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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
レスしてきた
忍法帖【Lv=31,xxxPT】
◆ZWAJnJ4q9E
個別とかいちいちやってたら死んじゃう
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
妹「ちょっ、なにやってんのバカ兄貴!!」兄「ん?」シコシコ
今まで「これはAUTO」のAUTOをオートって読んでたwwwww
兄「妹まんこ、暖かくて気持ちいい……っ」ギシッギシッギシッギシッ
つかさ「どしたのたこわさwwwwwwwwwwwwwwww」
理系はすぐに「文系羨ましい勉強きつい勉強きつい」言うけど
!ninja確認
俺が描いた絵が上手すぎる件
オタク「女体化したし恒例の身体のチェックを・・・」友「やめなさい」
性欲、食欲、睡眠欲

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男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 00:35:22.15 ID:bgz2y0tY0
男「はぁぁ……今日もバイト疲れた……彼女もできないし……家もギクシャクしてるし……もういやだ……」トボトボ

婆さん「そこな人……」

男「……はぁ、なんですか」

婆さん「珍しい相が出ておる……占っていきませんかね?」

男「えー……」

婆さん「実は貴方の今後が変わる……」

男「占ってください」

婆さん「2000円」

男「(うわあリアル……でも漫画とかだとこの後超ハッピーな展開になるんだよな)」

男「はい」

婆さん「……ふむふむ、どうやら貴方、これからいわゆる『モテ期』というものに突入しまくるようですな」

男「マジで!?」

婆さん「しかもたくさんの美少女から超アプローチされまくると出ておる……これは今世紀最高のモテっぷりではないかと」

男「マジで!?ひゃああああああっほおおおおおおお!!!」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 00:37:44.67 ID:bgz2y0tY0
男「ありがとう!これお代!!」

バン!

タッタッタッタ

ヒャアアアアアアアアアッホオオオオオオオオ

婆さん「……ちょ」

婆さん「……運勢自体はむしろ悪化しておるのですが」

婆さん「……まあいいか」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 00:43:04.45 ID:bgz2y0tY0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
男「(ついに俺にもモテ期が!!)」

男「(なんかあの映画みたいな感じだろどうせ!)」

男「(ヒャッホ!ヒャッホヒャッホ!!!)」

ガチャ

男「たっだい……」

ズン!

男「う!!」

男「(……な、なんだ!?この超重い空気は!?)」

男「(いるだけで息が張り詰めて死にそうな……)」

母「……」シク……シクシク

男「(うわああ母さんすっげぇ泣いてるし!!なにこれどうすんの!?)」

父「……たかし」

男「な、なんだよ!」

父「父さん達これから離婚することになったんだ、どっちに行きたい?」

男「えっ」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 00:45:19.20 ID:bgz2y0tY0
母「……」シクシク

男「(ええええええええ!?何この究極の選択!?つらっ!こっちは久々にいいことあったから
超意気揚々と帰ってきたのに!?何これ!何これ!?)」

男「えーと……」

父「すぐには決めなくていい、明日母さんは実家に帰るけど……」

男「早急じゃねーか!」

男「……えっちょっと待って?」

父「なんだ?」

男「母さんの実家って鹿児島よな?」

父「そうだな」

男「大学から尋常じゃないくらい遠くね?」

父「そうだな、アルバイト先と大学に連絡しないといけないな」

男「明日までに?」

父「明日までに」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 00:50:25.65 ID:bgz2y0tY0
男「今何時?」

