- 25になったので10年分の俺の人生を勝手に語るオナヌースレ
149 :1[sage]:2011/11/26(土) 16:47:34.65 ID:jkFWW4ml0 - >>147>>148
一言貰えるだけで、スレたてて良かったと思える。thanx。 あっ、よつばと11巻最高だった。 色々と久と色々と話し合った、ビジネスとしてやっていくのか? デザイナーはどうするのか? 資本金はどうするのか? いっそ、ボランティア団体として学生で活動していくのはどうか? 何も始まってなかったけど、二人で酒を飲みながら 俺ら、ビル・ゲイツみたいになっちゃったらどうする? とか話を馬鹿でかくしてみたりなんかして、 大学での生活とは反比例して久しぶりに充実した時間を過ごした。
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150 :1[sage]:2011/11/26(土) 16:56:21.83 ID:jkFWW4ml0 - 久「とりあえず、2人で何かをやるにも限度があるからもう少し、具現化して協力者を集めなきゃ始まんないんじゃない?」
俺「まあ、そうかもしれんな。とりあえず、今現在決まってるのはあまりに漠然としすぎてるし」 久「逆に、暇な大学生を集めてインカレ作っちゃうのはどう?そっちの方が楽しそうじゃない?」 俺「確かに、2人でやるにも限度があるよな。だけど、無駄に共通認識ができてない人間を一杯集めたところでどうなるんだ?」 久「まあ、そこはどうなるかはわからん。とりあえず、4年後のゴールだけは今決めて、そこからどうするか考えよう。お前は4年後に何を成し遂げたい?」 俺は久の言葉を反芻しながら、今までの21年間の人生を思い返した。
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151 :1[sage]:2011/11/26(土) 17:02:12.66 ID:jkFWW4ml0 - でかいことを言うだけなら簡単だ。口を動かしてるだけで良いわけだから。
しかし、それを実行するとなると、責任も伴うし、勇気も必要になる。 俺は、ふとタイでみた光景を思い出した(半年の予定が2泊3日になったあれね) アユタヤで見た、ストリートチルドレンの子供たち。 あの子たちは海外旅行者を見つけると 「give me a dollar」って言って近づいてくるんだけど必ず、見えないところで親とか大人がいるんだよ。 あと、物乞いがしやすいように、子供の腕を切り落としちゃう親も結構いるんだ。 その光景がふとフラッシュバックしてきた。
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153 :1[sage]:2011/11/26(土) 17:09:34.02 ID:jkFWW4ml0 - 子供「give me a dollar」
俺「...。」 1ドルをあげるのは簡単だ。だけど、ここで、俺がお金をあげちゃうとその裏にいる大人がメシウマなだけ。 だから、俺はいつもアメを子供たちにあげることにしてた。 そうすると、すんげえ可愛い笑顔になるんだよな。 だけど、子供たちも生活かかってるし、親が後ろから監視してるのも分かってる。 だから、すぐにまた、違う日本人や欧米人の旅行者を見つけて声をかけに行く。 根底にある貧困は、正直どんな理想論を語っても無くなることはありえない。 だって、中国ですら資本主義経済を導入してるし、それはベトナムも同じ。 北朝鮮とキューバ以外の世界全体は資本主義社会なわけだから貧富の差がなくなることなんてありえない。 そんなことは分かっていた。
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154 :1[sage]:2011/11/26(土) 17:17:54.51 ID:jkFWW4ml0 - >>152。まあこの時は25歳を短期のゴール設定してた。
まあ紆余曲折だいぶしちゃって今に至るが...ww そんなストリートチルドレンの姿を見て正直心痛めた。 だけど、彼らからみたら,俺は「海外旅行なんてできる幸せな19歳の金持ち日本人」であって...。 かといって、無力で何もできないわけで...。 だけど、その時何か形を変えればこんな俺でも社会に貢献できるんじゃないかなって思ったんだ。 まあ、小林よしのりのいうところの「純粋まっすぐ君の大学生」だったわけだなwww
