- 俺より上層階のIDいんの？
51 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 07:54:23.56 ID:3ifaOZHJ0 - てす
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- 安価で俺のハンドルネームを決める
997 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 07:55:45.85 ID:3ifaOZHJ0 - kskst
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- 愛媛県民ちょっとこい
11 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 15:07:23.80 ID:3ifaOZHJ0 - 今北産業
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- 愛媛県民ちょっとこい
15 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 15:20:19.10 ID:3ifaOZHJ0 - >>13
ねーよｗｗｗ
…ねーよ
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- 愛媛県民ちょっとこい
18 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 15:24:48.19 ID:3ifaOZHJ0 - テレビ見てると東京とかの話題多くてこちとら行けねえよｗｗｗみたいになるけどさ
地域型番組になっても結局松山ばっかなんだよね 東予南予テラ涙目ｗｗｗｗｗ
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- 俺より上層階のIDいんの？
146 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 15:31:43.94 ID:3ifaOZHJ0 - おい
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- 彼氏が五回抜いてくれとか言ってくる(´；ω；｀)
2 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 15:32:42.92 ID:3ifaOZHJ0 - 不覚にもわらた
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- 愛媛県民ちょっとこい
20 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 15:34:29.92 ID:3ifaOZHJ0 - >>18
なw
自分で作るか近場で済ませた方が安くてうまいわなww
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- 愛媛県民ちょっとこい
21 ：名も無き被検体774号+[sage]：2012/03/07(水) 15:34:58.40 ID:3ifaOZHJ0 - 間違えた
>>20は>>19
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- 愛媛県民ちょっとこい
24 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 15:40:54.54 ID:3ifaOZHJ0 - そういやうち新居浜だが野田佳彦がいたってガチか？w
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- !ninja確認スレ
276 ： 忍法帖【Lv=6,xxxP】 []：2012/03/07(水) 15:41:47.59 ID:3ifaOZHJ0 -
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- 変な100円みつけたったったったったったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
50 ： 忍法帖【Lv=6,xxxP】 []：2012/03/07(水) 15:57:16.97 ID:3ifaOZHJ0 - ()
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- 変な100円みつけたったったったったったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
51 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 15:59:20.99 ID:3ifaOZHJ0 - Expo'75じゃん
記念切手スレでやろうと思ったけど見つからなかったんだよなあ
