- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:00:56.07 ID:uX/Jx5qPO - 同日 夜
P「はあ・・・」 P「あんなレポート見たら気が気じゃないよ」 P「・・・ん?」 P「机の上に箱が・・・」 P「『手作りのお菓子です。食べてください』か」 P「どれどれ」パカッ P「お、ドーナツか」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:03:26.73 ID:uX/Jx5qPO - P「小腹もすいたし、いただこうか」
P「あーん」パクッ P「・・・」モグモググニッ P「・・・ん?」 P「なんか硬いのが・・・」 P「!?」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:05:54.21 ID:uX/Jx5qPO - P「これは・・・まさか、いや」
P「・・・」 P「・・・取り出してみよう」 P「・・・」ポロポロ P「・・・やっぱり」 P「首輪・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:08:47.01 ID:uX/Jx5qPO - P「なんで・・・こんなもの・・・・・・」
P「・・・誰のいたずらだ」 P「・・・帰ろう」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:11:52.54 ID:uX/Jx5qPO - 次の日
P「はぁ・・・」 P(昨日の首輪は何だったんだろうか) P(捨てたらひどいめにあいそうだから持って帰ったけど) P「一体誰が・・・」 P「!」 P「また、あのファイル・・・」 P「・・・」ペラ
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:16:06.82 ID:uX/Jx5qPO - P「!」
P「用紙が増えてる・・・!?」 P「一番新しい紙は・・・」 ◎具体策の実施と結果 P「・・・!?」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:20:48.34 ID:uX/Jx5qPO - P「ぐ、具体策?」
P「・・・まさか」 △月13日 私のものであることを改めて認識させるため、首輪をプレゼントした ドーナツに入れてサプライズ演出をした結果、とてもうれしかったようだ 喜んで家に持って帰るあたり、私たちは相思相愛だと思う P「な・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:25:06.93 ID:uX/Jx5qPO - P「こいつ・・・同一人物だったのか」
P「喜んで、って・・・」 P「見られてたのか・・・」 P「・・・こええ」 P「!」 P「続きがある・・・なになに」 次の策は、ひ ???「・・・何をしているんですか?」 P「!?」ビクッ
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:30:30.52 ID:uX/Jx5qPO - 貴音「・・・貴方様?」
P「い、いや!なんでも!」 貴音「今何をしていたのですか?」 P「い、いやなにも」 貴音「・・・その隠したものと関係あるのでしょう」 P「!」 貴音「・・・深くは聞きませんが、相談くらいならできます」 P「貴音・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:35:09.51 ID:uX/Jx5qPO - 貴音「なるほど。すとーかーなるものが、この765ぷろに・・・」
P「あんまり信じたくないけどな・・・」 貴音「・・・わかりました。では私も犯人探しに協力いたします」 P「! で、でももしものことが」 貴音「大丈夫です。私にとって、貴方様に危機が及ぶほうが苦しいことなのです」 P「貴音・・・」ジーン 貴音「ふふっ」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:38:19.95 ID:uX/Jx5qPO - 次の日(△月15日)
P(結局昨日は動きなし) P(でもまあ) P(貴音がいると心強いよな) P「・・・」チラ P「時間もあるし、事務所に戻ったら出前でもとるか」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:41:19.51 ID:uX/Jx5qPO - ガチャ
P「ただいまー」 小鳥「あ、おかえりなさい」 P「お疲れ様です・・・ん?」 小鳥「どうしました?」 P「いえ、俺の机に弁当が・・・」 小鳥「ああ、それ朝からありましたよ。誰かが作ってくれたんでしょう」 P「だ、誰か?」 小鳥「? はい」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:46:09.65 ID:uX/Jx5qPO - P「だ、誰が置いたか見てないんですか?」
小鳥「はい。私が出社したときにはもうありました」 P「そ、そうですか」 貴音「・・・貴方様」ヒソヒソ P「」ビクッ 貴音「もしや、これはかのすとーかーの仕業では・・・」ヒソヒソ P「!」 貴音「何が入っているかわからないので、捨てたほうが・・・」ヒソヒソ P「・・・」 P「・・・いや、食べる」 貴音「!?」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:50:22.32 ID:uX/Jx5qPO - 貴音「あ、貴方様」ヒソヒソ
