- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
68 : ◆0n5oW5RoIa9K []:2012/11/13(火) 00:01:13.73 ID:7VSwErW90 - 妹友「ふうん…その転移魔法って、行き先探知できないの?」
妹「さあ?そんな魔法聞いたことないけど」 妹友「じゃあ老魔法使い先生に聞いてみようよ!もしかしたらわかるかも!」 妹「えー?無いと思うけどな…ま、この話はまた明日ね!」 妹友「そうだね!ばいばーい!」 妹「……探知魔法か…」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
71 : ◆0n5oW5RoIa9K []:2012/11/13(火) 00:11:24.45 ID:7VSwErW90 - 老魔法使い「これで授業は終わりじゃ。そうそう、トーナメント戦の参加は自由じゃが、二回参加しないとランクが一つ下がるから気を付けるように」
兄「え、まじか」 友「お前知らなかったのかよ…ああ、バイトで全部休んでたもんな、俺は一回出たことあるけど」 兄「トーナメント戦、どこまでいった?」 友「俺はDランクまでいったよ。まだまだだな、でもお前一度も参加してないならFランクじゃん、今回こそ出ろよ」 兄「そうだな…」 ピリリリリリ 友「あ…」 兄「…バイトが入らなければ」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
72 : ◆0n5oW5RoIa9K []:2012/11/13(火) 00:18:59.29 ID:7VSwErW90 - シュン
側近「魔王様!」 兄「どうした?」 側近「たいへんです!」 兄「だからなんだよ」 側近「魔王娘ちゃんがかわいいです!」 兄「はあ?」 側近「ほら見てくださいこの寝顔!」 魔王娘「ん〜…」 兄「まぁ確かにかわいいが…まさかそれだけの為に…」 側近「はい」 兄「帰るぞ」 側近「ちょっと待ってくださいよもう!」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
74 : ◆0n5oW5RoIa9K []:2012/11/13(火) 00:25:44.94 ID:7VSwErW90 - 側近「人間界見てたんですけど」
兄「うん」 側近「トーナメント戦って面白そうですね!」 兄「え?」 側近「参加してもいいですか!」 兄「いやいやいや」 兄「俺や側近が参加したらやばいだろ!間違って俺が勇者になっちまったら何か?一人で魔王と勇者やれってか!どんな芝居だよ!」 側近「まあ素敵!見てみたい」 紅竜「私もトーナメント戦出たいです〜」 兄「うおわ!紅竜いたのか!」 紅竜「いましたよう〜兄さんひどい」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
75 : ◆0n5oW5RoIa9K []:2012/11/13(火) 00:30:02.79 ID:7VSwErW90 - 兄「まあお前には魔王娘の面倒見てもらってるしな…けど」
紅竜「?」 兄「お前そもそもドラゴンだろ!人間界に行った時点で大騒ぎだわ!」 紅竜「ちゃんと人間モードになるから大丈夫ですよ?」シュウウ 兄「あ、人間になれ…る…おい」 紅竜「なんです?ちゃんと人間になってるでしょう?」 兄「尻尾」 紅竜「ああ」 兄「何典型的な間違いやってんだよ…あと」 紅竜「まだあるんです?完璧だと思うんですが」 兄「……服を着ろ」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
77 : ◆0n5oW5RoIa9K []:2012/11/13(火) 00:37:21.22 ID:7VSwErW90 - 側近「見とれてましたね」
兄「ん?」 側近「まああの変身は失敗ですがね」 兄「そうなのか?」 側近「そうですよ。そもそもあんな所に肉は要りません」 兄「……」 側近「というかですね!戦闘においてあんなものあったら邪魔だと思うのです!」 兄「あ、ああ」 側近「その点私は戦闘に特化した人間タイプの魔族ですからね!」 兄「…トーナメント戦出ていいから落ち着け」 側近「あ、いいんですか?」 兄「そのかわり力抑えてくれよ?…そうだな、Bランク以上にはならないでくれ」 側近「はぁーい♪」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
79 : ◆0n5oW5RoIa9K []:2012/11/13(火) 00:43:33.05 ID:7VSwErW90 - 紅竜「服着たよぉ〜」
