- 【j( 'ー`)し】カーチャンと俺の思い出勝手に書く【('∀`)】
92 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 22:33:59.13 ID:3TkgoGJP0 - 後から聞いた話、妹は専業主婦で、旦那はかなり忙しいらしく
しかし外でも働かせてくれず、毎日暇だったらしい。
旦那に言ってこっちにでてきてしばらくこっちで暮らしてOKになった。
まぁ、この後旦那と離婚してしまうのだが･･･
妹も働きながら家事もしながら、弟の世話 母ちゃんのお見舞いと
本当によくやってくれた。
文句も言わず、やってくれた。
一方弟はやはりニートのままだった。
俺は何度も話に言ったが俺の人生だからとかなんとか言ってた。
俺はそんな時間すら惜しくて、弟(19)と話したりすることの方が多くなってた。
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93 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 22:39:36.13 ID:3TkgoGJP0 - 母ちゃんは凄く色々、大変な治療をした。
しかし自分がガンと聞いても、糖尿病と聞いても
抗がん剤治療をするとなっても、顔色ひとつ変えず、文句も言わずやってのけた。
病室で俺が半泣きになってると
J( 'ｰ`)し｢ゆうすけ、男は泣くもんじゃない。旦那がそれじゃ嫁さんが困るだろ｣
J( 'ｰ`)し｢お前は母ちゃんのとこなんか来なくていい。嫁さんと娘といてやれ。母ちゃんとは今までいっぱい一緒にいたんだから｣
J( 'ｰ`)し｢こんな治療なんか痛くも痒くもないね。お前を産んだ時の腹の痛みに比べたら｣
J( 'ｰ`)し｢あの時は腹の中にいたのがお前じゃなかったら産んでいなかった｣
とか言うから、俺は泣いちまった。そしたらまた母ちゃんに怒られた。
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94 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 22:43:35.66 ID:3TkgoGJP0 - そんな毎日で、母ちゃんはなんとガンを克服した。
糖尿病の治療は続けるけど、退院して毎週通院すればいいこととなった。
ただ、母ちゃんは人工肛門になった。
食べられる物も、物凄く少なくなった。というか制限された。
( ﾟ∀ﾟ)｢かーちゃんだ！かーちゃんだ！かーちゃんおかえり！ドコいってたの！｣
J( 'ｰ`)し｢ごめんよたかし、母ちゃんちょっと買い物行ってたんだ｣
( ﾟ∀ﾟ)｢かーちゃんドラえもんみよ！ドラえもん！｣
J( 'ｰ`)し｢そうだな。ドラえもん見るか｣
俺はこんなやり取りを見て、少しホッとした。
弟も相変らずだけど今は何とかなっているみたいだし
母ちゃんも凄く嬉しそうだった。
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96 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 22:47:51.36 ID:3TkgoGJP0 - >>95俺の母ちゃんは服もきたないし髪も灰色で汚いけど自慢の母ちゃんだよ。
ちょっとそろそろ、書けなくなるかも。そうなったら携帯からかまた後で時間見つけて書く。
しばらくは、母ちゃん妹弟弟で暮らすことになり
母ちゃんは働けないので妹が働いてた。
それでも母ちゃんは働くと言って聞かないのだが、妹が母ちゃんに怒って
母ちゃんは 娘に食わしてもらうなんてできねえ とか言いながらも家事をやっていたみたいだった。
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98 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 22:50:58.22 ID:3TkgoGJP0 - しばらくはそんな感じで、病気は持っているがなんとか平穏に暮らしていたようだった。
俺も俺で、会社ではどんどん立場が上になって、給料も上がって
それでも嫁さんは、じゃあもう少しお母さんに振り込む金額を増やそう！と言って
贅沢もなし、娯楽もあるんだかないんだか、なのに何も文句言わず俺の嫁でいてくれた。
俺は朝から晩まで働き、嫁は俺が帰ってきたらいつもニコニコ待っててくれて
嫁と娘の寝顔に癒され、毎日なんとかやっていってる状態だった。
