- 携帯ショップの店員を視野に入れているんだけど
9 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[]:2020/11/22(日) 00:04:00.121 ID:JsiiAkaUr - >>4
新卒で携帯店員www 脳みそ子宮においてきたのか?
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- 福岡ってなんであんなコロナ少ないん?
21 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[]:2020/11/22(日) 00:04:29.173 ID:JsiiAkaUr - あとあと増えるよ
本州のバカのせいで
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- 職場の男性とセックスした場合、そいつが他人にそのこと漏らす可能性って高い?
53 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[]:2020/11/22(日) 00:05:18.608 ID:JsiiAkaUr - 女喰った自慢話なら男の会話の定番
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
2 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 13:03:00.943 ID:JsiiAkaUr - 電話「特別非常事態宣言発令のため、現在すべての通常回線は不通となっております」
ミサト「…だめか」 手元にシンジの写真と父親からの手紙 ミサト「…やっぱり、来るんじゃなかった…」 ミサト「……シェルターに…行ったほうがいいわよね」 爆風 ミサト「あぅ…っ、」 使徒が歩いている ミサト「な……!」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
5 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 13:09:13.802 ID:JsiiAkaUr - ケンスケ「目標は依然健在。現在も第3新東京市に向かい、侵攻中」
オペレータ「航空隊の戦力では足止めできません!」 司令官「総力戦だ!厚木と入間も全部挙げろ!」 司令官「出し惜しみは無しだ!なんとしても目標を潰せ!」 攻撃をものともしない使徒。 司令官「なぜだ!直撃のはずだ!」 司令官「戦車大隊は壊滅、誘導兵器も砲爆撃もまるで効果なしか」 司令官「ダメだ!この程度の火力では埒があかん!」 カヲル「やはり、A.T.フィールド…」 葛城「ああ…使徒に対して、通常兵器での攻撃は通用しない」 司令官「分かりました、予定通り発動いたします」 カヲル「……連中、痺れを切らしたようだね」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
7 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 13:17:17.656 ID:JsiiAkaUr - シンジ「ふぐ…っ!」
シンジ「んぐ…っ!」 シンジ「はぁ…はぁ…」 ミサト「……」 ミサト「……あ、あの…手伝います」 シンジ「ご…ごめんね…!じゃあ…」 シンジ・ミサト「…せーのっ!」 シンジ「…ハァ、ハァ…ありがとう、ミサトちゃん。助かったよ」 ミサト「いえ、わ、私の方こそ。その、碇さん」 シンジ「…シンジでいいよ。…あらためて、よろしくね。葛城ミサトちゃん」 ミサト「はい!…し、シンジさん」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
9 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 13:25:20.327 ID:JsiiAkaUr - (通話)
シンジ「……うん。なんとかなったよ…はは…ありがとう心配してくれて。うん、ミサトちゃんも無事」 シンジ「うん…え…悪いよ……確かに、そのほうが早いけど……あ、ごめんそれは……途中で車が……うん、うん……分かったよ…じゃあよろしく。また本部で」 シンジ(はぁ…大切に乗ってたのになぁ…ボコボコだ……。長く乗った車だから愛着があるけど…修理はもう無理かな…) シンジ「…買い換えどきか…」 ミサト「えっ?」 シンジ「あ…なんでもないよ、別に…!はは」 ミサト「……」 シンジ「あれっ、ミサトちゃん…」 シンジ「擦りむいてるじゃないか、ここ」 ミサト「あ…いえ、平気です!ほんとに少しですから」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
11 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 13:35:13.943 ID:JsiiAkaUr - カヲル「予想通り、自己修復中か…」