父「午前1時35分だな」

男「今日じゃねーか!!」

父「おお」

男「明日明日言いながらすでにトゥディじゃねーか!どーすんの!?俺母さん側に行く場合どうすればいいの!?」

父「明日鹿児島から電話で連絡か、明日帰りながら電話で連絡の二択だな」

男「いやいやいや!そんなあっさりいかないから!制服も返してないから!無茶振りにも程があるからーっ!!」

父「すばらしいツッコミだな。父さんお前を芸人に育てなかったこと後悔してるよ」

男「後悔するとこそこじゃねーよ!ていうかなんで急に離婚なんだよ!何があったんだよ!」

父「実は父さんものすごい勢いで浮気してな」

男「ものすごい勢いって何!?」

父「浮気先の女性を孕ませてきてしまった」

男「駄目だー!こいつ真正のクズだ!こいつについてく価値ねーわ!!でもここにいなきゃ色々問題があるのも事実だわー!」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 00:56:34.67 ID:bgz2y0tY0
父「じゃあとりあえず大学とかバイトのことが片付くまでここに残って、それから鹿児島帰る方針でいい?」

男「うわー実際使えそうな具体案くれたわー流石父だわー真正クズなのは変わらないけど」

父「安心しろ、お前たちの生活費、養育費はちゃんと出す。俺稼いでるからな」

男「そこで甲斐性発揮してんじゃねーよクズ……わかったよその方針で行くよクズ」

父「はっはっは。らしいぞ母さん」

母「……待ってるねたかし」シクシク

男「はいはい……」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:01:14.26 ID:bgz2y0tY0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

男「……というわけで、バイト辞めさせていただきます。すみません」

店長「……ふむ、君も大変だな。ここまでの給料は振り込んでおくから」

男「ありがとうございます」

店長「向こうに行っても、頑張れよ」

男「はい」

ガチャ

男「ふー」

後輩「先輩」

男「どした」

後輩「バイト辞めるって本当ですか」

男「うん。家庭の事情でねー……」

後輩「そうですか。残念です」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:04:26.09 ID:bgz2y0tY0
男「もうしわ……え?」

後輩「か……ひぐっ、がごじまいっでも、が、がんばっ……ひっ、う、うぇぇ……」ポロポロ

男「ええ!?ちょ、ちょっと!?」

後輩「なんででずかぁ……なんで行っちゃうんですかぁ……」ボロボロ

男「ボロ泣き!?ちょ、わかった!説明するから!!」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:09:00.31 ID:bgz2y0tY0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
後輩「そんな大変なことが……」

男「うん、それで親父クズだからさ……」

後輩「そうですか……じゃあこっちに残るんですよね」

男「うん。うん?話聞いてた?」

後輩「いやだって、先輩がこっちに残れば全て解決する話じゃないですか!!」

男「いやだから、親父クズで」

後輩「一人暮らし!」

男「大学からチャリで20分の優良物件なのに!?」

後輩「今の優良っぷりはそうありませんよ!!ほら!ほら!!」

男「確かになぁ……転学するとなると、いろいろ面倒なんだろうし……」

後輩「気持ちはお母さんの方に寄せて、体だけお父さんの所にあればいいんです」

男「言い方がすごく嫌だな」

後輩「とにかく、考え直してください。私ここ離れたくないんです」

男「え?」

後輩「え?」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:12:19.93 ID:bgz2y0tY0
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男「転学って言ってもそう簡単な話じゃないだろうし」

男「向こうに行ったら行ったで……大学のために一人暮らしとかもありえるんだよなぁ」

男「それはもう完全に意味がないし……」

ガチャ

父「たっだいまぁ〜〜!!おお!どうした我が息子よ!!暗い顔をしているな!!んん!」

男「出た悩みの種!10割アンタのせいだよ!てかテンション高いな!!」

父「当たり前だ!今日は記念すべき日だからな」

「おじゃまします……?」

「こういう場合って、ただいまじゃないの?母さん」

男「え」

父「紹介しよう!今日からお前の義母さんになる人と、お前の義妹になる人だ!!」

男「(ちゃんと『かあさん』『いもうと』って発音してたけど……絶対漢字あっちだよな)」

義母「あ、よ、よろしく……ね?」

義妹「……」

男「あ……ども」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:14:37.23 ID:bgz2y0tY0
男「(ていうかこれ完全に『ボク母んとこ行くんですよ〜ハハ』って言える空気じゃねぇえええ!!)」

