苦手」って。 「なんでよ?気持ちいいよ?」って言ったら、 「死にたくなる」って。 文章で見ると「厨二病乙w」って感じだけど、 これ言ってる時のたぬきの目は死んでた。 あとは下校中の子供たちの声とか、夕方のチャイム、 多分そういうノスタルジー感じさせられるものも 苦手だったみたい。
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56 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 21:59:26.97 ID:GUC9ynO6O - ふえぇぇ…なんか需要がない気がしてきたおぉぉ…
誰かいる? いいや!自己満だお!
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57 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 22:03:32.90 ID:GUC9ynO6O - そしてその日もたぬきはベッドに横たわっていて、
私は床に座ってた。 「最近どう?」って聞いたら、「別に。」って素っ気なく返されて、 これは駄目な質問だったんだなーと心で反省してたら、 ポツポツと話し始めてくれた。
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59 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 22:11:09.88 ID:GUC9ynO6O - 「そう言えば、あんたのメール、本当に嫌だった」
「なにこれ自慢?みたいな」 「私は毎日こんなに楽しいんですよー!って」 「あんたのリア充生活見せ付けられて、 本当に苦しかった」 「キラキラしてて、眩しかった」 「羨ましくて、憎かった」 「死ぬほど羨ましくて、 そしたら死ぬほど苦しい発作に襲われた」 「死にたい死にたいってあんなに毎日思ってたのに、 いざ発作が出ると [死にたくない]って一生懸命息してた」 「死にたいって思ったのも、 死にたくないって思ったのも、 全部あんたのせい」 これ言われてる最中、私ボッロボロ泣いてた。 たぬきもボッロボロ泣いてた。 「なんであんたが泣くんよ」ってたぬきが聞くから、 「前回も半泣きだったよ」って教えてやったら、 たぬき笑った。 笑うって言っても、鼻で笑うって感じだったけど。 あのたぬきが笑った。 懐かしかった。
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64 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 22:29:32.76 ID:GUC9ynO6O - とりあえず
「メールは自慢のつもりじゃなかったけど、ごめん」 って謝った。 「無神経女」って言われた。 でも「最近は少しメール楽しみにしてる」とも言われた。 泣いた。 いつかのたぬきのように、うあああああんうああああんって泣いた。 嬉しかったんだよ…w で、二人とも泣いちゃって、なんか気恥ずかしくて、でも嬉しくて、変な感じだった。 バイトあったから、その日はそれきりで帰った。 でも収穫の多い1日だったと思えた。 >>58>>60>>61>>62 ひゃっはああああああああありがとうありがとう
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66 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 22:34:54.07 ID:GUC9ynO6O - >>63
おまえ…(´;ω;) それからも「たぬきが楽しみにしてくれてるから!」って 開き直ってメール送りまくった。 たぬきも三回に一回のペースで返事くれたw ある日たぬきに「花火しよう!」って誘った。 珍しく「どこで?」ってちょっと乗り気な返事きたから、 「○○公園!」って地元の公園送った。 そしたら「いや、いいや」ってメール。 それでなんとなく察した。 地元を出歩きたくないんだろうなって。 人の目が気になるから。
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68 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 22:40:38.22 ID:GUC9ynO6O - >>65
うぇwwすまんwww 確かに私は雰囲気クラッシャーの異名を持つwww でもせっかく乗り気になってくれてたんだから、 ここで引かず少し押してみた。 「夜中に決行しようぜ!」って。 そしたら、少し間が空いて、 「いつ?」ってwww もうテンション上がりまくって、 すぐおばちゃんに許可貰いに行ったww おばちゃんは許可どころか、 「本当に?本当に?わあー」って繰り返してた。 おばちゃんに 「たぬきの浴衣出しといてね!」ってお願いしといた。 写真をいっぱい撮るんだ。 その写真はきっとたぬきもおばちゃんも喜ぶ! うちのカーチャンも!ww てな具合で私はデジカメを新調www
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69 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 22:49:44.85 ID:GUC9ynO6O - んで当日。
嫌がるたぬきに私が浴衣着付けしてあげて、二人で浴衣着た! たぬき嫌がった割にはバッチリ化粧してたw その姿見て、おばちゃん涙目。 ずっと「かわいいかわいい」って頷いてた。 うちのカーチャンも誉めてくれた。 んで深夜までまったりしてて、いざ公園へ!
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70 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 22:53:01.37 ID:GUC9ynO6O - と思ったら、たぬきが家の門から出てこない。
「どうした?」って聞いたら渋い顔で立ち尽くしてる。 何の根拠もないけど「大丈夫って!行くぜ!」って言ったら、 たぬきトロトロ門から出てきた。 知ってるよ、本当は門から出るのが少し怖かったんだよね。 でもたぬきは出てこれた!! たぬきのレベルが10上がった!!
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71 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 22:58:05.84 ID:GUC9ynO6O - んでニヤニヤしながら○○公園へ!
やっぱり人っ子一人いなくて、 たぬきもそれで安心したらしく、花火点火した。 「花火何年ぶりだろー…」ってたぬきが言うから、 「それ言うなら遊びに出たの何年ぶりよw」って地雷踏んだ。 たぬきは少し黙ったけど、「うるさい」って少し笑った。 あっぶねーw
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73 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 23:04:20.44 ID:GUC9ynO6O - 花火を次から次に点火して、
無言無表情で花火を振り回すたぬきを写真撮りまくって、 私一人でキャッキャウフフしてたら 警 察 き た ww 「うるさいって近所の人から通報きたよ」だってwww 「もー!たぬきー!ハシャギ過ぎだよー!」ってたぬきをコツンってしたら、 たぬき声出して笑ってたwww ちょwwうるさいww警察に捕まるwwwって思ったけど、 私もゲラゲラ笑っちゃって、警察に白い目で見られた。
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76 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 23:13:14.56 ID:GUC9ynO6O - んでなんか凄く注意されて、線香花火だけさせてもらって帰った。
楽しかったねー!って言ったら、「まあね」だって。 あんなに笑ってたくせに… てな訳で次の日すぐにデジカメ現像して、おばちゃんにあげた。 なんかブレまくってたり、フラッシュで真っ白になり過ぎてたり、 白い丸い浮遊物写ってたりしたけどw、 おばちゃん喜んでくれた。 たぬき寝てるって言われたから、 たぬきの部屋のドアにも写真挟んどいた。 そしたら初めて向こうからメールきた! 「写真ありがと。いくら?」って。 お礼言われたのも初めてだし、無料でいいって事にしといた。
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- クララが立った!的な自分語り
77 :名も無き被検体774号+[]:2012/04/24(火) 23:21:39.70 ID:GUC9ynO6O - >>72よく言われる!
>>74よく言われる! >>75よく言われる! お風呂入ってくるます
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