- 恒一「いないもので笑ったらどうなるのかな」赤沢「!?」
602 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 00:54:39.44 ID:jfnWCDtG0 - アナザーssの7番目くらいに面白い
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- 赤沢「私が"いないもの"になるわ」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 01:01:52.39 ID:jfnWCDtG0 - ギャグもいいけど、シリアスな方がいい
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- 赤沢「私が"いないもの"になるわ」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 01:04:10.83 ID:jfnWCDtG0 - いいぞ
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- 赤沢「私が"いないもの"になるわ」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 01:08:15.96 ID:jfnWCDtG0 - これ赤沢さん√?
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- 赤沢「私が"いないもの"になるわ」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 01:11:52.09 ID:jfnWCDtG0 - oh…
ま、立て逃げや途中で投げ出すよりかはマシか 支援
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- 恒一「女子の性格が正反対になったって!?」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 01:21:40.92 ID:jfnWCDtG0 - 柿沼「おっす赤沢!!」
赤沢「ひ、ひぇっ…」
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- 恒一「いないもので笑ったらどうなるのかな」赤沢「!?」
612 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 01:34:32.68 ID:jfnWCDtG0 - え?
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- 恒一「いないもので笑ったらどうなるのかな」赤沢「!?」
614 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 01:36:00.96 ID:jfnWCDtG0 - 母さん?
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- 恒一「いないもので笑ったらどうなるのかな」赤沢「!?」
619 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 01:48:45.39 ID:jfnWCDtG0 - 僕は江藤ちゃん!
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- 赤沢「私が"いないもの"になるわ」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 01:56:58.90 ID:jfnWCDtG0 - 鳴ちゃん…
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:02:16.67 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「おーい、そこの眼帯少女ー!」
鳴「…あなた、転校生よね?」 DAIGO「そうっスよ。つか屋上で何してんスか?」 鳴「…皆から何も聞いてないの?」 DAIGO「え?何をっスか?」 鳴「そっか…。ま、仕方ないよね」 DAIGO「ちょっと何すかぁ〜、ガチ気になるじゃないっスかぁ」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:06:09.92 ID:jfnWCDtG0 - 勅使河原『おい、DAIGO!』
DAIGO「なんすか勅使河原さん」 勅使河原「いない者の相手はよせ!」 DAIGO「??? ちょっと何言ってんのか意味わかんないっスね…」 勅使河原「ヤバイんだよ、それ!」 DAIGO「ヤバイんすか。うひゃ〜」 勅使河原「いいから早くこっち来いって!」 DAIGO「あ…電波が…」 プー プー 勅使河原「何てマイペースな奴なんだ…」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:09:24.52 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「ん?なんすか、その絵」
鳴「…」 DAIGO「見てもいいっスか?」 鳴「…」 DAIGO「へぇ〜、うわ〜、ガチうめぇ〜」 鳴「そう…」 DAIGO「これ、モデルとかいるんスか?」 鳴「…どうだろ。あとで、翼を生やす予定なの」 DAIGO「翼っスか!?うわぁ〜ガチハンパないっスねそれ」 鳴「…」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:13:28.05 ID:jfnWCDtG0 - 〜後日〜