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYsO33BQw.jpg
切手
http://beebee2see.appspot.com/i/azuY0tX3BQw.jpg
南極地域観測50年記念500円金貨と5円黄銅貨
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- どの国にも属さない土地ってあるの？
45 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 16:04:35.25 ID:3ifaOZHJ0 - 西サハラ
実質モロッコとサハラ・アラブ民主共和国が支配中だがな
国連非自治地域リストでggると幸せかも
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- 変な100円みつけたったったったったったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
53 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 16:07:35.92 ID:3ifaOZHJ0 - まあ記念硬貨収集とかは廃れつつある趣味だもんな
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYwPz1BQw.jpg
十円札
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- 安価でなんかかく。
36 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 16:27:15.55 ID:3ifaOZHJ0 - ksk
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- 面白いブログって何だろうね？お前らどういう記事書いてるの？
8 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 16:33:39.34 ID:3ifaOZHJ0 - 近所のなんでもない風景を切り絵にしてたな
意外と切り絵にすると味が出ていいぞ
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- 凛「行け！ギルガメッシュ！」
9 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 16:34:52.45 ID:3ifaOZHJ0 - 私怨
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- 面白いブログって何だろうね？お前らどういう記事書いてるの？
10 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 16:38:37.12 ID:3ifaOZHJ0 - >>9
時間さえあれば簡単にできるよ
ハサミとコピー機と紙があればおk
空でも建物でも電柱でも構わない
あるときは道の写真にどっかから引っ張ってきた少女の画像重ね合わせて切ったりもしたなあ
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- 面白いブログって何だろうね？お前らどういう記事書いてるの？
12 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 16:41:50.12 ID:3ifaOZHJ0 - 空いいよね
雲の有無や形だけでも趣が変わる
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- 面白いブログって何だろうね？お前らどういう記事書いてるの？
15 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 16:44:01.52 ID:3ifaOZHJ0 - いないんじゃねw
自己満足の世界だと思う
ものによっては見る人もいるかもだけど
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- 面白いブログって何だろうね？お前らどういう記事書いてるの？
21 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 16:51:17.96 ID:3ifaOZHJ0 - 自由研究やそれ
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- 正直、地震が東北でよかったよね？
251 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 17:55:10.07 ID:3ifaOZHJ0 - 道徳云々より人間性の問題だな
あと当時気象庁が誤情報流して被害広まったの知ってるの？
必死に避難誘導して犠牲になった人もいるの知ってるの？
