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539 : ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 01:48:02.67 ID:Bwpb6qVl0 - てす
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864 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/17(日) 02:20:31.88 ID:Bwpb6qVl0 - お願いします。
【板名】ニュー速VIP+ 【スレタイ】浮気とメンヘラについて語る 【本文】 オチも何もないですが、暇つぶし程度に聞いてくれると嬉しいです。
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873 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/17(日) 11:22:14.82 ID:Bwpb6qVl0 - >>864です
お願いします。
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877 :名も無き被検体774号+[]:2011/07/17(日) 11:28:09.21 ID:Bwpb6qVl0 - >>876
ありがとうございます!
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3 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 11:36:30.08 ID:Bwpb6qVl0 - >>1代行ありがとうございます。
>>2ありがとう。 昔のことで自分のいいように記憶してることも多いと思うから、8割方フィクションとして読んでください。 ちなみにわたしのスペック 22歳女 162cmポチャ体系 大学4年生
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5 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 11:38:56.17 ID:Bwpb6qVl0 - >>4
わたしは引くってことはなかったよ さて、時系列順に書きこんでいくので、最初の方はつまらん話ばかりになると思いますが悪しからず。 あと、質問等随時受け付けますので気軽にドゾ。 一応目次(予定) ・父の浮気発覚編 ・従兄が兄だった編 ・メンヘラの話(中学編) ・メンヘラの話(高校編) ・兄の浮気編 ・今の彼氏の話 ・父の暴走と浮気編 ・兄の浮気編(その2)
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6 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 11:42:39.21 ID:Bwpb6qVl0 - ではまず、父の浮気発覚編から。
小学校高学年まで、我が家は至って平凡な幸せな家族だと思っていた。 父母ともに躾は厳しかったけど、大好きだった。 特に父親は色々なことを知ってるし、色々な所に連れて行ってくれるから本当に大好きだった。 単身赴任中でなかなか会えないから余計会ったときに嬉しかったのかもしれない。 そんなある日、父が自分のお下がりの携帯をわたしにくれた。 メールも電話もできないけど(契約はしてないから)、小学生にとっては良い玩具代わりだった。 それに当時同級生で携帯持ってる人いなかったから、誇らしかったってのもある。
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7 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 11:45:24.34 ID:Bwpb6qVl0 - 最初はメモ帳に色々文字書き込んでみたり着メロ作ったりして遊んでた。
でもふと、メール残ってたりするかもと受信ボックスを覗いてみた。 そこには知らない人から父親あてに「愛してる」だの「今日は楽しかった」だの、まるで恋人同士みたいなメールが並んでた。 信じられなくて、すぐ送信ボックスも確認した。 父親も同じようなことを相手に送っていた。 とにかく衝撃的だった。 浮気とか離婚とかそういうのは我が家に一切縁がないものだと思っていたから。 それから他に何かないかと携帯の中を漁りまくった。 そしたら画像も残ってた。 知らない女の人と、父親の写真。 旅行に行ったっぽい写真もあれば、家の中の写真もあった。
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8 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 11:47:47.23 ID:Bwpb6qVl0 - それによく見てみれば、女の人の顔は全部同じじゃない。
でも写真じゃよくわからなくて、メールで確認してみたら、やっぱり相手の女の人は1人じゃなかった。 なんだか急に怖くなって、それ以上携帯を触るのはやめた。 母親には言えないと思ったし、言っちゃダメだと思った。 そのままこの携帯は初期化して中身全部消してお蔵入り。 データは消えたけど、わたしの父親への嫌悪感はここから徐々に芽生えていったと思う。 とりま父の浮気発覚編は以上です。 次は、従兄は兄だった編です。
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10 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 11:55:55.74 ID:Bwpb6qVl0 - >>9