義母「ほら、貴方もあいさ……ん?」

義妹「……お兄ちゃん?」

男「え?まぁそうなるな。義理だけど」

義妹「ぎ、義理の兄?お、お、お義兄ちゃん?」

男「ど、どうしたの?」

義妹「わあああああああ!!本当!?本当に義兄ちゃんなの!?ねぇ!お兄ちゃんって呼んでもいい!?」

男「文字で見ないとわかんないよ!……あ、あの実は」

義妹「え……もしかして、愛の告白?キャー早いよお兄ちゃんったら!!」

男「すみませんこいつなんとかしてもらえませんか?」

義母「ごめんなさいね……?この子重度のブラコンで」

男「ええ!?俺初対面ですよ!?」

義母「実はね……話すと長くなるんだけど」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:16:50.67 ID:bgz2y0tY0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

回想シーン。


義妹「まってよ〜」タッタッタ

義妹友「こっちだよ〜!」タッタッタ

キャッキャ

ドン

義妹友「あ、ごめんなさい……」

上級生「てめーなんだよ、下級生のくせになまいきなんだよ」

上級生2「こいつなぐってやろーぜ!」

上級生3「そーだそーだ!」

義妹「そ、そんなのひどいよ!」

上級生「ああ!?なんだこら!!」

義妹「ひっ」

「こらあああああああああああああ!!」

上級生「な、なんだ!?」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:18:59.26 ID:bgz2y0tY0
義妹友兄「俺の妹に何をする!!」

ドカバキグシャー

上級生たち「ぎゃあああ!!」

義妹友兄「大丈夫か」

義妹友「うん……ありがとお兄ちゃん!」

義妹「……ほへー(かっこいいなぁ)」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:19:26.97 ID:bgz2y0tY0
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男「……その程度で!?(名前が長いな!!)」

義母「いえ、これはささいなきっかけにすぎず……」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:23:34.93 ID:bgz2y0tY0
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回想シーン2。

義妹「ねーおかーさん」

義母「なぁに?」

義妹「なんでうちにはお兄ちゃんがいないの?」

義母「……母さんその質問は予想してなかったな」

義妹「ねぇ、なんで?」

義母「えーと、あ、貴方が一番最初に生まれたからね」

義妹「なんで?」

義母「さ、さぁ……」

義妹「私ねー」

義母「うん、なぁに」

義妹「生まれてこなければよかった」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:26:25.77 ID:bgz2y0tY0
義母「ええええええ!?な、なんでそう思うのかな!?」

義妹「どうせ私にはお兄ちゃんがいないんだし」

義母「お、弟なら……」

義妹「いみない」

義母「……母さんが、貴方より年上の男の子のいるところの人と結婚すれば」

義妹「……!!!」パァァァ

義母「む、無理よ!?すぐには無理よ!?」

義妹「いつ?」

義母「あ、貴方がいい子にしてたら……」

義妹「わかった!私いい子にする!!」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:29:02.63 ID:bgz2y0tY0
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男「それで何年ごまかしてたんですか」

義母「つい最近まで……」

男「うわぁ……」

義母「『お兄ちゃんお兄ちゃん言う悪い子のところにはお兄ちゃんこないよ』って言ってて……」

男「あくどいですねぇ……」

義妹「お兄ちゃん、私体洗ってくるね!!」タッタッタ……

男「う、うん……」

義母「あ、大丈夫ですよ、あの子から手を出すことはないかと……」

男「え、ちょ、何の話!?」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:33:36.82 ID:bgz2y0tY0
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回想シーン3

義母「……(どうしましょう)」

義母「……(眉目秀麗スポーツ万能成績優秀)」

義母「……(炊事洗濯掃除に育児……なんでもできる子に)」※育児は、親戚の子の面倒見てるだけです

義母「……(勧められて読んだ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のキリノちゃんを素直にしたような子に育ってしまったわ)」

義母「……(まぁいいか!!)」

義妹「おかあさーん、晩御飯できたよー」

義母「はーい♪」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:37:10.51 ID:bgz2y0tY0
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男「アンタもクズだとは思いませんでした」