風見「DAIGOくんはどこの高校に行くんだい?」 DAIGO「ん〜…俺は東京に戻る予定っスよ。ミュージシャン目指してるんで」 勅使河原「お前、ほんと変わってんなぁ」 DAIGO「そんなに褒められると照れるっスね」 勅使河原「褒めてねぇんだが…」 赤沢「…その手があったか」 DAIGO「赤沢さんじゃないっスか。ウィッシュ☆」 赤沢「…」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:16:11.06 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「さーて、帰るかぁ」
鳴「…」 DAIGO「ん…?あれは眼帯少女…」 DAIGO「どうせ暇だし追跡でもするかぁ〜」 DAIGO「どこまで行くんスかね…歩くの疲れた…」 DAIGO「ガチで膝がクラッシュしちゃいますわ〜」 DAIGO「アレ?消えた?」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:19:43.87 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「…なんだぁ?この不気味な店は…」
カランコロン DAIGO「あ、どうも、DAIGOっス」 婆「おやお客さんかい?」 DAIGO「ウィッシュ」 婆「中学生かい。なら半額でいいよ」 DAIGO「えぇ〜マジっスか?なんすかその価格破壊。クラッシャーっスねお婆ちゃん」 婆「他に客はいないから、ゆっくりしてお行き」 DAIGO「へぇ〜貸切かぁ〜、ラッキー」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:23:32.77 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「うわぁ…何スかここ…」
DAIGO「ガチ怖ぇ……」 DAIGO「ん?」 DAIGO「この人形…眼帯少女?」 鳴「こんなところで、何してるの?」 DAIGO「うひゃあ!」 鳴「あ…ご、ごめんなさい…脅かすつもりは…」 DAIGO「んもぉ〜、心臓止まるかと思ったじゃないっスかぁ〜」 DAIGO「人が悪いっスよぉ、眼帯少女さん」 鳴「…その呼び方、嫌い」 DAIGO「じゃ鳴ちゃんでいいっスか?」 鳴「…う、うん」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:25:37.15 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「ところで、この人形なんで鳴ちゃんソックリなんすか?」
鳴「それはね…」 DAIGO「おっと、いけね!帰らなきゃ」 鳴「…」 DAIGO「じゃ、また明日会いましょう、鳴ちゃん」 鳴「…」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:28:36.66 ID:jfnWCDtG0 - 〜翌日〜
DAIGO「いやぁ〜、転校初日はハートビートバックバクだったけど…」 DAIGO「鳴ちゃんみたいな友達が出来てガチ良かったっスよ」 鳴「…何で私の家にあなたが迎えに来てるの?」 DAIGO「レディーをエスコートするのがジェントルマンの嗜みっスよぉ」 鳴「…そう」 DAIGO「んじゃ、一緒に登校しましょう」 鳴「…」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:32:02.31 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「ところで鳴ちゃん…もしかして、イジメにあってたりするんスか?」
鳴「まぁ…そう思うよね」 DAIGO「えっ、違うんスか?」 鳴「…DAIGOくんも、私とは話さない方がいいよ」 DAIGO「えぇ〜、そんなの嫌っスよ〜。せっかく友達できたのに〜」 鳴「気をつけた方が、いいよ?」 DAIGO「何をっすか?」 鳴「もう…始まってるかも知れない」 DAIGO「何がっすか?」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:35:53.09 ID:jfnWCDtG0 - ガラッ
DAIGO「みんなぁ〜!おはよぉ〜!」 DAIGO「ほらほら鳴ちゃんも恥ずかしがってないでぇ」グイグイ 鳴「や、やめ…//」 赤沢「…」 勅使河原(おいおい、やばいって…) DAIGO「おはよぉ〜ワッ君。喘息は平気っすか?」 和久井「う、うん…」 DAIGO「やぁ王子くん。相変わらず王子くんは王子っスね」 王子「え…?」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:39:27.12 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO(ん〜。ここがこうなって…。よし、テスト終わったぞぉ♪)
DAIGO「…」ちらっ DAIGO(鳴ちゃんどこ行ったんスか…心配だなぁ) DAIGO「…」ガタッ ガラガラッ DAIGO「お〜い、悲鳴の鳴ちゃ〜ん」 鳴「ちょ、や、やめて//」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:44:44.70 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「何してんスかぁ〜」