ありがちか、確かにw でも当時は本当に自分の家族にだけはそんなことは起こらないって思いこんでた だからその分ショックも大きかったなぁ
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11 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 11:58:16.23 ID:Bwpb6qVl0 - 続き
従兄は兄だった編。 お盆と正月に、父の実家に行くと年の近い従姉妹に会えるのがとても楽しみだった。 3人で部屋でお絵かきしたり、祖父母の家の裏の森の中に秘密基地作ったり。 それから、祖父母の家に住んでる7つ上の従兄にちょっかい出して遊んだりもした。 そんな従兄が18歳になり、父と同じ職業に就職したらしく、就職祝いをすることになった。 わたしが中学1年生頃だったと思う。 父方の親族集まっての食事会で、食事の前に、従兄が抱負を発表することになった。 その時になんか色々言ってたんだけど、最後に 「親父には負けない」 ってわたしの父親を見ながら言い始めた。
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12 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 12:02:22.92 ID:Bwpb6qVl0 - え、何言ってんの?わたしの父親とは兄弟なんじゃないの?と、大混乱。
だけどわたし以外のみんなは微笑ましそうに「頑張れよー」なんて言っている。 乾杯の音頭取って食事がスタートしたけど、わたしはそれどころじゃなかった。 頭の中が完全パニック。 誰に聞けばいいのかわからなくて、悩んだ挙句、隣にいた母に「親父ってどういうこと?」って恐る恐る小声で聞いてみた。 なんだかわたしは聞いてはいけないことを聞くんじゃないかと思って。 そしたら母は、「あれ?あんた知らなかったの?」って笑った。 誰も教えてくれないのに知るわけないじゃんってちょっとむっとしたし、 母が明るい調子で真実を教えてくれているのにも驚いていた。 腹違いの兄妹の話って、もっとシリアスな話だと思っていたから。
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13 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 12:05:36.93 ID:Bwpb6qVl0 - 実際には従兄は従兄ではなく、父の前の結婚相手の子どもだった。
今まで従兄だと思っていたから今さらどうしていいのかわからなかった。 それに父に離婚歴があることがまたショックだった。 結局この日以降、特別従兄、もとい兄と接する機会はなく、接し方のわからないまま、わたしは中学を卒業することになる。 以上で従兄は兄だった編終了です。 次からはメンヘラの話になります。 長くなるので一旦休憩します。
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16 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 12:26:52.33 ID:Bwpb6qVl0 - >>14
完全同意 母は大好きだから、父が死んだら母と墓一緒にしたくないとまで思ってるw そんなことはできないだろうけどね >>15 複雑だって気付いたのが中学生という思春期真っただ中で、さらにメンヘラとの関係も始まる時期だったので、なんかもう一気に自分に襲いかかってきた感じだったw
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18 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 12:52:11.26 ID:Bwpb6qVl0 - >>17
ちなみに聞きたいんだけど、家庭環境複雑だっていつ頃気付いたの? 参考までに聞かせてもらえると嬉しいです
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19 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 13:28:30.94 ID:Bwpb6qVl0 - さて、昼食も終わったので、そろそろメンヘラ編行きます。
その1、中学校編 初めて彼氏ができたのは中学校2年生の時だった。 同じ部活の同級生の男の子。 付き合うってどういうことなのかわからなかったけど、とりあえず一緒に帰ったり遊びに行ったり、最初の方はそれなりに楽しかった。
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20 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 13:33:44.74 ID:Bwpb6qVl0 - 付き合って半年後くらいのこと。
彼が、生徒会の仕事と部活との両立で、当時コーチしてた人ともめてて機嫌が悪い日が続いてた。 普段はすっごくやさしいのに、部活帰り機嫌悪くて一言も話さなくて、わたしを完全無視。 これって一緒に帰ってる意味あるのかっていう日が何日か続いた。 ある日耐えられなくなって、先を歩く彼の腕を掴んで「なんか言ってよ」って半泣きになりながら言った。 そしたら彼は冷静に「離してくんない?」と一言。 でも離したら今までと変わんないと思って、「ヤダ!」って言った。 そしたら「今日イラついててお前の相手してる暇ないんだわ。もう帰ってくんね?」って言われた。 ショックで、思わず手を離してしまった。 そして彼はそのまま本当に帰ってしまった。 わたしはしばらくぼーっとしてて、彼の姿が見えなくなった時ぐらいから涙があふれて止まらなかった。 悲しくて悲しくて仕方がなかった。 この後すぐのことはどうなったか覚えてないけど、別れたりはしてない。 「あの時は八つ当たりみたいなことしてごめん」って謝ってもらってると思う。