義母「ごめんなさい」

男「それからずっと……?」

義母「はい。あの子はいい子にしてればお兄ちゃんができると5歳の時から信じ続けて……今日やっと」

男「親父は言ってなかったんですか」

父「いやー、その場のノリでセックスしちゃってさ」

義母「その後なんかおかしいなって確かめたら、できちゃったんですよね〜」

男「あれ?想像以上にクズすぎるんだけど。この二人」

義母「だから、貴方に相当甘えてしまうかもしれませんが……すみません」

男「いや、そのことなんですけど」

義母「はい?」

男「俺母方の方につく予定なんですが」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:39:53.23 ID:bgz2y0tY0
義母「というと?」

男「鹿児島に帰るかもしれないんですよ」

義母「……え?」

パサッ

義妹「……え?」

男「(あ、やばい、聞かれてた)」

義母「あ、あのね!?違うの!!これはね!?」

義妹「そーなんだぁ」

男「……え?」

義妹「なぁんだ、お兄ちゃん鹿児島帰っちゃうの?もー。それならそうと早く言ってよ」

義母「……(よ、よかった……この数年で、寛大な子に成長してくれたのね!?)」

義妹「荷造りだってあるんだからね?もー。まったく……お母さん、私のドライヤーどこかやった?」

男「え」

父「え」

義母「え」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:41:46.16 ID:bgz2y0tY0
義妹「どうしたの?私お兄ちゃんと一緒に行くけど?」

男「いやいやいや!?それはおかしくない!?」

義母「そうよ!?貴方実質完全な他人よ!?」

義妹「血はつながってなくとも、心でつながってるの!!」

男「そのセリフは今ここで使うべきじゃない!」

義母「と、とにかく!貴方はお兄ちゃんと一緒にいけないの!!」

義妹「えー……そうなの?」

男「(ふぅ……ようやく納得したか)」

義母「そうなのよ、だから貴方は……」

義妹「そっかぁ。お兄ちゃんと一緒にいられないんだね。舌噛んで死ぬよ☆」

男「ちょ、ちょっと待ったあああああああああああああ!!!」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:46:23.96 ID:bgz2y0tY0
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サークルにて。

男「はぁあぁあ〜……」

部長「さぁ今日も元気に……おりょ?どうしたの?元気ないねー。悩み事?」

男「あ、部長……それがですね……」

部長「おお、君から話してくれるなんて珍しい」

男「そうでしたっけ」

部長「ちょっと、二人きりになれるとこ行こっか」

男「言い方が」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:47:39.44 ID:bgz2y0tY0
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男「……ということなんです」

部長「はぁ……君も意外と波乱万丈なんだねー」

男「いやそれほんの数日だけですから」

部長「君も大変だね。ま、これからはそのクズなお父さんと仲良くしなさいな」

男「いや俺鹿児島帰ろうかなって」

部長「え?」

男「もう学校もやめて、向こうで職探そうかなって思ってまして」

部長「は?何言ってんの?」

男「義妹は死なないようになんとか説得します。最悪連れて帰ってもいいかなって」

部長「え?え?」

男「だから今日はそのことを……」

部長「冗談じゃないよ」

男「え?」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:48:03.77 ID:bgz2y0tY0
部長「ポっと出のくせにかっさらってく気?ありえないよ。私たちの絆がどれほど深いものか思い知らせてやらないと」

男「部長?」

部長「ようし決めた!!今日は君ん家行くよ!!」

男「はああああああ!?」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:52:00.64 ID:bgz2y0tY0
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部長「お、お、おじゃ、おじゃましまひゅ……」