葛城「そうでなければ単独兵器として役に立たない」 カヲル「ごらんよ…機能増幅まで可能なようだ」 葛城「…知恵をつけてきたな…」 カヲル「再度進攻は、時間の問題だね」 アナウンス「ゲートが閉まります。ご注意ください。発車いたします…」 ミサト「…特務機関、ネルフ…」 シンジ「うん。国連直属の非公開組織なんだ」 ミサト「父のいるところですよね…」 シンジ「そう…お父さんから仕事のこと、聞いてる?」 ミサト「人類を守る大事な仕事だ、って……おじさんから」 シンジ「…そう……」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
13 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 13:43:08.943 ID:JsiiAkaUr - ミサト「…これから父のところへ、行くんですか…?」
シンジ「…そうだね、すぐには…会えないかもしれないけど」 ミサト(…お父さん…) シンジ「あ、そうだ、お父さんからIDは貰ってない?」 ミサト「あ、はい、あります…」 シンジ「…うん、確かに。じゃ…ミサトちゃんには、これを」 ミサト「ネルフ?お父さんの仕事場で…何かするんですか?私が?」 シンジ「……」 ミサト「…そう、ですよね…用もないのに…手紙なんてくれるわけない」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
15 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 13:51:08.140 ID:JsiiAkaUr - ミサト「……!すごい…ジオフロント…!」
シンジ「うん…これが僕たちの秘密基地、ネルフ本部…世界再建の要、人類の砦となる場所…」 シンジ「ちょっと待っててね……確か…内通は…っと…」 アナウンス「セントラルドグマの閉鎖通路は現在…」 シンジ「ごめんね、まだ慣れてなくて」 ミサト「いえ……」 アナウンス「技術局第一課E計画担当の綾波レイ博士、綾波レイ博士、至急作戦部第一課碇シンジ一尉までご連絡ください」 レイ「……」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
17 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 14:01:09.437 ID:JsiiAkaUr - シンジ「コミュニケーションに概ね問題はなさそうだよ……しっかりしてるし」コソッ
レイ「……」 シンジ「…何?」 レイ「似てなくてよかったわね」 シンジ「な…、何も言ってないじゃないか…!」 レイ「あなた司令が苦手だものね……」 シンジ「……」 葛城「渚……後を頼む」 カヲル「3年ぶりの対面か…」 トウジ「目標が再び移動を開始」 カヲル「…よし、総員第一種戦闘配置」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
19 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 14:09:11.398 ID:JsiiAkaUr - ミサト(う…わ、何も見えない…)
ミサト「えっ、顔…?ロボット……!?」 レイ「探しても、載ってないわ」 ミサト「えっ?」 レイ「人の作り出した究極の汎用人型決戦兵器、人造人間エヴァンゲリオン。その初号機。建造は極秘裏で行われた」 レイ「私たち人類の、最後の切り札」 ミサト「……これが、お父さんの…仕事……?」 葛城「そうだ」 ミサト「……!」 葛城「……よく来た」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
21 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 14:17:10.122 ID:JsiiAkaUr - ミサト「は……」
シンジ「そんな!!……ミサトちゃんは今ここに着いたんだよ!?リツコちゃんでさえ、エヴァとシンクロするのに7ヶ月もかかったっていうのに…!この子には無理だよ!!!」 レイ「座っていればいいわ。それ以上は望まない」 シンジ「でも…!」 レイ「今は使徒撃退が最優先事項。そのためには誰であれ、エヴァとわずかでもシンクロ可能と思われる人間を乗せるしか、方法はない」 レイ「分かっていたはずよ、碇一尉」 シンジ「……っ」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
23 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 14:25:08.839 ID:JsiiAkaUr - 葛城「……綾波博士」
レイ「はい」 ミサト「嫌っ!いや…!触らないで…!絶対に乗らない……!」 葛城「ミサト…説明を受けるんだ」 ミサト「嫌よ!!できっこない…こんなの乗れるわけない!!!死ぬなんて嫌よ!!!」 葛城「……」 葛城「………分かった」 ミサト「えっ…」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
25 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 14:35:11.349 ID:JsiiAkaUr - レイ「混乱は分かるわ。でも迷っている時間はないのよ」
