- 人生初の友達ができた…
1 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 00:52:20.07 ID:VElm/6Sj0 - 25年目にしてやっと…!
生きててよかった! 良ければ聞いてくれん?
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3 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 00:58:26.70 ID:VElm/6Sj0 - まぁ、書き溜めてないし、勝手に語るわ。
小学生の頃、親の仕事の都合で転校ばかりで友達できず。 中学は親が離婚したから転校は無くなったけど、コミュ障の為ボッチ。 高校、大学も同じくボッチ。 暫らく運送屋で働いていたけど事情があって中学・高校時代に住んでた街へ帰ってきたんよ。
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5 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 01:03:07.46 ID:VElm/6Sj0 - >>2
今まさにその状態。 地元でも運送屋に就職するも、おっさんばかりで浮いちゃう俺。 そんなある日、電気屋をうろついてたら突然声を掛けられたんですよ。 知らん子に… まぁ、同じ中学の子だったんですが。
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6 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 01:06:59.87 ID:VElm/6Sj0 - >>4
いやいや、正直むこうはまだ友達と思ってないかも?…あれ?俺の独りよがりか…な? 電気屋で声を掛けてくれた子を山田とする。 山田「あれ〜?1やんな?おれおれ!覚えてる?」 俺「あっ!ちょっっっ!」そして走って店の外に飛び出してしまった。
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7 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 01:10:27.02 ID:VElm/6Sj0 - 声を掛けられただけでテンパってしまうなんて、自分はここまでコミュ障なんかって落ち込みながら、電気屋の向かいのホームセンターに逃げ込んだ。
そしたら、山田とその友達5人ぐらいが追っかけて来た。 これが地獄の始まりになるわけです。
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11 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 01:27:04.91 ID:VElm/6Sj0 - 山田「逃げんなよ〜w」
アホ1「ぎゃははーwwwえっ、誰?友達?なぁ、誰よ?」 アホ2「怪しくね?こいつwww」 アホ34「wwwwwww」 ってな感じで取り囲まれた。 山田は見た目DQNではないと思う。リア充ってやつだろうけど、正直DQNとリア充の見分けがつかん… 俺はテンパってアタフタして、あっその…とか言ってたと思う。 んでアタフタしてたら、山田が「今から飲み会行くんやけど、行く?」って聞いて来たんよ。 アホ1「え〜っ!こんな奴誘うん?てか来んの?」 アホ2「ええやん!来いや!女の子も 来るし、どーせ暇やろwwww」 アホ3「参加費一万なwww」 山田「そんなん言うなや〜!なぁ、1こーへん?今日スミトが帰ってくんねん」 俺(スミトって誰や…) 俺は行かんって言おうとしたが、山田が無理せんでいいで?って言ってくれて、なんか嬉しくなってしまったんよ。 なぜかな? んで行くって言ってしまったんだ…
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12 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 01:32:58.41 ID:VElm/6Sj0 - 山田「おぉ〜、さすが!じゃあ今から行くから!」
俺「今から!?」 山田「あっ、予定あんの?」 俺「いや、買い物しよかな〜って、(本当は電気屋にポイント貯めに来ただけ)」 山田「そうなん?じゃあ、待っとこうか?時間かかる?」 俺「いや、もう買うもん決まってるから」 こうして、俺は欲しくもない外付けHDDを買って山田一行と飲み屋に向かった。
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13 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 01:40:08.71 ID:VElm/6Sj0 - 道中、山田の友達から質問責めを受ける。
