- 伊織「大人になるということ」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:14:04.08 ID:bfBM7mM70 - 伊織「ふぅ、これで終わりっと」
かすみ「ありがとうございます、伊織さん」 長介「……ねぇ伊織さん。少し、背伸びた?」 伊織「えっ? ああ、この前測ったら1cm伸びてたわ。よく分かったわね」 長介「へへっ、伊織さんの大ファンだからな!」 かすみ「PVとか、毎日見てるもんね」 長介「いいファンだろ? ロクに聞きもしないのに何百枚もCD買う連中より、よっぽど」 かすみ「別に伊織さんのCDには握手券なんてついてないけどね」 伊織「ってか、そういうのは自分で言っちゃダメでしょ。まぁ、それには同意見だけど」 長介「でも伊織さん、昔は『有り金はたいてCD買いなさ〜い!』とか言ってたよね」 伊織「……ホント、いいファンを持って私は幸せだわ」 かすみ「ふふっ」
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- スパロボMXおもしろすぎワロタ
200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:16:44.32 ID:bfBM7mM70 - >>187
わかる
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- 伊織「大人になるということ」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:18:37.97 ID:bfBM7mM70 - 伊織「私のことはいいから、アンタはどうなのよ? 少しは大人になったの?」
長介「もちろん! 最近はちゃんと家のことも一人でしっかりやるしね」 かすみ「そういえば、この頃はすぐ怒らなくなったよね」 長介「そ、そういうことは言うなよ」 伊織「へぇ。周りから見ても、ちゃんと大人になってきてるのね」 長介「……周りから見たらって言えば、やよい姉ちゃんも最近雰囲気が変わったな」 伊織「やよいが?」
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- ヒイロ「プロデュース……任務了解」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:21:36.87 ID:bfBM7mM70 - C
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- 伊織「大人になるということ」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:22:13.87 ID:bfBM7mM70 - かすみ「うん。なんだか、ため息ついたり考え事してる時が増えた気がします」
長介「別に暗いとか辛そうとか、そんな雰囲気じゃないんですけどね。 なんていうか、悶々としてるというか」 伊織「……そう」 かすみ「長介お兄ちゃんみたいに変わるのが『大人になる』ってことならいいけど、 やよいお姉ちゃんみたいに変わるのがそうなら、ちょっと嫌だなぁ」 長介「心配しなくても、お前はあと10年くらい先だよ」 かすみ「そんな先じゃないもんっ!」
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- 伊織「大人になるということ」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:22:44.38 ID:bfBM7mM70 - 長介「ねぇ伊織さん。姉ちゃん、事務所ではどうですか?」
かすみ「なんか無理してたり、してないですか?」 伊織「大丈夫、やよいはいつも元気よ」 長介「そう?」 伊織「ええ。ちょっと沈むことがあっても、律子がお昼奢るって言ったら一瞬で 笑顔に戻ったもの。あの明るさは、私も見習わないとね」 長介「律子さんって、鬼畜眼鏡の律子さんですか?」 伊織「誰が言ってたのよ、そんなこと」 長介「亜美さんと真美さんが」 伊織「アイツら、私に対しても何か言ってなかったかしら」 長介「いえ、決して何も」
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- 雪歩「あの……この写真の右上に影が」貴音「」バターン!!!