ミサト「でも………そんな、だって…わたし…」 シンジ「………無理だよ、綾波…!この子は本当に…何の訓練も受けてない、普通の…!」 レイ「では、赤木リツコを向かわせる?」 シンジ「………!」 レイ「二つに一つよ」 ミサト(居場所がない……また、失うの…?) ミサト(でも……できるわけ……)
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
28 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 14:43:33.394 ID:JsiiAkaUr - 運ばれてくる少女
衝撃。鉄骨が落下する シンジ「ミサトちゃん!!」 ミサト「きゃあぁっ!」 オペレータ「エヴァが動いた!どういうことだ!?」 オペレータ「右腕の拘束具を引きちぎっています!」 レイ「まさか、ありえない…!エントリープラグの挿入もなしに…!」 シンジ「………!守ったのか……?彼女を…インターフェースもなしに……これなら…!」 シンジ(いけるかもしれない…!) 少女に駆け寄るミサト リツコ「………ぅ、……」 ミサト「………!!」 ミサト(……ちゃ…だめ…、逃げちゃ駄目…泣いちゃ駄目、甘えちゃ駄目…っ!) ミサト「…やります、私が乗ります…!」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
30 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 14:51:18.835 ID:JsiiAkaUr - オペレータ「主電源接続!」
オペレータ「全回路、動力伝達」 レイ「了解」 ヒカリ「第二次コンタクトに入ります」 ヒカリ「A10神経接続、異常無し」 レイ「思考形態は、日本語を基礎原則としてフィックス。初期コンタクト、すべて問題なし」 ヒカリ「双方向回線開きます。シンクロ率、41.3%」 レイ「逸材ね…」 ヒカリ「ハーモニクス、すべて正常値。暴走、ありません」 レイ「いけるわ」 シンジ「うん……発進、準備!」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
32 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 14:56:55.186 ID:JsiiAkaUr - シンジ「本当に…いいんですね…?」
葛城「…使徒を倒さぬ限り、われわれに未来はない」 カヲル「お手並み拝見といこうか…」 シンジ「発進!」 ミサト「…ぐっ、う…っ」 シンジ(ミサトちゃん……死なないで…!) 壱話分終わり
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
34 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 15:05:16.750 ID:JsiiAkaUr - シンジ「…ミサトちゃんっ!」
ミサト「………!……は…っ!」 シンジ「ミサトちゃん!!!起き上がって!!!」 ミサト「うっっ」 使徒に腕を掴まれる ミサト「あぁ…っ!ぁ…!」 シンジ「落ちついて!落ちついてミサトちゃん!!!本当の腕じゃないんだよ…!」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
36 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 15:13:25.828 ID:JsiiAkaUr - 蝉が鳴いている
ミサト「………知らない天井…」 回収される初号機 人類補完委員会 委員「使徒再来か。あまりに唐突だな」 委員「15年前と同じだよ。災いは何の前触れも無く訪れるものだ」 委員「幸いともいえる。われわれの先行投資が無駄にならなかった点においてはな」 委員「そいつはまだ分からんよ。役に立たなければ無駄と同じだ」 委員「左様。今や衆知の事実となってしまった使徒の処置、情報操作、ネルフの運用はすべて適切かつ迅速に処理してもらわんと困るよ」 葛城「…その件については対処済みです。ご心配なく…」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
38 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 15:21:09.232 ID:JsiiAkaUr - 委員「ま、そのとおりだな」
委員「しかし葛城君、ネルフとエヴァ、もう少しうまく使えんのかね?」 委員「零号機に引き続き、君らが初陣で壊した初号機の修理代。国が一つ傾くよ!」 委員「聞けばあのオモチャは君の娘に与えたそうではないか」 委員「人、時間、そして金。親子そろっていくら使ったら気が済むのかね?」 委員「それに君の仕事はこれだけではあるまい。人類補完計画、これこそが君の急務だ」 委員「左様。その計画こそがこの絶望的状況下における唯一の希望なのだ。我々のね」 キール「いずれにせよ、使徒再来における計画スケジュールの遅延は認められん。予算については一考しよう」 委員「では、後は委員会の仕事だ」 委員「葛城君、ご苦労だったな」 キール「葛城、後戻りはできんぞ」 葛城「分かっています…人間には時間がない」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