アホ1「なぁ、名前なんやっけ?てか◯◯中やんな?居ったっけ?www」 アホ2「存在感なさそうやもんなwww酒飲めるか?」 アホ3「飲み屋で自己紹介してやwww皆誰か分からんしwwww」 アホ4「wwwwwww」 イジられているというよりバカにされてる感じで、逃げ出したくなった。 因みに、俺は終始愛想笑いしてた。 そして飲み屋に到着。 ここから忘れられない屈辱の時間を受ける〜。
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15 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 01:46:05.09 ID:VElm/6Sj0 - 飲み屋には15人ほど集まっており、男女半々ぐらいいた。
山田「うーっす!お待たせ〜w」 女共「遅い〜!もう飲み物頼んどいたから〜」 アホ1「いや〜、悪い悪い!途中で1拾って来たわwww」 皆「・・・・・・・」 一気にシ〜ンってなった。しかもアホ1のせいで長机の先端に座らされ、山田とも離れてしまった。
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18 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 01:54:30.26 ID:VElm/6Sj0 - >>14
いや、気が動転してたんよ そして飲み会がスタート。しかし俺は当初参加予定ではなかった為、飲み物はおろか、お箸まで無くそのまま俯いて座って居ただけだった。 あ〜、来るんじゃなかったと思ってたら、近くに座ってた女の子が気付いて話し掛けてくれた。 女の子「あれ?注文してないん?飲み放題だから頼まんと損やで?」 俺「コーラ…」 女の子「えっ?何?」 俺「コ…コーラ飲んてイイ?」 女の子「www いいよん」 アホ1「はぁ?ビールやろビール!すいませーん!ビールひとつね〜!」
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20 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 02:07:35.32 ID:VElm/6Sj0 - >>16
ありがとうございます けのクソボケ〜と思いながらも女の子と話せて少しテンションが上がった。因みに女の子はオセロの白い方に似ていて可愛かった。 暫らくして俺のビールが運ばれてきた。 アホ1「じゃあ今から1が自己紹介しま〜す!皆注目して〜www」 俺「えっ!?」 アホ1「えっ!じゃないから、取り敢えず立って面白い事言えよw」 ここでアタフタしてるとアホ1に頭はたかれた。 オセロ「ちょっと!やめてや!1君取り敢えずなんか言って乾杯〜って言えばええんやで」 すかさずフォローしてくれるオセロに感謝しつつ立ち上がる。 しかし立ち上がって皆の方を見ると、喉の奥がウッとなって言葉が出ない。 皆の目線が怖い…ヒザが震える… だんだん周りの音が遠くなっていき、目がチカチカし、喉の奥から何かが押しあがってくる感覚がして(吐くんか?俺は)とか思ってたらそのまま気絶してしまった…w
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23 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 02:27:32.46 ID:VElm/6Sj0 - >>22
いや、違う中学の子も居た。なんか俺も含め同じ高校の子らで集まってたみたい。スミトって子が帰って来るから飲もう!ってとこに参加した。 続き。 気がついたら、山田が頬っぺたペチペチしてた。 倒れて1時間ぐらい経ってたと思ったら、5分も経ってなかった。 アホ1「飲んでへんのにwww」 オセロ「ちょっと!何言ってん!?水頼んだげてや!あんたが無茶ブリするからやで!」 アホ1「すんまへん…◯◯!そこの水貰っていい?」 山田「ゴメンなぁ〜、無理に誘ったからやなぁ。すまん、いけるか?」 山田少し涙ぐんでた。 オセロは俺の持ってたビールをモロに被ったみたいでビショビショになっていたが、気にせずメニューで仰いでくれてた。 アホ1はオセロに怒られてからションボリしてたw水飲ませてくれた。 俺はなぜか強がってしまい、「大丈夫やわ〜、ビールも一つ頼むわ〜」って言った。 そしたら 山田「いやいや、ちょっと休んでからにしよ。外で涼む?」 アホ1「そうしよや。1お前顔まっ黄色やぞ。」 オセロ「あたし靴取って来るわ」 こうして、山田、アホ1、オセロとアホ1の友達(石井とします)に連れられ店の外の駐車場に行きました。