男「ちょ、昨日の威勢はどうしたんですか……」

部長「うるさいな!異性の家に行くと緊張するもんなの!」

男「(は、これは異性と威勢をかけたダジャレ!?)」

部長「ど、どーかしたの?」

男「なんでもありません。どうぞ」

スタスタ

義妹「……あ、お帰りお兄ちゃん!」

部長「あ、おじゃましてます……じゃなくて、あの子が例の義妹ね!?可愛い……じゃなくて、
とっちめてやるわ!」

義妹「……と、彼女さんですか?」

部長「ひゅえっ!?」

男「あ、いや違うっていうか」

義妹「わぁ〜、お兄ちゃんったらもう彼女つれてきてる〜!大胆〜!」

部長「ああああののののねねね?きききみみ、わわわわたしたちはそそそんな関係では」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:54:58.84 ID:bgz2y0tY0
義妹「お姉ちゃんって呼んでいいですか!?」

部長「いいよ!!」ニコッ!!

男「懐柔されとる!!
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:55:35.22 ID:bgz2y0tY0
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オネーチャーンオネーチャンキャッキャ

男「どういうことなんですか……?もっと大変な事になると思ったんですが」

義母「あの子はどうしてか『妹』にこだわりまして」

男「はぁ」

義母「おそらく心では嫉妬もあるのでしょうが、それよりも様々な感情が勝っているようです」

男「や、ややこしいですねぇ……」

義母「まずは、お姉ちゃんができてうれしかったこと……」

男「ああ……」

義母「続いて、『お兄ちゃんに彼女ができたと冷やかす』ことが嬉しくてしょうがなかったんでしょうね……」

男「(めんどくさい子……)」

義母「セリフの練習までしてましたし」

男「ええ!?」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 01:59:56.81 ID:bgz2y0tY0
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ガチャ

男「すみません、ちょっと義母さんと話してまし……」

部長「やっほー!この子いいこだねぇ〜」ナデナデ

妹「おねーちゃんくすぐったい〜♪」

キャッキャ

男「……(超仲良くなっとるーーー!!)」

男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:02:17.43 ID:bgz2y0tY0
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部長「すみません、今日は晩御飯までごちそうになっちゃって」

義母「いいのいいの!食事は多い方が楽しいし!」

義妹「お姉ちゃんまたきてね!それとも、泊まってく?」

部長「ええ!?え、えとそのあの!ま、また今度!?」

義母「うふふ。今度は勝負下着をつけてこないとね」

キャッキャウフフ

男「あははー……なんだろうな凄い疎外感。なんでだろーなーあはは」

インコ「ドン、マイッ!」

男「ありがとう……ほんと、ありがとう……」

インコ「ドン、マイシスター!!」

男「首領、マイシスター……!?」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:04:53.78 ID:bgz2y0tY0
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チュンチュン……

男「……ふぁ」

男「あ、制服返しにいかないとな……」

義妹「んぅ……」ゴロン

男「……えー?若干予想は着いたけども」

義妹「……むにぅ。お兄ちゃん?起きた?」

男「起きてるよ。全くべったべたな事しやがって……」

義妹「えへへ〜明日は何しよっかなぁ〜♪」

男「ほらさっさと布団から出なさい(パターンあるんだ)」バッ

義妹「お兄ちゃん、寒い……」

男「……何故服を着ていないのですか?」

義妹「そっちの方がドキドキすると思ったからです!」

男「服を着ないとお兄ちゃんいなくなっちゃうぞ。なーんて……」

義妹「ひっ、い、いやああああ!!すみません!ごめんなさい!
もう二度としません!!今すぐ着てきます!!うえええええん!!!」ダッ ガチャッ タッタッタ……
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:08:16.16 ID:bgz2y0tY0
男「こ、効果絶大すぎだろ……」

ガサガサ、ゴソ

男「よしと」

男「ここでの生活も楽しかったけどな……。うーん、やっぱ悩むな」

男「でもバイトは……辞めとくか。これじゃ迷惑かけるし。残ることになったら、また、探そう」スッ……

ガチャ

後輩「させません」

男「なんで!?」

後輩「今日はシフト入ってませんからね!」

男「知ってるよ!学校行け!!」

後輩「自主休校ってやつです!」

男「それが許されるのは大学からだ!」

後輩「今は非常事態なんです!」

男「俺にとってはそうだろうけどな……」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:11:08.73 ID:bgz2y0tY0

