- 「好きだ」の一言が出てこない。
40 :1[sage]:2011/05/06(金) 00:42:16.14 ID:pxBgTcIt0 - ただいま。
明日仕事なのであと少ししかいられないけど続き書きます。
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42 :1[sage]:2011/05/06(金) 00:43:50.89 ID:pxBgTcIt0 - 勉強会のかいあってか、その後行われた模試では
3人とも安全圏内に入ることができた。 こういういい結果になると、なんだかんだで気の緩みが出るわけで、 勉強よりも遊びに行くことが多くなった。 3人とも酒と歌が好きだったのでよく飲みに行き、 その流れでカラオケに行くというパターンが多かった。 あと、この頃生まれて始めてクラブに連れて行かれたことを覚えてる。 正直、クラブなんて怖いトコっていうイメージしかなかったから 行こう!って流れになったときはgkbrモノだった。
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44 :1[sage]:2011/05/06(金) 00:48:23.08 ID:pxBgTcIt0 - 〜ある日の飲み会帰り〜
俺「へ?くらぶ?」 猫「今日イベントやってるらしいんだよ」 さ「今から行くぞ♪」 俺「いやいや、今0時近いよ!?やってるもんなの!?」 さ「うん。大体22時とか23時から始まって朝の5時に終わるよ」 俺「」 猫「何て顔してんだよ〜 楽しいとこだからいこ?」 さ「変態さんの>>1にはピッタリの場所だよw」 俺「いや…変態だけどさ…うん…」 猫「退屈しないから行こうよ!」 俺「そこまで言うなら…いっちょ行ってみるか!!」 未知のものに対する好奇心と 酒に酔ったテンションでついOKを出してしまったわけだ。 それにクラブって言うとリア充な響きがしたから このままリア充デビューしてみっか!! 見たいな軽いノリでついて行ったんだ。
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46 :1[sage]:2011/05/06(金) 00:52:26.74 ID:pxBgTcIt0 - そしたらもう、クラブって所はすさまじかった。
暗い 音楽の音量がすさまじい もう人大杉 飲み物高杉 疲れても座れない座る場所が無い ワイワイ騒ぐのも好きだけど、 どちらかというとまったりしてるほうが好きな俺にとっては なんとも苦痛な空間だった。 喫煙者であったのが唯一の救いだったな。 クラブ内は喫煙者だらけだったので とりあえずプカプカふかしながらDJが回してるのをみて暇をつぶすというw
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48 :1[sage]:2011/05/06(金) 00:57:34.74 ID:pxBgTcIt0 - >>47
うん。都内。 渋谷だった希ガス
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49 :1[sage]:2011/05/06(金) 00:58:23.87 ID:pxBgTcIt0 - そんで2人はというと、ホールの方で楽しく踊ってるわけで。
で、俺に気づいたさとみが俺をホールの方へ引っ張っていく さ「なに暇してるんだよ〜www」 俺「おちつかねぇんだよwww」 さ「こいよw踊るぞ♪」 俺「ちょwひっぱんなって!」 手を引かれてホールに来たものの、何を踊ればいいかわからない っていうか、人大杉www動けないwwww さ「てきとーにリズム合わせればいいんだよ!」 とかいわれるんだけど、やっぱし勝手がわからない。 とりあえずリズムに合わせてJOJO立ちをしておいた。 それを見てたさとみと猫がバカウケしてたのを覚えてる。
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50 :1[sage]:2011/05/06(金) 01:05:44.73 ID:pxBgTcIt0 - 10分と持たずホールから抜け出した俺は再びタバコに火をつける
これがリア充になるためのステップだとしたら… 俺リア充でなくてもいいや… とかなんとか思ってたりした。 その後はクソ高い酒を買って飲んでたり タバコふかしたりして2人を眺めてた。
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52 :名も無き被検体774号+[sage]:2011/05/06(金) 01:10:17.83 ID:pxBgTcIt0 - >>51
そう言ってくれると勇気がわいてくるぜw 2人はというとホント自由に遊んでた。 やっぱり2人は可愛いらしく、いろんな男が声をかけてたみたいで 気がつくと4人くらいの男と酒飲みながらしゃべってた あとから聞いた話なんだが、 クラブというのは男が女の子に酒を奢るのが当然な場所らしいのだ。 だから女の子はクラブじゃお得なんだよ〜 とかなんとか。 なんかもう2人が今まで生きてきた世界と 俺が今まで生きてきた世界とのギャップを目の当たりにした感じだった。 それと同時に、 俺はこのまま2人と仲良くやっていけるのだろうか なんていう不安にも襲われたりした。
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54 :1[sage]:2011/05/06(金) 01:23:22.92 ID:pxBgTcIt0 - >>53
その世界観、価値観を共有してかなきゃ この先一緒にいられないのかなっていう変な焦りみたいなのを感じてたな。 うん。 中途半端で申し訳ない。今日はここまでにします。 見てくれてる人、レスくれた人ありがとう! 文章力が無くてgdgdだけど、初めて立てたスレなのでご容赦ください。 明日まだスレが残ってたら続きを書いていこうと思います。
