トップページ > ニュー速VIP+ > 2010年12月13日 > heUIRiSu0

書き込み順位&時間帯一覧

4 位/207 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数00003242000000000000000011



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名も無き被検体774号+
俺の失恋話でもしようか

書き込みレス一覧

俺の失恋話でもしようか
1 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 04:05:35.72 ID:heUIRiSu0
ちょっと話したくなった
俺の失恋話でもしようか
3 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 04:28:37.02 ID:heUIRiSu0
まあいいじゃない。昔の話だし
というわけで登場人物紹介

俺(K):手広くオタク、マニア。中学まではガチオタだったが高校で周囲に感化され
     おしゃれを頑張り友人も増えた。学力プラスマイナスで並ぐらい

A太:クラス替え後最初の友達。特徴は無いが、いじられキャラで良い奴。
   席が近いこともあり仲が良かった。成績は俺とどっこい

B子:風紀委員長。ドのつく真面目っ子。成績優秀、品行方正、部活も優秀な成績を収める
   美人ではないが純朴で誰にでも好かれる

B太:親友。クラス替えで別のクラスになったが仲は一番いい。
   チャラ男風ながらイケメン、スポーツ万能、成績優秀、裏表の無い性格で友人も多い
   彼に感化されて脱オタを目指した

B子:親友2。同じ委員会で長と副。美人ながら強気な性格、文学研究を目指すという志の高さから、
   いわゆる「女子」との付き合いが苦手。あとV系オタク 

こんな感じ。舞台は高校二年の10月から始まります   

俺の失恋話でもしようか
4 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 04:38:24.66 ID:heUIRiSu0
当時学校は合唱コンクール間近。我がクラスも盛り上がっていた。
俺はというとなぜか指揮者。音楽やったことも無いので四苦八苦しながらもなんとかついていってる感じ
もともといじられキャラだったのもあって練習は緊張感とは程遠い感じだった。
それには多少責任を感じていたが、まあガチ賞狙いじゃないしいいかとも思っていた。

ある日の練習。気になった部分を指摘しようとするがいつものように茶化されて聞いてくれない
まあいつものことだと思ってスルーしようとしたら

A子(前レスで被ってたね上がA子)「みんなー!Kくんの言うこと聞こうよー!」

普段大きい声出す子じゃなかったのでみんなびっくりしていた。まあとにかくA子のおかげで練習は無事終わった。
練習終了後、A子にお礼を言ったが「気にしないでいいよ」と笑顔で返すだけだった。

俺は不思議でしょうがなかった。なんで俺なんかのためにあんな風に言ってくれたのか。
その後B子を介してメールアドレスを交換。そのうち親しくメールする仲になった。
俺の失恋話でもしようか
5 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 05:39:05.57 ID:heUIRiSu0
そして一ヶ月後、修学旅行の季節。
まあ旅自体はよくある普通の修学旅行だった。事件・・・は二日目の夜。
リア充達はホテルの屋上でいちゃいちゃ、それ以外はゲームで夜更かしといった具合だった。
俺の部屋はリア充二人に俺とA太。まあ高校生だし当然女の話になる。
リア充達の彼女話を聞いてるうちに一人がこう尋ねてきた

「お前ら好きなやついんの?」

そう聞かれた時ふと頭に浮かんだのは、A子だった。

「A子かな」
「へー以外かも。でもまあ頑張れよ」

そんな会話だった。ただ自分でも驚いていた。言われて初めてA子に惚れていることに気付いたのだ。
A太も誰か名前を言っていたようだったが耳には入ってこない。
布団に入ってからもそんな会話を続けているうち、リア充達は彼女とのメールに勤しみだした。

ふとケータイを取った。メールを送った、A子に。
初めは他愛も無い会話だった。多少親しいとはいえ夜中にメールで向こうも驚いたのだろう。返信がぎこちなかった。
そのうち、やはり誰と誰が付き合ってるとかそういう話になった。

「Kくんは誰か好きな人いたりするのかな?」
「俺はA子が好きだよ」

こんな感じのやりとりだが、俺の勇気を総動員した結果だった。返信は無かった。

俺の失恋話でもしようか
6 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 05:48:56.23 ID:heUIRiSu0
翌日、はっきり言って後悔していた。言わなきゃよかった、このままでよかったのに・・・
この日は昼から寺院で自由行動だった。お土産を買ったり記念撮影にみな興じている。
俺も沈む気持ちを隠しつつ友人と過ごしていた。その時メールが、A子から来た。

「ちょっといい?」

A子に連れられ二人だけで寺院の裏に。人はほとんどいない。
結論から言うと振られた。A子は何か言葉を選んで俺を傷つけないようにしていたが、
はっきり言って覚えていない。帰りのバスもあんまり覚えてない。それぐらいショックだった。

生まれてから初めてだれかに告白し、振られたのだ。無論告白されたことも無い。
思春期はとうに過ぎていたがやはりきつかった。その後A太にそのことを相談した。
やはり良い奴だった。俺に勧めてくれたのは2chの失恋板だったw
必死に励ましてくれる姿に気持ちも大分落ち着いてきたころ、自体は急変した。
俺の失恋話でもしようか
7 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 06:01:11.09 ID:heUIRiSu0
旅行後初めて学校へ行く翌日、気分は重かった。どんな顔してA子に会えばいいのか
「気にすんな」とA太は励ましてくれるが、やっぱり気にしないってのは無理だ。
そんな時メールが、A子から。!?