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:27:18.70 ID:bfBM7mM70 - かわいい
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- 伊織「大人になるということ」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:28:07.54 ID:bfBM7mM70 - ガラッ
やよい「伊織ちゃーん、新堂さんがお迎えにきたよー!」 伊織「あら、もうこんな時間なのね」 長介「じゃあ伊織さん、またね」 かすみ「また来てくださいね」 伊織「ありがとう。二人とも、またね」
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- 伊織「大人になるということ」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:28:43.54 ID:bfBM7mM70 - テクテク
やよい「伊織ちゃん、今日は本当にありがとね」 伊織「いいのよ。それより、ちゃんと渡せた?」 やよい「うん。……それでね」 伊織「ええ」 やよい「あのね……ううん、やっぱりあとでメールするねっ」 伊織「どうしたのよ? まぁいいわ、なるべく早くメールちょうだいね」 新堂「お嬢様、こちらへ」ガチャ 伊織「ありがとう。それじゃやよい、また明日」 やよい「うんっ、またねー!」
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- 伊織「大人になるということ」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:29:27.12 ID:bfBM7mM70 - ブロロロロ
新堂「どうやら、うまくいったみたいですね」 伊織「まぁね」 新堂「プロデューサー様にも一目お会いできればと思ったのですが、来るのが遅すぎました」 伊織「あのバカには会わなくていいわよ。ダサいしトロくさいし服装だってパッとしないし 買ってくるお菓子のセンスはないし、いっつもやる気が空回りしてるし 仕事の要領が悪くて夜遅くまで残業ばっかりしてるし……」 新堂「……」 伊織「何よ?」 新堂「いえ。お嬢様がご家族以外の男性をそこまで悪く言うのは初めてだな、と思いまして」 伊織「それだけ使えないってことよ」 新堂「よくご覧になっていらっしゃるのですね」 伊織「……イヤでも目につくのよ」
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- 伊織「大人になるということ」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:32:05.51 ID:bfBM7mM70 - ピロロロロッ
伊織「……」ポチッ 伊織「……ねぇ、新堂」 新堂「なんでございましょう?」 伊織「20代前半の男性と、中学生の女の子がデートするとしたら、どんな場所がいいかしら?」 新堂「いけません! いけませんぞお嬢様!」 伊織「私じゃないわよっ!」
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- 伊織「大人になるということ」
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:37:56.95 ID:bfBM7mM70 - ━翌日・765プロ━
ガチャ 伊織「おはよう」 小鳥「おはよう、伊織ちゃん」 律子「あら伊織、おはよう。今日は早いのね」 伊織「ええ、ちょっとね。……ねぇ、律子?」 律子「何?」 伊織「そこの壁から生えているサイドポニーは何かしら?」 律子「あれは亜美と真美よ」 伊織「亜美と真美『だったもの』かしら?」 律子「違うわね、まだ息があるから」 亜美「ちょっとちょっと! なに冷静に話してるのさ!」 真美「早く助けてYO!」
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- 伊織「大人になるということ」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:39:01.67 ID:bfBM7mM70 - 伊織「どうしてこんなことになっているのかしら?」
律子「ある筋から、あの子たちが私のことを『鬼畜眼鏡』とか『鬼軍曹』って 呼んでるという情報をつかんだのよ」 伊織「言われるだけのことはしてると思うけど」 小鳥「『あるスジ』ってなんだかとてもステキな響きだわ」 亜美「いおりん助けてー。ジマンの太陽拳でこの壁をブッ壊してよー」 真美「お願いデコ神さまー。アマテラスデコミカミさまー」 律子「太陽拳は攻撃技じゃないわよ」 伊織「あら、こんなところにセメダインがあるわ。壁の割れ目を塞ぐのにピッタリね」 小鳥「『壁のワレメ』ってなんだかとてもステキな響きだわ」 亜美「ごめんなさい伊織さん!」 真美「伊織さま、助けてください!」
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- 伊織「大人になるということ」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:43:09.16 ID:bfBM7mM70 - 亜美「ふぃー、死ぬかと思った」
真美「まったく、りっちゃんは冗談が通じないんだから」 律子「限度ってものがあるでしょ?」 亜美「その言葉、そっくりそのままお返しするよ」 ガチャ やよい「おはようございまー……」 伊織「おはよう、やよい」 やよい「伊織ちゃん、なんで事務所の壁に穴があいてるの?」 真美「ちょっとイトコンニャクあってね」 小鳥「一悶着、ね」
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- 伊織「大人になるということ」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:44:55.75 ID:bfBM7mM70 - やよい「伊織ちゃん、ちょっと」