40 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 15:31:10.156 ID:JsiiAkaUr - 作業員「オーライオーライ!」
作業員「よーし、そのまま!」 シンジ「…エヴァとこの町が完全に稼動しても、まだまだ問題は山積みだね…」 レイ「…ずいぶんと後ろ向きね。やっとエヴァが動いたのに」 シンジ「初号機が動いたのは大きな前進だよ、使途も倒した。でも……」 レイ「希望的観測も必要よ、ある程度はね」 シンジ「うん……ありがとう…」 シンジ「……」 レイ「……どうしたの…?」 シンジ「……代わってあげれたら、いいのにね……いや」 シンジ「僕ならきっと逃げ出してる…」 シンジ「世界再建の要、人類の砦………でも実状は」 レイ「……」 シンジ「あんな小さな子どもを戦わせてる…」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
42 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 15:39:12.612 ID:JsiiAkaUr - シンジ「……一人で、ですか…?」
ネルフ職員「そうだ。彼女の個室はこの先の第6ブロックになる。問題は無かろう」 ミサト「はい」 シンジ「え……それでいいの?ミサトちゃん」 ミサト「…いいんです、一人のほうが。慣れてますから」 シンジ「…………」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
44 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 15:47:09.760 ID:JsiiAkaUr - 主婦A「やっぱり、引っ越されますの?」
主婦B「まさかここが本当に戦場になるとは思ってもみませんでしたから」 主婦A「うちも主人が私と子供だけでも疎開しろって」 主婦B「疎開ねぇ。いくら要塞都市だからと言ったって、何一つ当てにできませんものね」 主婦A「昨日の事件!思い出しただけでもぞっとしますわぁ」 シンジ「……少し寄りたいところがあるんだけど、いいかな…?」 ミサト「えっ?構いませんけど…」 シンジ「ふふ…きっと驚くよ」 ミサト「……?」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
46 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 15:55:08.213 ID:JsiiAkaUr - シンジ「ミサトちゃんの荷物はもう届いてると思うけど…実は僕も先日この町に引っ越してきたばかりなんだ。さっ、入って」
ミサト「あっ、あの…おじゃまします…!」 シンジ「そんな…緊張しないで。今日からここはミサトちゃんの家でもあるんだから…」 ミサト(家……私の、) ミサト「…た、ただいま…」 シンジ「…お帰りなさい」 シンジ「ごめんね、散らかってて…」 ミサト「いえ………とっても綺麗です…」 シンジ「そう? 今夕飯の支度するね。なにか苦手なものとかある?」 ミサト「い、いえ。何も」 シンジ「そう、良かった」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
48 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 16:05:11.530 ID:JsiiAkaUr - シンジ「……」
ミサト「いや、あの、違うんです。食べたくないわけじゃ…!」 シンジ「落ち着かない?」 ミサト「え?」 シンジ「僕もね、ほんと言うと久し振りなんだ…誰かとこうやって食卓を囲むの。だから、何話せばいいのかなって…考えてたら、料理もこんなに作っちゃって」 ミサト「……」 シンジ「…でも、ミサトちゃんも同じだってわかってほっとしたよ。はは…駄目だね。僕のほうが大人なのに、全然気のきいたこと言えないや」 ミサト「いえ!そんなこと…!…その…慣れないですけど、誰かと、し…シンジさんと、食事するの、…あ、安心するっていうか、…」 ミサト「楽しい、です…」 シンジ「…!そう…良かった」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
51 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 16:13:16.991 ID:JsiiAkaUr - シンジ「……うん。このくらいかな。当面はこの割り当てで様子みよっか」
ミサト「はい」 シンジ「よっと」カチャ ミサト「あっ…手伝います」 シンジ「いいよ、作りすぎちゃったのは僕だから。それより今日は疲れてるだろうし。お風呂湧いてるから、ゆっくり入っておいでよ」 ミサト「…ありがとう、ございます…」 皿洗い中のシンジ シンジ「フンフフーン」カチャカチャ ミサト「!!!!!????しっ、ししし、シンジさんっ!!!!」 ミサトに背を向けたままのシンジ シンジ「ミサトちゃん?早かったね…ゆっくり入ってよかったのに」ジャブジャブ ミサト「お、おお、お風呂に、ど、ど、ど、動物…!!!」 シンジ「あはは。ペンペンに会ったの?大丈夫だよ。ペンペンは新種の温泉ペンギンなんだ」ジャー
