- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
85 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:01:08.16 ID:nvIQW1Ce0 - 黒桐「こんな時間にどこに行くんだろう？もう日付も変わりかけてるっていうのに」
黒桐（女の子が一人で出歩ける時間じゃないよな……。うーむ、気になる……）
黒桐「しかしここで尾行とかしちゃうと完全に犯罪だ。式には式の時間があるんだから、そこに不用意に立ち入っちゃ駄目だよな」
黒桐「よし、帰ろう」ｽﾀｽﾀ…
黒桐（ん……？あ、あれ！？なぜか足が勝手に式の方へと……恐ろしい！何ということだ！）ｽﾀｽﾀ
式「……」ｽﾀｽﾀ
幹也（ぐあっ！駄目だ、止まらないっ！僕の自制心もとうとう壊れたか！）ｽﾀｽﾀ
さるさん…
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
86 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:03:43.26 ID:nvIQW1Ce0 - ― 駅前 ―
式「……」ｽﾀｽﾀ
式（幹也……あなたは何故今日、私の家に来たの……？）
式（これ以上関わったら……きっと殺すって言ったじゃない。あなたはその言葉を信じていないの？それとも……）
式「死ぬ事が……怖くないの……？なら本当の莫迦ね、黒桐くんは」ｽﾀｽﾀ
黒桐「誰が莫迦だって？」ｽﾀｽﾀ
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
89 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:06:13.31 ID:nvIQW1Ce0 - 式「あなた以外に誰がいるっていうの？私は殺すとまで言ったのに……それでも近寄ってくるなんて、莫迦としか思えないじゃない」
黒桐「……あまり莫迦莫迦言わないでくれよ。人に莫迦言う奴が莫迦だって言葉、知ってるでしょ？」
式「莫迦ね、それじゃあなただって言っ……」ﾋﾟﾀ
黒桐「……」ﾋﾟﾀ
式「……」
黒桐「……？」
黒桐（……あっ！しまった……いつもの癖でついうっかり返事を……！）
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
90 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:09:09.00 ID:nvIQW1Ce0 - 式「……」
式「……」ｸﾙｯ
黒桐（あっ……）
式「……」
黒桐（……っ！）ｿﾞｸｯ…
黒桐「えっと……あっと……その、今晩は式？」
式「黒……桐……くん」
黒桐「……」
式「……」
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
91 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:12:56.89 ID:nvIQW1Ce0 - ……
黒桐「……っ」ﾎﾞｿｯ
式「……？」
黒桐「ＨＡＨＡＨＡＨＡ！ＷＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！」
式「」ﾋﾞｸｯ!
黒桐「わはははは！はーはははははっ！！」HAHAHA！
式「……」ﾎﾞｰｾﾞﾝ
黒桐（……今だっ！）ﾀﾞｯ
式「っ！あ……」
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- もし我愛羅が死の森で巻物の中見ちゃってたら…
2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:13:49.96 ID:nvIQW1Ce0 - 多分中忍返り討ち
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
92 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:15:26.59 ID:nvIQW1Ce0 - ― 黒桐家 ―
黒桐「はぁ……はぁ……何とか、帰って来れた……」
黒桐（困った時は笑って誤魔化せとはよく言うけど……まさか式にも通じるなんて……）
深夜に街中で突然大声を出されれば誰だって驚く
黒桐「ふぅ……それにしても」
式『……』