無知があまり知った風な口をきかない方がいいと思うなあ
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- 信秀「産まれたか！」
1 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:03:19.64 ID:3ifaOZHJ0 - 立ったら信長のSS書いてく
BASARAみたいな誇張アクションもなければ
恋姫無双みたいな女体化もなし
初SSだけどのんびり書いてくので暇なときの読んでください
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- 信秀「産まれたか！」
3 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:04:15.13 ID:3ifaOZHJ0 - 天文3年5月12日 那古屋城
信秀「産まれたか！」
「おぎゃあおぎゃあ」
信秀「産まれた… 我が息子！」
「おめでとうございます！」「おめでとうございます！」
信秀「土田御前… ようがんばった」
土田御前「ありがとうございます」
信秀「祝杯じゃ！嫡男の誕生を祝い盛大に宴を催すのだ！」
土田御前「名はいかがいたしましょう？」
信秀「そうだのう・・・ よし、吉法師とつけよう。」
土田御前「吉法師・・・ 良きお名前でございます」
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- 信秀「産まれたか！」
5 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:06:42.10 ID:3ifaOZHJ0 - >>2信定さん隠居生活満喫しとるのう
天文5年 那古屋城
信秀「それでは我が嫡男吉法師を那古屋城城主といたす 皆のものしっかり補佐せよ！」
家臣「はっ！」
吉法師「じいー これなあにー？」
政秀「吉法師さまの城主着任へのお祝いにございます」
吉法師「ふーん それよりあそぼー！」
政秀「なりませぬ、式が終わるまで「先いくよー！」
政秀「若っ！お待ちください！」
家臣「がやがや・・・がやがや・・・」
土田御前「・・・」
―――――
―――
土田御前「吉法師に那古屋を譲られてよろしいのですか？ まだ2歳です…」
信秀「心配いらぬ、古渡に移るとはいえそう遠くはない それにあれで吉法師はしっかりしているではないか」
土田御前「勘十郎も生まれたばかり、もう少し様子を見ても良かったのでは」
信秀「言うな、わしも急いておるのだ」
土田御前「・・・」
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- 信秀「産まれたか！」
7 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:09:39.64 ID:3ifaOZHJ0 - >>6悪いがまだまだにわかだｗｗ
あんまり面白くないとは思うｗｗ
数年後 那古屋城内
吉法師「おい、だれかおらぬか！」
小姓「はっ」
吉法師「ついて参れ、城下へ行くぞ」
小姓「ははっ」
政秀「若！ 若ー！」
政秀「どこにもいない… 若はどちらへ・・・ ！」
吉法師「おう、じい」
政秀「馬に乗られどちらへ行かれるおつもりですか、若」
吉法師「城下じゃ、少し戯れにな」
政秀「また・・・ 城下のものが若をなんとお呼びか聞き及んでおられるでしょう！」
吉法師「もうよい、じいの小言は聞き飽きたぞ 皆続け！いやっ！」
小姓「はっ！」
政秀「若！」
政秀「私がきちんと教育できないばかりに… これでは守り役を任された私の面子が立たぬ…」
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- 信秀「産まれたか！」
9 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:16:30.27 ID:3ifaOZHJ0 - 面倒だから先に注釈
織田信定(>>2)織田信長の祖父 織田の戦国大名としての地盤を築いた
織田信秀 信長の父 尾張の虎と呼ばれた猛将で尾張の西半分を手中にする
当時の織田家は尾張の守護代斯波氏の家臣
清洲城拠点の織田大和守家を筆頭に清洲三奉行が補佐していた
三奉行は因幡守家・藤左衛門家・弾正忠家で信長の家は弾正忠家
こんな感じ
斯波氏
｜
織田大和守家
├―――┬―――――┐
因幡 藤左衛門 弾正忠
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- 信秀「産まれたか！」
11 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:19:55.06 ID:3ifaOZHJ0 - >>10
何気にこの尾張覇権争いは熱いよねｗｗ
―――――
―――
秀貞「政秀、大変だのう」
政秀「秀貞殿…」
秀貞「わしじゃもう手に負えん 情けないが政秀に一任するしかない」
政秀「秀貞殿が弱音とはまた珍しゅうござる」
秀貞「なに、一番家老ともなると忙しいものよ」
秀貞「まあお互い様じゃ、あのうつけ殿がいつまで持つかも分からんしのう」
