- 道でティッシュを配ってる人に「こいつ...できる!」と思わせる方法
206 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 02:10:11.51 ID:Zuk62QkD0 - パリッと割って返す
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- VIP+スレ立て代行2
51 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 02:48:36.30 ID:Zuk62QkD0 - 【板名】 VIP+
【スレタイ】 童貞だけどホストで3年間勤めた。 【本文】 適当に語ってく。 お願いします。
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- 童貞だけどホストで3年間勤めた
4 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 13:22:31.22 ID:Zuk62QkD0 - 代行ありがとうございます。
スレ立てるの初めてだから遅いかも。 今から6年くらい前の話。 当時、僕は高校を卒業してデザインの専門学校に通っていた。
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8 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 13:47:53.25 ID:Zuk62QkD0 - 大学に4年行くのが嫌だったからなんとなく専門学校に行ってたかんじ。
ほんと親には申し訳ない。 僕は極度の人見知りだったから友達もいないしいつもひとりだった。 そんなつまんない日常で話しかけてきた奴がいた。 名前は翔平(仮) クラスのムードメーカーで授業を妨害するくらいいつでも騒いでるやつだった。 今考えるとDQNだったけどクラスでそいつを嫌う奴はいないくらい面白い奴だった。
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10 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 13:59:01.50 ID:Zuk62QkD0 - 僕はこんな人見知りの性格をずっと変えたいと思ってた。
翔平といればこんな僕も変われるんじゃないかと思うくらい廻りに影響力がある奴だった。 みんなを笑わせるなら何でもするし、なぜか憎めない奴。 話しかけられたその日から僕の日常は毎日楽しくなっていった。
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13 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 14:10:25.03 ID:Zuk62QkD0 - >>9 顔うPできません。ピースの綾部に似てるってよく言われる。
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16 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 14:32:48.91 ID:Zuk62QkD0 - それから1年たって気がついたら僕はクラスに溶け込んでいた。
毎日学校に行くのが楽しかった。 翔平とは家が遠かったから、いつも学校の近くで遊びに行ったりしてた。 翔平はいつも「俺の地元はもっとおもしろいから今度遊びにこいよ!」と言ってくれてた。 僕は「遠いから無理www」といつもネタのように断っていた。
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18 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 14:40:30.43 ID:Zuk62QkD0 - 翔平はいつも地元の彼女の話をしていた。
廻りをみればみんな合コンとかナンパとかそんなことしてる奴ばっかだったのに あいつだけは彼女に一途だった。浮気もしたことないらしい。 いつも可愛い子を見ると「遊びてぇー(・∀・) 」と言うけど「彼女を愛してるからw」 とすぐあきらめる。そんな奴だった。
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19 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 14:48:03.37 ID:Zuk62QkD0 - 17>>そうなんだよ。
そんな時いつものごとく翔平が 「明日、日曜だからそろそろ俺の地元遊びに来いよ!彼女も見せてやりたいし!」 と誘ってきた。僕はまた「遠いから無理w」と断った。
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20 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 14:56:57.77 ID:Zuk62QkD0 - 翌日、クラスの子から電話があった。
めずらしいなぁと思い電話に出ると 「主には一番しずらい話なんだけど、昨日の晩、翔平が事故で亡くなった。 今日、翔平の地元で通夜があるから来てほしい」 頭が真っ白になった。今でも信じられない。
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21 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 15:04:51.55 ID:Zuk62QkD0 - なにも考えることができず、ただ通夜に行く準備した。
兄貴にスーツ借りて電車で会場に向かった。
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22 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 15:09:58.11 ID:Zuk62QkD0 - 会場に着くとクラスのみんながいた。
みんなは仲の良かった僕を気遣ってくれてるのがわかった。 会場にはすごいたくさんの人が集まっていた。翔平の彼女らしき子が号泣していた。 僕も涙を抑えきれず泣いた。
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26 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 15:18:03.66 ID:Zuk62QkD0 - そんな時、クラスの子が話しかけてきた。
何を思ったのか 「主君ってさ、スーツ着てるとホストみたいだよねーww」 聞き流した。
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27 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 15:29:12.72 ID:Zuk62QkD0 - 月曜から変わらず学校が始まった。
翔平のいない学校はやっぱりつまらなかった。なんかもう何もする気が起きなかった。 今考えると甘えだけど、学校も辞めて何でもいいから働こうと思っていた。