紅竜「ねね、私は?トーナメント戦!私は〜?」 兄「炎を使わないのならいいぞ」 紅竜「えーなんでー?」 兄「お前炎の化身だろ、お前が本気出したらあたり一帯焦土になっちまうよ…」 紅竜「うーんわかった〜」 兄「あと辛い物は食べるな」 紅竜「食べないよ?」 兄「念のためだ」 紅竜「どして?」 兄「本当にお前は辛い物食べると火を噴くからな…」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
81 : ◆0n5oW5RoIa9K []:2012/11/13(火) 00:49:50.48 ID:7VSwErW90 - 兄「この前ふざけて俺の激辛シチュー食った時」
側近「何その食べ物」 兄「30分間暴れられて魔王の間が黒焦げの間になったからだ」 側近「あああの時でしたか」 兄「しかもちょうど冒険者入ってきたし」 側近「びびりましたね〜、でもよかったじゃないですか。「あれ、間違えた」って言って帰っていきましたし」 兄「よかった…のか…?」 紅竜「とりあえず人間モードと辛い物食べない、でいいのね?」 兄「ああ」 紅竜「わーい!!も〜い〜くつね〜る〜と〜ぉ、と〜お〜な〜めんと〜♪」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
83 : ◆0n5oW5RoIa9K []:2012/11/13(火) 00:54:18.27 ID:7VSwErW90 - 兄「ただ、その間魔王城どうするんだ?」
側近「その件は大丈夫です。この時期魔王城は海に沈みますので」 兄「えええええ?」 側近「あれ、言ってませんでした?てか今もう海の中ですけど」 兄「浸水しないの?」 側近「そこはまあ結界やらいろいろ便利なものがあるのでなんとかなります」 兄「てか海の中なのかよ…」 側近「気づきませんでした?」 兄「俺は基本魔王の間から動かないからな、まわりの風景は見えん」 側近「そうですか、まあトーナメント戦の間は大丈夫ですよ」 兄「ん、わかった」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
85 : ◆0n5oW5RoIa9K []:2012/11/13(火) 00:59:31.22 ID:7VSwErW90 - >>84
ありがとう! 巣作りドラゴン持ってる!
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 01:05:05.75 ID:7VSwErW90 - 兄「魔王娘はどうするんだ?」
側近「それは3人で交代で見てたらいいじゃないですか」 兄「いや、俺は多分それできないぞ?」 側近「なぜです?」 兄「ちょっと考えてみろよ、俺男、お前女、魔王娘子供」 側近「?」 兄「どっからどうみても家族連れじゃねえか…目立つのはいやだぞ」 側近「じゃあ紅竜ちゃんと二人で面倒みますもんねー!トーナメント戦中魔王娘分補給できずに1回戦負けすればいいです!」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 01:14:53.85 ID:7VSwErW90 - 兄「なに怒ってんだよ」
魔王娘「あれ、おにいちゃんきてたの?」 兄「おう、よく寝てたな」 魔王娘「うん」 兄「今日は東の山で何して遊んだ?」 魔王娘「んーとねぇ、とりあえず紅竜ちゃんのせなかのって」 兄「うんうん」 魔王娘「ひがしのやまが波動弾なんかいでなくなるかあそんでた!」 兄「うん……え?」 紅竜「てっきり6回かと思ったんだけどね〜!」 魔王娘「4回でなくなったね!」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 01:20:01.20 ID:7VSwErW90 - 兄「ちょっとまってちょっとまって」
紅竜「どうしたの?」 兄「紅竜の波動弾?」 紅竜「違うよ〜?私炎弾しか撃てないの知ってるくせに」 兄「じゃあ魔王娘の波動弾…?」 魔王娘「そうだよー?こうやってしゅうちゅうしてぇーー」キュウウウウウウウン 兄「ちょちょちょストップ!!!」 側近「さすが魔王の娘」 兄「…トーナメント戦…ちゃんと面倒見ててくれよ?お前ら…」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 01:22:39.09 ID:7VSwErW90 - これ保守って何分間隔だっけ…
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 01:31:36.71 ID:7VSwErW90 - >>94
わかった、序盤すげー言われて地味にやっぱ俺無理かなと思ったけど たまにあるレスがすっごいうれしいよ
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 01:33:33.29 ID:7VSwErW90 - シュン
