- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
1 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:02:36.90 ID:6b2XhpLI0 - 建つかな?
たったら自分語り始める
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
2 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:03:22.60 ID:6b2XhpLI0 - たったwまさかたつとはw
スマホで書き溜めてないからゆっくり書いてくわ
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
3 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:06:14.16 ID:6b2XhpLI0 - とりあえずスペック
あと1ヶ月で29のおっさんフリーター 友達とルームシェアしてる ちなみに童貞ではない
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
5 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:10:10.80 ID:6b2XhpLI0 - 事の起こりは1ヶ月前
系列店が改装するってんで、モノの運び出しとかを手伝いに行けと言われた事だった 仕事終わりの12時過ぎ、しかも5連勤初日だった事もあり、渋ったが社員命令で強制だった 閉店作業も早めに終わらせて遅番担当の社員とバイト仲間の3人で行く事になった
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
6 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:16:51.99 ID:6b2XhpLI0 - 手伝いに行く店には車で15分ちょい
「めんどくさい事になったなぁ」って気持ちと、「移動したバイト仲間に会えるw」って楽しみな気持ちが半々だった 着いてすぐに力仕事を命ぜられた。 俺「なんで一番の年寄りに力仕事させんすかw」 主任「だって>>1君バイトじゃんw」 なんて軽ぐちをを叩きながら力仕事ををこなして行く 1時間半ほどたって休憩になった 休憩所にいくと見慣れた顔があった 移動したバイト君だった
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
8 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:24:15.61 ID:6b2XhpLI0 - 半年以上ぶりにあった事もあり、馬鹿話に花を咲かせた
俺「うちの店に帰ってこいよ。お前の事嫌ってた店長も異動したんだし」 バ「帰りたいけどさぁ。改装したら人手も少なくて済んじゃうし辞めるよ」 俺「だったらそれこそ戻ってこいよ。うちの遅番は人手足りないし」 バ「本部が行ったり来たりするの嫌がってるらしいし、ダメだと思う。やりたい事あるし」
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
9 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:29:33.77 ID:6b2XhpLI0 - やりたい事?聞きたかったが休憩時間も終わってしまい聞く事が出来なかった
作業に戻ると、すぐに入り口に集まるように言われた そこで壊される原因に出会う事になる
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
12 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:36:40.18 ID:6b2XhpLI0 - うちの店は系列店と言えども、従業員同士の繋がりは全くない
車で15分程度の距離と言えども、知らない人ばかりだ 人見知りな俺は「誰だよこいつら」なんて思いながら集まった人達を見ていた その中の1人から目が離せなくなった ものすごいタイプな子がいた まさにどストライク。有名な元アイドルが「ビビビ婚」なんてので結婚した事もあったが、まさにそんな感じだった >>11 よくわかったなwパチ屋だよw朝鮮玉入れ屋w
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
13 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:46:10.24 ID:6b2XhpLI0 - しかし明るくなったとはいえ、元来人見知りな上アニオタ
しかも過去のトラウマや面倒くさい事情もあり言葉はかけられずにいた が、その子と少しでも接点が欲しいが為に一番面倒くさい力仕事を買って出る俺 なぜなら、店内から運び出した台をトラックに積み込む前のチェックをその子がしてたからだ 俺「俺が外に運び出すから!」 主「>>1くんはおっさんなんだからいいよw」 俺「いや!俺がやる!」 主「いいってwローテでやろうよw」 俺「俺がやるって!」 主「なんでよw」 俺「いや…あの子可愛くないっすか?超タイプなんすけど…」 主「あ〜…がんばれw」 ってなやりとりの末、その仕事を勝ち取ることに成功した
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
15 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:51:44.33 ID:6b2XhpLI0 - >>14
俺? 惨事なら軽部とかキャイ〜ンのあまのっちに似てるってよく言われる 相手はだれだろ? 思い浮かばん
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
18 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 02:57:28.26 ID:6b2XhpLI0 - そこからはたとえ業務的な内容であれ話せればガッツポーズしながら、話せなければがっくりしながら主任の元へ戻っていった
笑いも欲しかったし、笑いにしたかったってのもある。俺が本気にならないために トラウマと事情で本気になりたくなかったからだ 傷つかない為の予防線だと言っても過言ではない そんな楽しい時間もあっという間に過ぎ、応援組は帰宅の時間となった 主任からは「最後に挨拶してけば?」なんて言われたけど、恥ずかしくてできなかった いつものように「可愛い子がいたなぁ」で終わらせたかったってのもある そんなこんなでその子との出会いは、何事もなく終わった
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
20 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 03:00:07.28 ID:6b2XhpLI0 - >>16
その時はなにがしたいとか、先に進みたいとかはなかったから それに荷物運びの手伝いに行けって言われてる以上はその仕事しないといけんし >>17 先に言っとくけど、その子とはやってない
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
21 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 03:03:48.93 ID:6b2XhpLI0 - ごめん
30分ぐらい席外す
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
22 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 03:15:23.14 ID:6b2XhpLI0 - とりあえず出先から
面倒くさい事情ってかトラウマってか… これはおいおい書いてく あと言葉足らずなとこってある?