伊織「ああ……。律子、少し応接室借りるわね」 律子「え? まぁいいけど、準備には遅れないでね」 亜美「なになに、ヒミツのおはなし?」 真美「真美たちをのけ者にしようったって、そうはいかないよんっ!」 伊織「律子、二人がこの前アンタのことを『フローレンシアの猟犬』って呼んでたわ」 律子「詳しく話を聞かせてもらおうかしら」ガシッ 亜美「ちょっ、いおりん!」ジタバタ 真美「りっちゃんも、あからさまなウソにつられないでよ!」ジタバタ
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- 伊織「大人になるということ」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:48:55.62 ID:bfBM7mM70 - バタンッ
伊織「さてと。……やよいも、思い切ったことしたわね」 やよい「うん。今でもすごいドキドキしてる……」
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- 伊織「大人になるということ」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:49:27.29 ID:bfBM7mM70 - ――――――――――――――――――――
――――――――――――――――― ―――――――――――――― P「やよい、今日はありがとな」 やよい「こちらこそ、今日はありがとうございました! みんなすっごく喜んでました!」 P「ははっ、それならよかった。しかし、ごちそうになったうえに、こんなお土産まで もらったからには、何か埋め合わせしないといけないな」 やよい「雪歩さんがどうかしたんですか?」 P「いや、そういうことじゃなくてだな。やよいにお礼をしたいってことだよ」 やよい「えっ!」
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- 伊織「大人になるということ」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:49:58.62 ID:bfBM7mM70 - P「何か欲しいものとか、あるか? 遠慮しなくていいから」
やよい「も、もやし! 雪国もやしがいいです! ……じゃなくて、えっと、その」 P「ははっ、落ち着けって。別に今決めなくても……」 やよい「プ、プロデューサー!」 P「あ、ああ」 やよい「今度、私とデートしてくださいっ!」 ―――――――――――――― ――――――――――――――――― ――――――――――――――――――――
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- 伊織「大人になるということ」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:52:41.95 ID:bfBM7mM70 - 伊織「あの日、新堂がプロデューサーに会いたがってたけど、
その場に鉢合わせなくてホントよかったわ」 やよい「結局その後は恥ずかしくて、全然話せなくて……」 伊織「プロデューサーは何も言わなかったの?」 やよい「なんか慌てて、『とりあえず、日にちとか場所とか、今度 メールしてくれれっ』って言って帰っちゃった」 伊織「女の扱いに慣れてないにも程があるわね……」 伊織「(まぁ、慣れてたらそれはそれで嫌だけど)」
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- 伊織「大人になるということ」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 13:53:30.58 ID:bfBM7mM70 - やよい「ねぇ伊織ちゃん。大人の男の人とのデートって、どんなところに行くのかな?」
伊織「うーん、そうねぇ」 伊織「(そもそもデートの経験すらないから、答えようがないのよね……)」 やよい「動物園とか、どうかな?」 伊織「ちょっと子供っぽ過ぎない? それに、765プロ自体が動物園みたいなものだし」 やよい「それもそうだね」 伊織「でも、あんまり背伸びして大人っぽ過ぎるところを選んでも緊張しちゃうかしら」 やよい「子供っぽ過ぎず、でもあんまり背伸びし過ぎないで……」 伊織「難しいわね」 やよい「あっ、水族館なんてどうかな?」
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- 伊織「大人になるということ」
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:01:01.39 ID:bfBM7mM70 - 律子「いいんじゃないかしら、水族館。プロデューサー、そういうところ意外と好きよ」
やよい「りっ、律子さん!?」 伊織「音もなく近づいて来ないでよね……」 律子「ごめんなさいね。私、猟犬だから」 やよい「もしかして、怒ってます?」 伊織「悪かったわよ、さっきは」 律子「まぁ事情があったみたいだし、別にいいわ。でも、次はないわよ」 伊織「いちいち言うことが恐ろしいのよ」
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- 伊織「大人になるということ」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:01:45.69 ID:bfBM7mM70 - 律子「ところで、プロデューサーと水族館にでも行くの?」
伊織「違うわよ。私たち、男性業界人の好きなデートコースのアンケートを取ってるの」 やよい「な、夏休みの自由研究ですっ!」 伊織「それで、アンケートを取る前にプロデューサーの好みを予想してたってわけ」 律子「ふーん。でもプロデューサーは業界人にしては真面目過ぎるから あまり参考にはならないと思うけど」 伊織「結構よ。不真面目なヤツだったら、こっちから願い下げなんだから」 律子「?」 やよい「?」 伊織「……なんでもないわ」
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- 伊織「大人になるということ」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:04:09.66 ID:bfBM7mM70 - やよい「それにしても律子さん、プロデューサーのこと詳しいですね」