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25 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 02:37:58.57 ID:VElm/6Sj0 - 駐車場の縁石に座らされ、横にアホ1とオセロが座り、前に山田と石井が座り介抱してくれた。
アホ1「なんかすまん。ちょっと調子のったかな」 山田「ちょっと強引に誘っちゃったかな」 オセロ「体調悪かったんちゃうん?」 アホ1はなぜか背中を摩ってくれでずっとすまんな〜、って言ってた。 山田、オセロは1君良くなるまでおるからって言ってくれてた。 俺は嬉しくなって泣いてしまった。しかも結構号泣w そして今までの事を全部話した。 25年間友達が居なかった事。今日の飲み会が人生初の飲み会だった事。HDDを買うつもりがなかった事。そして、今日の飲み会でもしかしたら友達が出来るかもと思って期待してしまった事。 山田、オセロ、は泣きながら聞いてくれた。アホ1は真顔になっていた。
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29 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 02:52:14.06 ID:VElm/6Sj0 - >>24
ありがとう。慣れてなくてすみません。 続き。 すると今まで黙っていた石井が喋った。 石井「俺1君知ってるで。いつも一人で帰ってたよな。何回か見かけたわ。××先生が入院したときお見舞い行ったやろ?××先生がいい子やのにいつも一人でかわいそうって言って俺に相談して来た事あったわ。」 アホ1「××のお見舞い行くとか物好きやな」 石井「××先生喜んでたで。あの人自分が生徒から嫌われてるの知ってたから。」 俺「本貸してくれたり、色々気にかけてくれてたから…」 ××先生は厳しいお祖父ちゃんで、小説好きという事もあってひょんな事から本の貸し借りをする様になってた先生だ。 ××先生が自分を気にかけてくれてたと知りまた泣いた。
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33 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 03:11:52.92 ID:VElm/6Sj0 - 石井「なんか高校の時は自分らだけで盛り上がって1君とか気にかけてなかったな。一人でおるの知ってたのにな…
ゴメンな。」 こうやって謝られるとなんだか自分も申し訳なくなる。けど惨めな気持ちにはならなかった。自分も歩み寄って行かず、自分の世界に籠っていたし、実際自分も高校の時、一人なのは自分が歩み寄って行かないからと分かってたから。 どこか卑屈になり、一生一人で構わないと強がっていたのも事実だ。 グスッと皆の鼻をすする音だけが聞こえていた。 すると唐突に オセロ「来週このメンバーで遊ばん?1君いい子やもん。みんなとおる時間作れば友達になれるやん。」 山田「ええやん、それ。車でどっか行こや」 アホ1「俺もそれ言おうとしてた」 オセロ「ウソやw」 石井「www」 山田「1行かん?都合は1に合わせるし」 きたー!!って感じでした。 正直また気絶したり、テンパったりするかもって思ったけど行くって返事した。 DQNとかリア充とか怖くて近寄らなかったけど、駐車場でのやりとりでそれは間違った物の見方なのかもと思った。 イジメられるかもしれんけど、それは行ってみないと分からない。 って事でこの5人でこの間遊んできました。 結果は…とても楽しかったです!また遊ぶ約束もしました。 嬉しくてスレ立てました。
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37 :名も無き被検体774号+[]:2011/09/17(土) 03:23:36.03 ID:VElm/6Sj0 - 皆さん本当すみません。自分は趣味もないしコミュ障だしって事でどうせ友達なんて出来んわ!って卑屈になって生きてきました。
でも山田、オセロ、アホ1、石井のお陰で少しだけ青春を取り戻せた気がしました。 こんないい子達が周りに居たのに、卑屈になって居たせいで友達を作るチャンスを自分で潰していた事を後悔してます。 実は2ちゃんもまとめサイトを見るぐらいで最近始めました。まとめサイトにあるぼっちの子が頑張る記事を見て自分も変わりたいと思ってた矢先に山田に声をかけて貰いました。 もし同じような子がいたら、周りには意外といい子達がいるもんやというのを知って欲しくてスレ立てました。 つまらん終わり方でゴメンなさいね。また進展があったらスレ立てるかもです。 その時はよろしくお願いします! ありがとうございました!
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