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155 :1[sage]:2011/11/26(土) 17:33:52.48 ID:jkFWW4ml0 - 俺「なんとか、ストリートチルドレンのために何かできることはねえかな?」
久「それだけだと、範囲が広すぎるし、そこをカバーするために動いているNGOやなんやらは死ぬほどあるから俺らがここから一から始めても誰も相手にしてくれないよ。」 俺「まあ、そうだな。異論はない。」 久「ストリートチルドレンのために何かアクションを起こすんだったら、how,what,who,where,when,これを一つずつはっきりと決めていくのが必要だと思う」 久は続けた。 久「whenはもう定まった。4年後の俺らが大学卒業するまで。whoとwhereも一応決まったな。地域はまだ特定してないけど、途上国のストリートチルドレン、あとはwhatとhowだ」 あ、念のために言っとくけど、お前らの大嫌いな向井理のあの映画と元ネタの学生団体とは無関係ね。 彼らは彼らで派手に活動してたから、賛否両論だけど、一応俺はリスペクトしてる。
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156 :1[sage]:2011/11/26(土) 17:51:42.01 ID:jkFWW4ml0 - 久「whatに関しては、俺はお前が考えたTシャツから始めるのもありだと思う。そこから、他の何かが生まれるかもしれないしな。ただ問題はhowだ」
俺「そうだよな。Tシャツを作ったところでどう捌くか、それ以前にデザインすらできてないんだからプレスもできないし。コネも金もねえしな。」 久「てか、Tシャツってプレスするのに幾らくらいかかるの?」 俺「知らん。とりあえず、PC立ち上げろ。」 ググってみると、俺らの予想以上に原価は安く抑えられることが分かった。 ただ、最低でも50枚プレスするのが条件だった。 俺「とりあえず、デザインを4種類確保したと仮定すると10万でいけるな四号機(スロットね)があれば一日で用意できるなwww」 久「まあ、スロットは良いとして、1か月バイトすれば軍資金できんじゃん。具体的にはおいおい詰めるとして...」 次の瞬間、いきなり玄関のドアが開いて、一人の男が部屋に入ってきた」
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157 :1[sage]:2011/11/26(土) 17:57:33.13 ID:jkFWW4ml0 - 男「ひさし〜餃子が大量にあるから餃子パーティーしようぜー。で君誰?」
誰はこっちのセリフだと思ったけど、とりあえず挨拶して餃子を食うことになった。 男「俺はタケっていうんだ。よろぴこ」 俺「ぴこって....。まあよろしく。」 タケ「まあ、俺の部屋にもう一人来てるから、4人でとりあえず餃子食おうぜ」 そのまま、久のとなりのタケの部屋に移動して餃子を食った。 タケ「あっ、紹介遅れてたね。こいつはカズ。三人とも久と俺と同じ大学の一年なんだ」 俺「あーそうなんだwwwよろしくね。」 タケ「で、久と何話てたの?」 タケとカズに久が今までしてた話をし始めた。
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158 :1[sage]:2011/11/26(土) 18:00:47.00 ID:jkFWW4ml0 - タケ「面白そうなこと考えてんな〜。で、俺は何すりゃいいの?」
オレ「(あれ?もう一緒にやる気なのかよwww)え?一緒にやってくれんの?」 タケ「あれ、もしかして餃子食べといて俺らのことハブにするの?なあカズ?」 カズ「そうだね。餃子食べといてそれはないね。」 何か知らない間にドラクエのパーティーが4人になってた。
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159 :1[sage]:2011/11/26(土) 18:07:22.50 ID:jkFWW4ml0 - タケ「とりあえず、うちの大学で興味ありそうなヤツらに声かけてみるから、1も大学で人数集めといてくれ」