黒桐（さっき振り向いた時の式……一瞬凄く怖い顔してたな。あれは本当に……）
黒桐「……」
黒桐「そう言えば、式って毎晩こんな風に出歩いてるのかな……？」
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
112 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:17:51.48 ID:nvIQW1Ce0 - >>109
例えば物凄くマイナーな作品の二次創作だとか？
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
93 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:18:58.43 ID:nvIQW1Ce0 - ― 次の日・両儀家 ―
式「……」
黒桐『……っ』ｿﾞｸｯ
式「……」
式（なんであんな所にあいつがいたかは知らないけど……昨日のあれで、あいつが私に近づくのはもう最後の気がする）
コンコン
秋隆「お嬢様、よろしいでしょうか」
式「なにか？」
秋隆「屋敷の周りに張り込んでいるものがいるようです」ｶﾞﾗｶﾞﾗ
式「……何故それを私に？私には関係のない事でしょう」
秋隆「ですが、張り込んでいるのお嬢様のご学友のようなのです」
|
- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
96 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:21:36.49 ID:nvIQW1Ce0 - 式「ッ！」ｶﾞﾊﾞｧｯ! ﾀﾀﾀ
式「……」ﾁﾗｯ
黒桐「……」
式「―――――」
……あんの、ばか。
秋隆「ご指示してくださればお帰り願いますが」
式「あんなの、放っておいてかまいません」ﾀﾀﾀ…ﾄｽﾝ
秋隆「……。お休みなさいませ」ｶﾞﾗｶﾞﾗ
>>95
原作の流れを沿いつつ……所々改変みたいな？
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
129 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:24:24.80 ID:nvIQW1Ce0 - >>117
それは難しい…
やっぱり人気作品とクロスさせるとかじゃないと人は読んでくれないだろうなぁ…
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
97 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:25:22.22 ID:nvIQW1Ce0 - 式「……」
式「……」ｶﾞﾊﾞｯ ｽﾀｽﾀ
式「……」ﾁﾗｯ
黒桐「暑……やっぱり夜と言っても夏なんだなぁ……）
式（人の家を見張るなら……せめてあと少しだけでも巧く身を隠せ、莫迦）
黒桐「……」ｺﾞｸｺﾞｸ
式（魔法ビンと……麦茶まで持参して）
黒桐「はぁ……」
式（……何を考えているんだ、お前は……）ｶﾘｯ
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
136 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:29:31.71 ID:nvIQW1Ce0 - >>133
イカちゃん自体VIPじゃSS少ないじゃないか…
後クロスでもバトル物以外は伸びにくい気がするな
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
99 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:30:31.78 ID:nvIQW1Ce0 - 次の日
秋隆「お嬢様。今日も黒桐様がお見えになっています。何でも食事の約束があったから、誘いに来たとか」
式「……分かりました。今行く、と伝えてください」
― 駅前 ―
黒桐「来てくれてありがとう、式」
式「……別に。家に毎日来られるのが迷惑だと思っただけよ」
黒桐「そう……。でも、来てくれた事は本当に嬉しいよ。よし、じゃあお礼に今日は僕が今まで行った中でも一番良いお店で……」
式「おごってくれるの？」
黒桐「いや、ワリカン」
ボカッ！
黒桐「……罪のない冗談なのにー……。痛いよー、式ー」ｸﾞｽｯ…
式「……」ﾌﾝｯ!