後輩「先輩の非常事態は、私の非常事態でもあります!」

男「ええ!?」

後輩「とにかく……バイトを辞めたいのなら、私を倒してからにしてください」

男「(意味分からん)というか店長にはこの前言ったっていうか……」

後輩「甘いですね」

男「え?」

後輩「先輩は今交代という形になっているだけです。私が二人分働いています」

男「はああああ!?」

後輩「私が泣きながら土下座して店長に頼みました。『二人分働くから、時間をくれ』と……
私が過労死するのが先か、先輩が戻ってくるのが先か、勝負ですね!!」

男「ちょ、お前、何やってんの!?」

後輩「これは聖戦なんです!私にとっての……あうっ」フラッ

男「おい!」

バタッ
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:15:11.69 ID:bgz2y0tY0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

後輩「……ここは」

男「俺ん家だよ」

後輩「え?」

男「お前が寝てるのが俺の布団だ」

後輩「(え、え、ええ!?じゃあ私が持っているかけ布団は先輩のいつも使っているかけ布団で
この枕は先輩がいつも使っているまくらでこの本棚は先輩がいつも使う本を置いてある本棚で
この女の子は先輩がいつも使う女……の……子?)」

義妹「……」ニコニコ」

後輩「先輩がそんな人だったなんて……失望しました」

男「ええ!?なんで!?」

義妹「お兄ちゃんったら何したのー?」

男「いや何もしてないよ!」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:17:34.86 ID:bgz2y0tY0
義妹「(昨日の事は言わないであげるね!キャー!私ったら妹の鑑!)」パチッ

男「(ウィンク?なんで?)」

後輩「先輩、その女の子は……いったい、誰なんですか!」

男「義妹」

後輩「へ?先輩……いもうとさんなんて、いましたっけ……」

男「ああ、説明が遅れたな……実は」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:21:10.66 ID:bgz2y0tY0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

後輩「なるほどー……」

男「わかった?」

後輩「はい。先輩にモテ期が来て……あ!なんでもないです!!」

男「え、なんで知ってんだ」

後輩「やだなー先輩!!私盗聴なんて!!」

ピーピー

義妹「お兄ちゃん、ケータイ貸して?」

男「はい」

後輩「あ、ちょ、いやああああああああ!!」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:25:00.97 ID:bgz2y0tY0
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男「何故こんなことをしたのですか?」

後輩「すみません」

義妹「謝ってるだけじゃ解決しないよ?お兄ちゃんは法的手段に出る事だって可能なんだから」

後輩「ひっ……そ、その」

男「いやそこまではしないけどさ、何でこんなことしたのさ」

後輩「いや、その……」

男「……誰かに脅されてたのか?うちに金目のものなんて」

義妹「大外れだよお兄ちゃん」

男「え?だって今こんな事言うのもおかしいとおもうけど、こいつは真面目で、義理堅くて、素直で……
とてもじゃないが盗聴なんてするようなヤツじゃ」

義妹「『だからこそ』だよ?お兄ちゃん」

後輩「……」ビクッ!
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:28:39.52 ID:bgz2y0tY0
男「おい、どうしたんだ?理由があるなら言ってくれ!相談になら、乗るし……!」

義妹「早く言わないと、私が言っちゃいますよ?」

男「え?お前わかって……」

義妹「うん、実はね、この人ねぇ……」

後輩「わかった!言う!言いますから!」

義妹「うんうん」

男「……」

後輩「実は私、先輩の事が好きなんです!!」

義妹「うんうん」

男「……へ?」

義妹「うん……ええ!?あそこまでされて気が付いてなかったの!?」

男「初耳です」

後輩「あひゅあっ」カァッ

義妹「ああ!顔が真っ赤に!が、頑張ってください!」

後輩「う……うん!じ、実は私そもそもこのバイトに入ったのも先輩が原因で」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:31:53.25 ID:bgz2y0tY0
後輩「飲み会でお酒が飲めない私のために、こっそり度数を弱くしてくれたり」