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
53 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 16:21:15.296 ID:JsiiAkaUr - ミサト「……やっちゃった…!引っ越し早々…!」ブクブク
ミサト「………」 ミサト(……でも…碇シンジさん、か……良い人みたいで良かった…) (シンジ「なんでも聞いてね」) ミサト(……ウソみたい……あんなことがあって、死ぬ思いをしたのに……美味しいご飯食べて、お風呂に浸かって…) ミサト「生きてるのね…私」 ミサト(ここで生きていくの…?本当に?) (葛城「ここにお前の居場所はない」) ミサト「………!」ザプンッ ミサト(でも、他に行く場所もない……) (レイ「赤木リツコにデータを書き換えて!」) (リツコ「……ぅ、……」) ミサト「……赤木、リツコか…」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
55 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 16:32:03.343 ID:JsiiAkaUr - (通話)
シンジ「激励の言葉…?「この仕事に誇りを持て」なんて言えないよ、まだ自分の夢も見たことないような子どもに…」 レイ「夢を見るのに、明日の世界は必要よ。あの子には前を向いてもらわないと…」 シンジ「そうだよ…だけど…分からないんだ。何を言う権利がある…?世界のためだ人類のためだと言って僕たちは子どもを利用してるんだ」 レイ「……」 シンジ「…道具みたいに……」 レイ「あなたがそれでは…無敵の要塞も形無しよ?」 レイ「……しっかり胸を張って。「碇作戦部長」」 シンジ「………」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
57 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 16:39:08.939 ID:JsiiAkaUr - (回想)
ケンスケ「頭部破損、損害不明!」 オペレータ「活動維持に問題発生!」 シンジ「状況は!?」 ヒカリ「シンクログラフ反転、パルスが逆流しています!」 レイ「回路遮断、塞き止めて!」 ヒカリ「だめです、信号拒絶、受信しません!」 シンジ「ミサトちゃんは!?」 トウジ「モニター反応無し、生死不明!」 ケンスケ「初号機、完全に沈黙!」 レイ「碇くん!」 シンジ「……っ…作戦中止!パイロット保護を最優先、プラグを強制射出して!」 ヒカリ「だめです、完全に制御不能です!」 シンジ「そんな……!!」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
59 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 16:47:07.559 ID:JsiiAkaUr - ヒカリ「初号機もA.T.フィールドを展開…位相空間を中和していきます!」
レイ「いいえ、侵蝕している…」 シンジ「あのA.T.フィールドをいとも簡単に…!」 使徒の腕を折る初号機。コアを叩く 変形した使徒が初号機を抱き込む シンジ「!!自爆…!?」 ヒカリ「エヴァは…!?」 レイ「あれがエヴァの…」 シンジ「本当の姿…」 葛城「……」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
61 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 16:55:18.221 ID:JsiiAkaUr - シンジ「ミサトちゃん……?もう寝た…?」
シンジ「いきなり…こんな街に連れてこられて、使徒と戦わされて…ぶつけようのない感情があると思う」 シンジ「僕たち大人を…恨んでくれて構わない」 シンジ「逃げないでくれてありがとう…、戦ってくれて、ありがとう…だけどこの先、立ち向かえない現実があったとしても、」 シンジ「ミサトちゃん…君自身のことは、嫌いにならないでほしい」 シンジ「…立派なことをしなくても……君は、君でいていいんだから…」 シンジ「おやすみ…」 ミサト「………」 弐話分終わり
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
63 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 17:05:34.079 ID:JsiiAkaUr - レイ「目標をセンターに入れて」
レイ「スイッチオン」 レイ「もう一度。落ち着いて、目標をセンターに…」 ミサト「目標をセンターに入れて、スイッチ…!」 レイ「次」 ヒカリ「しかし、よく乗る気になってくれましたね、ミサトちゃん」 レイ「…覚悟を決めてくれたなら助かるけど。まだ揺れている、でしょうね…」 ミサト「目標をセンターに入れて、スイッチ…!目標をセンターに入れて、スイッチ…!目標をセンターに入れて、スイッチ…!目標をセンターに入れて…!」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