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
141 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:35:13.82 ID:nvIQW1Ce0 - 一日で二回さるさんとか…SS書いてれば普通なんだろうか？
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
154 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:41:12.84 ID:nvIQW1Ce0 - >>149
5〜10分に一回くらい？
書き溜めあるとついポンポン書き込んじゃうからすぐさるっちゃうんだよなぁ…
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
173 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:47:37.12 ID:nvIQW1Ce0 - >>154
6分に一回…なるほど
確かにスレ立てた以上とりあえず完結はさせたいなぁ
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
180 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 00:50:26.28 ID:nvIQW1Ce0 - 安価間違えたか…>>157
>>158
逆にまとめサイトに万が一自分のSS転載されて叩かれるのが怖い時はどうすればいいんだろう…
最後に転載禁止とでも付け加えとけば良いのかな
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
106 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:00:37.43 ID:nvIQW1Ce0 - ― 良い店 ―
黒桐「式の家って無意味に大きくないか？訪ねにいった先で家令さんに相手をされたなんて、自慢話になっちゃうぞ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
式（……家令なんて言葉を知っている辺り、あなたにそんな事を言う資格はないわ……）
式「秋隆は父の秘書です。それに家令じゃなくて管理人って言うのよ、黒桐くん」
黒桐「なんだ、結局そういう人がいるんじゃないか」
式「……」ﾌﾟｲｯ
黒桐「……」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
式「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
二度目のさるさん喰らった
>>100
残念なことに本当に申し訳程度…
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
108 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:05:08.96 ID:nvIQW1Ce0 - 黒桐「……ああ、やっぱり高いだけあって美味しいな」
式（……それはまあ、同意。……じゃなくて。私の方から話を切り出してみるか）
式「黒桐くん。一昨日の夜、あなたは―――」
黒桐「その話はいいよ」
式「……」
黒桐「……」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
式（いや……いいも何も……私、あなたに尾行されてたんだけど……？）
>>101
残念ながらそこまで行く予定が…
前にふじのん救済SSあったんでそっちをどうぞ
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
111 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:12:14.19 ID:nvIQW1Ce0 - 黒桐「ああ、美味いなぁ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
式「……」ﾑｶｯ
式「なにがいいっていうの、コクトー」
黒桐「……？」
式「はっきりして。どうしてあそこにいたのか」
黒桐「―――だって、僕は見ていない」
式「……」
黒桐「……」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
式（いや……それ、嘘よね。あなた、あの時普通に私と目が合ってたじゃない）
>>107
式「あっ……いやっ、やだ……やめて、こく、と、くっ、んんっー……！」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ
黒桐「君を―――一生、許さない」ｻﾜｻﾜ ｻﾜｻﾜ
申し訳って本当にこれが数行あるだけなんで期待はしないでね
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
112 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:14:10.74 ID:nvIQW1Ce0 - 黒桐「式はただあそこにいただけだろ。少なくとも、僕はそれしか見ていないんだ。だから信じる事にした」
黒桐（君は……あの放課後の教室で、自分は人を殺すと言った。そして……昨日の式の顔は、まさに今にも人を殺しかねないほどだった）
式（いや信じるも何も……何の事？あなたが屋敷を見張る事と何か関係あるの？）
黒桐「ま、白状すると本当は辛いんだ。だから今は努力してる。
自分自身に自信が持てるようになったら式の話を聞けるようになれるだろう」ﾁﾗｯ
式（あっ……こいつ今「自身」と「自信」をかけたな。―――そしてそんな事に気がいく自分が憎い……）
黒桐「……だから、今はその話はよそう」ﾌﾟｲｯ
式（無視されたから拗ねたの……？それに……何を信じるかは知らないけど、私はそんな事望んでなかったのに……）
黒桐（でも、君は人を殺さない。殺せるはずがない。―――僕はそれを信じているんだ、式……）
>>110
あのSSは確か式「ふふ、いっぱい出たな幹也」の人が書いてたような…
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
218 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:17:27.14 ID:nvIQW1Ce0 - >>186
数書いてるとそんな事もあるんだ…
知らない内にどこかで自分のSS批評されるのは怖いな…そこで評判悪いと滅入りそう
>>192
2chで叩かれるのはもう承知の上の事なんだけどまとめサイトで叩かれるのはなぁ…
あそこはどれだけボロクソに言われても一切言い返せないってのが辛い
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
114 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:20:19.93 ID:nvIQW1Ce0 - 黒桐「ああ食べた食べた……味の方はどうだった、式？」
式「……まあ、美味しい部類じゃないかしら。ご馳走になったわね、黒桐くん」
黒桐「気にするなよ。僕の方から誘ったんだから僕が払うのは当たり前。……さて」ｻｯ…
式（……？ 高校生にもなって……マジックテープ、式……？）
黒桐「支払いは任せてくれよ、式。あ、先輩から譲ってもらったクーポン券もあるんだ」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ!