義妹「わぁお」

後輩「吐いたときの掃除もやってもらって……それから、一緒に仕事していくうちに、どんどん好きになっちゃって……」

男「……(恥ずかしいなこれ)」

後輩「そ、そのうちどんどんエスカレートしていって!!つ、つい!」

男「この前くれたストラップが盗聴器入りとはなぁ……」

後輩「手作りなんですよ」

男「ええ!?」

後輩「太陽光発電を取り入れるシステムでして」

男「……あ!ほんとだ!すげぇ!!お前これ特許とれるんじゃねーの!?」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:37:16.69 ID:bgz2y0tY0
後輩「あ、あはは……」

義妹「でもあなたのしたことは犯罪ですよ?」

後輩「……はい」ジワッ

男「……いいよ。俺の事を想ってやったことなんだろ。だったら責めることはできねーわ」

後輩「……!!」

義妹「……さ」

男「さ?」

義妹「さっすがお兄ちゃん!!かぁあぁっこいいい!!!」

ガバッ

男「こら!抱きつくな!」

後輩「わ、私も!!」

ガバッ!!

男「お前はこいつを止める役割だろーー!?」

男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:40:13.29 ID:bgz2y0tY0
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『へ、へへへ返事!ま、まま待ってますから!!』

男「……変な質問だけどさ」

義妹「なぁに?」

男「お前は俺の事が好きってわけじゃないんだよな」

義妹「大好きだよ?」

男「そうじゃなくて」

義妹「異性としてってこと?」

男「そ」

義妹「そういうのがお好みなら、今すぐにでもらぶらぶモードになるけど?」

男「それはやめてくれ」

義妹「ふふ。やっぱお兄ちゃんって面白い」

男「お前も珍しいよな。いろいろ」

義妹「ん……そーかもね」

男「かもじゃないな。確実に珍しいよな」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:46:13.94 ID:bgz2y0tY0
義妹「さっきの質問の答えだけどね」

男「おう」

義妹「今私は、最高に幸せなの」

男「……」

義妹「十年以上憧れ続けてきた『お兄ちゃん』とこうして兄妹みたいなことしてるんだもの」

男「……」

義妹「それだけで夢みたいだよ」

男「でもさ」

義妹「ん?」

男「理想とは違ったろ?」

義妹「なんで?」

男「なんでってそりゃ……もっとこう、かっこよかったり、頭良かったり」

義妹「……はぁ」

男「え?」

義妹「駄目。お兄ちゃんってばホント駄目」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:49:41.41 ID:bgz2y0tY0
男「ええ!?なんで駄目出し!?」

義妹「お兄ちゃんってばお兄ちゃんの事何もわかってないんだから」

男「え、ちょっと意味わかんない」

義妹「あーもう……とにかくお兄ちゃんは、私が探してた理想のお兄ちゃんそのものだったの!」

男「ええ!?でも全然頼りにならないっていうか」

義妹「ええいもう面倒くさい!ここに兄妹関連書籍があるから読んでおいて!」

男「ダンボール7箱!?」

義妹「これでも厳選したんだから!」

男「お前は何者なんだ!?」

義妹「決まってるでしょ?ちょっとブラコン気味な、お兄ちゃんの妹♪」

男「……そーか」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 02:53:18.90 ID:bgz2y0tY0
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「ぴりりりりー!ぴりりりりー!」

男「……う」

「ぴりりりりー!ぴりりりりー!」

男「うるせーな……うちこんな目覚ましだっけ……」

フニッ

男「……カチ、じゃなくて、フニ?」

義妹「朝から大胆だね。お兄ちゃん?妹目覚ましだよ!」

男「……おはよ」

義妹「あ、も、もしかして嫌だった?きょ、今日はちゃんと服着てるよ!?
だ、だから、いなくならないでっ……」

ガッ

義妹「にゃっ!?」

ズルッ

ストン

義妹「(……お、お兄ちゃんに引っ張られて、いつのまにか目覚めたお兄ちゃんのひざの上に……!?)」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 03:01:11.15 ID:bgz2y0tY0
男「んー……」ナデナデ