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99 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 22:53:20.41 ID:3TkgoGJP0 - 見てくれてありがと。書くの下手でごめんね。
嫁の両親も、何かとお金を渡してくれたり
娘の誕生日だ 俺等の結婚記念日だ 退院祝だって
申し訳無いほどに、金を包んでくれたり 娘の面倒見てくれたり･･･
その時俺は、もういっぱいいっぱいだったけど、今なら本当に恵まれていたってわかる。
ただ、そんな平穏な日々も束の間だった。
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102 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 22:56:28.43 ID:3TkgoGJP0 - 今度は弟(20)がなんか知らんが病院に運ばれてそのまま入院した。
俺はぶっちゃけ、はあ？なんであいつが入院？誰が金出す？ふざけんな！って思ってた。
俺はもう週に一度休みがあればいい方で
夜中の3時に帰ってきて朝の6時に出勤ってな感じで 弟の見舞いどころじゃあなかった。
結局弟がこうなった原因は今でもわかっていない。ただ今でも、ちょこちょこ入院している様だ。
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103 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 22:59:37.23 ID:3TkgoGJP0 - ありがとう。 俺今日明日は休みなんだ。だから書いてるけど多分明日で書き終わると思う。
ごめんもうちょっと続くよ。
弟(20)はすぐ退院した。3日くらいかな？わからないけど。
んでまたニート生活。妹に食わしてもらってる
そんな中、母ちゃんの容態が急変した。
母ちゃんが今度は腹の痛みと呂律が回らなくなって入院することになった。
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104 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 23:05:24.22 ID:3TkgoGJP0 - 母ちゃんは脳梗塞で呂律が回らないみたいだった。
俺はこの時仕事がとてつもなく忙しく、嫁が母ちゃんの見舞いに行ってくれていたのだが
腹の痛みは別として、こちらは初期症状だかなんかでなんとかなったらしい。
ただ、母ちゃんはそのままずっと、ちょっと何言ってんだかわかんない状態の喋り方だった。
母ちゃんは弟(19)のことを心配していた。
トイレに行けてるのか 風呂にはいれてるのか
飯食ってんのか
誰が世話してやってんだ などなど
嫁さんは、そんな言葉を聞いて、弟の世話もしなくては と思ったらしい。
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106 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 23:08:45.15 ID:3TkgoGJP0 - しかし嫁も身体は一つ。
俺は嫁に頼りっぱなしで情けないのと、嫁まで倒れたら困るのとで
嫁には、あまり無理しすぎるな 母ちゃんのとこだって毎日行かなくていい って言った。
そしたら嫁キレた。
(;ω;)｢あたしがやらなくて誰がやるの！あたしが看病してみんなが良くなるなら いくらでもやるわよ！｣
(;ω;)｢あたしだってそのうちおばあちゃんになったら 娘に看病してもらうんだから！ 家族の看病なんて当たり前よ！｣
俺びっくりした。本当に良い嫁を持ったと思った。
俺は仕事に専念して、稼いでくることが役目なんだ
みんなを食わせてやるんだ 俺がなんとかしなきゃ
そう思って、無我夢中で働いた。
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108 ： ◆YbF7dgCLng []：2011/11/26(土) 23:13:27.96 ID:3TkgoGJP0 - 優しい言葉をありがとう。
俺、このことここに書こうと思ったのは、ぶっちゃけ深く考えてたわけじゃなくて
みんなに母ちゃん大事にしろや って言いたいわけでもなくて
ただどこかに書きたかったんだよね。 レスこなくても一人で勝手に書くつもりだった
だからまさか見てくれてると思うと嬉しいな。
たまたま知ってたのが 2ちゃんで見てたのがここだったからここに書いたってだけなんだ。
ちょっと席外す。また後で書くけど遅いと思う。
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