P「普通に捨てるより、これで何か手がかりが見つかれば御の字だ」ヒソヒソ 貴音「で、でも」 P「大丈夫。いくらなんでも危ないものは入れてないだろ」 貴音「・・・」 P「・・・」パカッ 貴音「・・・見た感じ、普通ですね」 P「・・・ああ」 雪歩「・・・」 春香「貴音さん、何してるんだろ」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:53:55.56 ID:uX/Jx5qPO - P「・・・食べるぞ」
貴音「・・・」 P「まずはコロッケ・・・」ヒョイ 貴音「・・・」 P「・・・」モグモグ ガリッ P「!?」 貴音「貴方様!?」 P「ゴホッゴホッ」 貴音「貴方様!しっかり!」サスサス
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[>>58さわり書いたの俺です]:2012/04/02(月) 00:57:50.19 ID:uX/Jx5qPO - 貴音「てぃっしゅです」サッ
P「あ、ありがとうな」ペッ 貴音「一体何が・・・」 P「!?」 貴音「!?」 P「ま、まさか」 貴音「これは・・・」 P「爪・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[>>66乗っ取りの人には感謝]:2012/04/02(月) 01:04:19.88 ID:uX/Jx5qPO - 貴音「め、面妖な」
P「爪を食わすなんて・・・」 貴音「!」 P「ど、どうした」 貴音「お、おにぎりの昆布が」ガタガタ P「昆布・・・?」 貴音「よく見てください・・・」 貴音「・・・細かく切った、髪の毛です」 P「!?」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:07:03.94 ID:uX/Jx5qPO - 貴音「こ、こわいです貴方様」
P「お、俺もだ」 春香「あれ?プロデューサーさんまだ食べ終わってないんですか?」 P「! あ、ああ」 春香「久しぶりなんでゆっくり話そうと思ったのに」 P「う、うんわかった。ははは」 貴音「・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:09:05.57 ID:uX/Jx5qPO - P「しかし・・・」
P「昆布はタレがかかってるから何色の髪かわからないな・・・」 貴音「ええ・・・」 P「うーん・・・」 響「お。プロデューサー、弁当?」 P「」ビクッ 貴音「」ビクッ 響「?」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:13:09.53 ID:uX/Jx5qPO - 響「へー。誰が作ったの?」マジマジ
P「そ、それは」 貴音「私が作りました」 P「!?」 響「そうなのかー。自分にも今度作ってよー」マジマジ 貴音「はい」 P(お、おい) 貴音(下手に心配させるよりよいでしょう。それに、響まで犯人に目をつけられます) P(だ、だけど) 響「ん?おーい」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:16:03.44 ID:uX/Jx5qPO - 響「なあなあ」
P「どうした?」 響「貴音、作るとき失敗した?」 貴音「?」 P「失敗?」 響「いや、だってさ」 響「ハンバーグのソースから、血の臭いがするから」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:18:58.28 ID:uX/Jx5qPO - P「な・・・」
貴音「た、たしかに指を怪我しました」 響「だろ?」 P(犯人は一体どうしたいんだよ!?) 響「貴音もちゃんと確認しなきゃいけないぞー」スタスタ 貴音「え、ええ・・・」 P「すまん、吐きそうだ・・・トイレ」ダッ 貴音「・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:22:45.29 ID:uX/Jx5qPO -
P「はぁ・・・落ち着いた」ゼェゼェ P「・・・」 P「犯人の意図がわからん・・・」 P「これが俺を虜にする策なら全部裏目だぞ・・・!?」 P「・・・出よ」ガチャ 真美「お→兄ちゃん!長いYO!」 P「す、すまん」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:26:10.78 ID:uX/Jx5qPO - 真美「兄ちゃん暇?」
P「あ、ああ結構」 真美「じゃあ真美とゲームしようYO!」 春香「だめ!私が先!」 真美「え→。はるるんおとなげなーい」 春香「それでいいもん」 真美「ぶ→ぶ→」 P「ははは・・・」 P(・・・平和だなあ) 伊織「・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:28:57.18 ID:uX/Jx5qPO - 次の日(△月16日)
貴音「また、あのふぁいる・・・」 P「・・・見るぞ」ペラ △月15日 愛情たっぷりのお弁当を食べさせる 腕によりを込めて作った のに 教育が足りないようだ P「・・・」 貴音「」ガタガタ
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:31:51.37 ID:uX/Jx5qPO - P「体の一部を愛情って・・・」