政秀「秀貞殿、滅多なことを…」
秀貞「みな噂しておることじゃ 土田御前でさえ品行方正な勘十郎殿派というではないか」
政秀「それは、、、」
秀貞「まあうつけ殿をどこまで育てるか、せいぜい見守ってやる はっはっは」
政秀「秀貞殿も気楽よのう」
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- 信秀「産まれたか！」
12 ：名も無き被検体774号+[sage]：2012/03/07(水) 18:22:11.14 ID:3ifaOZHJ0 - 古渡城
信秀「なに！吉法師が清洲城に放火だと！」
家臣「はっ」
信秀「まさに寝耳に水じゃあ… 清洲城は守護代居城というのに…」
信秀「馬を引け！那古屋へ向かう」
那古屋城
信秀「吉法師！吉法師はおるか！」
吉法師「おう、おやじどの」
信秀「吉法師！ぬしは何をしたのかわかっておるのか！」
吉法師「ちょっとしたいたずらじゃ、怒るなおやじどの」
信秀「いたずら・・・」
吉法師「いたずらじゃ」
政秀「殿！申し訳ありません！」
信秀「よい、政秀 一旦わしは帰るぞ」
政秀「はっ」
政秀（なんと恐れ多い… 守護代とはただでさえ対立しつつあるというのに・・・）
古渡城
土田御前「信秀さま、清洲のお城に吉法師が火を放ったというのはまことでございますか」
信秀「どうやらそうらしい…」
土田御前「なんたること・・・」
信秀「あとでわしが清洲へ向かう 心配いたすな」
土田御前「信秀さま、やはり家督は勘十郎へ譲ることを考えてはいただけませんか・・・」
信秀「ならぬ、嫡男は吉法師だ」
土田御前「さようですか・・・」
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- 信秀「産まれたか！」
15 ：名も無き被検体774号+[sage]：2012/03/07(水) 18:27:36.34 ID:3ifaOZHJ0 - 書くは難く投下は易し
New! 林秀貞 織田家重臣 信長が譲り渡された那古屋の城の一番家老を任されている
New! 平手政秀 同上 信長の守役として有名 那古屋の二番家老
New! 勘十郎 信長の弟、信勝の幼名 派手な立ち振る舞いの信長とは真逆で折り目正しい青年だったそうな
土田御前 信秀の継室 いい子ちゃんの勘十郎を寵愛 室というのは後妻のこと
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- 信秀「産まれたか！」
16 ：名も無き被検体774号+[sage]：2012/03/07(水) 18:28:53.16 ID:3ifaOZHJ0 - 別の日、那古屋城下
わいわいがやがやわいわいがやがや
吉法師「おうおう、賑わっとるのう」
ぷすっ
商人「お客さんなにを・・・あっ！」
吉法師「中々美味い柿ではないか」むしゃむしゃ
商人「吉法師さま！」
吉法師「ほれ、代だ 美味かったぞ」じゃらっ
商人「あ、ありがとうございます・・・」
吉法師「ほれ、つぎじゃ！ゆくぞ！」
家臣「おー！」
あれが織田のうつけどの… あれが家督じゃあ織田家も終わりだな…
槍で柿を突き刺すなんて…
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- 信秀「産まれたか！」
17 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:32:16.02 ID:3ifaOZHJ0 - またまた別の日
吉法師「石合戦をするぞ！」
家臣「おおーっ！」
河原
吉法師「きたぞ、良いか まずは少人数で正面から攻撃 押される振りをしろ」
「その間に側面に回りこみ合図で敵を一気に叩く」
家臣「はっ」
吉法師「はじめ！」
わーっ わーっ
敵「案外少ないじゃないか」
敵「勝てるな 織田のうつけ殿はやはりただのうつけじゃ！」
吉法師「よし、合図を出せ！」
家臣「はっ！」
側面隊「合図だ！」
側面隊「いくぞー！」
敵「な、なんだ！？」
敵「横から敵が！」
敵「横だ！」
敵「正面からもきてる！」
わーっ わーっ
吉法師「敵は総崩れじゃな」
家臣「お見事にござります」
吉法師「ものども！帰るぞ！」
おー！ おーっ！
|
- 信秀「産まれたか！」
18 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:36:16.93 ID:3ifaOZHJ0 - 注）石合戦の話は後世の創作とも言われる
信長の戦略性の高さや戦上手が伺える逸話である
天文15年 古渡城
秀貞「それではこれより元服の儀を執り行います」
信秀「吉法師、無事元服したことだ 幼名を変えてはどうだ」
吉法師「じゃあおやじどのから一字借りて信長としよう 上総介信長だ」
信秀「信長 うむ、良き名じゃ 那古屋のことは頼むぞ、信長」
信長「おう」
政秀「ぐすっ・・・ぐすっ・・・」
信長「女々しいぞ政秀 何を泣いておる」
政秀「あの吉法師さまが無事成人されてつい嬉しゅうございまして・・・」
信長「わしだっていつかは成人するわ とっとと泣き止め政秀」
政秀「はっ・・・」
――――
―――
天文16年 駿府城
義元「康光に命じる！広忠が嫡男竹千代を岡崎から駿府へ送り届けよ！」