65 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 17:13:09.517 ID:JsiiAkaUr - シンジ「…ハイ、もしもし、あぁ、綾波か…」
レイ「どう?その後彼女とは」 シンジ「うん…。転校して2週間なんだけど、まだ電話も掛かってこなくって…」 レイ「電話?」 シンジ「うん。必須アイテムだから随分前に携帯渡しておいたんだ。だけど自分で使ったり、誰かから掛かってきた様子がなくて…ひょっとしてうまくいってないんじゃないかな…」 レイ「…近づくのが恐いんじゃないかしら。ヤマアラシのジレンマね」 シンジ「ヤマアラシ?あのトゲトゲの?」 レイ「…ヤマアラシの場合、相手に自分の温もりを伝えたいと思っても身を寄せれば寄せるほど体中のとげでお互いを傷つけてしまう。人間にも同じことが言えるわ…。今のミサトちゃんは心のどこかで痛みに怯えて、臆病になってるんでしょうね…」 シンジ「…痛みに怯えて、か…。結局寂しさに耐えられなくて、また近づくのにね…丁度いい距離が掴めればいいんだけど。大人になった今でも分からないくらいだから…ミサトちゃんくらいの歳の子には、もっと難しいだろうね…」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
67 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 17:21:38.011 ID:JsiiAkaUr - 青葉「まぁ…街であれだけ派手に暴れられちゃな…疎開ってやつだろ」
日向「…喜んでるのはお前ぐらいだろうな。男のロマンとか言って」 青葉「ははっ…それよりお前はどうしてたんだよ?えーと…二週間も休んで。騒ぎの巻き添えでも食ったのか?」 日向「…妹がな。倒れてきた瓦礫の下敷きになったんだ。幸い、大したことはなかったんだけど…医者が念のためにってね。俺のところは二親が研究所勤めだから、長く病院にはいられないだろ?…でも一人にするのは可哀想だから、ずっと俺が付いてたんだ」 日向「…しかし、変だよな。まるで暴走していたようだって話じゃないか。仮にも市民の安全を守る機関のロボットがだぞ?全く…しっかりしてほしいよ」 青葉「それなんだけどさ、お前聞いたか?転校生のうわさ」 日向「転校生?」 青葉「お前が休んでる間に転入してきたんだよ。…あの事件の後にだぞ?おかしくないか?ほら、あの娘さ」 マヤ「起立!」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
69 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 17:31:20.982 ID:JsiiAkaUr - 教員「その頃私は根府川に住んでましてね、今はもう海の…」
マヤ「ちょっともう、みんな!まだ授業中よ!席について!」 生徒女「あー、またそうやってすぐ仕切る〜」 生徒男「いいじゃんいいじゃん」 マヤ「良くない!」 生徒女「ねぇねぇ、どうやって選ばれたの?」 生徒女「テストとか有ったの?」 生徒女「怖くなかった?」 生徒女「操縦席ってどんなの?」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
71 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 17:39:50.819 ID:JsiiAkaUr - ミサト「ごめんなさい」
日向「」 青葉「悪いね。とめたんだけどさ。言いだしたら聞かなくて、コイツ…ほら、だから言ったろ…」 ミサト「………にも………いくせに…」 青葉「……?」 リツコ「葛城さん…非常召集よ。…先に行ってるわ」 ミサト「……」 放送「ただいま東海地方を中心とした関東中部の全域に特別非常事態宣言が発令されました。速やかに指定のシェルターへ避難して下さい。繰り返しお伝えいたします。…」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
73 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 17:47:26.134 ID:JsiiAkaUr - 放送「小中学生は各クラス、住民の方々は各ブロック毎にお集まりください」
青葉「くっそー!またかぁ」 日向「また文字だけか…報道管制ってやつだな」 青葉「俺ら民間人には見せてくれないってのか?どうして!身の上のことだろ?」 シンジ「第4の使途…まさかこんなに早く来るなんて…葛城司令のいないときに…」 トウジ「前は15年のブランク、今回はたったの3週間やからなぁ」 シンジ「…こっちの都合はお構いなしか」 ケンスケ「女性に嫌われるタイプだね」 カヲル「…税金の使い道が組織の面子、体裁のためとはね…」 ケンスケ「委員会から再びエヴァンゲリオンの出動要請が来てるよ」 シンジ「了解。…言われなくても出撃させるさ」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
75 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 17:55:10.428 ID:JsiiAkaUr - 青葉「なあ?ものは相談なんだけどさ」
