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6 ：名も無き被検体774号+[sage]：2010/12/21(火) 06:23:40.59 ID:x0WQvcZU0 - >>5
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月並みで悪いがSTING
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8 ：1 ◆AX..Mp7CYQ [sage]：2010/12/21(火) 22:07:42.26 ID:x0WQvcZU0 - >>7
カメラにはいろんな性質のものがあって、当然撮りたいものに応じて選択することになる。
重要なのは、作品を作ろう、人に見せるものを撮ろうと思うなら、カメラの選択は適当でいい、なんてことはない。
同じ予算でも選び方次第なので、きちんと選択する。
現状ある選択は次の通り。
①トイカメラ
②ビデオカメラ
2-1 DV、HDVなどのテープカメラ
2-2 AVCHDなどのメモリーカメラ
2-3 業務用ビデオカメラ
③レンズ交換式一眼タイプカメラ
3-1 ミラーレスカメラ
3-2 一眼レフカメラ
いずれのサブカテゴリの中で、さらにエントリークラスとハイクラスとで分類ができる。
次から解説しま
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10 ：1 ◆mcHV/ESptU []：2010/12/21(火) 22:46:41.73 ID:x0WQvcZU0 - ①トイカメラ
こういうやつね。
ttp://www.exemode.com/product-exe/dvc/dv520.html
正直オススメはしない。残念ながら、画素数とかカタログスペックが一見よく見えても、
10年前の日本製ビデオカメラにも劣るのが現状。
さも「ビデオカメラ」と、日本製商品と肩を張るかのような表記がされているが、
中身は残念ながらオモチャレベル。youtube最低画質状態みたいなのでも構わなければどうぞ。
特になにが不満かというと、たいていの場合露出のコントロールが不能だったり、
そもそもAEがウンコだったりと、見苦しい画面になってしまう事が多い。
さらに多いのが音声のトラブル。
実は映像作品のなかの音声のプライオリティは半分以上。音が聞き苦しいだけで萎えることも多いだろ。
ところが、トイカメラのマイクは断線・故障がつきもので、感度、S/N比の面でも著しく劣る。
画質の問題を抜きにしても、価格なりのカメラだと言うことを認識するべき。
が、2台目のカメラとしては面白い。価格が安いため壊しても罪悪感が無いので、
ブームポールの先に付ける（ブラタモリでやたらハイアングルのカメラが1台あるでしょ、ああいうこと）とか、
水中撮影とか、そういう特殊用途では面白い使い方が出来るかも。
（オススメ機種）
EXEMODE DV5000UW:防水なので、水遊びとかするならどうぞ。
EXEMODE 3DV-5WF:自称3Dだって。いいオモチャ。
まあでも防水機種が欲しいならいっそXacti買っちゃえよと俺は思うけど。
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11 ：1 ◆mcHV/ESptU []：2010/12/21(火) 23:05:30.00 ID:x0WQvcZU0 - ②ビデオカメラ
ビデオカメラの設計思想について知っておく必要がある。
運動会用、というイメージが強いように、ビデオカメラは、被写体の動きを失敗無く捉えることに主眼を置いて作られている。
その上で、パパ、ママが説明書も読まずに使えるように、可能な限り機能を簡略化してあるので、
初期状態ではほぼフルオートになっていて、ズームと録画ボタンだけ操作すれば構わないようになっている。
しかし、家族内で見るだけならそれで構わないが、他人に見せる映像は、残念ながらフルオートでは撮れない。
別に難しい要求をするわけではなく、3～4点気をつければいいことがあるだけなのだが、
実はビデオカメラは、「操作を簡略化する」という設計思想のもと、限りなくボタン・ダイヤルの数を減らしてきた歴史があり、
つまりその「気をつけなければいけないこと」が、メニュー階層に潜り込んでしまっている。
さらに、冒頭で言ったように、「被写体の動きを失敗無く捉える」ことが目標なので、
すなわち「静止した被写体をじっくり美しく捉える」ことにおいては悲惨な結果になる。
ビデオカメラはひたすら無難な画作りになっていて、特に自主映画なんかだと失敗したらまた撮りなおせば良いのだが、
ビデオで撮ると何度撮っても似たような結果になってしまう。
これでも昔はこれしかなかったから頑張ってビデオでカッコイイ画を撮るために苦労したもんだけど、
今は後述するデジタル一眼レフカメラに動画機能が付いたので、まったくもってビデオカメラを使う必要性はなくなった。
結論を言えば、他人に見せる映像を撮るなら、ビデオカメラはやめとけってこった。
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12 ：1 ◆mcHV/ESptU []：2010/12/21(火) 23:06:59.49 ID:x0WQvcZU0 - タイプ別に一言。
あ、あと購入するなら、無理して最新機種を買うより、一世代前の中古を買ったほうが、同じ予算で高いランクが狙えるので、
お勧め機種もそれに基づいてちょい古めの機種を載せてます。
【2-1 DV、HDVなどのテープカメラ】
テープメディアの時代は終わり、もはや店頭で目にすることもなくなったけど、
中古で買うならまだま弾数の多いタイプ。
HDVは「ハイビジョン」などと銘打ってあるので画質も遜色ないように見えるが、
これはいかんせんPCで編集することを考えると、PCに動画を取り込むのがひたすら面倒くさい。
そういう観点からお勧めは出来ない。
古い時代の人に聞くと「確実だから」「エラーが出にくい」とか言い出すけど、デメリットのほうがあまりに大きい。
（お勧め機種）
SONY DCR-VX2000：どうしてもDVテープのカメラが欲しいならこれ。画質はしっとりした味付けのもので、今でも（辛うじて）通用する。7～8万円。
Canon iVIS HV30:どうしてもHDVで撮りたいならこれ。
【2-2 AVCHDなどのメモリーカメラ】
事実上このタイプしか選択肢にない。
一時はHDDに記録するタイプが主流を占めたけど、その後のフラッシュメディアの供給コスト安で消滅、
今はカメラ内蔵フラッシュメモリ+SDカード記録のAVCHDが事実上の業界標準になっている。
さて、ニコ動やyoutubeなんかにUPする時、H.264でエンコを～とか聞いたことある人も居ると思うけど、
AVCHDもこのH.264を利用した形式で、画質とサイズのバランスがたいへん良い。
しかし、H.264の再生が重たいというのもまた有名な話で、
この形式は圧縮率がたいへん高いので、再生や編集の際にPCに負荷がかかる。ハイスペック御用達ってことだな。
特に編集なんかでAVCHDを扱う際は、普段から洋ゲーのためにi7やPhenomでハイスペPC組んでる奴でもなければ事実上編集できないと思って良い。
そこでお勧めしたいのが、Victorが過渡期に出していた「MPEG-2」記録のHDDカメラ。
MPEG-2はファイルサイズは大きくなるが、編集負荷をかなり軽減することが可能。
さらに其の昔はDVDやブルーレイに記録するタイプもあったが、ありゃランニングコストの観点から論外。
（お勧め機種）
Victor GZ-HD7:HDDにMPEG-2記録するタイプ。SDカードに記録することも可能で、フィールディングも良いが、レンズ性能が若干甘い。
Victor GZ-HD40:MPEG-2とAVCHDを選べるデュアルコーデックカメラ。変換チップが二つということはある意味不経済なので、継承はされなかったが、たいへん素晴らしい機能だった。
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