康光「ははっ」
ざわ・・・ざわざわ・・・ざわ・・・
康光（人質・・・か）
|
- 信秀「産まれたか！」
19 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:40:59.07 ID:3ifaOZHJ0 - 岡崎城
康光「申し上げます 義元公、若君を駿府へ護送せよとのご命令です」
広忠「とうとうきたか・・・ 康光に命じる 駿府へ竹千代を送り届けよ」
康光「はっ」
広忠「生きるのだぞ・・・」
康光「殿・・・？」
広忠「考えていることは分かっておる」
康光「殿・・・！」
竹千代「康光、どこへ向かうのだ？」
康光「義元公のご命令で駿府へ向かいます」
竹千代「そうか、父上とはまたしばらく離れることになるのだな…」
康光「ご辛抱ください」
渥美半島・老津の浜
康光「こちらの船にお乗りください」
竹千代「うむ」
康光「出せ！」
竹千代「なあ 康光」
康光「なんでございましょう」
竹千代「船の進む向きが違わないか？ 何故富士山から離れるのだ」
「駿府は東にあるぞ 富士山へ向かわねばならぬのではないか？」
康光「竹千代さまは疲れておいでなのです お休みください」
竹千代「そ、そうか・・・ では少し寝るとする」
康光「はい」
――――
―――
古渡城
信秀「戸田康光殿、ご苦労であった」
康光「はっ」
信秀「ゆっくりくつろいでいかれるといい」
康光「せっかくですがお断りさせていただきます、一度国へ帰る用事がありますので」
信秀「そうか、それは残念じゃのう」
康光「失礼させていただきます」
信秀「おう、気をつけてな」
信秀「竹千代殿を那古屋に預けておけ」
家臣「はっ」
|
- 信秀「産まれたか！」
20 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:45:49.33 ID:3ifaOZHJ0 - ――――
―――
那古屋城
信長「竹千代？」
政秀「はっ 三河の松平氏の人質にございます」
信長「面白い、連れて来い」
竹千代「松平竹千代と申します」
信長「織田上総介信長だ」
「弱々しげなやつじゃのう 少しついて参れ 外へ行くぞ」
政秀「お待ちください若！人質ですぞ！」
信長「だからなんじゃ ほれ 竹千代こい！」
竹千代「はっ、はい！」
政秀「成人しても変わらぬとは… 若…」
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- 信秀「産まれたか！」
21 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:50:03.84 ID:3ifaOZHJ0 - 夕刻、城内
信長「どうじゃ竹千代！そちはもっと運動せよ！」
竹千代「はーっ、信長殿がっ、元気すぎるんです・・・はーっ」
信長「ぬしが貧弱なのじゃ 明日から毎日やるのだぞ」
竹千代「ま、毎日ですか！？」
信長「当然じゃ 息切れせぬようには最低限してくれる」
竹千代「毎日・・・ でも、」
信長「でも？」
竹千代「こういうの、悪くないです 今までの籠の中の生活より・・・」
信長「のう竹千代 鳥の翼は自由に飛ぶためのものじゃ」
「鳥は籠の中にいるもんじゃなく外へ出て飛ぶもんじゃ ぬしは・・・どっちじゃ？」
竹千代「・・・ 僕はきっと、籠の中にいますよ 織田と今川に挟まれた弱小の松平はずっと籠の中です」
信長「そうか そんなんじゃダメじゃな 明日からもっと連れ回す 覚悟せよ」
竹千代「えええええ！？」
竹千代（そんなんじゃダメ・・・か）
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- 信秀「産まれたか！」
22 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 18:56:00.50 ID:3ifaOZHJ0 - ちょっと寄り道、田原戸田家のその後
――――――――――――――――――――
駿府城
義元「康光が裏切っただとぉ！」
「許せぬ・・・貴重な人質を織田に流すとは・・・」
「すぐさま田原城へ出兵じゃ！」
田原城
康光「まもなく義元の軍勢が押し入るだろう 宜光、そちは今川方へつくのじゃ」
宜光「父上、私も田原に残り討ち死にしとうございます！」
尭光「ならぬ！父上と心中するは嫡子たるこの尭光のみでよい！」
康光「その心意気やよし 尭光のいうとおりじゃ 戸田の血を守ってくれ、宜光」
宜光「うっ・・・ううっ・・・」
「父上と兄上を見殺しにし私一人で生きるなど・・・」
「この命に替えても戸田一族の血は守り通します！」
康光「よう行った、さあ落ち延びよ」
康光「さあて・・・尭光よ 派手な最期を遂げようではないか」
尭光「はっ父上」
田原城外
義元「一丁前に篭城戦か こんな小城捻り潰してくれるわ！ かかれ！」
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- 信秀「産まれたか！」
23 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 19:00:32.75 ID:3ifaOZHJ0 - 田原城内