日向「何だよ」 青葉「ちょっと、さ。ほら」 日向「…物好きな奴だなぁ」 日向「マヤちゃん」 マヤ「何?」 日向「俺ら二人、ちょっと野暮用」 マヤ「野暮用?」 青葉「催したんだよ」 マヤ「…もう。早く行ってきなさいよ」
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- シンジ「君が、葛城ミサトちゃんだね」
77 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 18:05:12.064 ID:JsiiAkaUr - 日向「…こんなとこで死ぬのは御免だぞ…?」
青葉「なぁに。あそこに居たってロボットが負ければ人類滅亡だ…どうせ死ぬなら見てからがいい」 日向「俺が言ってるのは流れ弾に当たりやしないかってことだよ。それに、人類滅亡なんて…それを阻止するためにネルフがあるんだろ」 青葉「そうさ。そのネルフの決戦兵器は何だ?…あの転校生のロボットだよ。この前もあの娘が俺達を守ったんだ。俺らが模試の結果に一喜一憂してるようなそれとはスケールが違うのさ…!抱えているもんが違う。…そんな相手にお前は…」 日向「……」 青葉「普通に手順を踏めばいいものを、いきなり「付き合いたい」だの「支えになりたい」だの…だいぶショッキングだよな。…精神に多大なストレスを与えたかも」 日向「ど…どうしろって言うんだよ」 青葉「応援するんだよ!!あの娘がやってくれなきゃ、俺達は死ぬんだぞ?俺達にはあの娘の戦いを見守る義務があるのさ」 日向「……まったく…乗せられる俺も俺だけど、お前のその情熱はいったい何処から来るんだよ…」 青葉「ははっ」
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79 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 18:13:15.304 ID:JsiiAkaUr - シンジ「まずいっ!爆煙で敵が見えない!」
ミサト「アッ!」 日向「ちょっ…!大丈夫なのか、あれ!?」 青葉「大丈夫さ…。ん?大丈夫だろ…?」 シンジ「予備のライフルを出すから、受け取って」 シンジ「ミサトちゃん?…ミサトちゃん!?」 青葉「これは…思った以上に告白がショックだったかな…」 日向「もうよせよ…!」
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82 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 18:21:23.914 ID:JsiiAkaUr - シンジ「ミサトちゃんのクラスメイト!?」
レイ「何故こんな所に…!」 ミサト「……っ!」 青葉「な…なんで戦わないんだ」 日向「俺らがここに居るから……自由に動けないんだ」 ヒカリ「初号機活動限界まで後3分28秒」 シンジ「…ミサトちゃん!そこの二人を操縦席へ!」 シンジ「二人を回収した後、一次退却。出直すしかない…!」 レイ「許可の無い民間人をエントリープラグに入れることはできないわ」 シンジ「だけど!あそこは危険だよ!」 レイ「…越権行為よ、碇一尉!」 ヒカリ「初号機活動限界まで後3分」 シンジ「くっ…エヴァは現行命令でホールド、その間にエントリープラグ排出。急いで!」 シンジ「そこの二人、乗って。早く!」
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84 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 18:31:06.988 ID:JsiiAkaUr - シンジ「ミサトちゃん…!」
ミサト「ああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!あああぁぁぁぁっ!!!!」 ヒカリ「初号機活動限界まで後30秒、28、27、26、25」 ヒカリ「14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1」 ヒカリ「エヴァ初号機活動停止」 トウジ「…目標は完全に沈黙」 ミサト「ハァ…ハァ…ハァ…」 ミサト「……うっ、うっ……っ、う……」 日向「……」 青葉「……」
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86 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 18:39:11.099 ID:JsiiAkaUr - シンジ「…ミサトちゃん?」
シンジ「…今日も具合が悪いの?…行きにくいと思うけど、学校はちゃんと行ったほうがいいよ…もう五日だし。きっとみんな君のこと心配して…」 シンジ「ミサトちゃん…?開けてもいい…?」 シンジ「……」ガラッ シンジ「いない……。…当然か…」 「ピンポーン」 シンジ「ミサトちゃんっ?」 日向「…?いえ。クラスメイトの日向です」 青葉「青葉です」 シンジ「…日向君と青葉君…」 シンジ「…あ、この間初号機のエントリープラグに入った…」 日向「…!そっ、その節はご迷惑をおかけしました!」 青葉「あの…葛城さんは?」 日向「…このところずっと休んでいらっしゃるので…様子見に」