兄「ふう…まさかトーナメント戦にあいつらが出るとは…あれ?あいつら入学してないが参加できるのか?」 兄「うーん…まあ明日聞いてみるか」 ガチャ 兄「ただいまー」 妹「おかえり、バイトどうだった?」 兄「なんかしばらく暇もらえそうだよ」 妹「そっか!」 兄「うれしそうだな」 妹「だってさ、最近全然魔法の練習につきあってくんないしさ」 妹「今日も一緒に帰ろうと思ったけどバイトいっちゃってたし」 妹「明日!一緒に帰るんだかんね!」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 01:38:45.85 ID:7VSwErW90 - 兄「わかった、心配かけてごめんな」
妹「わかったならいいよ…ご飯、食べなよ」 兄「おう!」 妹 ニコッ 兄「ふーごちそうさま」 妹「ん」 兄「いつもありがとな、妹」 妹「なに急に…」 兄「家事まかせっきりだからな」 妹「お兄ちゃんもバイトで稼いでくれてるでしょ」 兄「…そうだな」 妹「私も、ありがと」 兄「どーも」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 01:42:56.33 ID:7VSwErW90 - 妹「そういえばさお兄ちゃん」
兄「何?」 妹「お兄ちゃんが本気でやればランクどのくらいいくの?」 兄「んー…良くてCじゃないのか?」 妹「…………ふーん」 ー朝ー 妹「おはよお兄ちゃん!朝だよ!」 兄「うう…もうちょっと」 妹「ちゅーしちゃうぞ」 兄「おはよう妹、朝ご飯は何かな?」 妹「ちょっと傷ついたよお兄ちゃん…」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 01:50:43.64 ID:7VSwErW90 - 兄「てかなんでそんなハイテンション?」
妹「さあ?なんでだろーね!ふふ」 兄「まあいいや」 兄「さて、いくか」 妹「うん!」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 02:00:23.62 ID:7VSwErW90 - ー学校ー
友「よー!兄…と、妹ちゃん?」 妹「どうも」 友「へえ、一緒に登校なんて久しぶりじゃん」 兄「まあたまにはな。バイトしばらく無いし」 友「お、バイトもう入ってないんだ!ならトーナメント戦出れるな!」 兄「そうだな、でもあんまり期待しないでくれよ?どーせ無理だって」 友「嘘だな」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 02:08:03.04 ID:7VSwErW90 - 兄(!!!嘘発見魔法!?いや、魔力の変化は無いから…)
兄「それ、でまかせだろ」 友「あ、ばれた?ま、行けるとこまで頑張んなよ」 兄(あぶなかった…) 友「妹ちゃんは?」 妹「私ですか?前回Bランクだったので、今回はAランク目指したいですね」 友「Bランク!?すげえ!」 兄「すごいの?」 友「普通にすげーって!いいか、ランクアップするにあたって壁が存在する」 兄「壁?」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 02:22:21.02 ID:7VSwErW90 - 友「そう。F〜E、D〜C、B〜Aの間はよく入れ替わったりする。だが」
友「EからD、CからB、AからSになるのがとてつもなく難しい」 友「こんな感じだ」 S>>>>>>A>B>>>C>D>>E>F 兄「Sってすっげー難しいんだな」 友「S!?あれはもうバケモンだろ…」 兄「見たことあるのか?」 友「そりゃトーナメント戦だからトップ争いとか見れるぜ?」 兄「へぇ、楽しみだ」 友「そりゃあな!ただ」 兄「ただ?」 とりあえず保守時間つかって書き溜めながら書いてます
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 02:32:14.13 ID:7VSwErW90 - 友「遠視魔法で見るしかないんだよな…」
兄「なんで?」 友「だってそうだろ!?近くで観戦しようものならとばっちりで死んじまう!」 兄「おお…すさまじいな」 友「Sランクに近いAランクの人は近くで観戦できるらしいけどな…」 友「最近すげえやつがいてさ、称号持ちでも審判するのが危ないほどなんだぜ」 兄「そんなにすごいのか」 友「ああ。もう魔王倒せるんじゃねえかってくらいの噂だぜ」 兄「まじでか」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 02:40:12.17 ID:7VSwErW90 - 友「噂だがな。…あ、話がすげー脱線した」
友「だから、C・Bの壁を突破してる妹ちゃんはすげえ、って話だ」 妹「ありがとうございます」 友「おお、かわいい…」 兄 ギロッ 友「おお、こええ…」 老魔法使い「兄、兄〜」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 02:48:57.38 ID:7VSwErW90 - 兄「はーい」