康光「きたか・・・」
尭光「父上、まずは私が」
康光「よく言った ゆけ！」
尭光「はっ！」
尭光「開門！ 打って出るぞ！」
尭光「戸田の生き様、しかと今川のその目に焼きつけよ！ うおおおおおお！！」
康光「尭光・・・！」
康光「お前一人死なせはしない、私も目一杯戦おう！」
わーっ わーっ
康光「多勢に無勢… ここまでか」
「最期の悪あがきだ 共に最期まで戦うものはついてこい！」
おおおおおおおおおおお！！！！
康光「ゆくぞっ！」
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- 信秀「産まれたか！」
25 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 19:05:40.17 ID:3ifaOZHJ0 -
康光（待っておれ尭光、私もすぐ行く・・・）
康光「かかってこい！今川武士ども！」
義元陣
義元「康光め、無駄な足掻きを 弓を射かけよ！」
康光「！？」ドスッ
「これまでか・・・ 最期に2・3の兵はもらってゆくぞ！おおおおっ！」
「うぐっ！」
康光（田原の命運もこれまでよ・・・）
（殿・・・竹千代さま・・・）
――――――――――――――――――――
戸田康光は竹千代を織田家に売ったとする説が有力ですが
このSSでは織田と今川の対立を深め、争わせることで
松平の独立を近づけるため織田家に連れて行った設定で扱います
|
- 信秀「産まれたか！」
26 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 19:11:28.19 ID:3ifaOZHJ0 - 天文17年 那古屋城
信秀「信長、喜べ！嫁を持ってきたぞ！」
信長「要らぬ！わしは出かけてくるぞ！」
信秀「おい、せっかくの美人じゃぞ」
信長「 」ﾋﾟｸｯ
信秀「なんじゃ、興味あるではないか」
信長「あ、あるわけなかろう！」
信長「おい、誰かおやじどのが持ってきた嫁の名を知らぬか」
家臣1「ああ、濃姫ですね 美濃の斉藤道三の娘の」
家臣2「信長様ご存知なかったのですか？」
信長「お、おう」
家臣3「なんでも絶世の美人とか」
家臣4「武芸も達者と聞いたぞ」
家臣5「性格もいいとかなんとか」
信長「よい、そこまで言うなら見に行ってやろう どこだ」
家臣1「美濃にいるのでは？」
信長「ゆくぞ！」
家臣「えっ美濃にですか？」
信長「無論だ いやあっ！」
|
- 信秀「産まれたか！」
27 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 19:16:54.50 ID:3ifaOZHJ0 - ――――
―――
美濃国
ｶﾞｻｶﾞｻ
家臣「信長さま、多分あれです」
信長「ほ、ほう・・・」
家臣「あれが絶世の美女と謳われる濃姫…」
家臣「あれ、信長さま？」
信長「・・・ あ、いや なんでもない 急ぎ戻るぞ」
家臣「は、ははっ」
――――
―――
那古屋城
信長「今まで散々やられてきた美濃の斉藤家と政略結婚で和睦・・・か」
政秀「お受けくだされ 国内のみならず斉藤、今川と外から攻められてる今はこれしか・・・」
信長「わかっておる 受ける、受ければよいのだろう！」
政秀「それがようございます」
注）濃姫が美人とか信長が美人好きっぽい設定は創作
実際がどうだったかは本人のみぞ知ることです
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- 信秀「産まれたか！」
28 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 19:22:45.23 ID:3ifaOZHJ0 - 天文18年、那古屋城
信長「おやじどの、マムシと会見させるとはまことか」
信秀「おうとも 濃姫と結婚もしたのだ 挨拶ぐらいはせねばなるまい」
信長「めんどくせえ話を・・・」
信秀「そういうな 和睦した今こそ両家の地盤を固めるべきなのだ」
――――
会見の日 正徳寺周辺
道三「なあ、兵助 どう思う」
兵助「尾張のうつけどの・・・ですか？」
道三「うむ・・・どうもそれだけとは思えん」
兵助「考えすぎでしょう 正徳寺で会えば分かると存じますが」
道三「うーむ 一度会う前に見ておきたい あの小屋に隠れてみておく」
兵助「はっ」
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- 信秀「産まれたか！」
29 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 19:28:05.91 ID:3ifaOZHJ0 -
道三「きた・・・」
兵助「なんだあの格好は・・・ とても式に参加する格好じゃありませぬ」
道三「ふっ どうやら略式でよさそうじゃな 正装をするまでもない」
兵助「そのようですな それにしてもあの武器はなんでしょうか」
道三「南蛮由来の鉄砲なる武器とは聞くが・・・ すごい数だ」
兵助「使えるかも分からぬ武器をあれほど・・・ やはりただのうつけでしょうか」
道三「うーむ さて、あまり遅れてもならぬ 正徳寺へ向かうとするかのう」
正徳寺
信長「やれやれ・・・」