オレ「いや、そんな人数は正直いらないと思うんだよね。あんまり組織と活動が固まってないうちから人が集まりすぎたらどうしようもなくなると思うし。」 タケ「それは、あくまで『思う』だろ?俺は、とりあえず協賛者を集めないことには何も始まらないと思う。それに、4人だけじゃ何やるのにもハイリスクになるんじゃねえか?」 ここから、俺とタケの口論が始まった。酒も入ってたし。だけど、タケのすごい所は気が付いたら自分のペースに持っていくところだった。 結局、タケのいう通り人数集めから始まることになった。 久とカズは潰れて爆睡してた。
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160 :1[sage]:2011/11/26(土) 18:22:55.64 ID:jkFWW4ml0 - それから、一週間毎日、久とタケとカズと4人で今後の作戦会議をした。
その中で、決まったことは。 ストリートチルドレンのために何かをするでは漠然としすぎているから何とか具体的な目標を定めるべき。 という結論に至った。社会貢献をするにしても、漠然としてたら誰からも賛同を得られない。 そこで、決まった目標は、 「学校を建設すること」 だった。しつこいようだけど、あの向井の映画の団体とは無関係だからね。 後は、「デザイナーをどうするか。」ということ。 当然当時4人とも素人大学生だからフォトショもイラレも使えない。 その時あることを閃いた。 オレ「mixiとかに作品あげてる美大生とか、若手の写真家とかの作品を安く使わせてもらえないかな?myspaceで海外にいる学生とか若手にアプローチかけるのもありだし。 それで、そこからある程度実績を作って、企業にアプローチかけよう」 久「お前が言いだしっぺなんだから、それでいいと思ったんだったら、俺は付いていくよ」 カズ、タケ「俺らもそれでいいと思う。」 そっから、4人でmixiとmyspace、あと当時はやり始めたfacebookで、若手のアーティストを探し始めた。
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161 :1[sage]:2011/11/26(土) 18:32:08.36 ID:jkFWW4ml0 - その数日後、オレの計画をあきらめさせる、事件が起きる。
久「ユニクロのホームページ見た?」 オレ「いや見てない。どうした?」 久「今家にいるんだったら、早く見て。」 オレ「わかった。」 俺は絶句した...。 ご想像の通り(てかよくみんな指摘しないでくれたwww)ユニクロが企業ロゴのTシャツを格安の価格で売り出した。 まあ、要はユニクロが数年前から準備していたことを俺は数年遅れで考えていたということだ。 この時は、マジで悔しかった。 久「柳井さんに先にやられちゃったねwww根底から、もう一度考え直そう」 とりあえず、久と翌日会うことにして電話を切った
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163 :1[sage]:2011/11/26(土) 18:55:28.84 ID:jkFWW4ml0 - >>162 thanx とりあえず、鯖が生きてる限り書くわ。
ここ数日どっかのおバカさんのせいでいつ逝っちゃうかわかんないからねwww 久と新宿のドトールで落ち合った。 久「やられちゃったねwww二番煎じじゃ意味もインパクトもないし、とりあえず最終目標をどうする?」 オレ「そうだな...。正直わかんねえわ。とりあえず、目先の目標だけに今は焦点を定めてやっていこう。そっちのが今はいいと思う。」 久「だね。やってくうちに何か新しいアイデアが出てくるかもしれないし、まだ何も俺ら始まってないしな。www」 オレ「とりあえず、数人アプローチかけようと思うアーティストをリストアップしてきたからちょっと見てくれ」 久「この人の写真なんかだったらいいんじゃない?イメージにも会うし。」 久が選んだ、アーティストは俺も一番一緒に仕事ができたらと思える写真を撮る人だった。 その人は大阪で活動している写真家で、今度東京で小さい個展を開く情報がmixiに書かれていたので 早速、アポを取って翌月会いに行くことになった。
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164 :1[sage]:2011/11/26(土) 19:19:36.01 ID:jkFWW4ml0 - 個展に行き、そのアーティストさんと会った。