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21 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 13:42:56.58 ID:Bwpb6qVl0 - その頃だと思う。
わたしが彼の家に遊びに行っている時、彼が泣きだしたことがあった。 泣きじゃくるとかではなく、涙を流すって表現がぴったりかな? そして心臓を患っていることと、自傷行為がやめられないこと、そして多重人格であることを告白してくれた。 彼に対してわたしは悩むことなく受け止めてあげる的なことを言ったと思う。 その時彼の言葉を裏付ける証拠(手首の傷など)は見せてもらってなかったけど、当時彼は常に左手に大きめのリストバンドをしていたし(バスケ部だったから最初不思議に思わなかった)、何よりそんなことは気にならなかった。 たぶん、今思えば、そんなことを受け止められる自分っていうのに酔ってたんだろうね。
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22 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 14:06:20.05 ID:Bwpb6qVl0 - この告白の後、彼はよくわたしに弱音を吐くようになった。
その度にわたしは話を聞いてあげてたんだけど、運動もしてたし、眠気に勝てず、メールの途中で寝てしまうことも多かった。 そうすると彼は激怒して、わたしは彼が許してくれるまでずっと謝るしかなかった。 なぜなら前に一回「そんなことで怒らないでよ」と言ったことがあるのだが、彼から「(手首を)切った」というメールが来たまま音信不通になったことがあって、それがちょっとしたトラウマになっていたのだ。 目の前で手首の傷を見せられたことは最後までなかった。 けれど、メールで切ったと報告したまま音信普通になることやメールに添付されるリストカット後の血だらけの手首の画像とか、一緒に居る時に急にトイレに行って、帰ってくるなり「血吐いてきた」って言われるのは、ボディブローなりにじわじわわたしを追い詰めていった。
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23 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 14:18:25.08 ID:Bwpb6qVl0 - 最初は彼を支えていくことは、自分にはそう難しいことではないと思っていた。
でもだんだん、自分の方がつらくなってきていた。 そう思う度に、彼の方がつらいのにわたしがつらいとか言えないと思っていた。 だからわたしは耐えなくてはいけないと自分に言い聞かせていた。 彼の弱音を受け止め、慰め、寄り添い続けなくてはと思っていた。 わたしはそのころ、部内で同学年女子全員からいじめにあっていた。 負けん気だけは強かったので、いじめに屈することはなかったけれど、やはり精神的に疲れはたまっていた。
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24 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 14:42:06.51 ID:Bwpb6qVl0 - そんな時、彼氏から「結局おまえには俺の気持ちはわからない」と言われた。
確かにわたしは心臓を患ってなければ、多重人格でもないし、リストカットをした経験もない。 でもわたしはわたしなりに彼の力になりたいと思っていた。 でも結局わたしは彼の痛みも苦しみもなにもわかってあげられない。 なんて役立たずなんだろうと、自分が自分で憎らしくなった。 もしわたしの体のどこかが悪ければ、 もしわたしの心が壊れていれば、 もし私がリストカットをしていたら、 そうしたら彼の痛みも苦しみもわかってあげられたのに。
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26 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 15:07:32.72 ID:Bwpb6qVl0 - >>25
そうだね。当時はまったくわかってもらえなかったよ
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27 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 15:08:19.74 ID:Bwpb6qVl0 - このあたりからわたしは彼の弱い部分を目の当たりにする度に、自分を責めるようになった。
そして何もできなくて、泣いて、泣いて、とにかく責めながら泣く日々だった。 そしてある日、わたしは彼と痛みと苦しみを共有できる方法を思いついた。 病気には自分でなれないけれど、自分を傷つけることはできる。 痛いのは苦手だけど、頑張ればわたしにもできる、そう思った。
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28 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 15:09:42.39 ID:Bwpb6qVl0 - その日から、わたしはリストカットの練習をするようになった。
少しでも痛くないように、二の腕を紐で縛ってみたりもした。 剃刀もいくつか試した。 でも、メールで添付された画像のように、血が流れ出るような傷はなかなか作れなかった。 わたしはまた自分を責めた。 どうしてできないんだろう。 どうしてわたしは無力なままなんだろう。 泣いて、責めて、泣き疲れて朝を迎える日が続いた。