式「やめて！黒桐くんやめてっ！」
……
店員「○○○○円になります」
黒桐「あ……帰りの切符代足りない……。ごめん式、やっぱりちょっと貸して……」
式（この男はっ……！）
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
228 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:24:21.88 ID:nvIQW1Ce0 - >>222
やっぱりそれが良いかな
まあ最初からおまえのSS纏めるサイトなんてねーよって言われたらそこまでだけど
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
116 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:26:39.64 ID:nvIQW1Ce0 - 数日後……
式（あれからあいつの誘いを完全に無視してやったら、二日目からは来なくなった。けど……）
式「……」ｽﾀｽﾀ ﾁﾗｯ
黒桐「……」ｺﾞｸｺﾞｸ
黒桐「ふぅ……やっぱり静岡のお茶はいいな。あれ……でもこれ、烏龍茶……？」ﾌﾟﾊｧ
式（あいつは……一体いつまで家を見張るつもりだろう？もう、三時近いのに……）
黒桐「……？もう、こんな時間か。そろそろ帰ろう」ﾖｯｺｲｼｮ
式「……」
黒桐「幾ら長い夏休みといっても……早く寝るに越した事はないや」ｽﾀｽﾀ
式「……」
>>113
三回目で橙子さんは俺
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
118 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:32:43.19 ID:nvIQW1Ce0 - 黒桐「……」ﾆｺﾘ
式「―――――」ｷﾞﾘｯ…
式（ああ、やっと分かった。アイツはただのストーカーってワケじゃなかったんだ。既にアイツは……私が人を殺さないと確信してる）
式（ただ、私が夜に出歩かないか心配だからあそこにいるだけなんだ。自分が殺されると言われた事なんか気にも留めず）
式「―――なんて、幸福な男」
『幹也といると、なんだか落ち着く』
『幹也といると、彼と一緒なのだと錯覚する』
『幹也といると、そちら側にいけるのだと幻想してしまう』
式（けれど、でも、ぜったいに。その明るい世界に私はいられない。私の居場所なんてない）
式（なのに何故おまえは私をそっちへ連れて行こうとするんだ。黒桐、幹也）
さるよけのために6分に一度のペースでやります
|
- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
121 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:38:47.97 ID:nvIQW1Ce0 - 式「私は独りで足りている。なのにあなたは私の邪魔をするのね、コクトー」
『式は狂いたくない。織は壊れたくない』
式「……おまえさえいなければ、私はただの異常者のままでいられたのに」
― 別の日・初めて入る良い店 ―
黒桐「式から誘いがあるとは思わなかった。無視するのは止めてくれたの？」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
式「それができなくなったから呼んだの」
黒桐（……）ﾑｯ…
式「あなたは私の事を信じるって言ったけど」
黒桐「これ美味しいから、式も一つどう？」ｽｯ
式「……」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
黒桐「……」ﾆｺﾆｺ
式「……」ﾌｩ…
|
- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
122 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:43:54.81 ID:nvIQW1Ce0 - 黒桐「君、ご飯食べてる間は機嫌良いね」ﾌﾌｯ
式「……！」ﾑｩ…!