貴音「・・・歪んでいます」 P「・・・こえーよ」 貴音「・・・私もです」 P「・・・貴音。お前はやっぱり外れてくれ」 貴音「!」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:35:41.34 ID:uX/Jx5qPO - P「これ以上は危険だ」
貴音「で、でも」 P「・・・」 貴音「あの」 P「大丈夫」 貴音「!」 P「きっと、なんとかする」 貴音「・・・お気をつけて」 ガチャ バタン P「・・・さて」 P「・・・そろそろ出てこいよ」 P「伊織」 伊織「・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:40:09.65 ID:uX/Jx5qPO - 伊織「・・・よく気づいたわね」
P「まあな。で、こんな時間にどうした」 伊織「・・・あんたが心配だったから」 P「!」 伊織「何があるのかと思って隠れてたの・・・」 P「・・・」 伊織「ねえ、私も協力できない!?」 P「・・・伊織」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:42:07.60 ID:uX/Jx5qPO - P「駄目だ」
伊織「!!」 P「伊織まで危険にさらしたくはない」 伊織「っ!もう知らない!」ダッ タッタッタッ ガチャ バタン P「・・・」 P「行ったか」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:46:36.38 ID:uX/Jx5qPO - P「このファイルは、朝出社したときには消えて、俺が帰る前に現れる」
P「つまり・・・」 P「朝まで隠れていれば、自然と犯人にたどり着く」 P「直接対決だ!」 ???「ふ、ふふふ・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:49:14.18 ID:uX/Jx5qPO - P「・・・0時になってもこない」
P「・・・3時」 P「5・・・」ウツラウツラ
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:51:34.80 ID:uX/Jx5qPO - △月17日朝
P「はっ!」ガバッ P「しまった・・・寝てた」 P「!」 P「ファイルは・・・」キョロキョロ P「・・・ない」 P「・・・くそっ」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:54:23.71 ID:uX/Jx5qPO - 同日昼
真美「兄ちゃん大丈夫?顔色悪いYO!」 P「大丈夫・・・」 律子「・・・プロデューサー殿。今日はもう早退してください」 P「で、でも」 律子「一日ぐらいなんとかしますから」 小鳥「そうですよ」 P「・・・そうします」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 01:57:59.66 ID:uX/Jx5qPO - 真美「じゃあ兄ちゃんゲーム!」
律子「こら!わがまま言わない」 真美「え→!でも昨日もできなかったし」 春香「我慢しよ?真美」 小鳥「春香ちゃん」 春香「真美の遊び道具じゃないんだよ?」 真美「こ、こわいよはるるん」 P「も、もういい。真美も明日遊んでやるから」 春香「・・・」 真美「絶対だかんね!」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:00:21.46 ID:uX/Jx5qPO - P宅
ガチャ P「ただいま・・・って誰もいないけど」 P「はあ・・・」 P「思えば気を張りっぱなしだな・・・」 P「・・・」 P「今日ぐらいさっさと寝るか」 P「歯磨き歯磨き・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:03:29.84 ID:uX/Jx5qPO - ガチャ
P「ふう・・・」 P「歯ブラシ・・・ん?」 P「!?」 P「なんで、歯ブラシが2本あるんだよ・・・!?」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:06:11.06 ID:uX/Jx5qPO - P「俺は1本しか持ってないぞ」
P「だ、誰のなんだ」 P「・・・嫌な予感が」 タッタッタッ P「・・・やっぱり」 P「知らない箸と、コップ・・・」 P「それに」チラ P「知らない、ベッド・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:08:18.99 ID:uX/Jx5qPO - P「まさか」
P「俺がいないうちに、侵入・・・」 P「」ブルルッ P「とりあえず、カギを替えよう・・・業者に頼んで」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:14:14.90 ID:uX/Jx5qPO - 次の日(△月18日)
真美「いえーい!真美の勝ち!」 P「真美は強いなぁ」 真美「ちょっとトイレ」 ガチャ バタン P「ふう・・・疲れる」 ガチャ 貴音「・・・」 P「貴音」 貴音「・・・貴方様。ちょっと」 P「?」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:18:45.13 ID:uX/Jx5qPO - 屋上
貴音「貴方様、これを・・・」 P「ファイル・・・」 P「ペラ」 △月16日 あの人の浮気癖があまりにも治らないので、 一緒に過ごして更正させようと思う これが最後にして究極の策 P「最後・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:23:37.23 ID:uX/Jx5qPO - 貴音「貴方様。犯人は近く動くはず」