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29 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 15:18:58.25 ID:Bwpb6qVl0 - そんなある日、剃刀を引くんじゃなくて、押しつけることで、深い傷をつけることができた。
これで刃をひけば、深い傷がもっと作れるんじゃないか、と思いやってみた。 実際には痛みであまり長く刃を引くことはできなかったけど、今までにないくらい深い傷ができた。 血がジワリと浮かんで、だんだん連なり流れていった。 初めて、わたしの手首を血が流れていったのだ。 それは写真のと違って複数あるわけじゃないけど、同じ傷だった。 彼と、同じなのだ。 やっとできたんだとわたしは泣いた。 嬉しい反面、何か言葉にできない自分でもわからない感情もあった。 でもとにかくこれで彼の痛みも苦しみも少しはわかってあげられると思った。 だからすぐに彼にメールした。 「手首切ったよ」と。
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31 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 15:28:18.89 ID:Bwpb6qVl0 - >>30
レスありがとう 夫婦喧嘩って子どもにとってはものすごく怖いよね しかも小学生か 答えてくれて本当にありがとう あと、類友って自分もそう感じてた この後も何人かメンヘラと関わることになるしね きっともともとわたしにもそういう素質?みたいなものがあったんだと思う
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32 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 15:29:33.24 ID:Bwpb6qVl0 - 続きいきます。
そしたら彼は、泣きながらやめてくれと懇願してきた。 まるで立場が逆だった。 わたしが何を言っても「どうせお前にはわからない」と言ってきた彼が、わたしには「やめろ」という。 せっかく同じになったわたしに、彼は「やめろ」というのだ。 ここ最近ずっと彼の顔色を窺いつつ暮らしていたわたしにとって、彼と共有という気持ちより、彼の弱みを握ったという気分だった。 それは少し、いや、かなりすがすがしい気分だった。 彼にとって私のリストカットは、戒めの意味をも持っていたようだった。 それから彼はあまりリストカットの話をしなくなったように思う。 わたしはリストカットして良かったとさえ思った。
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33 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 15:31:14.23 ID:Bwpb6qVl0 - わたしのリストカットは、この時の1回で終わるハズだった。
でも気分が落ち込んでどうしようもなくイライラした時、わたしは無意識に剃刀を手に取るようになった。 それはもう、彼と痛みや苦しみを共有するためでも、彼を戒めるためでもなんでもなかった。 リストカットという行為が、わたし自身のものになってしまっていた。 今度は止められない自分に怖くなって泣いた。 どうして、こんなはずじゃなかったのに、と思った。 そしてわたしはこの時初めて彼と付き合っていくことに恐怖を感じた。 わたしに、彼は、受け止めきれない。 この時わたしは彼と別れる決心をした。
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34 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 15:35:42.77 ID:Bwpb6qVl0 - それからわたしは彼から無理やり逃げるように縁を切った。
彼はずっと好きだと言い続けてくれた。 嫌いになったわけではないから、後ろ髪引かれる思いもあったけど、それよりなにより怖くて仕方がなかった。 そしてそのまま高校が別になり、彼に会うことはなくなった。 もう二度と、会うことはないだろうと思っていた。 さて、これでとりあえず中学編は終了です ちょっと書き溜めしてきますね
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37 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:22:25.95 ID:Bwpb6qVl0 - >>35
引きずりますね でもわたしはどちらかというと、彼氏よりも自分が信じられません 父も兄も浮気野郎でその血を色濃く受け継いでるので ここら辺がメンヘラたる所以かもしれませんw
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38 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:25:45.68 ID:Bwpb6qVl0 - >>36
普通に育ったってすごいね 今何歳なのかはわからないけど、恋人とか一緒にいるときに両親のこと頭によぎったり、怖くなったりはしないの? わたしの周りのメンヘラは自覚済みで自殺未遂したことあるやつばっかりだったけど、確かに一般人に危害加えてなかったと思うw
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39 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:28:07.54 ID:Bwpb6qVl0 - 描き溜め終わったので続きを