式（餌付け中の動物か、私は）
式「残念ね。私、その内人を殺すわ。―――あなただって、あの時私を見て怯えていたじゃない」
黒桐「あ、このドリンクも美味しいよ」ｽｯ
式「……」ｺﾞｸｺﾞｸ
黒桐「……」ﾆｺﾆｺ
式（くそ……こいつのペースに付き合ってると、全然話が進まない……）ﾌｩ…
|
- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
124 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 01:49:46.20 ID:nvIQW1Ce0 - 黒桐「君は人を殺さないよ」
式「私がそうだと言ってるのに？」
黒桐「ああ。自分の言う事は話半分に聞けって言ったのは式の方だろ。それに君が人を殺す訳がない。絶対だ」
式「……！！」
式「―――絶対ってなに。
おまえに私の何が理解できるんだ。
おまえに私の何が信じられるんだ。」
黒桐「根拠はあるんだ。けど、無くても僕は式を信じ続けていたんじゃないかな。―――何回も言うようだけど、僕は君が好きだから」
式「―――――」
式（根拠はある、だって？馬鹿馬鹿しい、何を寝ぼけた事を……）ｷﾞﾛｯ
黒桐「……」ﾆｺﾘ
式「……、っ」
|
- Fateのサーヴァントで本気のギルガメッシュに勝てるやつっているの？
614 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 02:10:28.19 ID:nvIQW1Ce0 - 生前セイバーなら鯖ギルに勝てるかな？
と言うか知名度無くて弱体化してる状態であれとか生前ギルってどれくらい強かったんだろ
|
- Fateのサーヴァントで本気のギルガメッシュに勝てるやつっているの？
627 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 02:18:24.88 ID:nvIQW1Ce0 - >>615
耐魔力とかってクラスの持つスキルで固有じゃないんだっけ
アヴァロン＋エクバ連発可能ならギルにも楽勝かと思ってたけど
>>616
じゃあ仮にセイバーのクラスで召喚されてもギルは強かったんだろうなぁ
と言うか何でアーチャーはどいつもこいつも必殺武器が剣なんだよ…
|
- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
299 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 02:23:03.86 ID:nvIQW1Ce0 - さるって6分に一回でも駄目なのか…10分に一回くらいが一番良いのかな
|
- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
127 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 02:23:42.48 ID:nvIQW1Ce0 - 式（なんで……幹也はしあわせそうな笑顔を、私に見せ付けるんだ。私は……けしてそっちには行けないって……分かってるのに）
式（私は……誰かと関わればその人を殺してしまう。織の存在理由は否定だから。そして、肯定である式は織なくして存在できない）
式（今までは何かにひかれる事がなかったから、この矛盾を遠ざけていられたのに……。苦しい。憎い。全部お前のせいだ）
黒桐「……」ﾆｺﾆｺ
式（初めて心の底からお前が憎いと思った、黒桐幹也。―――お前は当たり前のように笑うから。私は、そこにはいられないというのに）
式（私は……耐えられない。幹也は、私を破滅させる）
黒桐「あ、式。これも美味しいよ」ｽｯ
式「……」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
式「おまえはーっ！！人が真剣に悩んでいる時に一々茶々を入れるような真似をーーーっ！！」
黒桐「お茶は無いけどジュースならあるよ。はい、これ」ｽｯ
式「……」ｺﾞｸｺﾞｸ
式「うがーっ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
黒桐「ちょ……落ち着いて式！周りのお客さんが！」
何でこんなにさる多いの…
30分ほど自主休憩
|
- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
302 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 02:26:35.95 ID:nvIQW1Ce0 - >>301
一人で延々と書いてるようなSSだと時間置いても駄目って事…か
レスしたくなるような展開書ければ問題ないんだろうけどなぁ
|
- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
129 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 02:44:33.64 ID:nvIQW1Ce0 - 式「……」ｾﾞｰﾊｰｯ ｾﾞｰﾊｰｯ
黒桐「……」ｾﾞｰﾊｰｯ ｾﾞｰﾊｰｯ
式「―――おまえは、莫迦だ」ｷﾞﾛﾘ
黒桐「うん、よく言われる」ﾆｺﾘ
式「……」ﾑｯｽｰ!!