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28 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 15:47:32.65 ID:Zuk62QkD0 - クラスで仲が良いリョウちゃんに学校を辞めようと思ってる事を伝えた。
「辞めるのは俺からは何とも言えないけど仕事はあるの?」 なんかバイトでもしながら過ごそうと思ってた。そんな時リョウちゃんが言った。 「隠してたけど、実は俺、ホストでバイトしてるんだ。何もあてがないならバイトでやってみないか?」
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40 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 19:13:24.41 ID:Zuk62QkD0 - 遅くなった。
ホストとかどんな世界かわからないし、俺童貞だし想像かつかなかった。 リョウちゃん曰く、ただ酒作って会話してたらいいらしい。 リョウちゃんはバイトで一年くらいやってるみたいで、そろそろ辞めようと思ってたらしい。 ただ、誰か紹介しないと辞めさせてもらえないみたいだからもし僕が入るならそのまま辞める予定。 他にやりたい事もないし、面接に行く事になった。
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41 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 19:20:13.64 ID:Zuk62QkD0 - リョウちゃんに連れられて繁華街のとあるビルに向かった。
ビルの下には酔っ払いのサラリーマンとかキャバ嬢、オカマとか沢山いた。 正直、ホストとか怖いイメージがあったから凄く緊張した。
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42 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 19:21:27.93 ID:Zuk62QkD0 - エレベータでお店がある階まで上る。
重たそうなドアを開けると、明るい店内が見えた。 「おはようございます!」とリョウちゃんが叫ぶ。 中からロンゲの兄ちゃんが出てくる。 店長「適当に座らせてー」 リョウちゃん「はいっ!」 リョウちゃんの声は、今まで聞いたことのないくらいデカイ声だった。
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44 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 19:46:54.52 ID:Zuk62QkD0 - ソワソワしながら店内を見渡すと、真っ白のソファーが綺麗に並んでた。
壁紙も白。少し狭かったけど綺麗なお店だった。 店長「お待たせー気使わんでええから。面接しよか」 主「はい」 店長「はじめまして。店長の楓です。まぁ聞くことはあんまないんやけど 今日はずっと座ってどんな仕事か見てくれたらええから。それでやるかやらんか教えてや」 主「あっ、はい」 これで面接は終わった。
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47 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 20:29:34.34 ID:Zuk62QkD0 - この頃店内には10人くらいのホストがいた。
店長「朝礼するでー」 一同「はいっ!」 店長「おはようございます」 一同「おはようございますっ!!!」 店長「今日は一体の子がいてるから廻りの人間がちゃんとサポートするように! 後、一人一組は必ず呼ぶように!以上」 一同「はいっ!!」 この後、no1とか幹部の人が色々話をしていた。 みんな背筋かピンとなって緊張感のある朝礼だった。
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48 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 20:40:15.43 ID:Zuk62QkD0 - 朝礼が終わると、幹部以外の人間が一斉に動き出す。
まず店内の照明を落としレーザービームみたいな光を設定して、 音楽は有線のトランスを流す。音量はかなり大きかった。 そして準備が整うと、客の予定がないホストは「キャッチ行って来ます!!」と、 外に出る。 全く何をしたらいいかわからなかったので、今日はリョウちゃんに付いてキャッチに出る事にした」
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51 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 21:46:51.11 ID:Zuk62QkD0 - キャッチはグループに分かれてした。僕らのグループは主、リョウちゃん、渚(新人)。
渚君もリョウちゃんが街でスカウトして入店したバイトホスト。 顔はハーフ顔でかなりイケメンだった。 僕は、一日体験入店だから見てるだけだった。 リョウちゃん「適当に声かけてこかー」 リョウちゃんは学校では、ナンパとかもしなさそうなキャラなのにこの時は目が違った。
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52 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 22:01:20.18 ID:Zuk62QkD0 - 街には色々な人がいた。
サラリーマンからカップル、一人で帰宅中の女の子。ホームレス。 リョウちゃんに聞くと、とりあえず女性だったら片っ端から声を掛けていくみたい。 リョウちゃん「お姉−さん。少しよろしいでしょうか?」 かなり礼儀正しく声を掛けていた。 でもほとんど無視か、「来ないで!」とか「帰る!」とかで、なかなか話込めてなかった。 なんか見てるこっちが緊張してきた。 もちろん僕は人見知りの童貞だし知らない女の子に声を掛けるなんて無理だった。 リョウちゃんはいつも 「断られるのが当たり前だけど、これだけ人がいれば一人くらいは付いてきてくれるよ」 と言っていた。
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53 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 22:07:21.52 ID:Zuk62QkD0 - 新人の渚君も必死に声を掛けていた。
しばらくたって、リョウちゃんがキャッチしているのを見ていると、渚君が見当たらなくなった。 そんな時、リョウちゃんに着信があった。 リョウちゃん「渚が客捕まえたみたいやから店にもどろうか」 お店に戻ることになった。
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54 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/26(火) 22:17:07.57 ID:Zuk62QkD0 - お店に戻ると、渚君が女の子?と横に座って話をしていた。
よく見てみると僕の三倍くらい横にデカイ女性だった。 女の子「渚って言うんだーホント可愛い顔してるよね!一目惚れしちゃった///」 渚君は無言だった。ほかのホストに助けを求めるような目線で辺りを見渡していた。
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