律子「随分前から一緒に仕事してるからね。付き合いはあなた達より長いし」 伊織「そういうものかしら」 律子「それより、そろそろ時間よ? 出発の準備できてる?」 やよい「えっ、もう時間ですか!?」 律子「コートとか、ちゃんと着ていきなさいよ? 今日は夏にしてはえらく寒いからね」 伊織「アンタほんっとにイヤなやつね」 律子「あら、なんのことかしら?」
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- 雪歩「極道の女だから」真「無理しなくても」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:06:30.78 ID:bfBM7mM70 - C
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- 伊織「大人になるということ」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:07:56.87 ID:bfBM7mM70 - 伊織「それじゃ小鳥、行ってくるわね」
やよい「行ってきまーす!」 律子「帰りは夕方になると思います」 小鳥「わかったわ。みんな、行ってらっしゃい」 バタン 小鳥「……さて、と。この壁の穴、どうしようかしら」 ガチャ P「ただいまー」
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- 伊織「大人になるということ」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:08:27.34 ID:bfBM7mM70 - 小鳥「プロデューサーさん、おかえりなさい。今朝は美希ちゃんの雑誌取材でしたっけ?」
P「ええ。美希も大分受け答えがマトモになってきましたよ」 小鳥「ふふっ、これで一安心ですね。それで、美希ちゃんは一緒じゃないんですか?」 P「ああ、美希ならカモ先生に今日の業務報告に行きました」 小鳥「カモ先生って、あのお堀に住んでるカモのことですか?」 P「あのお堀に住んでるカモのことです」 小鳥「美希ちゃんは、一つのことがマトモになると、他のことがおかしくなっちゃうんですか?」
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- 伊織「大人になるということ」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:16:17.94 ID:bfBM7mM70 - ――――――――――――――――――――
――――――――――――――――― ―――――――――――――― 美希「ミキね、この前学校で公民のお勉強をしたの」 美希「あのね、会社で一番偉いのは社長さんじゃないの。カブヌシさんなの」 美希「それでね、カモ先生は、あのお堀のヌシなの」 美希「カブヌシとカモヌシ。とっても似てるの! きっと学校の先生が間違えたの」 美希「だからね、美希は765プロのカモヌシさんに、ぎょーむほーこくに行くの」 P「美希はかしこいなぁ」 美希「でしょ? もっと褒めて☆」 ―――――――――――――― ――――――――――――――――― ――――――――――――――――――――
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- 伊織「大人になるということ」
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:16:48.13 ID:bfBM7mM70 - P「とまぁ、こんな感じです」
小鳥「どうしてすぐ病院に連れて行かなかったんですか?」 P「なんか話を聞いてたらドッと疲れが出てきちゃって」 小鳥「ちゃんと仕事してくださいよ……」 P「小鳥さんがそれを言います?」
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- 伊織「大人になるということ」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:23:57.59 ID:bfBM7mM70 - 小鳥「まぁ、亜美ちゃんと真美ちゃんはレッスンに行きましたし
しばらくは誰も来ないから、少しゆっくりしててください」 P「助かります」 小鳥「それじゃ、私は向こうの部屋で壁の穴を直してますから」 P「分かりました」 バタン P「(……あまりの事態に、何があったのか聞きそびれてしまった)」
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- 伊織「大人になるということ」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:24:49.51 ID:bfBM7mM70 - ピロロロロッ
P「……」ポチッ P「……水族館、か。いつ以来かな」 ガチャ 春香「おはようございまーす」 P「おわっ!?」バッ 春香「プ、プロデューサーさん!? そんなに慌ててどうしたんですか?」 P「い、いや別に。春香こそ、今日はラジオの収録じゃなかったのか?」ドキドキ 春香「ああ、ラジオ関西にはハム蔵が行きましたよ」 P「なんで!?」 春香「怖いですよね、芸能界って」 P「怖すぎるよ!」
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- 伊織「大人になるということ」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:32:17.89 ID:bfBM7mM70 - 春香「ところでプロデューサーさん、何か隠しませんでしたか?」
P「い、いや、何も隠してないよ?」 春香「そういえばプロデューサーさん、以前社長のことを 『ダブルゼータの頃のヤザン』って呼んでましたよね」 P「ごめんなさい携帯隠しました許してください」
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- 伊織「大人になるということ」