式「ねえ、今日も私を見張りに来る?」
黒桐「え……？」
式（あれでバレてないと本気で思ってたのか。本当、大莫迦だなコイツ）
|
- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
343 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 03:00:22.15 ID:nvIQW1Ce0 - >>306
これは覚えておいたら何かと役に立ちそう
|
- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
355 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 03:13:46.59 ID:nvIQW1Ce0 - >>336
ローゼンひぐらしらきすたSSはもうずっと前の物のように思えるのに
ハルヒSSだけはそう古い気がしないのはなんでなんだろう
|
- メッサーラでカミーユやクワトロと戦う事を強いられるシロッコ
1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 03:16:18.44 ID:nvIQW1Ce0 - ふざけんなよ最初からジ・O入れといてやれよ
|
- ラノベ界で最もカッコいい主人公といえば
10 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 03:18:07.31 ID:nvIQW1Ce0 - 十六夜京也か吸血鬼ハンターDか八頭大
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
360 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 03:19:47.37 ID:nvIQW1Ce0 - >>356
やっぱり人気者は強いんだなぁ
|
- メッサーラでカミーユやクワトロと戦う事を強いられるシロッコ
4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 03:21:53.39 ID:nvIQW1Ce0 - >>3
カミーユはZに乗ってるのにシロッコだけメッサーラって明らかに不公平じゃん
あれでZ見てない奴がシロッコの愛機はメッサーラだと思うようになったらどうするんだよ…
|
- ハマーン様の足コキ VS ミネバ様のフェラチオ
24 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 03:24:56.98 ID:nvIQW1Ce0 - 悪いがミネバ様
|
- メッサーラでカミーユやクワトロと戦う事を強いられるシロッコ
7 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 03:45:47.01 ID:nvIQW1Ce0 - >>5
はい
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
396 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 03:51:33.82 ID:nvIQW1Ce0 - 一人で同じスレにひたすらSS書き込んでたらあっという間にさるさん喰らった
本当もうさるさんって何か上手い解除法とかないのかよ…
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
131 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 04:02:47.85 ID:nvIQW1Ce0 - 黒桐「あ……そのー……えっと……」
式「答えて」
黒桐「何の事かわからないけど、その、気が向いたら行くよ」
式「そう」ｽﾀｽﾀ
黒桐「あっ、待って式。最後に一つ君に言いたい事が」
式「……今度は何？」
黒桐「さっきのドリンク、僕は何で美味しいって事を知ってたと思う？」
式「……？」ﾝ?
式「……」ｴｯﾄ…
式「……！」ｱｯ…
式「……〜〜〜///」ｶｱｧｯ
黒桐「答えは」
式「知るかっ！莫迦野郎っ！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
黒桐「簡単で実は式にばれないようにこっちのコップに少し……足速いな式」
またさるさんもらったから全然書き込めない…どうしよう
|
- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
401 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 04:05:24.66 ID:nvIQW1Ce0 - >>397
後ちょっとで終わらせられそうなのになぁ…
今度からはお試しで●使ってみようかな
>>398
別のスレに書き込みながら投下するのが良いと…なるほど、憶えとこう
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- 「SS」書いてる奴、読んでる奴ちょっと来い
404 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 04:10:07.20 ID:nvIQW1Ce0 - 本当、たまにしか書かないんで…
まさかたったあれだけの書き込みでさるっちゃうなんて本当に時間帯考えればよかった…
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- 大人になっても両親をパパ・ママって呼ぶのはおかしいのかな？
17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 04:11:43.43 ID:nvIQW1Ce0 - 外国だと普通だし別に良いんじゃない？
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- 式「黒桐くんはどうして私に構うの？」黒桐「一緒にいて楽しいから」
133 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]：2012/06/04(月) 04:13:14.37 ID:nvIQW1Ce0 - ……
店員「○○○○円になりまーす」
黒桐「いやまあ、払ってくれてるとは思わなかったけどね……」
― 夜・両儀家竹林 ―
ザーッ
黒桐「……」ﾊｧｯ
黒桐「雨……か。いつもみたいに蒸し暑いってワケじゃないけど、これはこれで疲れるな」
式『ねえ、今日も私を見張りにくるの？』
黒桐（……。僕だって、いつまでもこんな変質者まがいの事をしているつもりは無い。後一週間、式が夜に出歩かなければもうやめる）
黒桐「はぁ……」
黒桐（今日の式……何か普段と違ったな）
>>132
なるほど…
と言うか本当にさるさん怖い…一時間書き込めないってどういう事だよ
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