オレ「あのmixiで連絡した1です。これ差し入れです」 アー「あっ、どうも。気にせんでもよかったのに〜。まあ座って、座って。 オレ「あ、はい。失礼します。」 アー「改めて、斉藤です。よろしく。で、お話しを聞かせてもらいましょか。」 斉藤さんはものやわらかい感じで、優しい感じの人で安心した。 自分たちが今、Tシャツをプレスするための写真を探していて、いくつか提供してもらいたいこと。 その、売り上げの中で一部を4年間積み立て、4年後に学校建設ししようと思っていること。 などを説明した。 するとさすが大阪人 斉藤さん「で、ギャラはなんぼもらえるん?」 ドストレートwwww
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165 :1[sage]:2011/11/26(土) 19:29:58.43 ID:jkFWW4ml0 - オレ「申し訳ありませんが、現段階で資本金も集まっていないので、この場ではっきり金額は申し上げないのが現状です。」
斉藤「ほか。分かった。てか、イベントとか開かへんの?ようやりよるじゃん。学生でクラブ貸し切ってみたいな感じで。あんなんやらんの?」 オレ「まあ、現段階では、やれませんね。クラブ貸し切るお金もありませんし。とりあえず、もう大学の学祭は数校出店することにはなってますけど」 斉藤「じゃあ、Tシャツだけじゃなくて、オレの写真をそのまま印刷してポストカードとか作れば?結構簡単よ。ポストカード作るのわ」 オレ「では、斉藤さんの写真のデータをJpgに変換してもらって何枚かサンプルを送っていただいてもよろしいですか?ギャラの話はおいおいする形でもよろしいですか?」 斉藤「うん。じゃあ、そういうことで大丈夫よ。あ、もう一人俺の友達のカメラマン来てるから紹介するわ。ゆうすけ〜。ちょっと来て〜」
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166 :1[sage]:2011/11/26(土) 19:45:13.55 ID:jkFWW4ml0 - ゆうすけ「どうも〜ゆうすけです〜」
オレ「どうも初めまして1です。」 ゆうすけ「なんか面白そうな話してましたね〜。僕の写真もよかったら使ってよ〜。」 オレ「ぜひ、都合が合えばお願いしたいですね。因みに今撮られた写真とかってあります?」 すると、macbookを取り出し、写真を何枚か見してくれた。衝撃的だった。 どうやったら、こんないい写真を撮れるのか、被写体の笑顔を引き出せるのか。 一気に俺は、ゆうすけワールドに入ってしまった。素人目から見ても、斉藤さんとのレベルの差は歴然だった。 オレ「ぜひ、一緒にやりましょう。いや、やらしてください!!」 ゆーすけ「いいよ〜。じゃあ連絡先教えて〜。データ送るから。」 後に、この出会いがオレにとって財産となるも、トラブルが生まれるきっかけにもなる。
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167 :1[sage]:2011/11/26(土) 20:10:16.71 ID:jkFWW4ml0 - 家に帰り、ゆーすけさんの写真を見たが、選ぶのも苦労する位素晴らしい写真ばかりだった。
翌日、久に会いその写真のデータを見せると、久も即決だった。 久「ヤバいね。これ。やり方考えれば、良いコラボできるよ。この写真なら。」 このころにはメンバーが20人くらい集まって小さいインカレ状態になってた。 オレ「メンバー1人当たり、1万カンパで軍資金集めて、20万。それで、Tシャツを3種類プレスしようと思うんだけど、どう思う?」 久「お前がそう思うんだったらそれでも、良いよ」 とりあえず、次のミーティングで今後の方針を皆に伝え、その方針で決定。 その時期、色々と人脈も増え始めていた。その中の一人から突然電話がかかってきた。 友人「おう。久しぶり。あの1の話してたら、紹介してほしいって言ってるヤツがいるんだけど都合つけられる?」 オレ「おう、分かった。じゃあ、とりあえず日程決まったら連絡待たして」 数週間後、渋谷のハチさんの前で待ち合わせして会うことになった。
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- 筑豊地区知ってるやつちょっとこいちゃ
150 :1[sage]:2011/11/26(土) 20:12:27.14 ID:jkFWW4ml0 - オレ、山小屋で、働いてたよ〜。
本店って言ったことないけど、おいしいの??