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
23 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 03:32:12.75 ID:6b2XhpLI0 - 帰ってきた
また続き書く
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
24 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 03:45:22.41 ID:6b2XhpLI0 - 事情が変わったのは次の日だった
いつも通り朝礼の為に事務所に入ると、社員がニヤニヤしながら俺を見ている 俺「なんすか?w」 主任2「主任1から聞いたけど、可愛い子が居たんだって?そんな>>1君に朗報だぞw」 俺「朗報?なんすか?」 主2「改装中の店からうちの店に研修に来るのは知ってるよね?なんと!その子がうちに研修に来ます!しかも遅番に!」 俺は固まった。今回も「可愛い子がいたなぁ」で終わると思っていたから。 主2「>>1君は遅番のリーダーをやってもらってるし、教育担当やってもらうからw」 固まってる俺に追撃を食らわせる主任2 教育担当?なにそれおいしいの?って顔をしていたと思う 固まった頭に残ってる言葉を整理すると ・どうやら4日後から1週間研修にくるらしい ・俺はあの子の教育担当を命ぜられららしい その2点だった 小躍りしながらガッツポーズを決めたかったが、平然を装いながら「了解です」とだけ答えた 多分、相当ニヤけてたと思う。今考えると気持ち悪いw
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
25 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 03:53:37.37 ID:6b2XhpLI0 - その日からの4日間はウキウキしながら仕事していた
「あと何日で一緒に働けるw」とか「やべ…制汗剤買ってこないと」などなど 指折り数えてその日を待つなんて、ほんと小学校時代のクリスマス以来だった ウキウキしながらの日々もあっという間に過ぎ、その子が研修に来る日を迎えた
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
26 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 04:04:36.72 ID:6b2XhpLI0 - >>19
こwwwwれwwwwwはwwww 「全然でない!遠隔してんだろ!」って言って来るやつマジでいるからワロエナイ 遠隔するリスク考えれば絶対にやらないのにw
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
27 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 04:20:10.69 ID:6b2XhpLI0 - 研修初日
どうやら研修にはその子と社員(俺と仲のいいやつ)と新入社員2人の計4人で来るらしい 新入社員は引率の社員が面倒を見て、そのこは俺が教えることになった ウキウキしながら、しかし平然を装いながら、「今日の予定とかはどうなってるんすか?」と主2に聞いた 主2曰く、まずは座学に時間をとり、19:00から本格的に教えるとの事だった 俺の中では「はやく19:00になれ!はやくry」ってのしかなかった 休憩中もそれしか頭になかった もちろん、いつも以上に張り切って仕事していた いつもなら「こいつらさっさと有り金尽きて帰れよ」なんて思って仕事してるのに… そして、ついにその子と一緒に働ける時間が来たのだった
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
29 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 04:37:48.46 ID:6b2XhpLI0 - 夢にまで見たその子と一緒に仕事できる時間
いつも以上に平然を装いながら仕事を教えた だけど、異常なほどにテンションが高かったらしい 一緒に手伝いに行ったバイト仲間には、「どうしたの?wテンション高杉じゃね?」とからかわれたりもした しかし、そのからかいが気持ちよかったりもした その子(これから園子にするわ)も物覚えがいい人で30分ぐらい教えただけで、1人で出来るようになっていた それからは、ちゃんと出来ているか見ているだけになる もちろん客対応もなく暇な時間もできる 会話がないと気まずい… 勇気を振り絞って話しかけることにした
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
32 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 04:46:10.01 ID:6b2XhpLI0 - 俺「すぐに覚えてくれて楽ですよw」
園「そんなお世辞わないでくださいよw」 いたずらっ子のような笑顔でいう園子 もうやばかった。ほんとにニヤニヤしてたと思う。気持ち悪いほどに 俺「いやいやwもう俺必要ないっすねw」 園「え〜居てもらわないと心配ですし」 仕事上での事とは解ってる。もちろん理解してる だけどその言葉で舞い上がってしまった 俺を必要としてくれてる!生きててよかった!ぐらいまで思ったw そこからの会話はほとんど覚えてない 完全に舞い上がっていたから