老魔法使い「ちょっと手伝ってくれんか?この結晶魔力が効かんから運べんのだ」 兄「へえ、そんな物質あるんですね」 老魔法使い「何をいっとる。二か月前に授業で説明しとるわい」 兄「あ〜すみません、でもこれあれば魔王とかにも勝てるんじゃ?」 老魔法使い「そうもいかん。この結晶はな、これ以上小さくすると効果がなくなるんじゃ。」 兄「あ、そうなんですか」 老魔法使い「そして最小サイズの重さは50kg。とても戦闘で使えるものでは無いよ」 兄「なるほどっ…重いっすねぇ…」 老魔法使い「こっちじゃ」 友「…妹ちゃん」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 02:56:29.45 ID:7VSwErW90 - 妹「なんでしょう?」
友「妹ちゃんは兄、どこまでいけると思ってる?」 妹「さあ?Cくらいじゃないですか?」 妹「昨日聞いたらそのくらいって言ってました」 友「嘘だな」 妹「…はい?」 友「ごめん、謝っとく。俺、嘘発見魔法つって、特有の魔法持ってんだ」 妹「…なるほど」 友「実際兄ってどのくらい強いんだ?」 妹「そうですね、多分前回のトーナメント戦やった感じだと…」 妹「Aランク以上だと思います」 友「嘘だろ…」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 03:06:08.92 ID:7VSwErW90 - 妹「魔法で嘘かどうかわかるんでしょう?」
友「…どうして、そう思うんだ?」 妹「前、魔法の練習に付き合ってもらったことがあるんですけど」 妹「私、小炎弾の操作練習って嘘ついて高密炎弾放ったんです。どれだけ兄が強いのか知りたくて」 妹「この魔法を主軸として私はBランクまで行きました」 妹「それを兄は…ガードもせず受けました…そしたら」 兄「おいおい、直線じゃないか!操作するんじゃなかったのか〜!」 妹「…ごめん、ちょっと雑念入っちゃって…」 妹「何事もなかったかのように話してました…」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 03:10:08.60 ID:7VSwErW90 - 妹「これで私は確信しました」
妹「兄はとてつもなく強い」 友「そう…か…」 妹「おそらく兄なら魔王を倒せるかもしれません。」 妹「でも、兄は魔王を倒しにいく気配が無い…」 妹「私は、兄はこう考えているのだと思いました」 妹「この程度の強さでは魔王は倒せない、と」 妹「だから私は、兄を超えて勇者となり、魔王を倒す!」 兄「ただいまー、何の話してたの?」 友・妹「「!!!!」」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 03:13:58.73 ID:7VSwErW90 - 妹「き、聞いてた?」
兄「?…いいや?」 友(嘘はついてないね…) 妹(そうですか、どうもです) 兄(この魔力の感じ…なんで友に嘘発見魔法使われてるんだ?…よほど聞かれたくない内容なのか…) 友「…あ、ああそうだ!今日新しく入学してくる人がいるらしいぜ!」 妹「そ、そうなの!友さんがさっきどんな人か話してくれてて!お兄ちゃんには黙っとこうと思って!」 兄「ああ、そうだったんだ」 兄(だから嘘発見魔法か、なんだ) 妹「あ、そろそろ私Bクラスに行くね!」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 03:23:09.74 ID:7VSwErW90 - 書き溜めが少なくなってきたぞ…
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 03:30:53.60 ID:7VSwErW90 - 友「いいなあCクラス以上は…有名な称号持ちの授業、D以下はごちゃ混ぜでつまんねえ老魔法使い先生の一斉講義」
老魔法使い「ほう…」 友「おわ!!」 老魔法使い「それはどういうことかいな?後でじっくり聞きたいものじゃ」 友「すすすすみません!」 兄「…」スー 友「兄!遠いぞ!助けろ!」 兄「ああ、今助けてやるぞ〜」 友「くそ!嘘だなソレ!魔法使わなくてもわかるぞ!」 老魔法使い「よろこべ、後で高等魔法の詠唱を教えてやろう。」 友「お、お、あ…りがとうございます?」 老魔法使い「詠唱に一時間かかるがな」 友「Oh…」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 03:52:23.06 ID:7VSwErW90 - 老魔法使い「さて、茶番はここまでにしておいて」