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168 :1[sage]:2011/11/26(土) 20:21:21.73 ID:jkFWW4ml0 - ROMってくれてる人、レスくれてる人、みんなありがと。
ちょっと休憩する。なんか色々思い出したら涙が止まらんくなったwww 鯖が生きてたらまた一時間後位に戻ります。
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169 :1[sage]:2011/11/26(土) 21:27:56.04 ID:jkFWW4ml0 - ハチさんの前でタバコを吸ってると知らない番号から着信があった
だいき「1さんですか〜?今、どのへんいます?」 オレ「喫煙所でヤニ吸ってます。黒のTシャツでスニーカーはワンスター履いてます」 だいき「あ〜人が多すぎてわかんないんっすね...。」 オレ「じゃあ、ちょっと待ってて今からハチの上に座るんでそれがおれだから」 だいき「は?」 ハチの台座に登り、俺は数秒間、ハチの上に座った。周りの人達は引いてたけど、一人だけ大爆笑してる男がいた。 それがだいきだった。 だいき「おもろいことしますね。あれだったら一発で分かるわ。だいきです。よろしく。とりあえず、飲み屋にでも行きますか〜」 そのまま、適当に飲み屋に入った。 だいき「その1さんがしてる活動なんですけど、話聞かしてもらってもいいですか?」 とりあえず、おおざっぱに自分のビジョンを話し、現在の状況を伝えると。 だいき「おもろそうですね。オレにもなんか手伝えることあります?」 オレ「まあ、とりあえず今の段階では、何も始まってない状況に近いから何とも言えないけど手伝ってもらえるんだったら嬉しいかな。」 その後、ダイキとは色々と話をした。俺がもともと亀山社中に関して考えてたことからこんな大げさなことに発展したことを話すと、 ダイキは山口出身だったらしく、俺も騎兵隊みたいなの作りたいんすよ〜とか言い出した。 その後、お互いに幕末についてや、将来の夢についてなんか喋ってるうちに意気投合し、その後数か月間ほぼ毎日ダイキと一緒にいるようになった。 なんか、ダイキとはお互いに何か通じ合えるものを感じていた気がした。 そのうち、ダイキも俺らの活動に入ってくるようになった。だけど、同時に久が俺と距離を取るようになったんだ。
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171 :1[sage]:2011/11/26(土) 21:44:47.74 ID:jkFWW4ml0 - 斉藤さんとゆうすけさんの協力もあり、Tシャツのプレスが終わり、細々ながら売上げも伸びていった。
2週間に一回は全員で集まって、ミーティングを開いていた。 それに、各大学の学園祭も近くなってて、そこで出店するからその準備やなんやで結構忙しかった。 で、俺のダメなところが人に任せるのが下手くそなんだよね。後で自己分析して分かったことなんだけど 他の人にまかせて時間を取るより、自分で全部こなそうとしてたんだ。 正直、そんなのできるわけないわけで、独りよがりになっていたんだと思う。 久がミーティングに顔を出さなくなり、カズに理由を聞いてみたんだ。 オレ「久なんで最近顔ださねえーの?」 