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71 :1[sage]:2011/05/06(金) 21:58:02.45 ID:pxBgTcIt0 - ただいま戻りました。
取り合えず風呂と飯行ってきます。
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73 :麦焼酎 ◆v9k2HJmD9Q [sage]:2011/05/06(金) 22:53:38.84 ID:pxBgTcIt0 - 仕事終わりの酒はうめぇwwwwww
というわけで書いてきます。 >>69の言うとおり、自分童貞なので濡れ場は無いです。 パンツと服は着てください。期待してた人申し訳ない。
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74 :麦焼酎 ◆v9k2HJmD9Q [sage]:2011/05/06(金) 23:00:16.11 ID:pxBgTcIt0 - 不安とは裏腹に時間は過ぎていくもので、
気がつけば、国試まであとわずかというところまできた。 さすがにこの頃になると余裕もなくなり、 勉強に集中せざるを得なくなった。 もちろん、酒やカラオケやクラブどころではない。 おまけに就活もやらなければいけないから大変だ。 しばらくピリピリした日々が続く。
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75 :麦焼酎 ◆v9k2HJmD9Q [sage]:2011/05/06(金) 23:08:17.50 ID:pxBgTcIt0 - そして迎える国試。
勉強の甲斐あってか見事3人とも合格を果たす。 就職先も各々決定していたので、しこりを残すことなく卒業を迎えることができた。 そして卒業式後の打ち上げ会。 クラスでやる最後の飲み会ということで とにかく盛り上がった。
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76 :麦焼酎 ◆v9k2HJmD9Q [sage]:2011/05/06(金) 23:19:11.71 ID:pxBgTcIt0 - あ、言い忘れましたが酉つけました。
これ以降は>>1=麦焼酎でお送りします。 盛り上がるというよりもはやカオスだった。 なんかもう男性陣が常時ガン泣きだったのを覚えてる。 男A 「焼゛酎゛!!!!!!!」 麦「あ゛い゛!!!!!!!」 男A 「お゛まえはさぁ!この先頑張れば絶対童貞卒業できっから!! だからよう…あきらめんなよぉ…」メソメソ 男B 「離れ離れになるけどよぉ、俺は応援してるからよぉ!!」 男C 「童貞だのチェリーだのイジってごめんな… おまえはやり遂げる男だと信じてるよ」 麦「はい…ありがとうございます…ありがとう゛ござい゛ばず!」 因みに男性陣は俺以外みんな30歳近くのお兄様方です。 阿鼻叫喚な光景に女性陣ドン引きでしたw
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77 :麦焼酎 ◆v9k2HJmD9Q [sage]:2011/05/06(金) 23:29:28.85 ID:pxBgTcIt0 - あと、2年時に振られた娘にキスされたな。
ふと顔上げたら目が合って その娘がおいでおいでってするから隣に座ったのね。 「最後になるかもしれないから」 って耳元で囁かれて一瞬硬直した不意を突かれて唇を奪われた。 なんかもうテンパったのと酔いの勢いとで 思わずその娘をハグしてしまったわけで… クラスのアイドル的な存在だった娘だったので、 男女問わずフルボッコにされたのはいい思い出。
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78 :麦焼酎 ◆v9k2HJmD9Q [sage]:2011/05/06(金) 23:38:20.16 ID:pxBgTcIt0 - カオスな宴も終わりを迎え、それぞれが帰路に向かう頃。
まだちょっと飲み足りなかったので猫とさとみを誘うことにした。 麦「なー。このあとカラオケいかね?」 猫「あーごめん。このあと彼の家泊まるからパス にゃんにゃんしてくる。」 麦「あ、そう…」 麦「さとみは?いく?」 さ「アタシこれから友達とクラブ行く予定あるんだよね… 今度また飲みいこうよ!うちら別にこれで最後ってわけじゃないでしょ?」 麦「…そうだね。わかった。また今度飲み行こう。 そん時は初給料祝いだな!」 さ「給料泥棒にならないといいね♪」 麦「うっせwおまえもな!」
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79 :麦焼酎 ◆v9k2HJmD9Q [sage]:2011/05/06(金) 23:42:14.02 ID:pxBgTcIt0 - 結局二人を誘えなかったので、おとなしく帰路につく俺。
正直、これが最後になるんじゃないのかと 内心寂しくも思ってたんだけど、 「これで最後じゃない」 っていうさとみの言葉に正直安心をした。 まだ一緒にいられる。 地元を離れ単身上京して、周りに友達のいない俺にとっては この上なくうれしい一言だった。 安心しきった俺は家に帰ってしこたま焼酎飲んで吐いてその日は眠りについた。
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81 :麦焼酎 ◆v9k2HJmD9Q [sage]:2011/05/06(金) 23:59:35.40 ID:pxBgTcIt0 - >>80
こーいう何気ない一言からも滲み出るもんなんだな 悲しい限りだorz 翌日明朝4時頃 携帯の着信音で目が覚める。 着信の主はさとみだった。 麦「あふぁぃ…」 さ「あ、ごめん。こんな朝早くに。」 麦「…いや…いいよ…どうした?」 さ「いやさ。さっきクラブ出たんだけど… もうねむくってさぁ… ちょっと寝てっていい?」 麦「あぁ…わかった…鍵あけとくから…適当に入っていいかんね」 さ「さんきゅー。助かる」 麦「ふぁいよ…」
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