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
35 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 04:50:03.76 ID:6b2XhpLI0 - いろいろと話している中、用事ができ事務所へと行く事となった
俺「俺…こんなに楽しんじゃっていいんすかね?」 主1「たまにはいいんじゃね?ってかさ、 >>1君いっちゃいなよ」 俺「いくって何がっすか?」 主1「こんなチャンスめったにないんだしさw」
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
36 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 04:50:36.25 ID:6b2XhpLI0 - やべw間違えて送信ボタン押しちったw
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
38 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 04:53:57.60 ID:6b2XhpLI0 - 俺「へ?いやいや…これからどうしたいとかあるわけじゃないですし」
主1「またまたぁwニヤニヤしながら話してたじゃんw鼻のした伸びっぱなしだしw」 俺「マジすか!?ほんとにどうしたいとかあるわけじゃないんで」 と言い張り、主1の言葉を遮るように事務所を出た 今考えると、予防線を張っていただけに過ぎない 自分が傷つかない為に
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
39 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 04:54:49.40 ID:6b2XhpLI0 - >>37
だから食ってないし食われてないってw 書き溜めてないから投下は遅くなるよ
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
44 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 05:07:49.79 ID:6b2XhpLI0 - 主1にそんな事を言われ、「やばい…」と思っていた
気持ち悪いやつって思われたらどうしよう…こいつ私に気がある?マジ無理なですけどwって思ってry ネガティブ思考全開になって話せなくなってしまった もちろん流れる気まずい空気… でもその時の俺にはどうする事も出来なかった そんな時… 園「>>1さんっておいくつなんですか?」 向こうから話しかけて来た もちろんこの気まずい空気を打破しようとしたんだろう でも俺にはうれしかった。それまでは一方的に話していたから 俺「28のおっさんです」 園「そんなん言ったら私おばさんw29だしw」 俺「全然見えなかった。25,6だと思ってた」 園「またまたぁwそんなおせ」 俺「ほんとですって!」 遮って叫んでいた いや、周りがうるさいから大声じゃないと話せないけど またいたずらっ子のような笑顔で笑う園子 もうやばい…このままじゃ本気で好きになっちゃう…そう思いながら、閉店までの時間を夢見心地のまま迎えた
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
45 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 05:08:37.60 ID:6b2XhpLI0 - >>43
マダオでごめんよ まじですまねぇ
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
46 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 05:26:45.83 ID:6b2XhpLI0 - 閉店時間を迎え静かになるホール内
もちろん、閉店作業もマンツーマンで教える事となった 当然の如く平然を装いながら教える俺 だけど、恥ずかしくて顔をまともに見れない パソコンの画面を、レジュメをみたまま教える俺 マキシマムザホルモンの亮くんがマイクをガン見しながら歌うように それでも真剣に園子は聞いてくれていた それだけで嬉しかった 教えるながらの閉店作業は閉店作業終了時間ギリギリまで続き、そのままその日の仕事が終わった
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
47 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 05:34:25.12 ID:6b2XhpLI0 - 終礼もおわり、そのまま休憩所でのおしゃべりタイムが始まった
運良く園子の前に座ることができた すると、園子からはなしかけてきた 園「同世代だししってるかなぁ…俺の屍を超えてゆけって」 俺「ちょwwww俺屍wwwwやりたかったけどできなかったんだよねそれwww」 園「しってる!?しってる人に初めて会ったw」 俺「こんどPSPでリメイクでるよ!」 園「ほんとに!?買わなきゃ!」 またしてもいたずらっ子のような笑顔で笑う クールになれ俺。ダメだ…ダメだ… 同年代話しでひとしきり盛り上がる 楽しすぎる。永遠にこの時間が続けばいいのにって本気で考えた しかし、そんな訳にもいかない その日はそのままお開きとなった