カズ「いや、なんつうか、最初はみんなでワイワイやってて楽しかったけど、最近は1も本気でやってるじゃん?でダイキとか他の色んなヤツも来るようになって それで、なんか忙しい感じでつまらないとか、ぼやいてたよ...。」 正直、一番頼りにしてた久がそんな簡単な理由で一緒にいれなくなるなんて思いもしなかった。 だって、そうだろ?一番最初に声かけたのは久で。二人でサークルの名前まで決めて。 なんかよくわかんねーけどでっかい事しようぜとか、語り合って。 それなのに、皆でワイワイできないからつまんねえとか、ガチでやり始めたからつまんねえとか。 ガチでやろうと思わなかったら、多少なりとも責任が伴うことなんて始めねえよ。 久がいなくなったことで何か心の中に大きな穴が開いた気分だった。だけど、それを理由に止まることはできなかった。 もうみんなから20万円集めて動き始めちゃったし、 Tシャツのプレスも終わり家に続々と段ボールの山が届く。 中途半端に終わらせることは絶対にしたくなかった。
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172 :1[sage]:2011/11/26(土) 21:58:24.60 ID:jkFWW4ml0 - >>170 thanx。よつばと読んだら落ち着いた。
とりあえず、ネットで販売したり、各学祭で出店さしてもらったりで、学祭シーズンで純利益で80万位のアガリがでた。 学校の建設・運営に関しても、一緒にコラボしてたゆうすけさんの所属してるNGOに委託して行う道筋になった。 半年で、純利益で80万。これを調子に乗らず、バカみたいな行動起こさなければ4年で320万。 変な話、途上国に学校を建設するだけだったら100万位あればできるわけ。 ただ、その後が問題なんだ。教師をどうするか、農作業を手伝っている子供たちをどうするのか? 授業料を払えないこどもたちはどうするのか? 学校の維持に関しての方が問題なんだ。 まあ、オレら日本人の学生にとっては「途上国に学校を作ったッた!!」っていう自己マンは得られるかもしれないけど それは、もしかして向こうからしたら、有難迷惑かもしれない自己マンなわけで、そこのところは理解してたから、それには絶対にしたくなかった。 そんな中、俺の中で異変が起きた。
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174 :1[sage]:2011/11/26(土) 22:12:40.30 ID:jkFWW4ml0 - >>173
俺と同じワンスター愛好者がいたwww 今って白黒とかのベーシックは確か5000円安いんだよな。結構履き心地違う? そこんとこ、詳しく情報キボンヌ 学祭シーズンが過ぎ11月の半ば、神保町の二郎を食い終え、御茶ノ水まで歩いてたんだ。 すると、なんか胸が苦しくなり、息ができなくなった。鼓動が明らかにおかしい。 頭の中もグルングルン回り始め。周りの人たちがやたら、早く動いてる様な錯覚に落ちいった。 上手く表現できなくて申し訳ないんだけど。 そのまま人がいない路地に逃げ込み、鼓動が落ち着くまで座り込んだ。
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175 :1[sage]:2011/11/26(土) 22:16:27.10 ID:jkFWW4ml0 - 意味が分からんかった。二郎の食いすぎなのか?