その2、高校編 高校に入って彼は、わたしの小学校の頃の友達と付き合っていた。 仮にその子をTとする。 わたし自身彼ともTとも学校は違うけど、Tとわたしの小学校の頃の親友が同じ高校で友達だったため、付き合っているという事実はしっていたのだ。 それでも会うこともないだろうし、もうわたしには関係のない話だと思っていた。 でもある日、親友の部活の大会を見に行った時、親友に「彼とTもこの会場にいる」と告げられた。 一瞬ドキっとはしたけど、それでもまだ、大丈夫だと思った。 実際、彼とTがイチャコラしてる場面に遭遇したけど、何も思わなかった。 だから、自分の中でももう消化しきれてることだと思っていた。
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40 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:30:04.44 ID:Bwpb6qVl0 - 大会終了後、親友が大型バスで地元に帰るため、その見送りに行った。
すると必然的に、Tを見送りに来ている彼とはち合わせることとなる。 それだけならまだしも、Tが 「●●(彼)は自転車できてるんでしょ?なら○○(わたし)を送ってあげなよ」 とか言いだしたから驚いた。 わたしは全力で拒否したのだが、彼もTも「遠慮するな」の一点張り。 わたしはこの時自転車で来なかった自分を死ぬほど呪った。 結局Tは「絶対送ってけよ!」という言葉を彼に残して帰って行った。 わたしはそれから逃げ出すようにその場を去った。 でも歩きのわたしに対して彼は自転車なので、すぐに追いつかれてしまった。 いやだ、一緒にいたくないと思って早歩きをするものの、わたしはバス停で止まってバスに乗ることはしなかった。 そんな自分が嫌で、歩きながら泣いた。 「なんで泣いてんの?」って彼に言われても、「泣いてない!」って言って、とにかく歩いた。
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41 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:32:37.46 ID:Bwpb6qVl0 - 彼はそのうち何気ない世間話を始めた。
わたしは会話もしたくなかったけど、無視もしたくなくて、ぽつりぽつりと返事をした。 はっきり言って、楽しかった。 元来趣味嗜好が似ていて、付き合っている時も、彼が弱音を吐いているとき以外はものすごく楽しかったのだ。 つらいだけじゃない楽しい思い出がどんどん蘇ってきた。 それと同時に、わたしの中で彼とのことは全然終わってなかったんだと気付かされた。 わたしたちはそのまま家に帰らず、近くの公園で少し話をすることになった。 その公園は付き合っていた時によく二人でいった公園で、この公園に来るのは彼と付き合っていた時以来だったので、すごく懐かしい感じがした。
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42 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:36:38.97 ID:Bwpb6qVl0 - 最初は世間話の延長みたいなことばかり話したけど、そのうち付き合っていた時の思い出話もするようになった。
その流れでわたしは逃げるように縁を切った私を怨んでないのか、彼に直接聞いてみた。 すると彼は「ものすごく傷ついたし、恨んだよ」と答えた。 その答えを聞いて、ああやっぱりとわかっていた答えのはずなのに、胸が苦しくなった。 続けて彼が、「でもやっぱり好きだ」と言った。 あまりに不意なことだったので、とても驚いて、次いでとても恥ずかしかったのを覚えている。 でもすぐにTの存在を思い出して、「彼女いるじゃん」というと、 「1番じゃなくてもいいっていうから付き合った」と言った。 さらに「○○(わたし)が付き合ってくれるなら、今すぐ別れてもいい」とまで言い出した。 結局わたしたちが正式に付き合うことはなかったが、彼はTと別れて、わたしと彼はだらだらと関係が続いた。
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44 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:45:10.12 ID:Bwpb6qVl0 - >>43
そうか、それはいい恋人に巡り合ったね! やっぱ類友って多いんだねw >>同じ痛みがわかるから相手の痛みがわかる これをわたしも中学の時目指して失敗したんだよね やり方からして間違ってたんだと思うけど、今後はやり方間違えないようにしなきゃってホント思ってるwww ていうかメンヘラって本当に多いんだねw わたしは自分がメンヘラだからまわりに多いだけかと思ってたけど、結構普通に居るもんなの?
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45 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:46:53.87 ID:Bwpb6qVl0 - 続き
そのころ高校で仲良くなった女の子の一人がメンヘラで、自傷行為しまくりで腕が傷だらけの子がいた。 家でしてきた自傷行為のケアをすることもあれば、目の前でリストカットされることもあった。 わたしは懲りずにすべて受け入れます状態だったので、彼女も私の傍が居心地良かったのかもしれない。 逆に私も未だにずるずる自傷行為をしていたため、彼女の傍は居心地が良かった。 まるで傷の舐め合いだった。 彼女は情報をたくさん持っていたし、薬もたくさん持っていた。 抗鬱剤をいくつかもらったこともある。 常に一緒というわけではなかったけれど、関係は深かった。
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46 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:48:47.11 ID:Bwpb6qVl0 - そんな中、ある日親友からメールが届いた。