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
50 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 05:46:58.47 ID:6b2XhpLI0 - 次の日
ウッキウキで仕事に向かった こんな楽しい気持ちで仕事に向かうのなんて初めてだった 気持ちはウキウキでも、当然の如く平然を装いながら事務所に入る するとまたしても主1からのからかいが始まった 主1「電話番号とかきいたの?w」 俺「何度も言ってるように、どうしたいとかあるわけじゃないですから」 主1「え〜wチャンスは生かさないとだめじゃんwいっちゃいなってw」 俺「ですから、ほんとにそんな気持ちないですって」 主1「ま…>>1君がそうならいいけどさ。そうそう今日は園子さんは16:00からすぐに出てもらうから」 俺「まじすか!?」 主1「あ、>>1君はもう教えなくていいからね。園子さんに1人でやってもらうから」 俺「そうですか…」 主1「ガッカリ感がもろにでてんだけどw」 俺「今日もよろしくおねがいしま〜す」 そそくさに朝礼を終わらせて、逃げるように事務所をでた 本気でガッカリしてた。「今日も二人で〜w」なんて思ってたから だけど、そのがっかりもあっという間に消えた だって…一緒に働けているから。園子を見られるから。それだけで満足だった その日はインカムで指示を出すぐらいで、ほとんど話せなかった たまに近くに行って 俺「問題ない?」 園「おk」 とかはあったけどそんぐらいだった
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
51 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 05:50:56.39 ID:6b2XhpLI0 - >>48
マダオでry 思い出しながら書いてるし、自分語りがしたいだけなんだ ごめんね
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
53 :名も無き被検体774号+[]:2011/05/06(金) 05:57:28.07 ID:6b2XhpLI0 - うん今日はもうやめとくわ
同居人起こして朝飯つくって弁当作らないと まるでダメなおっさんがクソスレ立ててごめんなさい
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
57 :マダオ ◆1GR4pLDEbE []:2011/05/06(金) 07:41:07.57 ID:6b2XhpLI0 - やっとひと段落ついた
マダオでほんと悪い この出来事はまだ俺の中で消化し切れて無いんだよね 始まってからやっと1ヶ月、終わってから半月しかたってないんだ ここに書かせてもらう事で、少しでも吐き出せて・消化させてもらえればと とりあえず酉つける
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
58 :マダオ ◆1GR4pLDEbE []:2011/05/06(金) 07:57:25.26 ID:6b2XhpLI0 - 今日は辞めとくと言っときながら…
眠くなるまで投下してくわ
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
60 :マダオ ◆1GR4pLDEbE []:2011/05/06(金) 08:05:38.47 ID:6b2XhpLI0 - 次の日…
俺は休みだった。1週間しかないのに休みが合わないなんて ちなみに園子たちは翌日が休みだった 休みを変わってもらおうかと思ったが、飲み会の約束があったので諦めた 飲みに行ったのは仕事仲間 ・沖縄系の顔立ちをした沖縄 ・姐さんと慕われてる姐さん ・姐さん子分的存在の人妻 と俺の4人。気の置けない仲間 最初は仕事の愚痴から始まったが、気がついたら俺の話になっていた
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
62 :マダオ ◆1GR4pLDEbE []:2011/05/06(金) 08:18:17.20 ID:6b2XhpLI0 - みんな酒が回ってた。俺も酔ってた
特に姐さんはかなり酔ってた。この人は絡み酒で面倒くさい いつも誰かに絡むが、今回の標的は俺になった 姐「>>1さぁ、園子の事はどう思ってんの?」 俺「みんなに言ってますけど、どうしたいとかって訳じゃないんで」 姐「はぁ!?だったらなんであんなに鼻の下伸ばしてんの!?これだから男は!」 俺「伸ばすのは関係ないでしょw」 姐「男だったらズバッといけっつの!なに?それともなんかあんの?」 痛いところを突かれた…と思った 「どうこうしたいしたい訳じゃない」これは俺が俺自身に言い聞かせてる言葉でもあった 言葉に詰まった俺に沖縄が助け舟を出してくれた 沖「>>1さんも話したくない事や、話せない事もあるでしょうし。姐さんも落ち着いて」 助かったと思ったが、酔ってると歯止めが聞かなくなる 俺自身「もういいや。言っちまえ」という気持ちの方が大きくなっていた 俺「引かないでくださいよ?両親と元カノと元カノの両親しか知らない話なんで」 と前置きし、俺の面倒くさい話を始めた
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
63 :マダオ ◆1GR4pLDEbE []:2011/05/06(金) 08:34:36.62 ID:6b2XhpLI0 - 俺の面倒くさい事情