何なのか?なんか、体も震えだすし、周りの人たちが俺を殺しに来るんじゃないかとか 変な強迫観念に襲われ始めた。 そのまま2,3時間はその路地でうずくまって、一人震えてた。 その時は、何とか家に帰れたが、何度となくその発作が起きるようになり日常生活もままならんようになったったwww
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176 :1[sage]:2011/11/26(土) 22:27:16.24 ID:jkFWW4ml0 - その後、何とか学校には行けてたんだが、その謎の発作が出ることが多くなった。
そのうち、これはリアルにまずいと感じ、精神科に行くことに決心した。 その時までは、自分とは関係ないと思ってた。 当時はなんか恥ずかしくて親にも友達にも誰にも言えなかった。 今では、恥ずかしいけど、たぶん自分がなるまではメンタルの悩みを持ってる人のことを心のどこかで蔑んでたんだと思う。 正直にいうとね。 ただ単に、根性ないヤツ、甘えてるヤツ位に思ってたんだと思うんだ。 これ読んで、不快に思った人がいたらごめんね。 そんな中、俺は初めて精神科に足を踏み入れた。 精神科とか心療内科とかに通院経験ある人はもしかしたら、理解してもらえるかもしれないけど 相性の悪い医者に遭うと最悪の結果になるんだよ。 俺は、しょっぱなにそれに当たっちまったwww
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177 :1[sage]:2011/11/26(土) 22:38:49.34 ID:jkFWW4ml0 - その医者は淡々と無表情のまま俺の症状をパソコンに打ち込んだ。
そして、「軽いうつでしょう。」と一言いうと処方箋を渡してた。 今思えばその薬が悪かった...。 名前は忘れたが(今では処方してもらえないはず)、その薬を飲むと翌日には完璧に気分爽快になったんだ。 その瞬間俺は、ある種の恐怖を覚えた。 「これ、麻薬と一緒じゃん....。」 もちろん、ちゃんとした処方を受け、ちゃんと医者のいうことを聞き、ちゃんと薬は飲み続けるのが大前提。 だが、俺は、その恐怖から2,3回飲んでから、「もう薬は飲まない」と決心した。
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178 :1[sage]:2011/11/26(土) 22:42:03.85 ID:jkFWW4ml0 - 抗鬱剤って一度飲み始めたら、数年かけて飲み続けないとだめじゃない?
いきなり、やめるとかご法度じゃない? だけど、それやっちゃったわけだから、症状は余計悪化した。 なのに、頑なに薬を飲むことには拒否し続けた。 次第に、学校にも行けない状態になった。
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179 :1[sage]:2011/11/26(土) 22:46:03.76 ID:jkFWW4ml0 - 親に、「オレ鬱かもしれない」と打ち明けたが。
オトンもオカンも「考えすぎだ」というだけだった。 だけど、毎日どうやって死ぬかとかを、どうやったら楽に逝けるかとか、考えたり 幻聴とかも聞こえ始めて、これは確実このままだとヤバいことになると実感して、 他の心療内科に行くことにした。
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180 :1[sage]:2011/11/26(土) 22:58:35.24 ID:jkFWW4ml0 - 何軒か心療内科に行ったが、その中でかなりの確率で診断は「躁うつ病」だった。
ちなみに、御茶ノ水でパニックになったのは、何かがきっかけで起こったのだろうということ。 今までは、ただ単に喜怒哀楽が激しい性格なのは自分でも実感していたが、たしかに当てはまることが多すぎた。 高校受験や大学受験の時に猛烈な勢いで勉強できたのは躁状態だったのかもしれないし。 それに、海外でほかの日本人とは違い、アグレッシブに行動できたのも躁状態だったのかもしれない。 そして、大学に入って勢いで団体を作り活動してきたのも、もしかしたら躁状態だったのかもしれない。 今まで、自分の強みだと思ってた事全てが病気のせいだと思うと悲しくなった。
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181 :1[sage]:2011/11/26(土) 23:03:44.83 ID:jkFWW4ml0 - そして、今まで数か月不安な気持ちになることは多々あった。今までは鬱状態だとは認識してなかったが...。
通常、2週間以上不安な抑うつ状態だとうつ病だと診断されるわけだが。 俺は、それを受け入れることができなかったんだ。 今まで、自分とは関係のない世界の話だと思ってたわけだから。 まさか、自分に降り注ぐとは思いもしなかったわけだしね...。
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182 :1[sage]:2011/11/26(土) 23:10:18.14 ID:jkFWW4ml0 - 俺は、自分のアグレッシブな一面を失うことが怖かったんだ。
そして、今まで正直「人と違う」ということを根拠もなく思ってたから その自分オリジナリティを失うことを恐れた。 だけど、そう俺が恐れている間にも時間は刻一刻と流れていくわけで、次第に鬱状態の波が抜けてきて後期の試験は何とかこなして 春休みに突入することになる。
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