「彼の(元)彼女の様子がおかしい」と。 どうやらTは彼から別れを告げられて以降、自暴自棄のようになっているというのだ。 学校に来なかったり、色んな人と付き合ったりしていたらしい。 その話を彼にすると、彼は未だにTからメールが来ることを教えてくれた。 そしてそのメールの内容が、まるで日記のようで、Tの1日が細かく書かれていた。 誰とどんなことをしたかだけでなく、自傷行為や、自殺未遂の話まで。 その話を聞いてゾッとした。 原因は少なからずわたしだ。 小学校の頃の友達を、わたしは狂わせてしまった。 なぜわたしの周りにばかりこうも似たような人ばかり集まってしまうのだろうとも思った。
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48 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:50:55.57 ID:Bwpb6qVl0 - でも、結局はっきりしてない自分が悪い気がして、でも深く考えられなくて、とにかく消えてしまいたいと思った。
その時、高校の友達からもらった抗鬱剤の存在と、彼女が教えてくれたODという言葉を思い出した。 死にたいわけじゃなかった。 でも消えてしまいたいと思った。 だからわたしは迷わず彼女からもらった薬と、家にあった風邪薬等すべてを一気に飲み込んだ。 30錠くらいはあったと思う。 この後自分はどうなるんだろうか。 気持ち悪くなって薬を吐き出して終わり? それとも苦しむだけ? それとも、楽になれる? 色々な可能性を思い浮かべながら床に寝転がってみたけど、一向になんの変化も現れなかった。 気持ち悪くも、苦しくもならなければ、楽になることもなかった。 ただ時間が過ぎていくばかりだった。 何か起こることを期待していたのに、何も起こらなかった。 わたしはその滑稽さに涙が出た。 同時にすべてがすごく馬鹿らしくなっていった。
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49 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 16:53:14.40 ID:Bwpb6qVl0 - それから私は彼に、今後付き合うつもりはないということをはっきりと告げた。
この時はもう何も迷わなかったし、心が揺れ動くことはなかった。 そして、彼との約4年に及ぶ関係は幕を下ろした。 ちなみに、高校の彼女(薬くれた子)とは高校卒業後連絡が途絶えてしまって、今は全く親交はない。 Tは高校卒業後地元で就職したって親友から聞いた。 そして彼は色々な人と出会って、過去の自分やわたしとの日々を笑い飛ばせるようにまでなった。 今、婚約中の彼女もいる。 わたしとはたまになんでもないことでメールしたりする仲です。 以上でメンヘラ高校編は終わりです! 次からまた浮気編に入ります!
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50 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 17:00:04.43 ID:Bwpb6qVl0 - >>47
こちらこそ気遣わせてしまってすまない! ROMってくれている人が(いたと仮定してw)読みづらくなければいいんだが とりまある程度の区切りで書き込んでるつもりではあるので、>>47さんの好きな時に書き込んでくれて構わないよ 途中でも反応があるのはやはり嬉しいものだしw たぶん前の彼とわたしは共依存みたいな関係だったから、痛みを分かち合うのは失敗だったんだと思う やはりメンヘラはそれに類するような人に集まるのか・・・(笑) たぶん同じような空気をお互いに感じとるんだろうねw
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53 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 17:26:43.70 ID:Bwpb6qVl0 - >>51
見てくれてありがとう! そういっていただけると嬉し恥ずかしですw 他の皆さんももう少しお付き合いくださいね
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54 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 17:27:44.53 ID:Bwpb6qVl0 - あ、>>52さんも見てくれてありがとう!
見逃しててごめんなさい;
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55 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 17:29:41.94 ID:Bwpb6qVl0 - さて、兄の浮気編です
なんだか気まずいまま疎遠になってしまった兄と久しぶりに再会したのは、高校生の時、わたしが彼と再開してぐだぐだ関係を続けている頃だった。 兄が結婚することになったらしい。 しかも、出来婚。 父は最初激怒して猛反対してたらしいけど、兄に「親父だって出来婚だろ」って言われて何も言えなくなってしまったようだ。 とにかく、そのお嫁さんのお披露目ってことで兄たちと会うことになった。 久しぶりに会った兄は、以前とまるで人が変わったようだった。 以前は自分からわたしに話しかけることなんてなかったし、恥ずかしがり屋で親戚とも自ら接するなんてことはなく、いつも部屋に籠ってるような人だった。 それがその日は気さくに兄から話しかけてきて、すごく気持ち悪かったのを覚えてる。 誰だこいつ、って一瞬目と耳を疑ったくらいw 実際は社会に出ることで変わったらしい。 社会に出るってすごいなーって思った。