義妹「みゃあああああ!?お、お兄ちゃん、何!?」

男「あ、悪い、嫌だったか?」

義妹「い、嫌じゃないよ!た、ただどうしたの!?急に積極的になられると、私びっくりしちゃうよ!」

男「いや、可愛いな、と……」

義妹「ふぇぇっ!?」

男「妹がいるってのも、悪くないかなー……と」

義妹「……え」

男「……俺も一人っ子だったんだ。両親がいなかったら、いつも一人」

義妹「……」

男「慣れてたつもりだった。でも、違ったんだな」

義妹「……」

男「こうしてお前といると、ひどく安心できるんだよ。心地よいんだよ。
やっぱり俺、ここに残ろうかな……」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 03:02:25.08 ID:bgz2y0tY0

義妹「……お兄ちゃん」

男「……なんだ?」

義妹「ずるい」

男「へ?」

スッ

スタスタスタ

男「お、おい?何か俺お前の気に入らない事でも……」

義妹「その逆!!」

ガチャ バタン!

男「お、女の子って、わからん……」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 03:06:48.40 ID:bgz2y0tY0
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男「というわけで、俺やっぱこっちに残ろうかなって……」

父「おお!そうかそうか!!流石我が息子!モテるなぁ!!」

男「いやそういうわけじゃ……」

義妹「昨日も別の女の子連れ込んでたもんねー?」

父「それはすごいな!逸材だ!!」

男「やめてくれ!!俺にその才能があるみたいじゃねーか!」

義母「あらぁ?ありますよ?貴方には」

男「え」

義母「なんというか、オーラというか……私も危うくひっかかるところでしたし」

男「(なんだと……義母さんのムチムチボディを……じゃない、俺から、オーラが……!?)」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 03:08:08.26 ID:bgz2y0tY0
父「それは困るなぁwwwwwwwww」

男「草生やすな!どーでもいいのか!?」

父「サイフ落とすくらいの辛さ」

男「ううん……結構つらい!!」


アハハハ……
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 03:11:36.71 ID:bgz2y0tY0
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「絶対に……」

「絶対に、連れ戻してやるんだから……」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 03:14:47.11 ID:bgz2y0tY0
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男「さて、今日も学校行くかな」

義妹「私もいくー!」

男「……そういえばさ、俺に合わせてて平気なの?」

義妹「大丈夫、遅刻ってカウントされてるよ!」

男「それ大丈夫って言わない。覚えておこうな?」

義妹「いいよぉ。私にとってはお兄ちゃんと登校することのほうが大切なの!」

男「遅刻が多い家からはお兄ちゃんいなくなっちゃうんだぞー……なんて」

義妹「いやああああああああ!!ごめんなさい!もう二度と遅刻しません!
じゃあねお兄ちゃん! ヘイ、タクシーッ!!!」

男「ごめん嘘!嘘だから!!タクシーはダメ!!」
男「モテ期が来たのですがひどいことになりました」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/20(月) 03:18:39.05 ID:bgz2y0tY0
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「ねぇ」

「ねぇってば」

「どーしたの?」

義妹「……はっ!?」

義妹友「どーしたの?最近変だけど、今日はそれに輪をかけて変だよー?」

義妹「あ、うん。朝起きたらね?お兄ちゃんがかっこよくて、ナデナデしてくれて、
優しくて、本当かっこいいの。大好きなの」

義妹友「それはさっきも聞いたよ?」

義妹「あ、ごめん……うん。なんかね?嫌な予感がするの」

義妹友「それは……お兄ちゃんの事?」

義妹「もちろんだよ」

義妹友「……だったら、何がなんでも解決しないとね」

義妹「うん」
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