道三「遅れてすまぬな、婿ど・・・の・・・」
信長「これはマムシ殿 いかがされた お座りめされい」
道三「お、おう そうさせてもらおう・・・」
道三（正装だと・・・！どういうことだ 来る途中はメチャクチャな格好をしていたというのに・・・）
信長「しかしマムシ殿、略式とはこれまた風情があることですなあ」
道三（こいつ・・・分かっていて！！）
「た、たまにはよかろう、こういうのも」
信長「マムシ殿とはなかなか気が合いそうですな はっはっは」
道三（・・・）
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- 信秀「産まれたか！」
30 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 19:33:33.66 ID:3ifaOZHJ0 - ――――
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式後
道三「では、準備が整い次第濃姫もそちらへ出立させる」
信長「おう、マムシ殿 待っておりますぞ」
道三「ではまた会おう いやあっ」
信長「くっくっく はっはっはっはっは 見たかじい！マムシ殿の驚きよう！」
政秀「若、一体なにをされたのですか」
信長「マムシ殿からすればわしが正装だったのがよほど驚いたようだのう！」
政秀「は、はぁ・・・」
信長「美濃はいずれわしのものになるぞ、じいよ」
政秀「またまたご冗談を…」
道三一行
道三「なあ兵助よ、我が息子はきっとあのうつけの面前に馬をつなぐことになるだろう・・・」
兵助「ええ・・・うつけとはとんだ偽り、あれは天下の器に相応しいほどのものでしょう」
道三「尾張の大うつけがこれほどまでとは思いもせなんだ 将来が楽しみじゃのう」
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- 信秀「産まれたか！」
31 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 19:42:13.53 ID:3ifaOZHJ0 - 那古屋城
竹千代「信長殿、ご成婚おめでとうございます」
信長「おう、竹千代 久しいの」
「ぬしはそろそろ織田の手から離れる 最後に一つ聞いておくぞ」
竹千代「はい？」
信長「ぬしは籠の中に居続ける鳥か、籠の外へ出る鳥か」
竹千代「！」
―――
信長「のう竹千代 鳥の翼は自由に飛ぶためのものじゃ」
「鳥は籠の中にいるもんじゃなく外へ出て飛ぶもんじゃ ぬしは・・・どっちじゃ？」
竹千代「僕はきっと、籠の中にいますよ 織田と今川に挟まれた弱小の松平はずっと籠の中です」
信長「そうか そんなんじゃダメじゃな 明日からもっと連れ回す」
竹千代「えええええ！？」
―――
竹千代「僕は、、、僕は！自由に飛ぶ鳥になる！！」
信長「よう言った！ それでこそ男じゃ！」
竹千代「へ・・・」
信長「のう竹千代よ 主が独立したらわしが西、ぬしが東を共に攻めて天下を取るのじゃ どうだ、悪くないだろう」
竹千代「独立できたら・・・ですよ？」
信長「独立する！自信を持たぬか竹千代よ！」
竹千代「は、はい！」
天文19年、織田信広と松平竹千代が人質交換され、竹千代は再び今川の手に渡った
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- 信秀「産まれたか！」
32 ：名も無き被検体774号+[sage]：2012/03/07(水) 19:46:29.35 ID:3ifaOZHJ0 - いい感じに一区切りなので一旦休憩します
捕捉とかほしかったら言ってください
22時再開予定
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- 信秀「産まれたか！」
33 ：名も無き被検体774号+[sage]：2012/03/07(水) 21:06:46.63 ID:3ifaOZHJ0 - http://www.uproda.net/down/uproda456835.jpg
尾張周辺の内政事情
美濃は典型的な下克上
尾張は斯波氏がへとへとなので織田が内部抗争中
三河は守護の一色氏が衰退し松平じゃ力不足なので今川が実質支配
こんな感じだと思う 違ってたらすまそｗｗ
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- 信秀「産まれたか！」
34 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 21:09:25.20 ID:3ifaOZHJ0 - てかなんでsageてんだろｗｗｗ
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- 韓国の首脳って凄くね？
48 ：名も無き被検体774号+[]：2012/03/07(水) 21:23:28.64 ID:3ifaOZHJ0 - 米韓FTAで農協全部解散させられたバ韓国が何言ってるんですかねえ・・・
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