鳴「…」プイッ DAIGO「怒んないでくださいよぉ〜」 DAIGO「つーか、途中で抜け出していいんスか?」 鳴「いいの、私は」 DAIGO「いいわけないじゃないっスかぁ〜。しかも何で先生も無反応なんスか」 鳴「…皆には、見えてないとしたら…?」 DAIGO「え?何がっスか?」 鳴「…私が。」 DAIGO「えぇ〜?」 鳴「…見えてるのは、あなただけ。…だとしたら?」ニヤッ DAIGO「鳴ちゃん独り占めじゃないっスか」 鳴「…」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:48:49.17 ID:jfnWCDtG0 - ガラッ
桜木「…」タタタッ DAIGO「おやぁ〜。委員長さん、何急いでるんスか?」 桜木「!」ダッ DAIGO「えぇ〜?人の顔見るなり逃げるなんて、なんて失礼な…」 鳴「…私を見て逃げたのよ」 DAIGO「…なんすかソレ。余計許せないっスね…」 DAIGO「ちょっとガチ、ガツンと説教して来ますよ」 鳴「あ、ちょっと…」 DAIGO「鳴ちゃん、俺は君の味方っスから!」タタタッ
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:53:05.90 ID:jfnWCDtG0 - 桜木「ハァハァ…」タタッ
DAIGO「コラ桜木さ〜ん!待ちなさ〜い!」 桜木「DAIGOくん?……きゃあっ!」ズルッ DAIGO「! 危ない!!」ガシッ 桜木(DAIGOくんが腕掴んでくれて助かった…) DAIGO「ったく」グイッ 桜木「あっ//」 DAIGO「駄目じゃないっスかぁ、廊下を走っちゃ」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:56:25.56 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「あと。何で鳴ちゃんを無視するんスか!」
桜木「そ、それは…」 桜木「…駄目なんです。ごめんなさい」 DAIGO「…何か事情がありそうっスね」 桜木「…」 DAIGO「わかりました、もう桜木さんに追求はしないっスよ」 桜木「DAIGOくん…」 DAIGO「ウィッシュ☆」 桜木「え」 DAIGO「え、じゃくて桜木さんも一緒に、ウィッシュ☆」 桜木「うぃ…ウィッシュ☆//」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 02:59:06.09 ID:jfnWCDtG0 - 〜後日〜
DAIGO「病院かぁ。うわぁ、かったりぃ〜」 DAIGO「ま、行くか」 DAIGO「あっ!沙苗ちゃ〜ん」 沙苗「DAIGOくん?」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:13:09.67 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「ちょうど良かった、これから暇っスか?」
沙苗「うん。夜勤の引継ぎしてからね」 DAIGO「マジっすかぁ?それはお疲れ様でした」 沙苗「ま、仕事だからね」 DAIGO「じゃあ一緒にメシでもどうっスか?」 沙苗「うん、いいよ」 DAIGO「じゃあ俺奢りますよ」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:16:14.87 ID:jfnWCDtG0 - 〜ファミレス〜
DAIGO「ちょっと聞いてくださいよぉ、沙苗ちゃん」 沙苗「ん?」 DAIGO「うちのクラス、何か変なんスよ〜」 沙苗「変って?」 DAIGO「鳴ちゃんって子がいるんスけど、どうも皆その子の事怖がってるっつうか…」 沙苗「へぇ〜。それでDAIGOくんはその鳴ちゃんの事が好きなんだ?」 DAIGO「はい。ガチ好きっス」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:20:56.65 ID:jfnWCDtG0 - 沙苗「へ、へぇ…」
DAIGO「それで調べたところ、夜見北の3年3組にはある現象が毎年起こるっぽいんスよぉ」 沙苗「ふんふん」 DAIGO「何か知ってます?」 沙苗「私は南中だったし…。そう言えば、DAIGOくんて私の弟と同じクラスよね」 DAIGO「えっ?沙苗ちゃん弟なんていたんスか?」 沙苗「ほら、バスケ部の水野猛」 DAIGO「あぁ〜猛かぁ〜」 沙苗「とにかく、何が起きてもおかしくないし…お互い気をつけましょう」 DAIGO「そうっスね」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:26:23.28 ID:jfnWCDtG0 - 〜翌日〜
DAIGO「なんだぁ〜?赤沢さんから呼び出し食らったぞぉ〜?」 赤沢「DAIGOくん」 DAIGO「やあ赤沢さん。それに勅使河原くん」 勅使河原「…DAIGO。来月教えるって約束したけど…悪い、やっぱあれ無しな」 DAIGO「えぇ〜?」 赤沢「DAIGOくん。これは私からの…いえ、クラス全員からのお願いよ」 DAIGO「えぇ〜?全員からのお願いっスか?参ったなぁ〜」 DAIGO「ま、それはそれとして、『いない者の相手はよせ』って何スか?」 勅使河原「うっ…」 赤沢「あんた…!」 DAIGO「あ、電話だ」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:29:31.58 ID:jfnWCDtG0 - ピッ