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56 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 17:31:51.12 ID:Bwpb6qVl0 - その日、兄を兄と知ってから初めてまともにたくさんのことを話した。
気まずさは少しだけ楽になった。 ただ、自分だけなのかもしれないけど、やはりどこかギスギスした感じを感じていた。 そんな兄より、兄のお嫁さんとの方が気が楽だったし、人柄もとても良かったので、すぐ仲良くなった。 それから兄家族と連絡を取る時は、兄ではなく義姉さんと連絡をとることが多くなった。
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- 浮気とメンヘラについて語る
57 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 17:34:01.26 ID:Bwpb6qVl0 - そして大学1年生のある日、義姉さんからメールがあった。
義姉「今ちょっと時間いい?」 わたし「大丈夫ですよ!どうしたんですか?」 義姉「お兄ちゃんがね、浮気してるみたいなの」 ここで一旦頭が真っ白になった。 そして、今メールを返したことを後悔した。 なぜならその時部活が始まる直前だったからだ。 でも結局義姉さんをほっとくこともできなくて、部活には参加せず、部室で義姉さんに電話をした。 義姉さんの話だと、最近家にいないことが多くなった兄に不審を抱き、夜問いただしたところ、浮気を認めたそうだ。 それだけでも兄に対して「このksが」という憎しみにも似た感情が湧いてきた。 でもひどいのはその後だった。
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58 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 17:36:12.31 ID:Bwpb6qVl0 - 浮気を問いただした義姉さんに対して、兄は謝罪をするどころか、「向こうのことも本気で好きなんだ」とのたまったあげく、「どうしたらいいと思う?」と泣きながら義姉さんに縋ったというのだ。
わたしは憎いやら情けないやらやるせないやら義姉さんに対して申し訳ないやらで、涙が止まらなかった。 義姉さんも辛い苦しいと電話越しで泣いていた。 義姉さんの家族にも、ましてや兄の家族(わたしの家族)にも言うわけにはいかないけれど、辛くて苦しくてどうしてもわたしに話を聞いてほしかった、こんな話を聞かせてしまってごめんなさいと義姉さんはわたしに謝った。 謝る必要なんてないのに、義姉さんは泣きながらたくさんごめんなさいと言ってくれた。 わたしにはそれがなによりも辛かった。
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59 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 17:39:51.13 ID:Bwpb6qVl0 - それでも結局義姉さんは、子どものためにも別れられないという結論に至った。
たとえ育児に全く参加してくれなくても、浮気した身でも、子どもにとっては唯一の父だったからだ。 兄も一応その浮気相手とは縁を切ることにしたようだった。 これで解決といえば解決だけど、父に続き兄までも浮気をしていたと知って、男全般に嫌悪感が募った。 でもふと、わたしはそんなksの男どもと同じ血が流れているということにぞっとした。 もしかして、わたしもいずれあいつらと同じようなことをしでかすんじゃないかと怖くなった。 浮気ということにものすごい嫌悪を感じているくせに、自分が絶対しないと言い切れないということが恐ろしくてたまらなかった。 いやだ、あいつらのようにはなりたくない、という強迫観念がわたしにまとわりつくようになった。 これで兄の浮気編その1終了です。 やはりこういうのは思い出すだけで胸糞わるいですねw
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62 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 17:57:32.12 ID:Bwpb6qVl0 - >>60
特に兄は自分のことだけで、子どものこと全然考えてないんだよね そこが余計に許せないwww >>61 もちろん感謝してるよ! レスできて嬉しいよ 浮気とメンヘラの話だけど、実は遺伝と類友の話かもwww
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63 :1 ◆ojFf.mXHQM []:2011/07/17(日) 17:59:49.31 ID:Bwpb6qVl0 - さて、さくっと今の彼氏の話します。
ある意味メンヘラ完結編ってとこです。 彼(Hとする)と初めて出会ったのは、大学の部活の新歓でのこと。 ぶっちゃけ第一印象はホストくずれみたいだし、どことなくヤンキーっぽいしで、できればお近づきになりたくないなって思う人だった。 でもなんどか新歓に参加していくうちに、見た目に反して結構真面目で話もおもしろくて、そんな悪い人じゃないんじゃないかなって思えるようになった。 そしてある日、H先輩ともう一人の先輩と、辛い恋の話的な流れになった。 酒の勢いもあったし、わたしの過去となんら関係のない他人という点で話しやすかったんだと思う。 ちょっと泣きそうになりながら、メンヘラ彼氏との4年間の話をかいつまんで話した。 もちろん、リストカットをしたことがあることも話した。 2人は真剣に話を聞いてくれて、今まで誰にも言えなかった分、2人のやさしさが本当に嬉しかった。
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