老魔法使い「ほーい、新入生じゃぞ〜、なんと美人さんが二人じゃ」 皆「「「おーーーー」」」 老魔法使い「自己紹介頼むぞ」 側近「どうも初めまして側近です!肉弾戦が得意です!」 紅竜「初めまして〜紅竜です〜。辛い物は食べたくないです」 兄「ブフゥッ!!」 兄(入学してくるのか!まあ、そうしないとトーナメント出れないが…) 老魔法使い「それともう一人」 魔王娘「わーいはじめまして!魔…側近娘です!よろしくおねがいします!」 兄(側近娘って!ま…まあそんなもんか…うん、妥当…か?) 友「おお、やべぇ!あの子かわえええええ!抱きしめたい!!!!」 兄(…こいつにだけは近づけさせねぇ)
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 03:56:29.56 ID:7VSwErW90 - 老魔法使い「三人とも、もうすぐトーナメント戦じゃが、トーナメント戦については知っておるかな?」
側近「ええ、承知しております。前から説明を受けておりましたので」 紅竜「私も大丈夫です〜」 魔王娘「わたしみてるだけ!て、言われた!」 兄(まあ手加減とかできそうにないしな…) 老魔法使い「ふむ、では側近娘ちゃん。つまらなかったらお外へ行っていいからの。のう、友」 友「あ…僕…は残って受けます…ハイ…スミマセン」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/11/13(火) 04:02:34.70 ID:7VSwErW90 - ー昼休みー
D女1「ねえねえ側近さん!いつその子産んだの!?」 E女1「旦那さんどんな人!?」 側近「ええと…(今私の年齢の設定が20歳だから…魔王娘ちゃんの年齢を7歳として…)」 側近「13歳?の時かな?」 D女1「えっ」 側近「旦那さん…かあー、えっとぉ…(適当でいっか)」 側近「たしか魔法使いの人だったかなぁ」 E女1「称号持ち!?」 D・E女1「「す、すさまじいね…」」 側近(あ、間違えた?まあいいか) 兄(おい…) D女とかE女って、ランクが下がるほど・・・ウオッホン
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 04:20:28.94 ID:7VSwErW90 - E女2「紅竜ちゃん!紅竜ちゃんて歳いくつ?」
紅竜「んーと、115歳!」 E女2「え…と、15歳ってことでいいのかな?」 紅竜「あ、そういうことだった!」 兄(大丈夫か…?) E女2「じゃあ私と同じだね!よろしく紅竜ちゃん!」 紅竜「うん!よろしくね〜!」 兄(おお、いい感じだな)
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 04:29:38.08 ID:7VSwErW90 - 友「いやあ〜カワイイ子入ってきたなあ!」
兄「そ、そうだな」 友「ふっふ、側近さんの大人びた雰囲気…いや紅竜ちゃんも豊満な…ふふふふははははははは」 老魔法使い「おい、友よ」 友「ははははははいぃいいい!」 老魔法使い「魔法を教えてあげよう」 友「ひ、ひぇあああああああああ!!!」 兄「南無…」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 04:44:18.43 ID:7VSwErW90 - 側近「あ、あなたはもしや兄さんでは!?」
兄(えええええええええ!?) 兄「は、はい…」 D女1「え、知り合い?」 側近「ああ、そうでしたか!先日はありがとうございました!」 側近「忘れたんですか?先日、迷子になった側近娘ちゃんを見つけてくださったじゃありませんか!」 魔王娘「おにーちゃんせんじつぶりー!」 兄(合わせろってことか) 兄「あ、ああ〜!そうでしたね!」 E女1「なるほどー、偶然てあるもんだねー!」 側近「いや〜こうしてまた会えたのも何かの縁!この後ご一緒してよろしいですか?」 魔王娘「いっしょー!」 兄「いいですよ」 兄(ご、強引だが…)
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 04:55:23.90 ID:7VSwErW90 - 側近「聞いたところ年近いみたいなんで、敬語別にいいですよ」
兄「そっか、わかった。けど側近は?」 側近「これは私のデフォルトですので。お気になさらず」 兄(うまいな…) 兄「じゃ、校舎でも案内しようか」 側近「おねがいしますね」 …… 兄「すごいなお前」 側近「ふっふ、これでこっちでもいつも通り話ができますね」 魔王娘「おにーちゃんって呼んでいいんだよね?」 兄「ああいいぞ、今日からこっちでも一緒だよ」 魔王娘「やった!」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 05:09:46.52 ID:7VSwErW90 - ここらで登場人物まとめといたほうがいいかな?
