- クリスマスが近いので今年の秋に新地で童貞捨てた話でもする
144 :122[sage]:2010/12/21(火) 03:15:31.17 ID:sKbnAZAx0 - マイペースに続けます。
のんびりと、それでいて喜々とお互いの仕事の話やら、めんどくさい変な客の話、この前偶然会った時のことなどを話したかと思う。 少し長いおしゃべりの後プレイに入る。 3回目のAちゃんは変わっていた。 今までどれだけ責めても、どれだけクンニしようが、Gを刺激しようが、イクことはなかったのだが今回はイッテいた。 もしかしたら演技かと思ったが、イク直前に腹筋がぐぐぐっと揺れ痙攣し、締めつけが少しきゅっとなることから本当だと思う。 イッタ直後責め続けると足をバタバタとし必死の抵抗をする。本人いわく 「気持ちいいけど、お腹がズンズンするのが変な気持ち」 らしい、基本的にMな自分だけれども足をバタバタするのが面白くってずっと責め続けてみた。 正直自分も我を忘れて責め続けたため翌日筋肉痛になった。 そして何回かイッテいるのを見て足や体が少し痙攣しているのを見て少しビビった。 責めるのをやめた瞬間、シャワーへ促すタイマーが鳴った。 俺…まだいってないのに終わってしまった。 申し訳なさそうに 「ああ、時間が…122さん今すぐ仰向けになってください。」 と、必死に言ってくるけど、遅漏気味だし、色々楽しんだから遠慮しシャワーを浴びる。 着替えが終わって部屋を出ようとすると・・・
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145 :122[sage]:2010/12/21(火) 03:16:12.33 ID:sKbnAZAx0 - 「夜暇ですか?」
「え?」 「今日の夜、お店暇みたいだし、飲みに行けるかなって思って。」 「あ、ごめん、この後大学の時の友達と会う予定で…」 「じゃあ、明日は??明日も休みでしたよね??」 「ああ、明日ならいいよ。うん明日なら。」 そういうと、手帳かなんかを破ってメルアドを書いて渡してきた。 どぎまぎしつつホテルを出て別れた。 さて、別れてからいろいろ考えた。 そもそも「あ、ごめん、この後大学の時の友達と会う予定で…」 って言ったがそれは嘘で、この後予定もなく暇だったこと。嘘をついた理由はとっさに 『ここで暇って言ったらはめられる!!きっと怖い黒服が出てけつの毛まで抜かれる。』 って思い、適当に嘘をついた。 しかし、二回目の誘いには言い訳が思いつかず、受け入れてしまった。 幸い、Aちゃんからメルアドを教えてもらっただけなので自分がメールさえしなければ何も起こらない。 帰りの電車の中 @ 断固無視 A メールはする。しかし、明日は『急に仕事』とか嘘をつく。 B メールもするし、ホイホイついていく。 この三択がぐるぐる回っていた。
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146 :122[sage]:2010/12/21(火) 03:17:44.16 ID:sKbnAZAx0 - 悩んだ末、メールをしていた。文面は
『今日も楽しかったよ。明日は遅くならなければ大丈夫だよ。』 と、ばっちりBを選択していた。 その日の夜は遠足を楽しみな子供みたいな気持ちでなかなか寝付けなかった。 そして翌日、一応デートなのだからお金は風俗に行くくらい多めに持つ。 ただし、なんかの罠かもしれないからお酒を飲みすぎない!! 財布に免許証や保険証を、キャッシュカードやクレジットカードも入れない。 更に、Aちゅんが指定したお店には絶対入らない。待ち合わせ場所もこっちが指定する。 何よりどんないい雰囲気になってもホテルとかにはいかない。H関係はどれだけチャンスを感じても捨てる。 これらを徹底し、肝に銘じて日の暮れかけた新宿のマックで待ち合わせをした。 マックに入ったら先にAちゃんがいた。 すぐに飲みに行くのも味気ないのでゲーセンへ行った。 UFOキャッチャーでワンピースのチョッパーのひざ掛け、ストラップなどをとれご機嫌だった。
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147 :122[sage]:2010/12/21(火) 03:19:05.21 ID:sKbnAZAx0 - 個室居酒屋に行き、友達の話、好きな漫画の話を楽しく話せた。
そして仕事の話になったときこんなことを言い出した。 「ねぇ、122さんはネット掲示板ってわかる??」 わかるも何も・・・わかりますという具合だった。 「○○っていう掲示板でひどいこと書かれてへこんでるんだ…。」 ○○と言えば自分の情報収集のメインサイトじゃないですか!! 確かに、自分もその誹謗中傷は読んだ、っていうか読んだから本指名した。 後で見たらAちゃんへの誹謗中傷が定期的に書き込まれていた。 少し沈んだ彼女をただ「気にしないのが一番だよ。」 としか言えなかった。 少し落ち込んだムードの中、各々帰った。 風俗嬢も神経図太そうで、意外なところ気にするんだなぁ・・・そんな考えの中翌日メールが来た。
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148 :122[sage]:2010/12/21(火) 03:19:47.42 ID:sKbnAZAx0 - 内容は
『話聞いてくれてありがとう、122さんが聞き上手だから私ばっか話してごめんね。』 とかそんな感じだった。 自分は聞き上手ではない。単に、警戒、緊張していたし。 何より、落ち込んだ顔になってネット掲示板の話になったとき、自分がオタクっぽいと思われないよう 自分を律するのに必死だっただけだった。 自分の評価が上がったみたいだし、何よりメールで次のデートも約束できたのがうれしかった。
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149 :122[sage]:2010/12/21(火) 03:22:17.57 ID:sKbnAZAx0 - 何度かデートを重ねていった。風俗通いもやめていた。
デートと言っても二人でご飯食べたり、水族館行ったり、カラオケ行ったり… 高いものをおねだりされたりはなかった。 それと、Hもなかった。 彼女はまだ風俗を続けていた。 正式に付き合っているわけでなかった、引かれそうで告白を言い出す勇気がなかった。 「何で風俗なんかで働いているのか?」 聞き出す勇気もなかった。 「風俗嬢をやめてほしい。」 っていう勇気も何もないへたれだった。 Aちゃんのことを心底惚れていたのは間違えなかった。 それだけに辛く、もやもやした感情と一緒いるとうれしい気持ちとが常に同居していた。
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