P「いや、もう遅い」 貴音「!」 P「俺の家に、犯人の生活用品が持ち込まれてた」 貴音「な・・・」 P「あとは犯人がくるのみ、だ」 貴音「そんな・・・」 P「ま、大丈夫だ。心配するなよ」 ガチャ バタン 貴音「・・・」 貴音「・・・ふふ」 貴音「貴方様は、やっぱりいけずですね」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:28:37.00 ID:uX/Jx5qPO - ガチャ
真美「兄ちゃん!どこ行ってたの?」 P「ああ、ちょっと自販機に」 真美「え→。お土産は?」 P「・・・忘れた」 真美「ぶ→」 P「すまん」 真美「まあいいや。ゲームしようよ」 P「おう」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:31:53.93 ID:uX/Jx5qPO - ピコピコ
真美「兄ちゃん弱→い」ピコピコ P「もう年なんだよ」ピコピコ 真美「兄ちゃんじゃなくておっちゃんって呼ばないとねぇ→ぬふふ」ピコピコ P「勘弁してくれ」ピコピコ 真美「あ、そうだ兄ちゃん」ピコピコ P「?」ピコピコ 真美「なんでカギ屋さんに電話しちゃったの?」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:38:51.18 ID:uX/Jx5qPO - P「な・・・!?」
真美「真美、入れなくなっちゃうじゃん」ピコピコ P「まさか・・・あのレポート」 真美「んっふっふ→。真美が書いたんだよ?」 P「で、でも文章が」 真美「・・・兄ちゃん」 P「」ビクッ 真美「真美は兄ちゃんと結婚するためならいろいろやるんだよ?」 真美「それこそ、亜美やりっちゃん以上に」 真美「夫の道を正すのは妻の役目だからね」 P「あ、あ・・・」 真美「さあ、もう帰ろ?」 P「い、いやだ・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:43:52.74 ID:uX/Jx5qPO - ガチャ
貴音「貴方様!」 P「貴音!」 真美「・・・邪魔しないでよお姫ちん」 貴音「・・・」カツカツ 真美「それに、あまたさまー、ってのもさぁ」 カツカツ 真美「頭にくるんだよね」 カツカツ 真美「ねえわかって」 ドゴッ 真美「・・・え。お、なか・・・」 貴音「・・・」ギリッ
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:47:40.09 ID:uX/Jx5qPO - P「お、おい貴音。やりすぎだ」
貴音「あなたのような者に、貴方様は渡さない・・・!」 真美「うぐぅ・・・」ポロポロ 貴音「絶対に!!!」グワッ P「やめろ貴音!!!」 貴音「!」ピタッ P「お前が、ここまでしなくていい」 貴音「し、しかし」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:52:14.16 ID:uX/Jx5qPO - P「真美はまだ子どもだ。失敗することもある」
貴音「で、でも、それでは私の気が」 P「じゃあ俺を殴ってくれ」 貴音「・・・それはできません」 P「真美を、許してやってくれ」 貴音「・・・貴方様がそう言うなら私は」 バチバチバチッ P「!?」 貴音「かっ、は・・・!?」 ドサッ 真美「・・・」ポロポロ P「スタンガン・・・」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 02:56:49.63 ID:uX/Jx5qPO - P「おい、貴音!しっかりしろ!」ユサユサ
貴音「・・・ぅぁ」 真美「やっぱり、お姫ちんみたいな大人がいいんだ」ポロポロ P「お、おい何言って」 真美「兄ちゃんの馬鹿!!!」ダッ P「真美!!」 ダッダッダッ ガチャ バタン P「・・・貴音。絶対戻ってくるからな」ダッ 貴音「ぁ・・・」 ガチャ バタン 貴音「だめ・・・あなた、さま・・・」 バタッ
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 03:02:25.80 ID:uX/Jx5qPO - ガチャ
P「真美!・・・くそっもう見えない」 ニーチャンノ バカァァァァァァァァ P「若すぎるんだよくそっ!」 ガチャ バタン オー マミ ドッタノ? P「! 誰か来た」 ウルサイ! アミモ オヒメチント イッショダ! ハ、ハァ? P「亜美か!亜美!真美を捕まえてくれ!」 エ、エエ? ウワァァァァァァン ガチャ マミ!? P「・・・遅かったか」
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- P「ん?誰のファイルだ、これ・・・?」
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 03:07:06.06 ID:uX/Jx5qPO - タッタッタッ タッタッタッ タッタッタッ
タッタッタッ タッタッタッ タッタッタッ ガチャ P「はぁ、はぁ・・・」 亜美「兄ちゃん」 P「・・・真美は?」 亜美「出てすぐ右に・・・」 P「そうか・・・」 亜美「ねえ。何があったの?」 P「そ、それは」 亜美「いくら兄ちゃんでも、真美を泣かすなんて・・・理由によっちゃ許さないよ?」 P「・・・わかった、話す」
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