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88 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 18:47:42.650 ID:JsiiAkaUr - 放送「次は瀬能峠、長尾方面です。お出口右側に変わります」
放送「本日は第3新東京市第七環状線をご利用いただき真にありがとうございます」 放送「この電車は当駅にて回送電車となります。どちらさまもお忘れ物の無いように御降車ください」 ミサト「帰らなきゃ…」 ミサト(あの場所へ?それとも…) 「お兄さん、ちょっとそこのお兄さんお兄さん。よってこうよ。安いんだから…」 「超疲れたあなたを極楽へとご案内…」 (映画) 「キャーー」 「本当に探知できなかったんですか?」 「そうだ。直径数十ミリの物体が光速の何十倍という速度で南極に激突したのだ…」 ミサト「………」 さ迷い歩くミサト ミサト「……」
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93 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 18:55:36.334 ID:JsiiAkaUr - シンジ「…どうして指示を無視したの…?」
ミサト「ごめんなさい」 シンジ「…謝ってほしいわけじゃないんだ。その…理由が聞きたくて。混乱してたなら、それも仕方のないことだし……僕らは、君の身体状況に合わせて適切な処置を…」 ミサト「……疲れていたので、指示を聞き間違いました」 シンジ「………君に命を懸けさせて、申し訳ないと思ってる…だけど、君だけじゃないんだ。ネルフにいる全員が、恐怖と戦ってる。ほんの些細なミス、誤った情報伝達が、戦況を左右する」 シンジ「僕らは……共有していかなければならないんだ。同じものが見えていないと、倒せるものも倒せない…」
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97 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 19:05:44.808 ID:JsiiAkaUr - レイ「そう…」
シンジ「…ミサトちゃんにとって、エヴァに乗ることが苦痛でしかないのなら…もう乗らないほうがいい。自暴自棄になって戦っても…使徒には勝てない。死んでしまうよ…」 レイ「…エヴァが動かなければ、同じことよ」 空き地。 青葉「フンフーン…ざーんーこーくな…んん、違うかな…?ざーんーこーくーな…これかな…」ジャカジャカ 青葉「これでよし、と。…ん、転校生…?」 青葉「葛城!」
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99 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 19:13:11.492 ID:JsiiAkaUr - ミサト「…いつもこんな事してるの?」
青葉「ん?うん…そうだな。ここなら近所迷惑にもならないし」 ミサト「…プロを、目指してる?」 青葉「はは。まさか…そんな時代じゃないだろ?好きでやってるだけさ」 黒服男「…葛城ミサトちゃんだね?」 ミサト「…はい」 黒服男「ネルフ保安諜報部のものだ。保安条例第8項の適応により君を本部まで連行する。いいね?」 ミサト「はい…」 日向「それで、お前はそれを黙って見てたって言うのか?」 青葉「見てたさ。しょうがないだろ?向こうはプロだ、勝てやしない」 日向「くそ…そこにいたのが俺なら…!」 青葉「…今ごろまた校長室だろ?」
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101 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 19:21:18.689 ID:JsiiAkaUr - シンジ「もういいんだ…無理してエヴァに乗る必要なんてない。僕たちのことは…気にしなくていい。元々巻き込んだのは僕らのほうなんだ。謝るよ…」
ミサト「でも…」 シンジ「いいんだ。僕らは…僕らは市民の安全を守るのが仕事で…君もその一人なのに。君をたくさん傷つけてしまった…」 ミサト「……」 シンジ「ミサトちゃん」 シンジ「僕も恐くてたまらないよ…覚悟が決まってるなんて嘘だ。前なんて見えてない、ただそう繕うのに必死で………」 ミサト「……シンジさん…」 シンジ「ごめんね…勝手な大人ばかりで」
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105 :◆gcWj88zLkc [sage]:2020/11/22(日) 19:31:12.727 ID:JsiiAkaUr - ミサト「あの、シンジさんはどこですか?一言お別れを…」
黒服男「君はもうすでにネルフの人間ではない。どのような事も教えられない」 駅。 青葉「葛城!忘れもんだぞー!」 日向「葛城さん!」 ミサト「あっ…」 ミサト「あの、ちょっといいですか?」
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