DAIGO「なんすか沙苗ちゃん」 沙苗「あ、DAIGOくん?この前言ってた鳴ちゃんなんだけど…」 DAIGO「はい」テクテク 赤沢「ちょ、ちょっとDAIGOくん…?どこに行くのよ…」 DAIGO「あ、ちょっと病院まで」 勅使河原「どんだけマイペースなんだよ…」 DAIGO「あ、沙苗ちゃん。今そっちに向かってるんで、説明続けてください」 沙苗「へ?う、うん…」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:32:58.14 ID:jfnWCDtG0 - 〜病院〜
DAIGO「あ、病院着いたんで一旦切りますね。今どこにいるんスか?」 沙苗「屋上だけど…?」 DAIGO「屋上かぁ〜。鳴ちゃんといい、みんな屋上好きなんスねぇ」 DAIGO「ま、いいや。今そっちマッハで行くんで」 DAIGO「エレベーターに乗った方がいいよなぁ」 DAIGO「…と思ったけど運動不足だし、階段で行きますかぁ〜」トコトコ
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:36:21.66 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「お〜い、沙苗ちゃ〜ん。おまたせぇ〜」
沙苗「あ、DAIGOくん」 DAIGO「階段で来たんスけど、ガチでHGGっスよ〜」 沙苗「HGG…?」 DAIGO「膝ガクガクって意味っス」 沙苗「そ、そう…ご苦労様…」 沙苗「…って言うか何で病院に来たの?」 DAIGO「あれぇ〜?何でだっけぇ〜?」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:40:41.61 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「ま、いいや」
沙苗「はは…とりあえず、下まで行こうか?」 DAIGO「あ、それいい提案っスね」 沙苗「エレベーターで行きましょう」 DAIGO「…何か嫌な予感がするなぁ〜」 沙苗「へ?」 DAIGO「見た感じ、このエレベーターかなり古いっスよね」 DAIGO「クラッシュしてからじゃ遅いんで、安全に階段で降りましょう沙苗ちゃん」 沙苗「そ、そうね」 DAIGO「あとで院長にでも、エレベーターの点検するように頼んどいてもらっていいっスか?」 沙苗「わ、わかった」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:45:42.45 ID:jfnWCDtG0 - 沙苗「ほらDAIGOくん、早く学校に戻らないと」
DAIGO「あ、いけね。ガチ忘れてた」 沙苗「ったく…。まぁDAIGOくんらしいっちゃらしいけど」 DAIGO「いやぁ褒めないで下さいよぉ//」 DAIGO「あ、そうだ。沙苗ちゃんにプレゼント」 沙苗「えっ//」 DAIGO「録音MDなんスけど、今クラスの奴ら…川堀と中尾とバンド組んでるんスけど」 DAIGO「これはその新曲が入ってるんで」 沙苗「あ、ありがと…」 DAIGO「んじゃ俺はこれで。ウィッシュ☆」 沙苗「うぃ、ウィッシュ☆」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:49:49.49 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「いやぁ…今日は天気も良くてのどかだなぁ〜」
DAIGO「黒ひ薔薇のつぼみぃ〜♪黒ひ薔薇のつぼみぃ〜♪」 綾野「おっ!お仲間はっけーん!」 DAIGO「綾野さんじゃないっスか」 綾野「DAIGOっちゃんもズル休み?」 DAIGO「病院の帰りっスよ。あ…もうこんな時間か〜。じゃもう学校行っても意味ないなぁ」 綾野「はは…DAIGOっちゃんは呑気だねぇ〜」 DAIGO「やめてくださいよマジ照れますって//」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:53:50.04 ID:jfnWCDtG0 - ビュウウウウウッ!
綾野「きゃっ…!」 DAIGO「うわぁっ」 DAIGO「! 綾野さん危ない!」ガバッ 綾野「えっ//」 ガシャンッ パリーンッ DAIGO「ふぅ〜MGG」 綾野「MGG?」 DAIGO「マジギリギリって意味っス」 綾野「DAIGOっちゃん…//」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 03:57:36.10 ID:jfnWCDtG0 - 〜翌日〜
赤沢「DAIGOくん、ちょっといいかしら?」 DAIGO「なんすか?」 赤沢「…先に謝っておくわ。ごめんなさい」ペコッ DAIGO「えっ?何で謝るんスか?」 DAIGO「あっ!俺の葡萄パン食ったの赤沢さんだったんスね!?」 赤沢「…違うわ」 DAIGO「マジっスか」 赤沢「とにかく…。クラスのためなの…許して…」 DAIGO「じゃあ誰が俺の葡萄パンを……」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:01:22.87 ID:jfnWCDtG0 - 〜教室〜
DAIGO「あれぇ〜?誰もいないぞぉ〜?」 DAIGO「…かくれんぼかなぁ?」 久保寺「…DAIGOくん」 DAIGO「あ、先生」 久保寺「くれぐれもクラスの決め事は守るように」 DAIGO「ウィッシュ」 久保寺「…イラッ」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:05:15.92 ID:jfnWCDtG0 - 〜翌日〜