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:40:25.76 ID:bfBM7mM70 - 春香「別に携帯なんて隠さなくてもいいのに」
P「いや、やよいから水族館に行こうって誘いがあってな」 春香「二人っきりで、ですか?」 P「ああ。でも、やよいは今は俺の担当じゃないし、やっぱりこういうのはマズいよなぁ」 春香「……いいんじゃないですか?」 P「えっ?」
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- うひょおおおおおおおお日曜だあああああああああああなアイマススレ
720 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:41:22.40 ID:bfBM7mM70 - ずっと修行してたい
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- 伊織「大人になるということ」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:45:43.89 ID:bfBM7mM70 - 春香「デートしてあげても、いいんじゃないですか?……ううん、むしろするべきですよ」
P「いや、デートってわけじゃ」 春香「水族館って、やよいの趣味とはちょっと違うと思うんですよ。 多分、プロデューサーさんの好きそうな場所を頑張って考えたんだと思います」 P「春香……」 春香「女の子の方から、デートしようって誘うのって、すごく勇気のいることなんです。 やよいの気持ち、分かってあげてください」
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- 伊織「大人になるということ」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:51:03.67 ID:bfBM7mM70 - P「……そうだな。ありがとう、春香」
春香「いえいえ。でも! 手を出したりなんかしたら犯罪ですよ、犯罪!」 P「す、するわけないだろ!」 春香「ふふっ、冗談ですよ、冗談。じゃあ私、自主トレ行ってきますねっ」 タタタッ パタン 春香「……」 春香「……やよいは、勇気があるなぁ……」
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- 「人間工学に基づいた使いやすいデザイン」←使いにくい
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:54:14.52 ID:bfBM7mM70 - クソワロタ
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- 伊織「大人になるということ」
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:54:56.58 ID:bfBM7mM70 - ━その日の夕方・765プロ━
やよい「ただいまー」 亜美「おかえりっ、やよいっちー」 真美「あれ、一人だけなの?」 やよい「うん、スーパーの特売があるからね。律子さんは残って打ち合わせで、 伊織ちゃんはもうちょっとゆっくり帰ってくると思うよ」 亜美「ふーん」 やよい「事務所には、今二人しかいないの?」 真美「うん。ピヨちゃんは壁の穴をふさぐ材料を買いに、ハンズに行ったよ」 亜美「『ついにマジックミラー号の技術を生かす時がきたわ』だってさ」 やよい「マジックミラー号?」 真美「まぁ、どーせロクなことじゃないよ」
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- 伊織「大人になるということ」
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 14:58:07.62 ID:bfBM7mM70 - 亜美「そんで、兄ちゃんはミキミキを探しに行ったよ」
やよい「美希さんを?」 真美「ミキミキはカモ先生と、愛の逃避行中なんだYO!」 亜美「そして、ミキミキを取り戻さんと、二人を追いかける兄ちゃん!」 真美「鯉のTRY!あんぐりってヤツだね!」 やよい「……」ギュウウウウウ 亜美「ごめんごめん、恋のトライアングルの間違いだったよイタタタタ」 真美「だから、やよいっち、下唇をつかむのやめて? 真美たちの口が鯉みたいにあんぐりしちゃうよイタタタタ」
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- 伊織「大人になるということ」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:09:23.66 ID:bfBM7mM70 - やよい「あっ、ご、ごめん! つい無意識に……」パッ
亜美「りっちゃんの指導の成果がこんなところで生かされるなんて……」 真美「りっちゃんは傭兵訓練学校にでも勤めた方がいいね」 やよい「それで、本当はどこに行ったの?」 亜美「ミキミキを探しに行ったのはホントだよ」 真美「おおかた、カモ先生のお堀で寝てるんじゃないかな」 やよい「……私も行ってくるっ」 亜美「ちょ、ちょっと待ってよ、やよいっち!」
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- 伊織「大人になるということ」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:15:04.53 ID:bfBM7mM70 - 真美「どうしたのさ、急に」
やよい「だって……美希さんズルいよ! 寝てるだけなのに プロデューサーが来てくれるなんて!」 亜美「な、なんの話かわかんないけど、とりあえず落ち着きなよ」 真美「ほら、これいおりんの買ってくれたゴージャスセレブプリン」 やよい「これ、伊織ちゃんの分じゃないの?」 亜美「やよいっちならヘーキだよ」 真美「なんかあったら真美たちがベンゴしてあげるからさ」 亜美「イギあり! ヒコクニンのショーゲンはムジュンしてますっ!」バンッ 真美「ユーザイ! とにかくユーザイにするのです!」バンバン やよい「……ふふっ」