「ちょっと電話いいかな?」

なぜ?このタイミングで?疑問だらけだったがとりあえず電話をしてみる

「急にごめんね」
「別にいいけど、どうしたの?」
「実は・・・やっぱりOKしたくて・・・」
「へ?」
「その・・・告白の・・・」

ということで急転直下俺はA子と付き合うことになった。
わけがわからなかったが当時は相当舞い上がっていた。多分顔も常時ニやけて気持ち悪いことになってただろう
A太も自分のことのように喜んでくれた。「早速恋愛板に書き込めよ!」こいつは重度の2chねらーだった

ただこの喜びも長くは続かなかった
俺の失恋話でもしようか
8 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 06:29:28.42 ID:heUIRiSu0
はっきり言ってタイプ的には真逆だった。グータラ不真面目男と生真面目風紀委員。
ほどなくして軋轢が生じ始めた。それでも、初めての彼女で舞い上がっていたおれはまったく気付かなかった。
付き合い始めて一ヶ月後。俺は振られた。同じ相手から二度振られるというまさかの経験だった。
ショックで正直泣いた。付き合い始めたころはそれでも楽しかった。手をつないで帰るだけで心が弾んだ。
今思えば高校生にしては初心すぎる気もするが、当時はそれが限界だった。

というわけで俺の初恋は終わったわけだが、この後が問題だった。
舞台は一年後へと移る。高校三年の12月。
受験シーズン真っただ中でみんなピリピリしていた。俺もなんだかんだ受験生らしく勉強に勤しんでいた。


そんなある日の昼休み。飯を食おうとしたら教室の後ろが騒がしい。振り返るとA太がなにやらからかわれている
まあ、あいつもいじられ役だしいつもの事か、と思ったが何やら様子がおかしい。
からかうというより、冷やかされている。A太も言い返すでもなく何やらそわそわしている。
すると、後ろの扉からだれか入ってきた。A子だった。
二人は一言二言話すと一緒に教室から出て行った。クラスメートに冷やかされながら。

俺だって人並みに勘が働くので気付かないわけがない。しかし、どうしても信じられなかった。
そこで次の体育の授業に向かう途中、別の友人に聞いてみた

「なあ、A子とA太って付き合ってんの?」
「え?お前知らなかったの?ていうかなんでお前が知らないんだよ!」
「・・・いつからだ?」
「もう一年ぐらいになるぞ」

次の授業はバドミントン。俺のペアはA太だった。
俺の失恋話でもしようか
9 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 06:45:33.22 ID:heUIRiSu0
試合後、A太に話しかけた。A太も何か勘づいたようで、目を合わせることは無かった

「お前さ、A子と付き合ってんの?」
「うん・・・」
「・・・なんで言ってくんなかったんだよ」
「・・・お前には言えないよ・・・」

その後会話も無く俺は教室に戻った。家に帰ってからは泣く気もおきなかった。
別れた彼女が誰と付き合おうとそれは彼女の勝手だろう。しかし、納得できなかった。

それから俺は飯を一人で食うようになった。放送委員だったので放送室で昼休みを過ごすようになった。
そのことについて言及する友人もいなかった。俺だってそうしただろう。
ただある日からB子も放送室で飯を食うようになった。

同じ委員会だったが、そこまで仲がいいわけではなかった。二人でいろいろ話すうち意気投合していくが、
今はそれは置いておく。

結局俺は受験に失敗。A子は地元の国立に、A太は地方の私立に、B子は上位を目指すため浪人した。
卒業式の日、この年は全国の高校で未履修が発覚した年で、多くの高校の卒業式が後ろへずれ込んだ
うちの高校もその一つだった。そして、そのずれ込んだ日は国公立の後期合格発表の日だった。
A子のことを引きずっているうちに浪人決定。気の落ちようは半端じゃなかった

先生のあいさつもほどほどに皆、写真を撮ったりこの後の予定を話し合っている。
正直カラオケやらなんやらに参加する気分じゃなかったが、仲間とも最後だし、ハメをはずそうか
そんなことを考えていた。後ろを振り返る。A子の席が二つほど後ろにある。
そこにはA子とA太がツーショット写真をみんなに撮られているという、俺には少々つらい光景があった。
二人とも満面の笑顔だ。そりゃあそうだよなーなんておもいつつ席を立った。

結局クラスを一番早く出たのは俺だった。二番目がB子。気にしてくれてたらしい。
お互い浪人を頑張って他のやつら見返そうぜ、なんて話ながら別れた。
俺の失恋話でもしようか
10 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 06:49:44.57 ID:heUIRiSu0
後で聞いた話では、あの後学校中で一番早く帰ったのが俺だったらしい。
卒業生全員が不思議がっていたそうだ。
その後A子、A太ともに連絡を取る事はなくなり、俺も地方の国立へ進学したため接点はほとんどなくなった

以上、失恋話でした。めでたしめでたし
俺の失恋話でもしようか
12 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 07:23:46.97 ID:heUIRiSu0
>>11
ノシ
あーだから俺NTR苦手なのかも
俺の失恋話でもしようか
14 :名も無き被検体774号+[sage]:2010/12/13(月) 07:40:58.66 ID:heUIRiSu0
>>13
そら申し訳ないw
A子は冒頭に書いたとおりクソ真面目なんだよな。ジャージのチャックは一番上まで締めるタイプ
で、授業中に俺が寝たりジャージ着崩して着てたりすると苦言をメールで送ってくるような

なんだけど俺の前にすでに5人付き合ってたという衝撃の事実が


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。