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 05:18:40.67 ID:7VSwErW90 - >>151今で65℃くらい下がってるはずだ、絶対零度までいくから安心しろ
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 05:22:45.69 ID:7VSwErW90 - ――
兄「ここが図書館、全部で20万冊あるらしい。」 側近「ふむ、ここで皆授業以外の知識を蓄えてるんですね」 兄「よく使うよここ。ある授業では、テーマにあった魔法書を選んで来いってのもあったかな」 側近「なるほど」 本を読んでる人達 ジロ…(なんだあの家族連れ) 兄(あれ?でもやっぱり目立ってね?)
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 05:30:27.49 ID:7VSwErW90 - あれ、老魔法使い人気?
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 05:34:55.77 ID:7VSwErW90 - ―――
兄「ここからあっちの校舎がCランク以上で、それぞれのランク毎に教室が違う」 兄「そしてこっちの校舎がDランク以下で、老魔法使い先生が一斉講義をする」 側近「あれ、なぜです?」 兄「単純だ、Cランク以上が全学生中の20%しかいないらしい」 側近「噂に聞く壁、ってやつですか」 兄「そうらしい」 魔王娘「ねー、歩くの疲れたから飛んでいい?」 兄「…おんぶしてやるから…」 魔王娘「ん」 兄「…次行くか」 側近「そうですね」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 05:38:45.50 ID:7VSwErW90 - 魔王娘.jpg → 検索 コゼロット
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 05:43:08.95 ID:7VSwErW90 - 妹友「ちなみにSランクは3人います」
妹友「Aランクは13人で、Bランクは30人、Cランクは80人です。さて、全学生は何人!?そこのアナタ!」 側近「え、私?630人?て、だれ?」 兄「おお、妹友ちゃんじゃないか、久しぶり」 妹友「お久しぶりですお兄さん!で、結果は合ってますか!?」 兄「知らないのかよ!多分630人で合ってるよ!」 側近「そんなにいるんですね」 兄「ほとんどがたまに来るやつらだから、そんなに多くいるようには見えないだろうね」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 05:54:28.76 ID:7VSwErW90 - 妹「妹友ー!妹友ー!あ、いた!なにやって、え?」
妹友「あ、妹ちゃん!今お兄さんとばったり会っちゃってさー!」 妹「お兄ちゃん…そちらの方は?」 兄「ああ、友から聞いてたんだろ?新入生の、側近だ」 兄「んで後ろで寝てんのが、側近の娘さんだ」 魔王娘「ん…くぅ…」 側近「初めまして、あなたが兄さんの妹さんですね。私、兄さんの妻の側近と申します」 妹「え…えええええええええ!!??」 兄「えええええええええええ!!??」 側近「冗談です」 妹「あ、そう…だよね!びっくりした!」 兄「俺もびっくりしたわ」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 05:55:03.43 ID:7VSwErW90 - うんこ
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 06:28:49.07 ID:7VSwErW90 - 妹「それで、側近…さんは、どうして兄と?」
側近「ああ、彼はこの子が迷子になってる時に助けてくれたのです」 妹「ふぅん」 側近「ここに入学して、彼を見つけた時は運命かと思いました」 妹「それで案内を頼んだと」 側近「そういうことです」
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 06:54:13.70 ID:7VSwErW90 - すません限界です。少し寝ます
スレあったらまた書きます
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- 妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/11/13(火) 11:45:25.26 ID:7VSwErW90 - おはよう。皆保守ありがとう。頑張ってみるよ
ここまで続くとは思ってなかったからなー…SS速報に移ったほうがよろし? 妹友「そういえばお兄さん、まだ案内の途中でしたよね?」 兄「そうだな」 妹友「じゃあ皆で行きましょう!次は闘技場ですね!」 側近「なんか元気いっぱいな子ですね」 妹「そうですね、でも一緒にいて飽きないし、たまに元気もらっちゃう事もありますから」 妹「大切な、親友です」 側近「親友かぁ…」
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