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- 伊織「大人になるということ」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:15:35.58 ID:bfBM7mM70 - 亜美「よかったぁー、やっと笑ったよ」
真美「やっぱりやよいっちは笑顔がイチバンだね!」 やよい「心配してくれてたんだね、ごめんね亜美、真美」 亜美「だいじょーぶ、気にしないで」 真美「ねぇ、やよいっち」 やよい「なに?」 真美「やよいっちは、やよいっちらしくしてればいいと思うよ?」 やよい「どういうこと?」
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- 伊織「大人になるということ」
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:20:10.51 ID:bfBM7mM70 - 真美「真美たちもミキミキも、いつも兄ちゃんを困らせてばっかりだけどさ」
やよい「うんうん」 真美「真美たちだってたまには『よし、マジメにやっちゃおう!』って時もあるんだ」 亜美「そうそう! でも、せっかく亜美たちがマジメになっても兄ちゃんは 『虹色のクスリでも飲んだのか?』って、マトモに取り合ってくんないんだ」 やよい「プロデューサーも結構ヒドいこと言うね」 亜美「まぁ、亜美たちもそれだけのことをしてきたからね」
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- 伊織「大人になるということ」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:25:36.20 ID:bfBM7mM70 - 真美「そんで、真美が言いたいのはさ」
やよい「うん」 真美「兄ちゃんを困らせて遊ぶのは楽しいけど、たまには素直に兄ちゃんの言うこと聞いて、 マジメにアイドル活動ガンバって、褒められたりするのも悪くないなって思うんだ」 やよい「えっ、ホントに?」 亜美「亜美たちもいわゆるシシュンキってヤツだからさ、色々と考えることもあるワケなのだよ」 真美「だから、真美、たまにやよいっちが羨ましくなるんだ」 亜美「うんうん! わかるわかる!」 やよい「羨ましいだなんて……なんだか恥ずかしいかも」
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- 伊織「大人になるということ」
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:26:09.04 ID:bfBM7mM70 - 亜美「とにかくさっ、兄ちゃんを困らせて気を引くのはミキミキとか亜美たちに任せて」
真美「やよいっちはやよいっちらしく、素直にドーンと! 兄ちゃんにアタックしちゃいなYO!」 やよい「ア、アタック!?」 亜美「亜美たちのモージョーコンを甘く見ちゃダメだよ」 やよい「毛状根?」 真美「真美たちには、色んな情報が入ってくるのさっ」 やよい「(多分、『情報網』って言いたいのかなぁ)」
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- 伊織「大人になるということ」
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:27:02.99 ID:bfBM7mM70 - やよい「……私らしく、かぁ」
真美「うんうんっ」 やよい「伊織ちゃんも、前にそんなようなこと言ってたなぁ」 亜美「なになに、なんて言ってたの?」 やよい「『やよいのいいところは素直なところだから、私には正直でいて』って」 真美「いおりんがそれを言う?」 亜美「今年一番の『お前が言うな』だね」 伊織「悪かったわね、正直じゃなくて」 真美「い、いおりん!?」 亜美「足音なんてゼンゼンしなかったのに……」 伊織「律子仕込みの無音移動術よ」 真美「りっちゃんは、二人を隠密にでもするつもりなの?」
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- 伊織「やよいと美希とボランティア」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:29:25.36 ID:bfBM7mM70 - kskst
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- 「アイマスSS」
751 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:31:56.45 ID:bfBM7mM70 - >>750
腋ぺろぺろ
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- 映画のドラえもんで一番面白いのって何?
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:41:29.20 ID:bfBM7mM70 - アニマルプラネット
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- 伊織「大人になるということ」
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:44:58.39 ID:bfBM7mM70 - やよい「亜美、真美、伊織ちゃん」
亜美「どったの?」 やよい「ありがとね。なんか、すっきりしたかも」 真美「どーいたしましてっ」 伊織「わ、私は別に何もしてないわよ」 やよい「ふふふっ」
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- クチャラーに仕返ししたったwwwww
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/18(日) 15:50:20.05 ID:bfBM7mM70 - 続けて
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