・元カノとルームシェアしている事 ・元カノと元カノの両親に借金が300万近くある事 だった 元カノとは14年の付き合いになる。俺が高2、向こうが高3の時からだ 俺から告白したが、周りに流されて付き合ったような感じだった ルームシェアしている理由は、お互いに生活の基盤がそこにあって離れられないのと、お互いに依存しあっているから 俺が家事全般をやり、元カノが稼いで来る。もちろんお互いに生活費を出しているが 借金の原因は簡単。ギャンブルに手を出したから 俺の意思が弱いせいで、どんどんはまってしまった 「負けた分を取り返さなきゃ」「これで勝てば問題ない」と典型的なパチンカス思考に陥っていた もちろん勝てるはずがない。パチンコなんてギャンブルですらないから 負ける事が決まっているものはギャンブルなんて言わない そんな単純な事さえも気がつけなかった 気がついたら300万近くの借金ができていた ギャンブルだけでの借金ではないが… それを立て替えてくれたのは、元カノと元カノの両親だった
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
67 :マダオ ◆1GR4pLDEbE []:2011/05/06(金) 08:42:04.63 ID:6b2XhpLI0 - 俺の両親は「お前が何とかしろ。俺たちは知らん」の一点張りだった
そんな中、元カノのお父さんだけは「俺の娘が困っているから」と出してくれた 決して俺の為にとは言わなかった 赤の他人にそんな事なんて普通出来ない なのにしてくれた元カノと元カノの両親のために心を入れ替えて働き、借金を返済する事を決めた もちろんそれ以来はギャンブルに手を出していない ま、この事件あった時点で元カノとは別れてたんだけど
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
68 :マダオ ◆1GR4pLDEbE []:2011/05/06(金) 08:44:03.66 ID:6b2XhpLI0 - >>65
おかしい事だしまずい事なのはわかってるんだよね でも、お互いに依存し合ってたから… ぶっちゃけ今でも同居してる スペックに書いた友達ってのは元カノ もちろん体の関係は全然ない
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
69 :マダオ ◆1GR4pLDEbE []:2011/05/06(金) 08:57:16.30 ID:6b2XhpLI0 - この話をし終わって、場の空気が重くなっていた
俺「引かないでって言ったじゃないすかw」 これを言うのが限界だった。そん中… 姐「まず>>1と元カノがおかしい。ちゃんときっぱり別れろ。お金の問題はしょうがないけど」 俺「俺もまずいってのはわかってますよ。だからと言って、すぐに出ていけるものでもないですよ。実家に帰るしかないですから。いま一人暮らしをする余裕はないです」 姐「じゃあなに?この状況を理解してくれる人を探すの!?それとも付き合ってもない人と一生暮らすの!?」 俺「あいつとあいつの両親には、一生かけても返しきれない恩があるんで。元カノが誰かと付き合っても、最低限この借金を返し切るまでは別の誰かと付き合うとかは出来ません」 姐「ばっかじゃないの!?そんなん関係ないじゃん!第一、向こうは幸せです。だけど>>1はそれを背負って生きて行きますとかおかしい」 俺「いや…元カノには友達以上恋人未満の相手が…」 姐「だったら余計に出てけ。相手の男はこの状況を知らないんでしょ!?」 俺「いや…知ってて結論が出せるまで待ってると…」 姐「どいつもこいつもバカばっか。アホらし!>>1も次の恋にいけ」 それだけ言い放って満足したのか、黙りこくった
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
70 :マダオ ◆1GR4pLDEbE []:2011/05/06(金) 09:11:14.33 ID:6b2XhpLI0 - ここまで好き放題いわれたのは初めてだった
逆に清々しいような、なんか変な気持ちになった。俺はMじゃない。Sなのに 沖「>>1さんの気持ちはどうなんですか?」 俺「わからん。たぶん好きなんだとは思う。でも踏ん切りがつかない」 沖「ですよね」 なんてやりとりをしたのをうろ覚えだけど記憶している こんな話をした後も、いつのまにか別の話題になり、また盛り上がって飲み始めた 俺はもうとにかく酔いたかった。酔って正体をなくしたかった ベロベロに酔えた所で閉店の時間になった 人妻は車で来てたから一滴も飲んでない。一番テンション高かったのに 人妻の車でみんなの家に送ってもらう事になった 最初は一番遠い姐さんの家 姐さんの家に向かう途中、俺はなぜか吹っ切れていた 俺「もうさ、好きになったもんはしかたないじゃん!えぇ、俺は園子の事が好きですよ!もういいいったる!」 沖「まじすか?大丈夫すか?」 俺「もう関係ぇねぇ。いったる!あのねぇ、無邪気ないたずらっ子みたいな笑顔されちゃ抑えられるもんも抑えらんねぇよ」 姐「よくいった>>1!いけ!」 みたいな会話をしたような気がする。酔っ払ってて記憶が曖昧になってる 俺は吹っ切れた。園子の事が好きだ。そう認識で来た瞬間だった
|
- もうすぐで29のおっさんフリーターが壊れるまで
71 :マダオ ◆1GR4pLDEbE []:2011/05/06(金) 09:13:04.73 ID:6b2XhpLI0 - さて、今日も仕事だし14:00には起きないといけないから寝るね
早くて1時頃、たぶん昨日?今日?と同じ時間ぐらいには投下始めると思う マダオだけど付き合ってくれてありがとう
|