ガラッ DAIGO「おはよぉ〜」 DAIGO「あれぇ〜?皆お揃いで何してんスか?」 久保寺「高林くんのご冥福を、心よりお祈りしましょう」 DAIGO「えっ!高林さん死んだんスか!?」 DAIGO「ワッ君、何があったんスか」ツンツン 和久井「…」 DAIGO「おーい」ツンツン 和久井「…」 DAIGO「あれ…イジメ?」シュン
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:09:57.03 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「もっちー…」
望月「…」ガタッ DAIGO「もっちー…?」 DAIGO「勅使河原くんに電話だ」ピッポッパッ DAIGO「あっれぇ〜?出ないぞぉ〜?」 勅使河原「…」 DAIGO「あっ、勅使河原く〜ん」 勅使河原「…すまねぇ」 DAIGO「すまねぇ…って……あっ!葡萄パン盗んだの勅使河原くんなんスね?」 勅使河原「盗んどらんわい!…っていかんいかんっ」ササッ DAIGO「何だよ皆ぁ〜、ノリ悪いなぁ〜」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:14:13.09 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「…」
DAIGO(そうか…俺も『いない者』に……それしか考えられないよな) DAIGO「…」 DAIGO「……」 DAIGO「…ってことは鳴ちゃんと2人でラブソングを奏でられるって事かぁ!!」 杉浦「」ビクッ DAIGO「そうと決まれば鳴ちゃんの家にガチダッシュ!!」 ガラッ ピシャッ
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:18:15.87 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「鳴ちゃ〜ん!」
鳴「DAIGOくん。どうしたの?」 DAIGO「聞いてよぉ〜、俺もいない者になっちゃったんスよぉ〜」 鳴「…そう。なるほどね…そうしたのか」 DAIGO「いやぁ〜良かったっスよぉ」 鳴「え?良いの?」 DAIGO「これで鳴ちゃんと心置きなく遊べるじゃないっスか!」 鳴「よ、良かったね…」 DAIGO「早速、俺とヴァンガろうぜ☆」 鳴「ヴァンガりません」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:21:37.32 ID:jfnWCDtG0 - 鳴「…上がってく?」
DAIGO「え?いいんスか?」 鳴「…せっかくだし、ね…」 DAIGO「うわぁ〜ガチで感激っスよ!」 鳴「紅茶、飲む?」 DAIGO「それナイスチョイスじゃないっスか、鳴ちゃん」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:24:17.26 ID:jfnWCDtG0 - ・
・ ・ DAIGO「へぇ〜。おまじないかぁ〜」 鳴「うん」 DAIGO「机に書いてある死者は誰?って言うのも、鳴ちゃんが書いたんスか?」 鳴「そう」 DAIGO「そんなの書いてないで、授業に集中しなきゃダメっスよ鳴ちゃん」 鳴「…まあね」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:28:00.33 ID:jfnWCDtG0 - ガチャッ
霧果「あら、お客さん?」 DAIGO「あ、どうもお母さん!鳴ちゃんの親友をやらせてもらってます、DAIGOです」 霧果「まあ…良かったわね、鳴」 鳴「…親友じゃない」 霧果「鳴、そんな事言っちゃダメよ?DAIGOくんが可哀相でしょ」 DAIGO「いいんスよお母さん。鳴ちゃんは恥ずかしいんスよ」 鳴「…」 DAIGO「あ、そろそろ帰るか」 霧果「鳴、見送りしてあげなさい」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:33:08.10 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「いやぁ…この町はいい町っスねぇ」
鳴「…そう」 鳴「DAIGOくん」 DAIGO「はい」 鳴「…見せて、あげようか?」 DAIGO「何をっスか?」 鳴「眼帯の下…見せてあげようか?」 DAIGO「えぇ〜?マジいいんスか?ついに禁断のベールを脱ぐんスか?」 鳴「…」サッ DAIGO「…綺麗な眼してるじゃないっスか。…何で隠すんスか?」 鳴「…人形の眼なの、これ」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:36:17.73 ID:jfnWCDtG0 - DAIGO「えぇ〜?人形の眼!?マジハンパないっスね」
鳴「…」 DAIGO「でも、本当に綺麗だと思いますよ。それは、俺の心からの本音です」 鳴「…//」 DAIGO「お見送りありがとう、鳴ちゃん。気をつけて帰って下さいね?」 鳴「うん…」 鳴「これから、よろしくね……DAIGOくん」 DAIGO「ウィッシュ☆」 鳴「うぃ、ウィッシュ…//」
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- DAIGO「ここが夜見北中学かぁ〜〜〜」
204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/04(水) 04:37:15.62 ID:jfnWCDtG0 - ごめん…眠気が急に……
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